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愛媛松山空港-台北松山空港直行チャーター便に係る記者発表の要旨について
日時:平成25年8月4日(日曜日)10時10分~11時00分
場所:知事会議室
プレスリリースはこちら記者配布資料[PDFファイル/36KB]
(国際交流課長)
ただ今から、愛媛松山空港と台北松山(ショウサ゛ン)チャーター便運航に係るプレス発表を始めます。知事より説明があります。
(知事)
日曜日ですけれども、お集まりをいただきましてありがとうございます。このたび、私にとっても念願でありました愛媛松山空港と台湾松山空港を結ぶ夢の懸け橋であるチャーター便が運航されることになりましたので、発表をさせていただきたいと思います。
本当に10年の歴史がこの実現にはありましたけれども、愛媛県と松山市が一体となって台湾関係者の皆さんにその実現をお願いしてまいりました。今回、それがまさに現実のものとなったわけでございます。
フライトスケジュールは、お配りしている資料のとおりですが、10月11日金曜日、台北松山空港8時15分発、愛媛松山空港11時35分着です。折り返しで愛媛松山空港12時45分発、台北松山空港14時30分着。これが11日のスケジュールでございます。14日月曜日は台北松山空港15時発、愛媛松山空港18時20分着で、折り返しで愛媛松山空港19時35分発、台北松山空港21時20分着となります。運航していただく航空会社はチャイナエアラインでございます。使用する機体はボーイング737-800、座席数158席となります。日本からの旅行商品は、明日8月5日から各旅行会社より販売開始となります。
松山空港と松山(ショウサ゛ン)空港。この世界でも例のない同名空港であることをきっかけに、これまで、この二つの空港間のチャーター便運航を長年追い求めてきましたが、このたびわが国の地方空港としては松山(ショウサ゛ン)空港から初めてチャーター便運航が実現することとなりました。大変うれしく思っております。これまで交流を重ねてきた台北市の郝龍斌(カクリュウヒン)市長、立法院委員の李鴻鈞(リコウキン)さん、また、台湾と日本との窓口である台北駐日経済文化代表処の沈斯淳(シンシシ゛ュン)代表や、チャーター便の申請をしていただきましたチャイナエアラインの孫洪祥(ソンコウショウ)董事長など、今回、愛媛県にお越しいただいた皆様をはじめとして、本当に多くの方々のおかげでございまして、この場をお借りいたしまして、これまでの10年にわたる歴史の中でご協力いただいた全ての皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。
このチャーター便運航を台湾との交流の起爆剤にさせていただけたらと思っております。そして台湾における愛媛県、また、松山の知名度を一気に高めて、今後、定期便の開設に向けまして、桃園空港等とのチャーター便運航を積み重ねながら、多くの交流が深まっていくことを願って、観光交流や友好交流を一層進めてまいりたいと思います。以上でございます。
(国際交流課長)
続きまして、ご来賓の4名の方からコメントをいただきたいと思います。まずチャーター便実現に多大なご協力をいただきました台北市の郝龍斌市長からお願いいたします。
(郝龍斌台北市長)
皆さん、おはようございます。台北市長の郝龍斌でございます。中村知事、野志市長、及び愛媛県、松山市の皆様、こんにちは。今回、愛媛県松山市にお招きいただきまして、大変うれしい気持ちです。特に、昨日は心温かいご歓迎の会を開催していただきまして、改めてお礼を申し上げます。
松山市は台北の松山空港と同じ名前のゆかりがあるだけではなく、今年10月11日には台北市松山空港との直行チャーター便が運航されます。これは両市にとって大変うれしいニュースです。直行チャーター便の運航が就航する運びとなったのは、中村知事をはじめ、野志市長、李鴻鈞様、及び関係者の皆様の大変な努力のたまものです。今回のチャーター便運航によって、両市の全ての分野の交流がさらに発展することと期待しています。
