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新型コロナウイルスの感染の確認等(5月11日公表分)に関する記者発表の要旨について
日時:令和4年5月11日(水曜日)15時00分~15時30分
場所:知事会議室
(南海放送(幹事社))
それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。
(知事)
連休明けで、ある程度の連休後の状況も踏まえて、ご報告も兼ねて、会見させていただきます。
昨日、確認された県内の陽性者の方は237名でございました。内訳は既存が106名、新規または調査中が131名となります。感染が確認された方に心からお見舞いを申し上げます。昨日は、松山市が110名で、全体の4割以上を占める状況に変わりはありません。また、このほか、今治市、新居浜市、西条市、東予3市で20名以上の陽性が確認された傾向も変化がありません。ただ、新たなクラスターは、昨日は確認されませんでした。
本日は主に4点、昨日の検査結果および最近の感染状況、二つ目に医療負荷の現状、三つ目に感染状況や医療負荷の状況を含めた現在の評価、最後に、ワクチン3回目接種の進捗状況についてお知らせをいたします。
まず、昨日の検査結果ですが、やはり活動が活発な20代が57名と最多となっています。昨日の公表でも20代が89名と、一番多くの陽性が確認されております。活動的な年代でもございますし、帰省、旅行などの県外の往来、友人との交友などの行動歴が連休以降の保健所の聞き取りの中で確認をされております。40代以下で、全体の8割を占めるという状況でございます。4月の下旬から若者世代や子育て世代を中心に、感染の連鎖が続く状況に変わりはないということでございます。
少しでも体調に異変のある方は、出勤そして登校を控えていただき、医療機関に連絡の上、受診するよう、ぜひお願いを申し上げたいと思います。そして事業者においても、従業員やそのご家族に体調不良の方がいる場合は、休みを取りやすい環境づくりを事業所においてとっていただきますよう、ぜひお願いいたします。
性別は男性が135名、女性が102名でございました。居住地は先ほどご報告したとおり松山が110名。今治、西条、新居浜で20名規模。宇和島市、大洲市、四国中央市で2桁の陽性が確認されております。その他の市町はゼロ、ないしは10名未満の確認にとどまっております。職業は、会社員が90名と最多。次いで児童・生徒が43名でございます。
次に、最近の感染状況なのですけれども、まずこちらがですね、週ごとの感染経路の分析になります。この青いところが直近1週間の状況。それで、前の週、その前の週、その前の週と1週間ごとに、4週にわたって、感染経路の分析を示したのがこのグラフになります。連休の影響もありまして、全体の陽性者の人数は減少しておりますが、それに伴ってほとんどの感染経路でも減少、青いところが少なめに出ております。
ただその中で、こちらですね。県外が突出して増えているのがお分かりいただけると思います。主な原因は、やはり帰省が圧倒的に多く、その他、旅行、県外往来でございますけども、こちらの感染経路不明の462名の中には、県外往来の履歴(行動歴)があった方、また県外往来を行った方と接触のあった方がかなり多く、この462名の中に確認をされております。
連休中に県外を訪れた方、また、県外からの帰省者等と行動を共にされた方も多いと思います。おそらく多くの方、十分気を付けながら行動されたと思いますが、感染力の強いオミクロン株でございますので、ぜひ体調管理に気を付けていただき、ちょっと連休を振り返っていただいてそういう行動あった方、異常を感じたら、早期の受診。また、不安のある場合は、無料の検査所、5月いっぱいまで開設しておりますので、活用をしていただきますように、ご自身やご家族、職場、多くの影響が出ますので、よろしくお願いいたします。
次に、BA.2の置き換わりの状況でございます。このパネルは、県の衛生環境研究所等が行ったゲノム解析結果を、検体の採取時期によって分析整理をしたものでございます。棒グラフのこの青いところ、これがBA.2系統の割合になります。
全国で、より感染力の強いBA.2系統への置き換わりが進んでいると指摘されておりますが、本県でもご覧のように3月の上旬以降ですね、青いところ、BA.2の割合が急増しております。4月以降の事例では、もう既に9割が、BA.2への置き換わりの判定が出ておりますのでこの結果から、現在、県内の感染の中心は、BA.2感染に完全に置き換わってきているというふうにいえるのではないかなと。その可能性が高いというふうに思います。
次に、人口10万人当たりの陽性者数でございますが、連休中の移動、連休明けの経済活動や生活の再開によって、全国的にもかなり感染が拡大傾向にあります。このパネルは都道府県別に10万人当たりの直近1週間の陽性者数の人数を表したものでありますが、本県は5月9日時点で105.4人、47都道府県の多い順で見てみますと、42番ぐらいになっております。他の都道府県と比較すると、引き続き低い順位に位置しているのですが、連休中の人の移動で、愛媛県よりも感染が落ち着いていない地域の影響もあろうかと思います。
