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平成26年秋の台湾とのチャーター便運航に係る記者発表の要旨について

ページID:0002640 更新日:2014年8月22日 印刷ページ表示

日時:平成26年8月21日(木曜日)11時02分~11時08分

場所:知事会議室

記者配布資料[PDFファイル/94KB]

 

(知事)

 まず記者発表の前に、昨日、広島で大変大きな災害が発生しております。隣県、また「しまのわ2014」で共に連携している隣県でございますので、亡くなられた方の御冥福をお祈りするとともに被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。この点につきましては、後ほど、多分質問があると思いますので、そのときにお話しさせていただきたいと思います。

それでは、まず平成26年度秋の台湾とのチャーター便運航について、お知らせをさせていただきたいと思います。

 8年がかりで交渉を続けまして、昨年10月に実現した台湾との夢の懸け橋“松山-松山”チャーター便の運航以降、台湾との定期便化を目指して、チャーター便増便に向けて関係機関と調整をしてまいりました。

 この度、秋のチャーター便運航計画が固まりましたので、発表させていただきます。

 これまでの台湾との交流の積み重ねにより、昨年11月には日本航空、また今年1月と3月にはチャイナエアライン、そして同じく3月には全日空による台湾とのチャーター便が運航し、昨年10月以降、計15便運航をいたしました。

 これに続き、今回はチャイナエアラインによる8便のチャーター便が運航されることになりました。

 詳細は配付資料のとおりで、使用空港は愛媛松山空港と今回は台北の桃園空港となっております。運航日程は、11月7日出発を皮切りに、金曜日発、月曜日着の3泊4日の4本で8便の運航となります。

 また、今回のチャーター便は、アウトバウンド中心の県民の皆さんが利用しやすい3泊4日の日程としておりまして、4本とも日程の中に休日が2日以上含まれていますことから、比較的利用していただきやすいのではないかと思います。

 発着時間は現在調整中であり、旅行会社において商品造成を検討中でありますので、ぜひ今後の定期便にもつなげていくためにも、多くの皆さんに今回のチャーター便を御利用いただくようお願い申し上げたいと思います。

 今後とも台湾との交流を一層促進するとともに、チャーター便運航実績の着実な積み重ねに努め、定期便化に向けて取り組んでいきたいと思います。

 

(愛媛新聞)

 将来的な定期便化を目指していくとの話しだが、すでに四国では高松、中国地方では広島、岡山と既に定期便で桃園に飛んでおり、仮に定期便化されたとして、十分な需要が見込めるとの見通しで取り組んでいるのか、その辺りの考えを聞かせてほしい。

 

(知事)

 台湾については、十分に見込めると思っております。特にそのための仕掛けとして、台湾では非常に大きなサイクリングブーム、サイクリング大国でありますから、あちらの自転車関係者との連携を進めてまいりました。それから、しまなみ海道の魅力というものを磨き上げてまいりました。

こうしたですね、非常に魅力的なコンテンツを有していることもありますし、インバウンドも期待できると。台湾に対する愛媛県の皆さんの非常に好意的な感覚もあると思いますので、アウトバウンドも期待できると。ということで、非常に期待できる路線ではないかと考えています。

 

(愛媛新聞)

 今、現在の知事の感触として、定期便化の可能性は。

 

(知事)

 まだ何とも言えないですよね。やっぱりこういったことは一足飛びにいくわけではないので。

 実は、松山市長時代から桃園へのチャーター便を飛ばすって選択肢もあったんですけど、それだと時間が早いかもしれないけれども、長い目で見るとどうかなという思いもありました。そのために、あえて遠回りをすることになっても、松山-松山便のチャーター便を実現することによって知名度を上げると。やはり一番地方が悩むのが、日本のローカル都市の知名度なんですよね、海外での。

 同じ空港名というインパクトで一気に知名度を上げて、その上で次につなげていけば、インバウンド、アウトバウンド双方の集客が見込めるという、急がば回れ戦略だったんですけども、それは長い目で見たら決して間違いではないというふうに個人的には思っております。

 その中で自転車での連携、しまなみのブラッシュアップというものを絡めていけば、非常に向こうの方々にとっても魅力的な場所になってくると思いますので、後はチャーター便をしっかりと継続し、定期チャーター便に持ち込んで、その後の実績次第で定期便化へといった流れをたどっていければと期待しています。

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