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新型コロナウイルスの感染の確認等(7月7日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017554 更新日:2022年7月12日 印刷ページ表示

日時:令和4年7月7日(木曜日)15時00分~15時26分

場所:知事会議室

 

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後にレクがありますので、詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。

 

(知事)

 はい。昨日、県内で確認された陽性者の方は539名でございました。感染が確認された方に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。県の衛生環境研究所において、県内の感染が増加に転じた6月の下旬以降の検体のゲノム解析を行ってまいりましたが、昨日、愛媛県内で初となるBA.5系統のオミクロン株が確認されましたので、臨時会見にて状況を説明させていただきます。

 県内では今週に入り、ご案内のとおり、連日500名を超える陽性確認が続いておりますが、全国的な傾向と同様、BA.5系統の広がりが、感染急拡大の引き金となっている可能性が考えられます。本日は、BA.5系統の検出状況と特徴、これを中心にお知らせし、昨日の検査結果について簡単に説明させていただきます。

 まず、BA.5系統ですけれども、こちらは専門家の立場から、四宮県衛生環境研究所所長に説明をしていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

(四宮所長)

 それでは、衛生環境研究所でのゲノム解析の状況、それからオミクロン株、BA.5系統の特徴等について説明いたします。

 まず、パネルに示しております、ゲノム解析についてですけれども、衛生環境研究所では、変異株の早期探知のため、ウイルス量が多い陽性検体を中心にゲノム解析を行っております。本研究所で陽性と判断した検体のほか、民間検査機関に対しても検体の提供を求め、幅広く検査を行っております。今回、7月6日に判明した県衛生環境研究所のゲノム解析結果で、2検体からBA.5系統のオミクロン株が検出されました。この2検体はいずれも、6月下旬に東予地域で採取された検体です。1検体は散発事例、もう1検体はクラスターの事例になります。クラスター事例の陽性者については東予地域だけでなく、県内の他の地域にも居住されております。

 6月下旬以降の検体で、これまで合計57検体のゲノム解析を行っており、現在のところこの2検体のみが検出されておりますけれども、昨今の感染状況を鑑みると、それから検体の一つはクラスターの事例であることを考えますと、もう既に一定程度、県内でBA.5系統が広がっている可能性は否定できず、また今後の置き換わりが懸念されるところでございます。

 次に、オミクロン株、BA.5系統の特徴について説明いたします。パネルに示しておりますけれども、オミクロン株の亜系統でありまして、遺伝子の変異につきましては、多くがBA.2系統と共通しております。

 WHOによりますと、現在日本を含む世界101カ国で新規陽性者が増加しており、増加要因としては、ワクチン接種による感染予防効果の低下と、BA.5の拡大によるものとされております。BA.5が世界で最初に検出された南アフリカでは、4月から5月にかけて、BA.5への置き換わりが進み、同時に陽性者が増加いたしました。ヨーロッパにおきましても、BA.5の検出時期が早かったポルトガルにおいて、同様の傾向が見られております。

 また、イギリスやアメリカの欧米諸国でも、現在進行形のかたちで、BA.5の拡大が進んでいるところです。日本国内におきましては、報道ベースですけども、7月5日時点で、47都道府県中、33都道府県でBA.5が確認されております。東京都では独自に実施している変異株PCRで、6月下旬時点でBA.5疑いの割合が25%を占めており、BA.5への置き換わりが示唆されております。また、国の専門家会議の報告によりますと、日本全国で7月の末にはBA.5への置き換わりが、大部分進むというふうに試算されております。

 次にBA.2と比較したBA.5系統の特徴についてですけども、感染力については、BA.2系統の1.2倍程度と考えられております。それから重症度については、現時点で重症度が増加するという報告はありませんが、一部動物実験でBA.5の方が病原性が強いというふうな実験結果もございます。それからオミクロン株は全般的に免疫逃避能力が高いわけですけれども、BA.5系統は、BA.2系統と比べて、さらに4倍ほど免疫逃避能力が高いことが示唆されております。すなわちワクチンや自然感染によって作られた免疫への抵抗性が高く、感染予防効果が低下している可能性があります。

 しかしながら、ブースター接種、3回目接種の効果は認められております。また重症化予防効果は一定程度保たれていると考えられております。

 一方で、これまでオミクロン株に感染した人も、BA.5に対しては十分な免疫ではないので、再感染する可能性があります。県内でも1月以降に再感染する事例が確認されております。

 最後に、対策についてですけども、BA.2よりも感染力が強く免疫逃避能力が高いわけですが、対策としては基本的には変わりなく、定期的な換気、こまめな手洗い、手指消毒、屋内外での場面に応じたマスクの着用など、引き続き、基本的な感染回避行動の徹底をお願いいたします。

