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新型コロナウイルスの感染の確認等(2月20日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017504 更新日:2022年2月21日 印刷ページ表示

日時:令和4年2月20日(日曜日)15時00分~15時15分

場所:知事会議室

 

 

(南海放送(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事よろしくお願いします。

 

(知事)

 昨日確認された陽性者数は213名でございました。内訳は既存が111名、新規または調査中が102名となっています。感染が確認された方に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。

 昨日は土曜日でございましたので、多くの医療機関は午後休診されております。それにもかかわらず、前日金曜日の分とこれが216名でございましたので、ほぼ同じ水準の陽性確認となっています。オミクロン株の場合はかつてのアルファ株・デルタ株と違って、日々日々の情勢、データ、情報を収集して分析し、ピンポイント、重要なところに注意喚起を促して、早めに対応を取るということが極めて重要な、そして効果的な対応だと思います。もちろん、医療が必要な方をしっかりと治療する、これが基本でありまして、感染力が強いのであるが故に、今申し上げたような手法というものが非常に効果的と考えます。そこで、今日はこの数日間、特にまだ分析中のところもありますので、エリアの注意喚起を中心に、皆さんにメッセージをお伝えしたいと思います。

 松山市は93名でございましたので、依然として高止まりをしておりますので、引き続き警戒が必要でございます。そして、昨日も新たに新居浜市の高齢者施設、宇和島市の児童施設、計2件のクラスターが確認されておりますので、東中南予全域に感染が見られるということも変わっておりません。

 こちらのパネルなんですが、先週は金曜日が休日でございましたので、2日間のデータ分析が傾向を読み取る上で重要と考えます。今週と先週の土日の2日間の陽性者を保健所管轄別に比較したものでございます。先週、こちらの方ですね、2月の12日・13日ですが、金曜日が祝日で、土曜日の公表は116名にとどまりました。しかし、その反動で日曜日の公表は248名となりましたので、土日合計で364名、それが先週の陽性確認者数でございます。一方で、今週は昨日の公表が216名、そして本日が213名で、2日間合わせて429名、先週の土日合計を65名上回っているということがここでお分かりいただけると思います。先週は、週の初めから前週の同じ曜日を上回る陽性確認が毎日続いておりましたので、この週末もそういった傾向が続いているというふうなことをお分かりいただけるんではなかろうかと思います。まず、この一点目、いわば県民の皆さんのご努力によりまして、47都道府県中、(人口)10万人当たりの陽性確認数は44番ぐらいには何とか踏みとどまっておりますが、オミクロン株は少しの隙であっという間に感染が拡大する相手でございますので、上昇が緩やかながらも、注意深い行動が必要であると、決して下降局面には入っていないということがお分かりいただけると思います。

 そして保健所別でございます。まず、松山市と中予保健所でございますけれども、こちらは、中予は生活圏が一体ですので、ちょっと一体で見ていただきます。これはご覧のとおり、こちら二つの保健所で228名であったものが237名に増加をしています。ただし、県全体に占める割合は63%から56%、人数は増えているんだけれども比率は低くなっているということがお分かりいただけると思います。ということは、他の地域が増えているということでございます。まず、その他の地域では宇和島保健所と今治保健所、緑とここの赤で囲っている部分ですね、ここが大幅に増えていることがお分かりいただけます。宇和島保健所と今治保健所、ここが、増加傾向が非常に顕著に見られるということ。そして、西条保健所、八幡浜保健所、青とこの黄色の部分ですね、ここもそう大きく増えてはいないんですけど、高止まりが続いているということがお分かりいただけるというふうに思います。だいたい保健所ごとに見ると、松山市保健所、もう一度繰り返します、中予保健所、松山市周辺ですね、比率は下がっているんだけど全体数ではまだ増加しているということ。そして、西条、八幡浜については、依然として高止まりが続いているということ。そして、宇和島と今治の保健所が大幅に増加していると。これで、それぞれの生活圏域の皆さんに、まずご自身の住まわれている(地域の)動向がどうなっているのかということを確認願いたいと思います。

 こうした中でですね、ご高齢の方が非常に入院が多くなってきております。医療現場、まだまだベッドそのものは、逼迫(ひっぱく)状況にはありませんけれども、現場はそうではなく、高齢者施設のクラスターが多かったこともあって、高齢者の入院比率が75%程度になっていますから、その分、通常の年齢層の方、働き盛りの方等が入るよりは介護・介助が必要な状況になっておりまして、特に看護師さんの負荷が非常に高くなっているというのが現状でございます。そのためにも、県内各地の感染をしっかりと抑え込んでいかなければならないというふうに思います。施設等々については関係者が一丸となってそれぞれの対応を行っておりますけれども、今申し上げたような傾向ということを読み取って、それぞれの地域で一人一人の皆さんが感染回避行動を積み重ねることが重要でございます。十分な水準に下がるまで、そして高齢者への3回目接種、これも地域差がございますけども、これが進むまで、引き続きこれまでの注意を続けていただきたいと思います。そして十分な注意を払いながら日常の生活、そして活動を行っていただきたいと思います。さらに、少しでも症状が現れた場合は、迷わずに職場・会社を休む、学校休む、見合わせて、医療機関に事前に連絡の上、速やかに受診をお願いしたいと思います。特にこういう週末の状況でありますから、週明けくれぐれもご注意いただきたいと思います。

