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平成27年度愛媛県功労賞受賞者に関する記者発表の要旨について
【記者発表資料】
日時 平成27年10月22日11時30分～11時36分
場所 知事会議室
（知事）
それでは、発表させていただきます。受賞者は、県勢の発展に特に顕著なご功績のあった方々の中から選考いたしまして、こちら3名の方々に決定させていただきました。受賞者を年齢順にご紹介をさせていただきます。
まずは、宮崎陽允さんでございます。宮崎さんは、年齢は87歳、松山市にお住まいで、昭和39年、株式会社宝荘ホテルに入社され、昭和45年から代表取締役社長、平成13年からは取締役会長として、優れた先見性と経営手腕をもって、施設の近代化や経営の合理化を積極的に進められ、愛媛が全国に誇る温泉地「道後」を代表するホテルに育て上げられた方であります。
また、昭和52年に愛媛県旅館環境衛生同業組合理事長、平成5年には全国旅館環境衛生同業組合連合会副会長に就任をされまして、旅館・ホテル業界の振興、発展に多大な貢献をされたほか、昭和61年からは愛媛県環境衛生同業組合連合会会長を務められ、本県の生活衛生業界全体のリーダーとして、組織の拡充や組合員の経営基盤の強化に尽力をされてこられました。
さらに、その他でも愛媛県PTA連合会会長、愛媛県観光協会常任理事、松山商工会議所副会頭など、多くの要職を歴任されまして、本県の教育や観光、経済の活性化に寄与された方でもございます。
2人目は、渡部司さんでございます。渡部さんは、年齢は77歳、大阪府寝屋川市にお住まいで、昭和42年、大阪府において丸協運輸を創業、昭和46年には丸協運輸株式会社を設立され、代表取締役社長、会長として、事業の拡大や物流品質の向上に力を注がれ、日本全国はもとより、海外、中国において、きめ細かなサービスを提供する総合物流企業グループを築かれ、本県でも、ふるさとへ貢献をということで、関連会社の設立や営業拠点の整備を進められるなど、地域経済の発展に寄与された方でございます。
また、平成15年に近畿愛媛県人会会長に就任をされまして、現在も会長職を務められていますが、優れた指導力と円満な人柄をもって、全員参加型の愛され親しまれる県人会を目指し、組織の充実・活性化に取り組まれますとともに、実は愛媛県が進めている企業誘致や県産品販売、観光PR、えひめ国体・えひめ大会への支援など、幅広い分野で、愛媛と近畿をつなぐ重要な懸け橋、そしてふるさとの心強い応援団として、多大な貢献をされた方でもございます。
3人目は、吉野内直光さんでございます。吉野内さんは、年齢は75歳、松山市にお住まいで、昭和38年に愛媛県に奉職。研修所長等を経て、平成11年に教育長に就かれ、卓越した行政手腕をもって、中高一貫教育校の導入、新武道館の建設などに取り組まれました。
平成15年には副知事に就任され、厳しい財政状況の中、財政構造改革や地方局の再編統合を推進されますとともに、南予地域の活性化、県立子ども療育センターの開設、「愛」あるブランド産品の販売促進等に力を尽くされ、県民福祉の増進と地方自治の伸展に多大な貢献をされた方であります。
また、その後、愛媛県信用保証協会会長を務められ、協会経営の効率化や監査機能の強化、積極的な保証推進による中小企業金融の円滑化に尽力されたほか、特定非営利活動法人愛と心えひめ理事長として、在宅介護研修センターの運営を指揮され、地域福祉の向上に寄与された方でもございます。
次に、授賞式の関係でございます。愛媛県功労賞は、定例の表彰としては本県における最高の知事表彰でございますので、受賞者の栄誉を県民の皆様にこぞっておたたえいただくため、各界の代表者の方々をお招きして、11月3日の文化の日に、県庁で実施することとしております。以上でございます。
（テレビ愛媛）
渡部司さんは、松山商業高校の野球部のOBの方か。
（知事）
そうです。今、後援会長を務められている。
（テレビ愛媛）
野球部にも所属されていた方か。
（知事）
野球部に所属されていたかどうか定かではありません。
（テレビ愛媛）
松山商業のOBの方。
（知事）
そうです。いまだに支援を続けられています。
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