 またBA.5に対してもワクチン接種は有効な対策ですが、ワクチン接種の効果は期間の経過とともに減少する傾向がありますので、ぜひ3回目接種、高齢者の皆さんについては4回目の接種をご検討くださいますようお願いいたします。私からの説明は以上で終わります。

 

(知事)

 それでは、昨日の検査結果ですけども、昨日は10代、30代、こちらが93名で最多でございます。依然として40歳以下が8割を占めておりますが、ちょっと気になるのが最近は50代、そして60代でも増加の傾向が見られてきているということでございます。特にこの60代の方は、これから4回目接種が今後本格化してまいりますので、早めの接種をお願いいたします。男性は279名、女性は260名でございました。

 居住地は、松山市が最多189名。そして、東予がちょっと今回多めに出てきておりまして、新居浜市の65名は、最多と並んでおります。松山市と東予4市で全体の8割弱。そして昨日は、実は宇和島市39名。こちら過去最多となります。

 クラスターですけども、7件確認されました。松山市で2件、医療機関と学校1件ずつ。今治市は高齢者施設で1件、新居浜市ではスポーツ活動で1件、四国中央市では職場内、飲食店、学校でそれぞれ1件ずつでございました。

 職業は、会社員が163名で最多。次いで児童・生徒の116名、未就学児40名でございます。

 入退院の状況ですが、入院されている方は3名減って80名。重症は、変わらず1名のまま。ただし、この重症例の方は、コロナの重症例ではなく、基礎疾患等の治療のために、重症病床に入院された方で、この場合も、こちらのほうにカウントするのが国のルールになっていますので、一応念のため申し添えさせていただきます。

 宿泊療養施設(の入所者)は、ちょっと増えてまいりまして、103名でございます。自宅療養者も増えておりまして、3,112名。一方で退院となった方も237名いらっしゃいました。

 本日時点での病床使用率は、307床分の80床で、26.1%でございます。

 県内で初めてBA.5が検出されましたけども、全国では6月下旬以降に続々といろんな県で確認されてきておりまして、本県でも今のこの広がりの状況を見ますと、BA.5への置き換わりが急速に進んでいくということを想定する必要があると思います。

 現在のところ、BA.5については、重症度の増加は指摘されておりませんが、感染力の強さは先ほど四宮所長のお話にもありましたように、1.2倍ほど高いのではないかという、専門家の分析がございますので警戒が必要です。

 さらに感染が拡大して陽性者が急増すれば、当然、入院患者も増加し、医療への負荷が増大するということにつながります。また、多くの自宅療養者や濃厚接触者の自宅待機が発生しまして、社会経済機能への影響も出てまいります。BA.5系統であっても、取るべき対応は変わりません。

 県民の皆さんには、基本的な感染回避行動を今一度徹底していただくということ。特に、保健所の聞き取り調査で報告の上がってきている、会食ルール等については十分お気を付けいただくということ。また、感染を広げた場合の社会への影響を、みんなが意識するということ。

 これ本当に感染力が強くてこれだけ広がってきますと、いつどこで感染してもおかしくない状況ですから、気を付けていても、感染の可能性はあると思います。ただ、多くの方が気を付けるのと、気を付けないのとでは、おのずと結果が違ってまいりますので、本当にそれぞれの場面で、一人一人が気を付ける、行動を取ることが一層重要になってきていると思います。

 そして、事業者におかれましては特に、職場での感染が多く見られますので、経済界にはお願いしておりますけども、総点検をよろしくお願いいたします。

 そしてワクチンですけども、若い世代を中心に未接種の方がまだまだおられます。これまでもその効果については、数字でお知らせしてきているところでございますけども、夏休みに入るということ。それから周辺への感染拡大を抑えるということを含めて、重症化を防ぐためにも、接種可能な方はぜひ、早めの接種を受けていただきたいと思います。

 なお、県内の感染者の急増とBA.5の確認を受けまして、明日8日に、昨日電話でお話ししましたけども、県の医師会の村上会長が、専門家の方々とともに、夕方、記者会見を開いていただけるということになりました。医療の現場や専門家の立場から、県民の皆さんへの呼び掛けが行われると聞いておりますので、ぜひ今後の感染予防に結び付けていただきますようにお願いを申し上げます。以上です。

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(愛媛朝日テレビ)

 すいません。愛媛朝日テレビです。

 先ほどもお話の中にもありましたけれども、県内初のBA.5感染確認ということであらためて懸念することなどあれば、お願いいたします。

 

(知事)

