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新しい長期計画における基本構想の決定に関する記者発表の要旨について

ページID:0004446 更新日:2011年9月6日 印刷ページ表示

日時:平成23年9月6日(火曜日)、11時00から

場所:知事会議室

(知事)
これからの県政の指針となる新しい長期計画については、おおむね10年後を見据えた「基本構想」と4年間の「基本計画」の2段構えの構成にすることとしておりまして、今回、先行して策定を進めてまいりました「基本構想」の最終案が、8月23日に開催した策定会議で了承され、林委員長からご報告をいただいたことを受けまして、最終調整を行い、内容を固めたので、本日、発表させていただきたいと思います。
計画の構成としては、長期計画全体を「愛媛の未来づくりプラン」という名称にした上で、基本構想を「長期ビジョン編」、基本計画を「アクションプログラム編」として区分することといたしました。
今回発表する長期ビジョンについては、社会経済情勢が依然として厳しく、先行きも不透明という中で、バラ色の将来像を描くのは難しく、厳しい現実に対峙しなければならないであろうという覚悟を持って策定に臨んだものの、正直言って、随分悩ましいところもありました。
しかしながら、私としては、東日本大震災という未曽有の大災害を契機に、人の絆や支え合い、地域の団結、一体感などの大切さが見直されるなど、人々の価値観が大きな転換期を迎え、歴史的節目とも言える時期に策定するものであっただけに、10年後を見据えた新しい価値観に基づく愛媛ならではの幸せのかたちを県民の皆さんにお示しすることに力点を置かせていただきました。
その思いを象徴する言葉が、愛の顔「愛顔(えがお)」であり、基本理念に掲げた「愛のくに愛顔(えがお)あふれる愛媛県」に凝縮した私の思いが県民の皆さんに伝わるよう、メッセージ色を強くしたビジョンに仕上げたつもりでございます。
そして、10年後の愛媛を、産業、暮らし、人づくり、環境の分野ごとに四つの愛顔(えがお)で表現し、このようにしたいなという私の思いを込めるとともに、東予、中予、南予の3圏域ごとに地域づくりの方向性を示したものとしています。
なお、この計画の根底には、当然のことながら、昨年の選挙のときにお約束した公約というものがベースとして盛り込まれていることは言うまでもないところであります。
今後は、計画の2段目となるアクションプログラムの策定に軸足を移すこととなりますが、引き続き、策定会議や、現在行っております地域別懇談会などを通じて、県民の皆さんの幅広い意見をお聞きしながら、ビジョンで示した将来像を実現するための方策をしっかりと盛り込み、公約を着実に推進できる計画づくりを進めたいと思います。
スケジュール的には、今回の計画を平成24年度当初予算の中に色濃く反映させたいと考えておりまして、予算編成に間に合うよう、年内を目途に成案をまとめ、新しい長期計画の全体像を完成させたいと思います。
以上です。

 

(愛媛新聞)
年内に4年間の計画ができ、当初予算に反映させる方針も年内にできるということでよいか。

 

(知事)
毎年度、これはですね、何とも言えないんですが、というのはご案内のとおり、東日本大震災への対応をめぐって、国の予算措置、財源調達手法、こういったものが極めて不透明であります。その中で、特に来年については、東日本の復興の影響が他地域にどの程度出てくるかが読みきれないところもありますので、できればおっしゃるような方向でやりたいんですけれども、その動向を見極めながら現実的に対応をしていきたいと思っています。

 

(愛媛新聞)
来年度の当初予算に向けて、方針調整会議を立ち上げていたが、どういった検討をしているのか。

 

(知事)
これは、もちろんこうした公約であるとか、既存の事業であるとか、あるいは長期計画の中でそれぞれの部局も参加していますから、その中で、特に重点的に取り組みたいというふうな政策についての意見聴取をまず先行しています。

 

(愛媛新聞)
聴取しているけれども、国の状況は分からないと。

 

(知事)
分からないです。

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