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新型コロナウイルスの感染の確認等(2月15日公表分)に関する記者発表の要旨について
日時:令和4年2月15日(火曜日)11時00分~11時10分
場所:知事会議室
(南海放送(幹事社))
時間になりましたので始めます。本日は60分を予定しています。本日は記者発表事項が3件あります。まず新型コロナウイルス感染の確認等について、知事お願いします。
(知事)
本日は定例会見の中で、臨時会見のようなかたち(での発表)になります。速報値というかたちでお伝えいたしまして、まだ数字が固まってない部分もあるんですが、午後は事務レクの方でその固まった数字を発表させていただきたいと思います。
昨日確認されました陽性者の方は281名でございました。感染が確認された方にまず、心からお見舞いを申し上げさせていただきます。現在データ精査中でございますので、既存と新規、調査中、この内訳も現在データ分析を行っているところでございます。昨日公表した日曜日の検査結果は、日曜日ほとんど休診だったということもありまして127名と少なくなっておりました。昨日の会見でも、過去の経験則からリバウンドが月曜日に出てくるであろうというようなことをお話しさせていただきましたが、ただ3連休明けのこの検査結果、先週の月曜日が244名でございましたので、それと比較すると大きく上回っております。松山市では129名で前日から倍増。そしてちょっと心配している、先週あたりから上昇の懸念があるんではないかと申し上げてまいりました今治市が、市としては過去最多の43名の陽性確認となっています。また、その他の市町では西条保健所管内で34名。中予保健所管内で23名。八幡浜保健所管内、これ多くが大洲市でございます、31名。各地域で多数の陽性が確認されております。また、新たなクラスターも3件確認されました。松山市の高齢者施設で1件、西予市の会食で1件、久万高原町の職場内で1件の三つでございます。3連休の影響が明らかとなってくるのが今日、明日、あさって、場合によっては一転して増加に転じる可能性もございます。オミクロン株はそれだけの感染力を持っています。「もう大丈夫だろう」という油断が感染拡大にすぐに直結をいたします。いまだ高い水準で感染が続いているということを、県民の皆さん、今一度ご認識いただけたらというふうに思います。
それでは昨日の検査結果ですが、最多は20代(と40代)で44名でございますが、幅広い世代で、ご覧のように40名が若い世代で確認されております。そして70代以降はクラスターの関係で22名と多くなっております。
居住地では松山市が先ほど申し上げましたように129名、半分近く。そして懸念が続いている中予保健所は、特に東温市と松前町、この1市1町で8名ずつ。そして今治市は十数名でずっと踏ん張っていたところ、20名が続いていて懸念だと言うふうなことを申し上げましたが、一気に43名に急増しております。幅広い年代、職業で陽性が確認されておりますので、昨日は今治市長にも大洲市長にも連絡をさせていただきました。この状況を受けて一層の注意喚起をお願いしております。新居浜市と西条市は日曜日の陽性確認はありませんでしたが、昨日はその分、両市で34名。新居浜市15名、西条市19名。ただ、少し新居浜が落ち着いて、ただ落ち着いてくると今度はまた西条が上がってくるという、こういう状況が一進一退が繰り返されております。そして大洲市が先ほど申し上げましたように、クラスターの関係もあるんですが26名でございます。
職業は会社員が84名で最多。児童・生徒が39名。福祉はクラスターの関係もあり15名となっております。
感染経路や入退院の状況は現在精査中でございますので、午後の事務レクをお待ちいただきたいと思います。ただ入退院等の状況については、確認できている人数だけ申し上げます。医療機関に入院している方は出入りがあって11名減少して91名。100名を切っております。重症は変わらず4名のまま。そして、宿泊療養施設に入院されている方は、出入りがあって2名増えて72名。一方で退院等となった方は、昨日も数多くいらっしゃって251名の方が療養解除ということでございます。以上でございます。
(南海放送(幹事社))
ただ今の発表事項に関しまして、質問のある社はお願いします。
(南海放送)
南海放送です。先ほどの発表でもあったんですけど、今治市が大変増えているように思うんですけれども、その原因について知事はどのように分析されますでしょうか。
(知事)
今分析を行っています。まだ全ての分析が終わってないんでこの段階で何とも言えないんですが、ただここしばらくさっき申し上げたように、10名程度で済んでいたものが20名近くが続くという状況が先週でありましたので、注意喚起を行わせていただきました。そういうふうな中でやっぱり先週の金曜日と日曜日の休診期間の分が乗っかってきている部分はあると思います。一部で確認されているのが学校関係で確認されていることと家族、家庭内ですね、それがどれだけ占めているのかを今分析しています。後はどういったところで見られるのか、年代的にどうなのかいろんな角度から分析してそのデータに従って対応を考えていきたいというふうに思っています。いずれにしましても、大洲にせよ、今治にせよ、市との連携をしっかり行って対応をしていきたいと思っています。
(あいテレビ)
あいテレビです。今日ですね、夕方全国知事会もあろうかと思います。コロナ対策というのはやっぱり全国的な課題になっているかとは思うんですが、愛媛県からはこういった現状を踏まえて、どのようなことを訴えていかれるおつもりでしょうか。
(知事)
全体的な発言、ちょっと前回は割と早めの発言の機会だったんですが、今回ちょっと遅めになって、これ入れ替わり、入れ替わりでやっていますので、ですからあまり重複しないようなかたちにしたいなと思っておりますので、今は決めておりませんが、ただどうしても言わなければいけないのは、もう当初から申し上げているまん延防止等重点措置のオミクロン仕様への変更が一向に進んでないと。議論はしているけど結論が出ていないというのは、これはBA.2のことを考えるとですね、またこの武器で戦えというのはもう本当に日本経済そのものに深刻な打撃を与えることにもつながるので、もう本当に喫緊の課題であるというふうに思います。そして、またやはり今の、これ地域にもよるんですね、地域によって全てを否定している訳ではありませんが、愛媛県のような地方では、やはりデータ分析しても今の時短要請を中心としたメニューでは感染抑止には本当に効果が薄すぎる。しかも指摘させていただいたように、経済全体を止めてしまうダメージ。そしてまた、その上で支援金が飲食店のみというアンバランスな制度。また、この飲食の時短協力金もですね、大きなところでは十分カバーできない、小さなところでは逆に普段より利益が出てしまう。これはもう現実にそうなってしまっているんですね。ですから、こういった歪みもなぜ早く是正しないのか。そこはもう本当にスピーディーにやっていただきたいなというふうに思っています。その上でいろんな地域のデータが上がってきているはずですから、オミクロン対応のためにBA.2のことも考えて、オミクロン対応の制度というのはどうあるべきなのか、メニューはどうすべきなのか。そろそろ結論を出していただきたいということを中心に申し上げたいなというふうには思っています。
(南海放送(幹事社))
他にいかがでしょうか。
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