実際に台日間の観光交流はこれまでも非常に盛んです。統計資料によりますと、昨年の相互往来人数はおよそ300万人に達します。そのうち、90パーセントの日本観光客は必ず台北市を訪れております。今後、松山空港からのチャーター便を運航することによって台北市にたくさんの方がいらっしゃることを心からお待ちしております。
台北市と愛媛県、また、松山市と台北の松山(ショウサ゛ン)区は、とても縁が深い地域と私は思っております。どうしてかというと、両市とも松山空港という名前の空港がございます。同じ松山という駅名もございます。また、両市とも温泉があります。さらに、今後、自転車の発展をこれから継続していこうという信念もございますので、これらを通じて台北と松山市もしくは愛媛県との関係が、これからさらに強固になっていくと考えております。
今回、私は初めて愛媛県松山市を訪れたことをとてもうれしく思っております。愛媛県には人情の温かみもありまして、美しい観光スポットもたくさんございます。豊かな文化もたくさんございますので、これは全て愛媛県としての素晴らしいところでありますので、ぜひまた台北市民にも味わっていただきたいと思います。また、日本の皆様も今回の直行チャーター便を通じて、台北のグルメ、台北の温泉、もしくは台北の美しい観光スポットを鑑賞していただければと思っております。心からお待ちしておりますので、ぜひいらっしゃってください。
中村知事をはじめ、愛媛県の皆様の心温かいご歓迎、おもてなしをいただいたことに大変感動しております。感無量です。ぜひ、こういう感動と喜びを台北でお返しできればと思います。皆様が台北にいらっしゃるのを心からお待ちしております。以上で、私のあいさつに代えさせていただきます。ありがとうございました。
(国際交流課長)
ありがとうございました。
続きまして、同じく実現に向けて大きな後押しをいただきました台湾立法院の李鴻鈞委員にお願いします。
(李鴻鈞台湾立法院委員)
中村知事、野志市長、竹田議長、佐伯会長、台北市郝(カク)市長、孫(ソン)社長、沈(シン)代表、頼(ライ)会長、並びにご在席のメディアの皆様方、おはようございます。愛媛県松山市から台北松山区への直行便ができることは、10年間、中村知事をはじめ、愛媛の皆様と台北市の皆様の努力の下で実現できたものでございます。台湾との交流は長い間、民間でも政府側でも緊密になっております。先ほど台北市の郝市長もおっしゃったとおり、去年1
年だけで台湾から日本を訪れた観光者数は156万人、そして日本から台湾を訪れる観光客は143万人、合わせて299万人にも上りました。そして、その内訳について、日本から台湾への観光客はそのうちの90パーセントが台北に訪れたということです。その反対に、台湾から日本を訪れる観光客の中で愛媛県に来られた人はまだ少ないと思います。
今回のチャーター直行便の実現によって、これから台湾の人々がこの愛媛県に来ることがますます期待されますし、そしてそういう交流によって観光のみならず、物産、文化、あらゆる面でも交流が頻繁に行われることを期待しております。観光、温泉が有名な愛媛県ですが、おいしいみかんも、台湾の人々から愛されることでしょう。中村知事、そして野志市長の努力の下で、台湾と日本の地方から、みんなが、そして政府まで、いろんな分野の方の力を合わせた交流を実現することにより、どれだけ友好な関係が構築されているか分かります。
改めまして、皆様、今日はお休みなのに来てくださいまして、そして熱い歓迎を与えていただいたことに再び感謝申し上げまして、私のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
(国際交流課長)
ありがとうございました。続きまして、今回のチャーター便の運航申請をしていただきましたチャイナエアラインの孫洪祥董事長、お願いします。
(孫洪祥チャイナエアライン薫事長)
皆様、おはようございます。チャイナエアラインの会長の孫洪祥です。このたび10月に運行される特別チャーター便に関しましては、われわれチャイナエアラインにこの責任を任せていただきましたことを大変うれしく思っております。