 そうですね、全国の状況と、それからここしばらくの県内の感染状況を踏まえると、おそらく感染力の強いBA.5が入り込んできているのではないかと、会見でも申し上げてまいりましたが、やはりそうだったということが明確になったところでございます。特色は、やはり感染力がこれまで以上に強いということでありますから、県民の皆さんには、ウィズコロナで社会経済活動も動かしていくということを目指していくとするならば、感染力が強いBA.5に対処する場合、絶対に感染しないというのはなかなか難しいと思います。だからウィズコロナ目指していく上においては、より一層、前提条件を実施していただくということ。これが重要になってまいりますので、さらにそのメッセージを県からこの会見で言うだけでは届かないと思いますから、マスコミの皆さんのお力、そしてまた市町それぞれが、きめ細かく市民町民の皆さんに呼び掛けをすると思いますので、「チーム愛媛」で全力でその注意喚起を行っていきたいと思っています。

 

(愛媛朝日テレビ)

 付随してなんですけれども、新たな株というかBA.5ということで、感染局面もちょっと雰囲気として変わってきているのかなというところあるかと思うのですけど、県としてのですね、なにか対策の強化であったりとかそういったことは何かお考えありますでしょうか。

 

(知事)

 これは実はBA.5については、世界的にもう広がり始めていて、世界どこの国でも重症化しない、しにくいというふうなことを踏まえて、病床をにらみながら、ウィズコロナを目指すということが、模索されているところでありますから、日本の国もそういう方針でありますし、愛媛県の中においても、病床をしっかりと見極めながらですね、可能な限り社会経済活動も動かしていく。ただしこれ病床がもう本当に危ないという時は別でありますから、その点を両立させるためには県民の皆さんの協力が必要ですので、粘り強く注意喚起を行っていくというのが、現段階での選択ではないかと思っています。

 

(愛媛朝日テレビ)

 重ねて申し訳ないです。病床が危なければ考えられるということですが、現時点での病床の状況はいかがでしょうか。

 

(知事)

 現時点では大丈夫です。病床数の埋まり具合にせよ、それから日々それぞれの地域での病床の確認も、声を担当部局が聞いていますから、今のところ逼迫(ひっぱく)しているという、話は入ってきておりません。

 ただ、先日の会見で申し上げたのですが、ちょっと心配しているのが、これだけ東予地域で感染が多く確認されていますと、分母が大きくなって、場合によってはお医者さんの判断で入院が必要な方が増えてくる可能性がある。地域の偏りですね。東予には病床が集中しているわけではありませんから、これはもう東予の皆さんに事前にお知らせしておきたいのは、その場合には、東予の病院が埋まってしまった場合には、松山や南予の病院に必要な場合は行っていただくということもあり得るということだけは、事前にお知らせしておきたいというふうに思います。

 

(テレビ愛媛)

 テレビ愛媛です。全国的にBA.5の感染が確認される中で、先ほど政府は、具体的な行動制限は行う予定はないと、全国的に行う予定はないという見解を示しました。それについて県としてはどんなふうに捉えていますか。

 

(知事)

 そうですねやっぱり、今の段階では、日本の国自体がウィズコロナを目指していくということだろうと思いますけれども、それはそれで基本的な方針であるかもしれませんが、現場を預かっている立場からすれば、その基本方針が国の基本方針である以上はそれに沿って行っていきますけれども、先ほど申し上げたように、個々の事情がありますので特にやっぱり病床の問題、これは日々変化していきますから、そこをしっかりと見極めて地方での判断も必要な時期が来るかもしれないというふうには思っています。

 

(テレビ愛媛)

 もう一点、四宮所長にお伺いしたいのですが、よろしいでしょうか。先ほどBA.5の特徴についてワクチンの項目で免疫を逃れる性質があるというご説明がありました。免疫を逃れる性質というのは具体的にはどのようなことなんでしょうか。

 

(四宮所長)

 これ根拠になってるデータっていうのは、ワクチンはモデルナとかファイザーは武漢株といって一番最初に流行した標準株で作っているんですね。で、今もそれが使われています。それに対して、体内で抗体ができるわけですけれど、それを中和抗体というわけですけど、それをBA.2とかBA.1とかBA.5とか、そのさまざまなウイルスに対して、バイオ細胞系でですね、抗血清とウイルスを共存させて感染力がどこまで落ちるかという実験をするわけですね。その時にBA.1だと十分効くところが、BA.5だと細胞への感染を抑えられないというデータを基にして言っています。それから実際それが、イン・ビボといって人体での感染の様式にもよく一致しているので、ある程度実験的なデータというのは人への感染を予測する上でも有益だというふうに思います。

 

(テレビ愛媛)

