本文
農業・農村の動き(令和4年4月)
管内の農業・農村の動き、普及指導活動の状況をまとめました。
かんきつ地帯でえだまめ栽培を推進
西予農業指導班は4月4日、明浜町俵津地区でえだまめ栽培講習会を開催し、栽培予定者など25人が参加した。
俵津地区は、かんきつ栽培とあわせ、極早生たまねぎを栽培する農業者が多く、その後作として栽培できる品目について生産農家から相談を受けており、4月播種、7月収穫の早生のえだまめの栽培を提案。
参加した農業者からは、初めて栽培に取り組む品目であることから「播種の適期」「播種後の管理作業(防除等)」「収穫時期」などについて活発な質疑が交わされた。また、ほ場で播種を実演し、えだまめ栽培への理解を深めた。
当班では今後、現地巡回や栽培講習会を継続的に行い、副作物としての野菜栽培による農家所得の確保を支援していく。
土地利用型作物の効率的防除を推進
西予農業指導班は4月14日、西予無人ヘリ防除組合連絡協議会※のオペレーター20人を対象に、麦の生育状況に応じた赤かび病防除講習会と無人ヘリコプター安全操作研修を実施。
管内の4年産麦の生育は、平年よりやや遅く推移しており、出荷に影響を与える麦赤かび病に最も感染しやすい開花期以降の適期防除に努めるよう指導した。
また、各組織が所有するヘリコプターのメーカーとともに、使用上の留意点の確認やシミュレーター機械を用いた操作確認を行った。
当班では、作物の生育や病害虫の発生状況に応じた適期防除の実施及び担い手への負担軽減のため、無人ヘリと合わせて、ドローンによる防除などスマート農業を推進していく。
西予無人ヘリ防除組合協議会:宇和町内の水田農業を営む担い手で構成され、水稲・麦・大豆の防除を担っている4組織で構成、年間約1,600ヘクタールの防除を実施している。
加工用青ねぎ栽培の省力化に向けて
西予農業指導班は4月20日、「農事組合法人いのべにし」において、新規導入したたまねぎ移植機の加工用青ねぎにおける汎用性とその作業性について検証した。
同法人は労働力不足により、農作業が適期に実施できていないことを課題としており、高収益作物(加工用青ねぎ、たまねぎ)の安定生産に向け、労働軽減と適期作業を進めるため、機械を導入。
当日は、加工用青ねぎの移植作業を3人1組で実施。従来の手作業による方法と比較すると作業時間が8割削減、移植状況も良好との結果が得られた。
当班では、同法人が秋に移植するたまねぎについても栽培面積の拡大を検討していることから、機械化による効率化と労働力に見合った適正規模について検討し、健全な法人経営を指導していく。