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(2022年8月)愛顔のスマホ相談窓口の開設に関して記者発表を行いました
【記者発表資料】
日時:令和4年8月18日(木曜日)11時16分から11時23分
場所:知事会議室
(愛媛朝日テレビ(幹事社))
では続いて、愛顔のスマホ相談窓口の開設について、知事お願いします。
(知事)
このたび、愛媛県内100カ所の郵便局の中に、スマートフォンの操作方法など、オンラインの端末から無料で相談できる、愛顔のスマホ相談窓口を開設することといたしましたので、発表させていただきたいと思います。
デジタル化の進捗、非常に速いスピードで最近展開されております。ただその中で、高齢者等々、デジタルデバイトの解消が必要でございます。いろいろな方法をそれぞれ考えていくと思いますけども、愛媛県としては、県と市町が一体となって取り組む愛媛県・市町DX推進会議の協働事業として実施することといたします。受託事業者の楽天グループ株式会社が、日本郵便株式会社と連携しまして、離島や山間部を含む県内100カ所の郵便局の協力により実施するもので、全国初めての取り組みとなります。
通常、スマホの利用に関してお困りの場合には、ご契約されている街中の携帯ショップなどに行く必要がありますけれども、今回の窓口設置により、特に、さっき申し上げた中山間部や地方においては、郵便局、非常に身近な存在でございますので、高齢者も足を運びやすいところでありますから、そこで気軽に相談することができて、高齢者等によるスマホの利活用促進につながることを期待しているところでございます。
相談内容としては、電話帳の利用やWi-Fiの設定といったスマホの基本的な操作から、LINEなどのSNSやアプリサービスの利用、さらにはキャッシュレス決済やマイナポイントの取得などの利用方法まで幅広いお困り事について相談できるようになっております。
相談窓口の利用方法は、まず電話で事前予約をしていただきます。二つ目に、予約した郵便局を訪れていただきます。三つ目に、その郵便局で局員からタブレットの貸与を受けます。四つ目に、そのタブレットで相談センターにオンライン接続をしていただきます。そして五つ目に、画面上の相談員から、マンツーマンでスマホの操作方法などのレクチャーを受けると、こういう仕組みになっております。だいたい1回30分程度が目安で、何度でも無料で相談ができますので、特に、どう使ったらいいか分からないっていうご高齢の方等に積極的に利用いただくとともに、この情報をキャッチした方がご家族にもお勧めいただけたらというふうに思います。
まずは、100カ所のうち県内の主要郵便局22カ所で、8月23日火曜日からサービスをスタートいたします。残りの78カ所は、9月22日木曜日から運用を開始することとしておりまして、設置は年度末までといたします。
なお、本日午後に、松山中央郵便局でデモンストレーションを行うこととしておりまして、私も、広く知っていただくために体験させていただきたいと思いますので、ぜひ取材をしていただけたらと思います。以上です。
(愛媛朝日テレビ(幹事社))
ただ今の発表事項に関しまして、質問のある社はお願いします。
(愛媛新聞)
すいません、愛媛新聞です。ちょっと細かいところで申し訳ないのですけれども、これ100件で、それ以上増える可能性というのはないんでしょうか。
(知事)
ないです。
(愛媛新聞)
もう、年度末まで。
(知事)
はい。既に、だいたい、愛媛県、民間事業者も含めて議論をして100件選択しているところでございます。
(NHK)
NHKです。この全国初の取り組みということで、もう今、ワクチン予約もスマホで予約してる方も多いですし、あらためて、この働き掛けた背景とか狙いっていうのをお聞かせいただけますか。
(知事)
そうですね。本当に急速なスピードでIT化が進んでいまして、それは人々の生活の中にも、仕事の中にも入ってきてます。普段、当たり前に使っている方にとってはどうということはない作業なのですけども、やはりご高齢の方、特に、山間部であるとか島しょ部であるとかこういったところでは、お困りのご高齢の方はまだまだいらっしゃると。そういった方々を取り残さないように、きめ細かい丁寧な相談ができないかなというところからこの事業を起こしていますので、マイナポイントも愛媛県は取得率はそんなに高くなかったんですが、7月に入ってから取得率は全国1位になってきていますので、こういったサービスを展開することによって、みんなが便宜性を活用できる社会になれるようにこのサービスが機能することを期待してます。
(八矢副知事)
先ほど知事が申し上げたのは、7月のマイナンバーカードの申請率の伸びが全国で1位ということですね。
(知事)
申請率が1位で交付率が2位。ただ、申請率が1位ということは、交付率がその後につながっていきますので、1位になっていくということになろうかと思います。(※)
発言の申請率、交付率については、その伸び率のこと