 次に、昨日の検査結果でございますが、40代が35名、また幅広い世代でご覧のように確認されています。男性は105名、女性は108名でございました。

 こちらの居住地については、先ほどの説明を参考にしていただけたらというふうに思います。特に松山、今治、宇和島は多いということ。そしてさらに保健所から分類してきますと、新居浜まだ高止まり、西条は落ち着いている。大洲、そして宇和島、ここが要注意でございます。中予周辺も、砥部、松前等々で確認されております。

 次に職業でございますが、会社員が65名と最多でございます。児童・生徒、未就学児も合わせて49名、家庭内での感染が目立ちます。換気、各家庭での感染対策を今一度確認願います。

 感染経路は家庭内が66名で最多。そしてクラスターの関係もあって、医療・福祉が27名と多くなっています。

 入退院の状況でございますが、医療機関、入院されている方は出入りがあって4名増えて86名。重症者は変わらず3名のまま治療が続いております。宿泊療養施設は出入りがあって2名増えて71名。そして、昨日は174名の方が回復、療養解除になりました。そういった関係で、自宅療養、入院調整中の方一部含めて、33名増えて1,866名ということでございます。

 ということで、さらに分析を進めてまいりますので、今日はあらの保健所単位での注意喚起とさせていただきましたけれども、ぜひ参考にしていただけたらというふうに思います。

 

(南海放送(幹事社))

 ただ今の発表事項などに質問のある社はお願いします。

 

(愛媛朝日テレビ)

 愛媛朝日テレビです。今治保健所と宇和島保健所の管内で陽性者が大幅に増加しているということですが、大幅に増えた要因とはどういったことが考えられるんでしょうか。

 

(知事)

 今分析中なんですけれども、もちろんクラスターもございます。クラスターが一たび発生すると、例えば人数の多い施設等で発生しますと一斉検査を行っていきますので、一時的にパッと陽性確認が出ることがございます。で、大きな施設でありますと、潜伏期間の関係で一気にはできないので、2日、3日分けてやるときもありますから、それが数日続くこともございます。こういった要因というのも増えていった場合考えられます。もう一つは、例えば友人間でクラスターが発生した場合は、それぞれの友人の皆さんが学校であるとか職場へ散って行きますから、今度はそちらで確認が始まって、そこから追い掛けの検査が始まっていくことにより、これは1週間ぐらい、感染の、ちょっとかたまりの確認が傾向として出てくる時もございます。すなわち、いろんな要素が絡んできますので、今の段階ではちょっと保健所までの分析しかしていませんけれども、今そういった地域ごとにさらに細かく対策を打つような分析ができないか、現場で作業をしているところでございます。

 

(テレビ愛媛)

 すいません、テレビ愛媛ですが、こうした地域ごとの分析をですね、どのようなかたちで感染対策に生かされていかれるお考えでしょうか。

 

(知事)

 はい、このオミクロン株の場合は、場所の特定というのは非常に重要でございまして、例えば高齢者施設で多くなってきた場合は、今もう既にやっていますけども、一斉検査であるとか、それからどういう場面で起こったかというのを事例ごとに分析してフィードバックしていく。さらには市町単位で、ただ単に書面等々で注意喚起するんではなくて、ここは市町の皆さんの力を借りて、人海戦術で徹底的にその浸透を図っていく。そしてまた、医師会や病院とも連携しながら、大きな施設の場合は施設療養というのもありますので、そこでの感染を防ぐためのゾーニングの指導であるとか、医療関係の手配であるとか、あるいはそこで重症化、治療が必要になった場合の速やかな搬送であるとか、こういったことを丁寧に行っていくということが大事ではないかなというふうに思っています。これは、保育所の場合も学校の場合も同じであります。基本はこうしたことによって、個々の場面における対策を一つやるということ。それから地域ごとの分析で重要になってくるのは、速やかに市長、町長に連絡をしておりますので、このエリア、わが町で感染の増加の気配が見られると、どれだけ早い段階で探知できるかが勝負だと思いますので、その兆候が見えた段階での注意喚起というのは非常に重要になってくると思いますので、この両面で徹底を図るということが効果的ではないかというふうに思っています。

 

(南海放送(幹事社))

 他にご質問よろしいでしょうか。それではこれで終わります。ありがとうございました。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

 

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