ここ数日、近隣県では過去最多の陽性確認が報告されているところも、複数ございますので、連休前よりも陽性確認が、愛媛ではまだその兆候ないですけれども、大きく増加している地域もあります。BA.2への置き換わりが進んでいる状況も併せて、本県も、感染は4月下旬から、収まっているというわけではないという前提で考えておく必要があるということでございます。
次に、医療負荷の状況でございますけれども、このオミクロン株が、年明け以降、全国で拡大していった初期の段階で、これまでの株と明らかに異なる特質を持っているということをご報告させていただき、それを前提に考えていただくということ、対応策をしていくということをお知らせしたところでございます。大事なことは、毎日の陽性の確認数のみに振り回されないことと、それから、そちらだけに目を向けて、不安を煽るような無責任な情報発信に振り回されないということ、これが非常に大事であるということから、むしろ注目すべきは、治療を必要とする方々に適切に医療が提供できるかどうか、これがオミクロン株に対峙するために重要であるという考え方をとってまいりました。
現在の医療機関の状況を丁寧に見ていきますと、まず、本日時点での入退院の状況でございます。医療機関に入院されている方は2名減少して、53名が現状でございます。
重症は変わらず3名、うち2名の方はかなり長期の入院になっておりますが、実は重度の肺炎のような、コロナの重い症状のある方々ではございません。別の基礎疾患をお持ちで、コロナをきっかけにそちらの基礎疾患の治療が重要になってきておりまして、医師の判断によって、その治療のため、集中治療室ICUで治療を続けているというケースでございます。ただ国の基準では、コロナの陽性者で、ICUで集中治療している患者さんは、たとえコロナの症状ではなく、基礎疾患の治療、ウイルス(量)もかなり減少しているといっても、そういう場合でも、全てコロナの重症例として取り扱うことと、全国基準でなっておりますので、そこの結果重症者3名が続いております。ただ、コロナだということに視点を持って見ていきますと、その治療のために入院している重症患者は1名ということでございます。実質1名ということになります。
また、重い中等症の目安となる酸素投与をされている方は、先週は調査していませんが、先々週6名でございましたが、現在は4名でございます。酸素投与の人数、毎週水曜日に皆さんに公表させていただきましたが、先ほど説明したような重症例の状況も同様に、水曜日に今後は定例的に報告することとさせていただきたいと思います。
次に宿泊療養施設の方は7名増えて66名でございます。こちらも部屋そのものは十分確保しておりますが、医師の判断で、今入られている方は66名ということでございます。自宅療養、一部入院調整中の方も含めて、77名増えて1724名。一方で退院となった方は155名で無事に回復をされております。次に、それぞれの、こちらは公表日ごとの陽性者数、亡くなられた方、新たに重症になった方を示したグラフになります。大型連休で多くの医療機関は休診であった影響もございましたので、連休中は、ご覧のように低い水準で推移しております。死亡者の人数、重症者の人数も、増加傾向は見られない状況で、4月後半からの低い水準でずっと続いている状況にあります。
ただ、一方でこちらですね、連休の谷間の金曜日、ここでは、5月7日、353名の陽性報告がございました。4件の高齢者施設クラスターも発生しております。そして連休明け以降は、連休中が少なかったので増えてはおりますが、現在のところ、一部の県で見られるような大きな増加は愛媛県見られてはいないのですが、今後、大型連休の人出の増加の影響、表れてくる可能性はまだまだあると思っております。今週の推移を見極める必要があるのではないかと思います。
続いて病床の使用率等でございます。こちらは灰色のグラフ、こちらは重症化リスクの高い70歳以上の入院患者さんの推移でございます。青い折れ線グラフは、全ての年齢、70歳以上も含めて、全ての年齢の病床の使用率でございます。なお、病床使用率は愛媛県の場合、最大確保病床は340床でございますが、現在は、入院されている方がそこまで多く逼迫(ひっぱく)していませんので、その前のフェーズの病床の構えにしております。現在、スタッフも含めて準備できているのが287床、この使用率も287床を基に算出をしておりますことを申し上げておきたいと思います。右側のこの緑が大型連休中でございます。まず、灰色の棒グラフですけれども、70歳以上の入院患者の人数は、2月の中旬から3月下旬にかけて、ここからこちらにかけて大きく減少をいたしました。その後はおおむね横ばいで推移しておりました。
ただ、直近では高齢者施設のクラスターがいくつか確認されておりますので、若干上昇傾向にあります。けれども、5月11日時点では、34名でございまして、ピーク時は2月12日の80名でございましたので、そことピークの時と比べると、半数以下の状況でございます。
