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農業・農村の動き(令和4年12月)
管内の農業・農村の動き、普及指導活動の状況をまとめました。
寒地系にんにく産地化に向けた意見交換会開催
大野ヶ原における寒地系にんにくの産地化を支援するため、「大野ヶ原にんにく組合意見交換会」を開催。組合活動を報告するとともに、今後の活動方針等を協議した。
会では、11月に実施した青森県での先進地事例調査の報告、にんにくの生育状況の共有、今後の管理作業について指導。
令和5年度に導入予定の収穫用機械に係る補助事業について説明し、活用について意見を取りまとめた。
協議の結果、にんにく収穫を梅雨前に実施することと、施肥管理や病害虫防除等の植え付け以降の栽培管理について意識統一が図られた。
今後も、高品質安定生産を図るため、定期的に協議を行い、安定生産に向けた栽培管理技術の最適化を目指す。
高校生が水稲栽培の知識を深める
宇和高等学校に設置している水稲肥料試験ほ場で、収穫物の収量・品質調査方法の研修会を開催。
地元高校生が地域農業の担い手や指導者として活躍できるよう、直接技術指導を行った。
生徒たちは、定期的な生育調査や調査用サンプルの調整を行うことで、課題研究の計画策定、調査成績とりまとめを行うための知識を身につけた。
次年度以降も、基本的な調査活動を指導するとともに、農業に対する理解を深め、担い手育成に努める。