ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 県民環境部 県民生活局 > 県民生活課 > 平成28年度愛媛県功労賞受賞者に関する記者発表の要旨について

本文

平成28年度愛媛県功労賞受賞者に関する記者発表の要旨について

ページID:0004880 更新日:2016年10月20日 印刷ページ表示

【記者発表資料】

日時 平成28年10月19日11時9分~11時15分

場所 知事会議室

 

(知事)

 今年度の愛媛県功労賞の受賞者について、発表をさせていただきます。

 受賞者は、県勢の伸展に特に顕著なご功績のあった方々の中から選考いたしまして、3名の方々に決定させていただきました。受賞者を年齢順にご紹介いたします。

 まずは、宮内政三さんでございます。

 宮内さんは、年齢は90歳、松山市にお住まいで、昭和25年から家畜飼料販売業を営まれ、愛媛飼料産業株式会社、株式会社ビージョイの代表取締役社長・会長として、先進的で堅実な経営に努められるほか、社団法人愛媛県配合飼料価格安定基金協会理事長、松山養鶏農業協同組合代表理事組合長、愛媛県養鶏協会会長などを歴任され、畜産農家の経営安定や鶏卵・肉類の生産流通の近代化など、本県の畜産業界の発展に尽力をされた方であります。

 また、平成17年から株式会社ジョイ・アート代表取締役会長、平成23年には取締役相談役に就任され、優れた先見性と持ち前の行動力をもって、地域拠点型劇場である「坊っちゃん劇場」の設立・運営に取り組まれ、県内はもとより県外や国外での舞台公演を通じて、本県ゆかりの人物や歴史、伝統文化を広く発信され、愛媛の芸術文化の振興に大きく貢献されました。

 特に、次代を担う子どもたちに優れた舞台芸術を鑑賞する機会や体験活動の場を提供され、ふるさとへの理解と愛情を深める情操教育に力を注がれるなど、地域文化の継承に寄与された方でもございます。

 2人目は、酒井芳美さんでございます。

 酒井さんは、年齢は85歳、伊予郡砥部町にお住まいで、昭和27年、伊予郡砥部町の五松園窯において、ご祖父様に師事され、砥部焼の創作を始められました。昭和30年に五松園窯の代表、平成4年に有限会社五松園窯の代表取締役社長に就かれ、砥部焼の技術練磨に精力的に取り組まれている方でございます。

 また、数多くの作品展に出品し、優れた実績を残されているほか、砥部焼の製作技法を高度に体得し、精通しておられることから、平成17年に愛媛県指定無形文化財保持者に認定されるなど、県内陶芸界を代表する砥部焼の第一人者として、高く評価されている方であります。

 さらに、伊予陶磁器協同組合理事、愛媛陶芸協会会長を務められ、卓越した技能と篤実な人柄により、組織の円滑な運営に尽力されるとともに、後進の育成や砥部焼の伝統技能の継承など、本県窯業界の発展に大きく貢献された方でもございます。

 3人目は、丹勝敬さんでございます。

 丹さんは、年齢は78歳、西条市にお住まいで、誠実温厚にして責任感が強く、昭和55年から実に33年間にわたって、民生・児童委員として、地域住民の良き相談相手となって、要援護者世帯への適切な相談助言活動に親身に取り組まれ、地域住民の福祉向上に貢献された方であります。

 また、西条市民生児童委員協議会会長、愛媛県民生児童委員協議会会長などを歴任され、地域福祉の増進と団体組織の効率的な運営に尽力されたほか、豊富な見識と高い指導力により、民生・児童委員の資質向上、活動強化に努められました。

 さらに、西条市社会福祉協議会会長、愛媛県社会福祉協議会副会長などの要職に就かれ、長年培った知識や経験を生かして、各種社会福祉団体等と緊密な連携を図られて、地域住民主体の福祉活動の推進に尽くされた方でもございます。

 次に、授賞式の関係でありますが、愛媛県功労賞は、定例の表彰としては本県における最高の知事表彰でございますので、受賞者の栄誉を県民の皆様にこぞっておたたえいただくため、各界の代表者の方々をお招きして、11月3日の文化の日に、県庁で実施することといたしております。以上でございます。

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

AIが質問にお答えします<外部リンク>