 ただ、そうしますと抗体のいわゆる効果が低下するということですと、3回目、4回目のワクチンを打っても意味がないんじゃないかと思ってしまう県民の方もいらっしゃるかと思います。それについては、どうご説明というか、どうアドバイスされますか。

 

(四宮所長)

 それは実験の比較でですね、例えばBA.2とBA.5を比べるとBA.5の方が中和抗体による阻止が掛かりにくいというのは事実なんですけど、免疫をしてるスパイクタンパクというタンパク質で免疫してるんですけど、それはもうタンパク質全体ですね。それはアミノ酸の数としては1,000を超える、1,200ぐらいのアミノ酸なんですけど、その変異が多いといっても、例えばBA.2だと武漢型に比べて50箇所ぐらい変異が入ってるわけですけど、それ以外の部分ももちろんあって、そこに対する抗体もスパイクタンパク全体に対してさまざまな抗体ができてるわけですので、BA.2とBA.5を比べる、あるいは、デルタ株とオミクロン株を比べると、オミクロン株の方が免疫回避能力が高いというか、同じ抗体に対して阻止されにくいというのはあるんですけど、ワクチン全体として見たときに全くワクチンを打たない人と打った人で比較すると、打った人には感染阻止能力があります。それは、BA.5に対してもありますということです。ただ、そのデルタ株とオミクロン株のときに分かったのは、武漢型のワクチンを打って半年ぐらい経つとですね、デルタ株では6割ぐらい発症予防効果が残ってるんですけど、オミクロン株ではそれが1割、10%ぐらいに落ちてしまうということが分かってるので、3回目のブースター接種というのは、時間的な抗体の低下を再度増強するという意味がありますので、その増強したレベルではより強い感染防御能があるわけですから、3回目接種とかいわゆるブースター接種には意味があります。それから、BA.5についても3回目接種は効果があるということは、もう既に海外でそういう論文が出てますので、今例えば2回打った人に対してはですね、2回接種しかしていない人にとっては、BA.5はもうほとんど効果がないということが明らかになっています。ですので、2回しか打ってない人は3回目ぜひ打ってほしいですし、それから3回目を1月ごろに打った高齢者の方は4回目接種も考慮してほしいということで、抗体を上げることによってBA.5に対する効果も増強されるということになります。よろしいでしょうか。

 

(読売新聞)

 すいません。読売新聞です。先週の記者会見の段階では、増えている理由、徐々にまた増え始めた理由があまりよく分かっていないというようなかたちでしたけれども、今回BA.5が検出されたことで先ほど知事も感染拡大の引き金になっている可能性があるということでしたが、原因の一つとして分かったということについてどういうふうに受け止められますでしょうか。

 

(知事)

 特にありません。というのは、既にこの増え方を見ると、一つの先行事例というか、こういう言い方良くないですけれども人口の少ない島根県が急速に増えていた。そこがBA.5が確認されて、愛媛県より人口少ないんだけども700、800という感染確認があるということを踏まえるとその原因がBA.5ということでしたから、愛媛県も急激に増えてきているんで、これはもうBA.5だろうなと個人的には考えていましたので、そう確認されたからといって慌てているということはありません。

 ただ、この人口比でいうと、ということは十分、この前の会見でもちょっと触れさせていただきましたが、愛媛県の人口規模を考えると、今、500でとどまっていると見た方がいい。これが感染回避行動、もう一度原点に返っていただかないと1,000とかそういうレベルまでいってしまう可能性があるなということだけは危惧してます。であるがゆえに、なんとかここをピークに減少に向かって進んでいけるように、県民の皆さんの御協力をなお一層お願い申し上げたいと思っています。

 

(読売新聞)

 すみません。先ほどの話でもあったように、感染回避行動の徹底ということですけれども、ただ、まだ連日暑い日が続いて、屋外でマスクは外すとか、そういうところどこまで徹底に当たるのかというのがあるのですけれど、熱中症対策でそういうふうな緩和をすることは徹底から外れることではないという考えでよろしいでしょうか。

 

(知事)

 もうこれはこれまでのですね、なんというのですかね。暑さ対策でマスクはどうだという議論はいろいろされてきた経緯がありますから、県がこう言わなかったら従う必要はない、県がこう言ったから、言わなかったからやる必要はないとかいうそういう次元ではないと思うのですね。常識で考えれば、熱中症対策も人がいないところ、屋外でそこでマスクする必然性っていうのはそうは高くない。ただし、屋外であっても周辺に多く人がいて、会話がなされるようなところではマスクをする。暑いときでもそれは人がいるかいないかで判断する。これはもう普通の感覚を持っていれば判断できると思いますので、愛媛県の県民の皆さんは、それはしっかりやっていただけるというふうに信じています。

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 各社さん他に質問等よろしいでしょうか。ではこれで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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