本文
平成28年度発達障がい支援者研修会
研修会の目的
- 早期幼児期における発達障がいの早期発見・早期支援の意義について理解を深める。
- M-CHATの使用の手順及び活用方法について理解する。
M-CHAT(乳幼児期自閉症チェックリスト修正版)とは、2歳前後の幼児に対して、自閉症スペクトラム(Autism Spectrum Disorders:ASD)のスクリーニング目的で使用される、親記入式の質問紙である。(稲田尚子・神尾陽子(2008):自閉症スペクトラム障害の早期診断へのM-CHATの活用.小児科臨床61,2435-2439から抜粋)
M-CHATについては、独立行政法人国立精神・神経医療研究センター 児童・思春期精神保健研究部のホームページをご覧ください。<外部リンク>
研修の内容
- 日時 平成29年3月12日(日曜日)13時~16時30分
- 場所 愛媛県視聴覚福祉センター 4階 多目的ホール
- 対象者 乳幼児健診に従事する保健師、看護師、保育士、幼稚園教諭及び発達障がい児への支援に関わる関係者
- 受講者 163名
テーマ |
担当 |
資料 |
---|---|---|
行政報告「愛媛県の発達障がい児支援について」 | 愛媛県障がい福祉課 | ― |
情報提供「発達障がい者支援センターあい❤ゆうの取り組みから」 | 愛媛県発達障がい者支援センター | ― |
行政報告「愛媛県における乳幼児健診について」 | 愛媛県健康増進課 | ― |
活動報告「新居浜市版M-CHATを導入しての現状と課題」 | 新居浜市保健センター | ― |
講演「発達障がいの早期発見のポイントと早期支援の意義~M-CHATの活用方法~」 |
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 児童・思春期精神保健研究部長 神尾 陽子 |
― |
研修風景
県の担当者から、発達障がい関連施策、乳幼児健康診査の状況、発達障がい者支援センターの相談者の状況や県内におけるM-CHATの導入状況等について説明を行いました。
また、新居浜市保健センターからは、M-CHAT導入の経緯、導入の現状、課題等を報告していただきました。
神尾陽子先生からは、育児支援の中での発達障がい児支援やM-CHATの活用方法等についてご講演をいただきました。