われわれチャイナエアラインは、1991年から松山から台湾へのチャーター便を運航させていただきました。今までの経歴なんですけれども、毎年継続的にはございまして、ただ数はそこまで多くはありませんでした。このたび10月に行われる特別チャーター便に関しましては、先ほど李委員もおっしゃっていたように、きっとこのチャーター便を契機に松山と台北市の友好関係がさらに深まることと思います。
昨日の午後に松山の地に降り立ちましたが、この短い期間ではありますが、松山の観光資源がとても豊富なことに気付きました。これからの仕事としましては、台湾のお客様に、台湾の国民の皆様に松山の良さを伝えること、われわれチャイナエアラインの使命としましては、台湾のより多くのお客様が松山の地を訪れることに力を発揮したいと思います。これから未来、これから先の話ではございますが、チャーター便の増便に関しましては夢ではないと思います。ありがとうございます。
(国際交流課長)
ありがとうございました。最後に、日本と台湾との窓口となっていただいている台北駐日経済文化代表の沈斯淳にお願いします。
(沈斯淳台北駐日経済文化代表処代表)
中村知事をはじめ、ご在席されている皆様、おはようございます。今日は愛媛県に来られたことを心よりうれしく思います。また、長い間、10年間をかけてその夢の懸け橋の実現ができたことに心よりお祝いを申し上げます。日曜日なのに、愛媛県の皆様にお会いすることができて、愛媛県民の親切さを実感しました。台湾と日本の間、国民はお互いに好感を持っております。そして、今年の5月、日本で行われる台日観光サミットの場でこれから特に、2016年に台湾と日本の相互往来者数、観光の往来者数を400万人に設定しました。また、皆さんにも報告申し上げます。今年の1月から6月まで台湾と日本の相互の往来者数はもうすでに110万人に達しまして、去年の同時期の50パーセントも伸びました。そして、日本から台湾へ訪れる観光者数は66万人に達しました。そういう良い流れによって、これから400万人という目標はすでに夢ではないと思います。
そして、もう一つご報告を申し上げますのは、日本の交流協会の調査によりますと、2008年から2012年、台湾の人々が一番好き、旅行として好きな国が日本でした。そして、台湾の皆様、そして愛媛の皆様は双方の交流のためにあらゆる努力をしてきたことに心から敬意を表したいと思います。
また、昨日の歓迎レセプションで、中村知事は、台湾のみんなが知っている曲「愛拼才會贏」(台湾語:アイビャージャーエーヤァー)という曲を披露していただきました。これからぜひ、皆様の力を合わせてチャイナエアラインの孫社長がおっしゃった三つのステップの最終的な目標、定期便という目標に一日も早い達成をするように皆様力を合わせてがんばっていきましょう。また、愛媛県県民の皆様、もし東京にいらっしゃる場合はぜひ、一声お掛けください。ありがとうございました。
(国際交流課長)
ありがとうございました。それでは質疑応答に移らせていただきたいと思います。質問のある社はまず挙手願います。指名された方は、会社名、どなたかへの質問かを述べてから、質問を行ってください。
(台湾中天テレビ)
まず台北市長には、昨日、愛媛県の松山空港と台北の松山空港、同じ名前だがどのような違いが感じられたか。また、中村知事には、10月にチャーター便が就航するが、そのとき、知事は台北の方に行く予定か。また、行った場合、どのように愛媛県のことを説明する予定か教えてほしい。
(郝龍斌台北市長)
まず、昨日、私は初めて愛媛県の松山市、松山空港を訪れました。松山空港にはとても、松山(ショウサ゛ン)空港と似ている所がたくさんございます。まず、設備がとても新しいっていうことなんです。それと、サービスの方もとても親切っていうことが台北の松山市と似ているんじゃないかなと思います。
従いまして、必ず皆さんがそういう台北の松山市に、松山(ショウサ゛ン)空港を訪れてきた場合には、皆様が台北に帰郷しているっていう感じと思われると思います。それで、両市には同じ、似ている所もたくさんございます。先ほどおっしゃった、同名空港というだけではなくて、同名の駅、同じ温泉を持つ都市としてのこともあります。実は昨日、私たちも道後のすばらしい温泉に入らせていただきました。とても温泉の湯が良いことを感じました。これは必ず台北との温泉との今まで提携関係ができており、これからもうまく交流活動が深くなっていくと信じております。