一方で青い折れ線グラフですけれども、全体の病床の使用率は、コロナ病床への追加確保も行った効果もありまして4月中旬以降は、20%ぐらいまで減少しております。直近では、先ほどと同様クラスターの影響で若干上がってきておりますが、それでも5月11日時点で18%でありますので、2月13日のピークが、こちらが40%でありましたので、そこと比べますと、こちらも半分以下には抑えられている状況でございます。
以上、感染や医療の状況をまとめますと、まず県内の感染状況、こちらは40代以下、特に10代20代が感染の中心となっているということ、他の都道府県との比較では現段階においては低い水準を維持しているということ、ただし、県外由来の陽性確認が続いておりまして、BA.2系統への置き換わりも進んでいるということ、そして連休明けは、ここ1週間程度、影響を見ておく必要があるということが県内の感染状況でございます。医療負荷については、病床の使用率、70歳以上の入院患者の人数共にピークの時と比べますと、半分以下の状況にあります。ただし直近では、若干増加の傾向が見られ、特に高齢者施設でのクラスター発生など、入院リスクの高い年代等への感染拡大に警戒が必要だというふうに評価できると思います。
これからしばらく連休の影響を注視してまいりますが、この段階では社会経済活動を制限するような強い要請を行う状況にはないというふうに判断しております。BA.2系統が大半を占めるようになったからといって、取るべき対策には変わりはありません。今後も感染力が強いですから、一定の感染の波は続くと考えられますが、急激な感染拡大の事態にならないように、十分気を付けても潜り込んできますので、本当に全国比較で見ると県民の皆さん、ほとんどの皆さんが注意深く行動していただいているからこその結果になっていると思いますので、引き続き、正しいマスクの着用や、こまめな手指消毒、混雑した場所を避けるなどの基本的な感染回避行動を取りながら、経済活動や日常生活を送っていただきますように、言わば感染回避行動を習慣化するという中で、ウィズコロナを目指していくということをぜひよろしくお願い申し上げます。
次に、3回目接種の進捗状況でございます。5月9日時点でのデータでございます。このパネルは、市町別の総人口に対する接種割合でございます。
前回と比べて、県全体では2.9%上昇しまして、現在56.7%の接種率となっております。
全国が54.5%ですから、それを2ポイント以上、上回っておりますが、ここ最近の伸び率は全国3.2に対して愛媛2.9ですから、伸び率は全国をやや下回っております。各市町では、夕方接種など工夫をして接種加速に取り組んでおりまして、五つの市町では、全国の伸び率を上回っております。各市町におかれましては、引き続きくれぐれも取り組みをお願いいたします。
次に今回から新たに、年代別接種状況についてお示しいたします。このグラフは、3回目接種が可能な、12歳以上の人口をベースとしておりまして、表の右側の棒グラフ、こちらは、本県の状況がオレンジ、全国が青となっております。見てみますと、全年代の合計では、これが全年代ですね、全国60.2%に対して、3回目接種、愛媛県62.4%で上回っておりますが、20代、30代、これは全国でもそうなのですけれども、やはりこちらがなかなか進んできていない。むしろ20代については、全国よりも下回っているような、30代もそうですね、状況でございます。ここが愛媛県の場合は、ちょっと大きなテーマ、ポイントになってくると思います。
先ほどは、人口ベースのデータでしたが、こちらはですね、3回目接種時期を迎えた方、すなわち2回目接種から6カ月を経過して、接種可能となった方に限っての年代別の接種状況でございます。可能となった方がどの程度接種されたかということが、こちらの表でお分かりいただけると思います。表の右側の棒グラフ、本県の状況が緑色、全国が黄色でございます。こちらの全ての年代で全国を上回るか、ほぼ同じ状況となっております。ただ、年代ごとに大きな差は全国とあまりないのですけれども、やはり20代30代、若い世代になると、ちょっと全国並みという状況でございます。20代から30代の若い世代も、3回目接種の対象となる2回目接種済みの方のうち、約95%の方が、5月末までに3回目接種の時期を迎えることになります。それに伴って、それぞれの市町から接種券がお手元に届くと思います。
国のデータでは3回目接種を受けられた方の新規罹患(りかん)率は、2回目接種までの方と比べて下がるということが確認されております。これは専門家の指摘が報告されております。また、オミクロン株に感染すると、若い世代でも時折、強い症状が出たり、また、後遺症が残ることもありうるという報告もございます。
本人だけでなく、周囲や社会経済への影響もございますので、決して軽視をせずに、可能であるならば積極的に3回目接種を検討していただきたいというふうに思います。多くの方々がワクチンを接種することが、コロナの下で、社会経済活動を行う上で欠かせない状況でございます。
このため、本日、県内の経済団体へ、若い世代への3回目接種の促進にご協力をいただくように、文書を発送させていただきました。
