ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 県民環境部 県民生活局 > 県民生活課 > 平成29年度愛媛県功労賞受賞者に関する記者発表の要旨について

本文

平成29年度愛媛県功労賞受賞者に関する記者発表の要旨について

ページID:0004881 更新日:2017年10月27日 印刷ページ表示

【記者発表資料】

日時 平成29年10月26日11時9分~11時14分

場所 知事会議室

 

 

(知事)

 平成29年度の愛媛県功労賞の受賞者について、発表させていただきます。

 受賞者は、県勢の伸展に顕著なご功績のあった方々の中から選考しまして、今年度3名の方々に決定をさせていただきました。受賞者を年齢順にご紹介させていただきます。

 まずは、藏原一郎さんでございます。

 藏原さんは、年齢は88歳、松山市にお住まいで、昭和44年、放射線科医院を開業され、以来、地域住民の健康保持増進に努められるとともに、集団検診における診断精度の向上に取り組まれるなど、地域医療の発展に尽くされた方です。

 また、昭和48年から、愛媛日華親善協会会長として、高い見識と誠実な人柄で、台湾との友好を深められ、来県する留学生の支援やスポーツを通じた若年者の交流に尽力されるなど、国際親善活動にも多大なご貢献をされました。

 さらに、昭和36年に愛媛県ホッケー協会理事、昭和49年には同会長に就かれまして、高校ホッケー部の指導をはじめ、成年男女チームの結成や「えひめ国体」を見据えた小中学生のクラブの設立に尽くされたほか、日本代表チームの誘致合宿の開催や子どもたちを対象にしたホッケー教室の実施等を通じ、競技人口の拡大と技術の向上に努められるなど、強い信念と使命感を持って、ホッケーの普及発展、競技環境の整備に寄与された方でございます。

 2人目は、森恒雄さんでございます。森さんは、年齢は80歳、今治市にお住まいです。昭和38年、地域住民の支持を得て今治市議会議員に当選し、以来、連続10期40年にわたりまして、地方自治の確立と市勢の発展に尽力されるとともに、昭和51年、平成14年に議長を務められ、議員としての豊富な経験と卓越した識見を生かし、円滑な議会の運営と住民福祉の向上に貢献された方でございます。

 また、来島海峡大橋の建設に関しましては、自転車・歩行者道の併設に尽くされたほか、昭和50年に愛媛県サイクリング協会副会長、平成12年には同会長に就かれまして、優れた先見性と指導力をもって、自然美豊かな来島海峡を望むサイクリングターミナルの誘致・整備に取り組まれ、「サイクリストの聖地」瀬戸内しまなみ海道を代表する自転車観光の拠点施設に育て上げられました。こうした下地があればこそ、現在の愛媛県における自転車新文化政策にも結び付いているというふうに思います。

 さらに、今治サイクリング協会会長や今治地方観光協会会長も務められ、「瀬戸内しまなみ海道サイクリング今治大会」、また「ツール・ド・玉川」という新たなコース設定に伴うイベントの開催などを通じ、交流人口の拡大、地域観光の活性化に寄与された方でもございます。

 3人目は、林正照さんでございます。林さんは、年齢は77歳、宇和島市にお住まいです。昭和37年の西三浦農業協同組合を振り出しに、経験と実績を積み重ねられまして、平成5年から宇和島農業協同組合専務理事として、地域農業の発展に尽力され、高い見識と指導力をもって、宇和島近隣の7農協の広域合併の実現に努められました。平成9年にえひめ南農業協同組合常務理事、平成16年には、同代表理事組合長に就任されまして、運営体制や経営基盤の強化に大きく寄与された方でございます。

 また、同じく平成16年に愛媛県農業協同組合中央会理事、平成22年からは同会長として、豊かな事業経験と卓越した経営手腕を生かし、農協経営の刷新と組織の合理化に努められるなど、本県農業の活性化に多大な貢献をされました。

 さらに、愛媛県信用農業協同組合連合会経営管理委員会会長、愛媛県厚生農業協同組合連合会代表理事会長、全国農業協同組合中央会代表監事の要職に就かれまして、農協の経営安定化と信用事業の信頼性の確保、組合員に対する福祉活動の推進に取り組まれるなど、農協の健全な発展に尽力をされた方でもあります。

 以上の3名の方でございます。

 次に、授賞式でございますが、愛媛県功労賞は、定例の表彰としては本県における最高の知事表彰でございますので、受賞者の栄誉を県民の皆様にこぞっておたたえいただくため、各界の代表者の方々をお招きして、11月3日の文化の日に、県庁で実施をさせていただきます。

 以上です。

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

AIが質問にお答えします<外部リンク>