特に、一昨年、お神輿の鉢合わせが台北で行われておりますが、これが台北市民に与えてくれたインパクトが大きいっていうことなんですけれども、これからも松山市及び愛媛県のたくさんの観光活動を台北でも行っていただければと思います。それで、愛媛県の方にもこんなにたくさんの観光地がございますので、きっと台湾の方から愛媛県に訪れる価値があると、僕は信じております。なおかつ、愛媛県、四国では、現在、サイクリングコースを整備していますので、台北の市民にも体験していただきたいと思っております。
(知事)
私の方はですね、このチャーター便、行きは10月11日の便で行かせていただきます。で、帰りは14日の便で帰ってくると。このフライトをまさに実現しましたんで、実際に乗らせていただきたいと思っています。向こうに行ってのスケジュールは、現在調整中ですけれども、もう本当にこれまでいろいろと交流を積み上げてきてくださった松山慈祐宮の皆さんとの交流、それから新北投(シンヘ゜イトウ)祭り等々には出席させていただけたらと思っていますが、事務局にはいろんなスケジュールを組んでも良いけれども、お酒の量だけほどほどにしてくれっていうことを言っています。
(朝日新聞)
先ほどの孫董事長の説明の中で、チャーター便の増便を夢ではないと思っているとの発言があったが、どれくらいの時期に増便を考えているのか。もしくは定期便についてはどういう見通しを考えているのか教えてほしい。
(孫洪祥チャイナエアライン薫事長)
とても簡単な数学に関わってくるものなんですけれども、例えば週2便で運行した場合なんですが、1年で104便必要となります。通常、繁忙期といいますのが、春と秋の方にさしかかるんですけれども、この春と秋のピーク時に関しましても大体50便弱という形になります。今までのチャーター便の成績なんですけれども、多いときは年に7便から8便、そして平均的には大体年に4便という実績を持っております。昨日、一度話をさせていただきました、チャーター便の増便に関しましては、現段階の夢としましては、先ほど申し上げた年の4便から7、8便の便を年25便に増やすことです。それからのステップとしましては、春と秋に定期チャーター便を運航させていただくことです。それを実行、実現できましたら、春、夏、秋、冬、1年間の定期便が運航できることを夢に思っております。一番良い組み合わせとしましては、台湾のお客様と日本のお客様が半分半分、50パーセントずつ乗っていただくことです。そのため、両方の努力が欠かせないと思っております。
(李鴻鈞台湾立法院委員)
現在、台湾の松山空港に関しましては国際便を運航させておりますが、中国は上海、北京、韓国はソウル、そして日本の羽田空港、こちらもう飽和状態になっておりまして約90パーセントになっております。知事もおっしゃっていたように、この10年間がんばってきていたその背景には、この飽和状態っていうのも背景でございました。
そうはいえども、松山と台北の松山空港のチャーター運航、また、飛行機の運航便に関してはいかなるものであっても必ず成功させることが私の目標です。先ほど孫董事長の方から104便の実現というのがございますが、申し上げていたように今90パーセントの飽和率、そしてその他にも諸々と台湾政府傳播局での交渉など、実績を積んでから少しずつ、定期チャーター便の実績を積んでから少しずつ、台湾政府傳播局の方と交渉して実現できるようにがんばっていきたいと思っております。
(台湾テレビ)
中村知事への質問だが、ご存じと思うが、静岡は今年、台湾台北に特産センターを開くことになり、北海道も台湾台北の方に特産センターを開くことになるが、愛媛県にもたくさん良い特産があると感じるが、愛媛県もそのような計画はあるのか。
(知事)
直接的な答えではないんですけれども、日本には「急がば回れ」という言葉があります。日本の地方都市の知名度というのは、台湾の皆さんになかなかどういうふうに上げたら
よいのかっていうのは共通の悩みの中にあると思います。おそらく、台湾の皆さんは東京、京都、大阪、北海道、こういった所は知っていても、ほかの地方都市のことはあまり地名を知らない方が多いのではないかと思います。
