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愛媛県と松山空港ビル株式会社で災害時連携協定を締結しました
愛媛県と松山空港ビル株式会社は、近い将来発生が懸念される南海トラフ地震等の大規模災害に備え、重篤な患者を航空搬送する広域医療搬送拠点(SCU:Staging Care Unit)の迅速な展開を行うことを目的に、災害時連携協定を締結しました。
当県地域防災計画では、国の防災基本計画に基づき、大規模災害時に重篤な患者を航空搬送する広域医療搬送拠点(SCU)を松山空港に設置することとしており、当協定により、広域医療搬送拠点(SCU)の設置及び資機材の保管場所として松山空港・新貨物ビル内のスペースを確保したことで、広域医療搬送拠点(SCU)の迅速な展開が可能となり、災害時の医療救護体制が強化されました。
連携協定の名称
広域医療搬送拠点に必要な資機材の保管等に関する協定
協定締結日
令和5年6月26日(月曜日)
協定書の内容
松山空港ビル株式会社は、大規模災害時の臨時の医療施設である広域医療搬送拠点(以下、SCU)に関して、次の協力を行う。
- 災害時は、県がSCUを松山空港ビル株式会社の倉庫(貨物ビル代理店棟)内に設置することを認める。
- 平時は、当該倉庫内においてSCU資機材を保管するためのスペースを提供する。
- 当該倉庫の使用料は、無償とする。