また、市町にもそれぞれの市町別の若い世代の接種率を個別に示しまして、接種の加速が期待される市町には、さらなる取り組み、そして接種券の送付を、6カ月が実際に経過してからでなく、前もって予約ができるように、早期に発行できないかということをアドバイスしているところでございます。
最後に、松山空港に設置いたしました無料検査所ですけれども、連休期間中に900名を超える多くの方にご利用をいただきました。無症状の方を対象としている中で、陽性が疑われる事例も複数確認されております。医療機関に速やかにつなぐことができましたので、感染の早期探知にはつながったのではないかと考えます。県内の無料検査所は、松山空港の他にも県内約120カ所、東・中・南予それぞれで開設をしておりますので、感染に不安のある方、県ホームページでご確認の上、特に旅行、あるいは帰省、連休中を振り返って、不安を感じている方が、こちらを積極的に利用していただけたらというふうに思います。以上です。
(南海放送(幹事社))
ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。
(南海放送(幹事社))
南海放送です。3年ぶりの行動制限のない経済活動との両立ということで迎えたゴールデンウィークでしたが、まだ影響は見定めているとこだと思うのですけれども、知事としては今回のゴールデンウィークをどのように評価されますでしょうか。
(知事)
そうですね本当に、2年半前に初めてコロナと対峙した時から、感染抑止と経済活動のハンドリングは非常に難しいことになるのではないかということを申し上げて、取り組みを進めてまいりました。特に昨年までのデルタ株までは、重症化率が非常に高かったということと、ワクチン接種が進んでいなかったということもあって、病床の使用率もぐっと上がった時期もありましたので、どちらかというと、感染防止に力点を置いた対応が進んできました。ただ、この年明けからオミクロン株が中心に切り替わったことによって、明らかに専門家の間でも重症化率が低くなっているということで、経済も抑制の限界というのがありますので、この特性を受け止めたうえで、ウィズコロナの模索が全国的にも、あるいはもっといえば、世界的にも始まっているというふうに思います。
ただ、連休前に申し上げたように、何もかも自由ということではなくて、前提条件があると。基本的な感染回避行動というものは、これまでどおり習慣化していただくことによってウィズコロナが可能になってくるということで、お願いをしてまいったところでございますけれども、まだ分かりませんけれども、現在のこの2日間、連休明けの2日間の数字を見ると、例えば、業界単位でも、旅行関係、いろいろなイベント関係もですね、感染対策を十分やった上での、取り組み、呼び掛けも含めてですね、行っていただいてるんじゃないかなと。旅行に行かれる時も十分注意しながら、行動されているんではないかなというのが、この2日間のデータだけを見ると、愛媛県民の皆さん、本当に真面目に取り組んでいただいてるなということを感じます。ただこればかりはまだちょっと分かりませんので、もう少し分析をしばらくした方がいいんじゃないかなというふうに思ってます。
(テレビ愛媛)
3回目のワクチン接種についてです。
人口ベースで見ますと、30代特に20代は、全国平均と比べるとやや低いということですけれども、とりわけその各市町にこれから呼び掛けも行っていくということですけれども、その20代30代が、今まだ接種できてない市町というのは、具体的にあるのでしょうか。
(知事)
全体的に、まだ同じような傾向なのですけれども、やはりどうしても、高齢者の接種が遅れた地域は、当然その他にも全部しわ寄せがいきますので、高齢者の接種が遅れた地域により色濃く、当然、接種券の発送も全部の世代で遅れていきますから、その影響というのが出ていると思います。
(テレビ愛媛)
こうした中でですね、松山市は昨日、4回目のワクチン接種のスケジュールを示しましたが、それについてはどんなふうに捉えてらっしゃいますか。
(知事)
4回目の接種スケジュールは、国がもう既に5月の下旬から開始するというようなことを発表していますので、それに合わせてスタートされるということでこれはもう、松山市に限らず、全市町が準備に入っているというふうに思いますけども、多分、当初はものすごい人数が少ないと思います。
ですから、本格化するのは6月、7月、特に7月ぐらいになるのかなというふうに思っていますけど、早めに、特に松山市さん、遅れてきた分を取り戻すというところをしっかりやっていくという意思の表れではないかなというふうに思っています。
(テレビ愛媛)
今のところ松山空港の無料検査については5月末までかと思いますが、それは延長するとかそういったことは今のところどうでしょうか。
(知事)
国との協議も必要となりますし、それから、5月の中旬に入る前ですから、今後の感染状況というのを見極めての国との話し合いということになろうかと思っています。
(南海放送(幹事社))
各社さん他に質問等よろしいでしょうか。ではこれで終わります。
(知事)
はい、どうもありがとうございました。
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