本文
真鍋淑郎博士に対する表彰に関する記者発表の要旨について
日時:令和3年12月22日(水曜日)11時00分~11時04分
場所:知事会議室
(テレビ愛媛(幹事社))
それでは時間になりましたので始めます。本日は60分を予定しています。本日は記者発表事項が3件あります。まず、真鍋淑郎博士に対する表彰について、知事お願いします。
(知事)
真鍋博士のノーベル物理学賞受賞は、長年にわたるたゆまぬ努力によって研究されました気候変動モデル、その開発が現在世界的な課題となっております地球温暖化対策、その先駆的な研究として認められたものであり、県民に大きな希望、夢をもたらしていただきました。特に未来を担う若者たちに大きな励みとなるのではなかろうかと思いますし、県民のまさに模範と誇りであり、あらためてお祝いを申し上げますとともに、その偉業に対して敬意を表させていただきます。
県としましては、ぜひこの偉大な功績を表彰できればと考えておりまして、真鍋博士に打診をさせていただきましたところ、このたび前向きな、受賞を受けていただけるという回答をいただきましたことから、知事表彰として最高位である「愛媛県県民賞」の授与に向けた手続きを進めていくことといたします。県民賞は、条例に基づきまして、受賞者としてふさわしい方がいらっしゃる場合、その都度、県議や市町長等で構成する選考委員会で調査審議の上、授与されることとされており、今回の真鍋博士への授与について諮らせていただきたいと思います。
なお、県民賞の受賞者は、昭和32年度に創設をされておりますが、これまで5名でございまして、直近では、平成26年度に同じくノーベル物理学賞を受賞されました中村修二博士に授与しているところでございます。以上です。
(テレビ愛媛(幹事社))
ただ今の発表事項に関して、質問のある社はお願いします。
(愛媛新聞)
愛媛新聞です。選考委員会はいつ頃開かれる予定ですか。
(知事)
できるだけ早く呼び掛けたいと思っております。だいたいですね、選考委員会の依頼が12月下旬から1月上旬ぐらいになろうかと思います。そこで審議をいただきまして、真鍋先生がひょっとしたら帰って来れないかもしれませんから、まだ帰国の予定がないので、場合によっては直接お渡しするのではなくて、別の方法も考えていきたいと思います。それがだいたい1月の下旬ぐらいをめどに考えています。
(テレビ愛媛)
(授与は)オンラインというようなかたちもあり得ると。
(知事)
そうですね。はい。
(テレビ愛媛(幹事社))
その他、各社さんよろしいでしょうか。