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風しん抗体検査事業の実施について

ページID:0017666 更新日:2024年9月25日 印刷ページ表示

愛媛県では風しん抗体検査事業(全額公費助成)を実施します。

愛媛県は、先天性風しん症候群の発生予防と風しんの感染予防のため、妊娠を希望する女性やその配偶者などに対して、予防接種が必要である者を抽出する抗体検査と抗体価が低い者への予防接種の勧奨を行います。

 

  • 風しんは、発しん、リンパ節の腫れ、発熱が特徴の病気です。軽い症状の場合が多いですが、大人がかかると症状がひどく長く続くことがあります。
  • また、妊婦や妊娠初期の女性が風しんにかかることで、赤ちゃんが、心臓や目、耳などに生まれつき障害が起こる病気「先天性風しん症候群」にかかることがあり、特に注意が必要です。
  • 妊娠を希望する女性やその配偶者の方などは、この機会に風しん抗体検査を受け、風しんの免疫が不十分な場合は、予防接種を受けましょう。

 過去に風しん抗体検査を受けた結果、十分な量の風しんの抗体があることが判明し、当該予防接種を行う必要がないと認められる方は、本事業の対象外です。

 昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性も、市町が実施する風しんの追加的対策の対象になるため、本事業の対象外です。

事業の内容について

風しん抗体検査事業の内容は、次のとおりです。

  • 風しん抗体検査原則HI法(ただし、EIA法で行うことも可)
  • 検査の結果、抗体価が低い方への風しん予防接種の勧奨を実施(風しん予防接種の費用は、自己負担となります。)

 抗体価が低い人:HI法16倍以下の人、EIA法抗体価8.0未満の人

 風しんの抗体価測定の方法

 HI法:赤血球凝集抑制試験(hemagglutinationinhibitiontest)

 EIA法:酵素抗体法(enzymeimmunoassay)

対象者について

風しん抗体検査事業の対象者は県内に在住する方(松山市在住の方を除く)で、次のいずれかに該当する方です。

ただし、風しん抗体価の高い方、昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性を除きます。

  • 妊娠を希望する女性
  • 妊娠を希望する女性(風しん抗体価の高い方を除く)の配偶者などの同居者
  • 風しん抗体価が低い妊婦の配偶者などの同居者

 (抗体価が低い妊婦とは、妊婦健診などで妊娠後に抗体価が低いことが分かった方のことです。)

 なお、抗体検査を受けたことが不明の方は、検査を受けることができます。住所地を管轄する保健所に相談してください。

 昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性は、市町が実施する風しんの追加的対策の対象になります。

 松山市在住の方の抗体検査は、松山市保健所が実施します。申込やお問い合わせは、松山市保健所(089-911-1815)へお願いします。

費用負担について

  • 全額公費負担(自己負担なし)
  • ただし、検査の結果、抗体価が低いため予防接種を受ける場合、予防接種の費用は、自己負担となります。

検査実施医療機関について

風しん抗体検査事業を実施する医療機関は、一覧表のとおりです。

一覧表から希望する医療機関を選んで、事前に予約連絡をしてから、検査を受けてください。

一覧表にない医療機関で実施した検査は、公費負担の対象となりません。必ず一覧表から医療機関を選択してください。

 

実施期間について

風しん抗体検査事業の実施期間は、次のとおりです。

  • 令和6年4月1日から令和7年3月31日まで

 申込受付時間:平日8時30分から17時00分まで(電話申込のみ受付。Fax・メール申込は不可)

風しん抗体検査の申込・手続方法

検査を希望する方は、住所地を管轄する保健所に電話で申込みをします。〔電話申込のみ受付。Fax・メールは不可〕

保健所が対象者であることを確認した後、「風しん抗体検査受検(申込)票」を郵送します。

受検票が届いたら、受検票を持って医療機関で検査を受けてください。

1申込:住所地を管轄する保健所に電話で検査を申し込みます。

申込受付時間:平日8時30分から17時00分まで(電話申込のみ受付。Fax・メール申込は不可)

 申込では、次のことを確認します。

  • 氏名、住所、性別、生年月日、電話番号
  • 風しん抗体検査をしたことがあるか。
  • 予防接種をしたことがあるか。
  • 妊婦の配偶者や同居者の場合、妊婦の抗体価を確認します。母子健康手帳など妊婦の抗体価が分かる書類を用意してください。
  • 昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性の場合は、市町が実施する風しんの追加的対策事業開始前(市町からクーポン券が送付されていない)か。なお、本事業で風しん抗体検査を受けた後は、市町が発行するクーポン券を使用して抗体検査を受けることはできません。

2受検票の交付:受検票に必要事項を記入し、検査予約します。

 保健所から受検票が届いたら、

  • 受検票に必要事項を記入してください。
  • 同封の医療機関の一覧表から希望する医療機関を選んで、検査予約をしてください。

3医療機関で検査:受検票を持って、医療機関で検査を受けます。

  • 受検票を医療機関の受付窓口に提出します。
  • 問診の後、検査(血液検査)を受けます。

4結果通知:医療機関から検査結果が通知されます。

 抗体価を確認し、免疫が不十分であった場合は、風しんの予防接種を受けましょう。

  • 接種については、個々に判断する必要がありますので、予防接種を希望する場合は、かかりつけ医に相談してください。
  • 予防接種費用は全額自己負担です。

風しんの免疫と予防接種の目安について

風しん抗体価が次の方は、免疫が不十分であるため、予防接種をお勧めします。

  • HI法:16倍以下
  • EIA法:抗体価8.0未満

 

(参考資料厚生労働省資料)

申込・お問い合わせ先(保健所一覧)

風しん抗体検査の申込・お問い合わせ先は、次のとおりです。

なお、松山市在住の方の申込・お問い合わせ先は、松山市保健所(電話089-911-1815)です。

  • 申込・お問い合わせ先
表1
保健所名 電話番号 管轄する市町
四国中央保健所 0896-23-3360 四国中央市
西条保健所 0897-56-1300 新居浜市、西条市
今治保健所 0898-23-2500 今治市、上島町
中予保健所 089-909-8757 伊予市、東温市、久万高原町、松前町、砥部町
八幡浜保健所 0894-22-4111 八幡浜市、大洲市、西予市、内子町、伊方町
宇和島保健所 0895-22-5211

宇和島市、松野町、鬼北町、愛南町

県庁健康増進課 089-912-2402 (申込は取り扱っていません。)

参考資料

風しんの追加的対策について

昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性は、公的な風しんの予防接種を受ける機会がなかったため、女性や他の世代の男性に比べて抗体保有率が低くなっています。

このため、国では、令和4年3月31日までの時限措置として、この世代の男性を予防接種法に基づく定期接種の対象とし、全国の市区町村が実施する風しんの追加的対策で、抗体検査及び予防接種を原則無料で受けられるようにしました。

しかし、新型コロナウイルス感染症に伴う受診控え、健診の実施時期の見直し等の影響により、抗体検査を受けることができなかった方がいることから、厚生労働省は、令和7年3月31日まで実施期間を延長しています。

居住する市町が発行するクーポン券を利用して、まずは抗体検査を受けていただき、検査の結果十分な量の抗体がない方が、予防接種の対象となります。

詳しくは、厚生労働省のホームページを御覧いただく他、お住まいの市町にお問い合わせください。

 厚生労働省「風しんの追加的対策について」<外部リンク>

お問い合わせ

保健福祉部健康増進課

〒790-8570 松山市一番町4-4-2

 

※申込・お問い合わせの際の電話番号は、本文へ記載の申込・お問い合わせ先(保健所一覧)をご覧ください。

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