そこで、知名度を一気に高めていくために考えたのが、同名空港のチャーター便を運航するということでした。桃園(トウエン)と松山のチャーター便を飛ばすよりも、一回この松山―松山(ショウサ゛ン)を飛ばすことによって一気に知名度を上げた上で取り組んでいった方が、効果があると考えているからでございます。
特に孫董事長がおっしゃっていたように、理想的には、インバウンド、アウトバンド、フィフティーフィフティーが一番安定的な方向につながると考えております。そのためにも、台湾における松山、愛媛の知名度を上げるということが重要であると考えています。知名度を上げた後には、お迎えする準備を整えてきたところでもございます。それがサイクリングを切り口とした取り組みでございました。愛媛県は物産も豊富でございます。特に、日本一の生産量を誇っているのが、1年中供給体制の整っているかんきつ類でございます。さらに最近はシンガポール辺りにも出荷が始まっております海面養殖業、こちらも日本一の生産量でございます。そのほかにも、台湾では今、一部伐採が禁止されていると思いますけれども、ヒノキの木材の生産量も平成23年まで5年連続で日本一でございました。すでに、台北の日本向けのデパート、そしてまた台中市の高級フルーツ店では愛媛県のかんきつ類の取引が始まったところでもございます。こうしたことを本格的に物産展開に向けて進めていくためには、先ほど申し上げた知名度がどうしても必要だということでございました。この松山―松山(ショウサ゛ン)便のチャーター便就航により、次の戦略、ステップに入っていけると思っておりますので、その中で物産展の展開も考えていきたいと思っています。
(松山市長)
松山市としては、やはり国をまたぐ問題でもありますし、そして松山空港のキャパシティ問題もありますので、なかなかすぐにはいかないだろうなと思っています。でも、前市長である中村知事の「着目着手」がすでにありましたから、これを広げていきたいと思っています。
知名度のことで言いますと、今日午後、松山市役所で予定をしております、松山駅と松山駅の友好協定の締結の発表、そして、道後温泉の名物でありますカラクリ時計が、これ松山慈祐宮さんの関係をもちまして台湾に送られることになりました。
そして今日、台北市長さんが来られていますけれども、これまでにも道後温泉の方々のご協力で松山の子ども神輿が台湾に行っておりまして、台北市役所でも飾られております。かなりこの松山の知名度というのは、これまでの民間の皆様の力のおかげで広がってきておりますので、松山-松山(ショウサ゛ン)駅のことですとか、カラクリ時計ですとか、こういうことで知名度を上げていきたい考えております。何と言いましても、台北市で260万人の人口がある所ですので、このご縁は大変松山にとってありがたいと思っております。
(知事)
それと、松山空港発松山(ショウサ゛ン)空港行きの航空チケット、これはもう世界で同じ飛行場名が印刷されたチケットというのはここしか無いわけですから、僕も個人的にも欲しいですよ。普通はチケット捨てちゃいますけど、それはもう大変プレミアムのある、これは絶対にアルバムに貼って残す価値あるチケット、プラチナチケットになるんじゃないかと思っています。
(郝龍斌台北市長)
たぶん台湾の皆さんはご存じだと思いますけれども、台北では愛媛県のみかんを購入することができますが、ただこの小太郎というみかんの品種なんですけれども、まだそういうみかんはとても高級で、高いみかんだと思います。それで高級な物で、なかなか手に入れることが難しいんです。実際は台北市に農産運銷公司(台北農産物卸売り市場)という会社もございまして、そういう向こうにある会社を通じまして、台北の方にもっと愛媛県のこういう素晴らしいみかんを台北の方に、市民の方に入っていけるということにしてほしいと思います。それから今後、愛媛県、松山市のマーケティングを広げていく、知名度を上げるという方法もございますし、台北市民もより手頃な値段で購入することもできますので、ぜひ、それを通じて愛媛県のことを、もっとマーケティングを広げていきたいと考えております。
(国際交流課長)
それでは時間もまいりましたので、愛媛松山空港-台湾松山空港チャーター便運航に係る記者発表を終わります。皆様ありがとうございました。