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新型コロナウイルスの感染の確認等(1月6日公表分)および第6波に備えた対処に関する記者発表の要旨について

ページID:0017460 更新日:2022年1月7日 印刷ページ表示

日時:令和4年1月6日(木曜日)15時00分~15時37分

場所:知事会議室

 

 

(南海放送(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、個別事例などに係る詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。

 

(知事)

 速報では昨日の陽性者7名とお知らせしましたが、その後医療機関から1名取り下げがございまして、昨日の県内での確認は陽性者6名となります。内訳は既存の1事例で3名、そして新規が3名出ています。新規3名のうち1名は県外由来、残る2名は調査中としておりますが、保健所の聞き取り調査で、年末年始の県外往来、また県外から来県された方との接触は確認されているということでございます。このパネルはこれまでの県内のオミクロン株検査の状況をこの3日間まとめたものでありますが、1月4日に40日ぶりの陽性確認が出まして、県内で、その後確認された陽性者15名いらっしゃいます。3日間で15名。うち1名がオミクロン株確定、11名がオミクロン株疑いであり、検査をした残りの2人も含めて全員が、3名ですね、デルタ株は陰性となっています。既に県内の感染はオミクロン株が主流というふうに見ていいんではないかと思います。残りの3名は本日、変異株検査を実施予定でございます。ということで、県民の皆さん、愛媛県はオミクロン株による第6波の入り口に差し掛かったというふうに受け止めていただきたいと思います。

 感染の急増を受けまして、政府は沖縄県、広島県の全域および山口県の一部にまん延防止等重点措置の適用を行う方針との報道がなされました。本県でも本日公表の感染事例の中に、現時点での保健所の調査で感染経路の特定にまでは至っていない事例もございます。もはや、いつ市中感染が起こってもおかしくないという状況にあると思っておりますので、その前提で県民の皆さんも行動をしていただくことが重要でございます。

 本日の会見では、先手を打った対応や県民の皆さんへの要請をお話しいたします。まず第1点目は昨日の検査結果、第2点目は第6波に備えた対処の準備、第3点はワクチン接種についてであります。

 まず陽性者の概要でございますが、年代は10代から60代まで幅広い世代で確認されております。特に20代が3名、引き続き行動力のある若い世代が多い。年末年始に県外に移動して帰ってきてすぐに発症したというようなケースが多いと思います。男性1名、女性は5名でございます。居住地は新居浜市が4名となっておりますが、うち3名は同一事例でご家族でございます。感染力が強いということであります。その他西条市で1名、大阪府で各1名でございます。職業は会社員と福祉関係1名ずつ、職場での広がりは現在調査中でございます。学生1名は県外の学校の方でございます。また、児童・生徒、教職員が1名ずつ確認されておりますが、学校は冬休み中で、現在接触者への影響等を保健所が懸命に調査をしているさなかでございます。

 感染経路は家庭内が3名、そして本日も県外が1名確認。調査中は2名ですが、冒頭お伝えしたとおり、保健所による調査で年末年始の県外往来、県外から来県した方との接触はこの2名とも確認されています。陽性が確認された方々は年明け以降、親族や友人との集まりや会食の機会があり、濃厚接触者も多数にわたるケースもあります。陽性者1人につき10人から15人という事例も出てきております。現在、保健所が懸命に追い掛け作業を行っておりますので、該当する方々は保健所への協力をぜひよろしくお願いします。

 繰り返しになりますが、山口県や広島県という近隣地で感染者の急増が見られています。広島も今日の発表では270名に迫ると聞いておりますし、大阪も500名を超えるんではないか、沖縄は980名の予想が報道されています。こうした地域ともですね、年末年始の人の移動が一定程度行われて、既に県内にウイルスが持ち込まれていると考えなければなりません。さらに、親族や友人との集まりにより、現時点では確認されていないもののオミクロン株の市中感染が起こっているという前提で、この段階から考えておく必要があると思います。感染の早期探知のため、体調不良時は必ず出勤や人との接触を控えて、医療機関を受診いただきたいと思います。特に年末年始に県外往来のあった方、体調管理、感染回避行動の徹底をお願いいたします。

 次に入退院と検査の状況でございますが、医療機関に入院している方は6名増えて15名。宿泊療養、自宅療養ともこの段階ではまだゼロでございます。退院となった方もまだいらっしゃいません。昨日申し上げたとおり、関係機関と今、綿密に打ち合わせをしています。全員の入院から症状等に応じて、医師の判断で入院を行う方針へ切り替えてまいります。来週には運用が開始できるのではないかと思います。

 次に「L452R」変異株PCR検査でございますけども、昨日、既にプレスリリースでお知らせした2名に加え、1770事例目で新たに3名のオミクロン株疑いが確認されました。昨日までは、会見で公表した陽性者の「L452R」変異株PCR検査は当日夜にプレスリリースでお知らせしてきましたが、今後は、前日の変異株検査結果は翌日の公表時にこの事例パネルにおいてまとめてお示しさせていただきたいと思います。また、これまで県内で1カ月以上陽性確認がない状況において、海外から入国し、オミクロン株陽性が確認された方と同じ航空機に搭乗していた濃厚接触者、いわゆる機内濃厚接触者の状況はお知らせしてきたところでございますが、これまでのところ、愛媛県では機内濃厚接触者から陽性は一人も確認されておりません。また既に疑いを含め、県内でオミクロン株陽性者が確認され、今後はその陽性者や濃厚接触者への対応が対処の中心になってまいりますことから、本日以降、機内濃厚接触者の情報提供は控えさせていただきます。もちろん、その中で対処はしますけども、陽性になった場合は速やかに公表させていただきますので、国の方も方針を変えてきていますので、こうした機内濃厚接触者の情報提供は発症(陽性確認)した場合にお知らせするというかたちにさせていただきたいと思います。

 次に第6波に備えた対処の準備でございます。昨日、検討項目としてお知らせしましたが、対策の全体像を説明させていただきます。考え方は2点でございます。この2点でございます。ウイルスは既に県内に持ち込まれている前提で行動、そして準備をするということ。そして二つ目は、第6波は昨年夏のデルタ株をも超える急拡大をもたらす感染力、可能性があると思います。その波をできるだけ低くするとともに、その対処のための備えを先手を打って整えるという2点でございます。

 またオミクロン株による第6波は、例えば、繁華街クラスターから県内各地に一気に広がった第4波のように、松山市から県内の他の地域に広がるという流れにならない可能性があります。年末年始は他県から直接県内各地に帰省等の人の流れがありました。昨年の1月も東予、中予、南予の各地で突然クラスターが発生しています。県内の全ての地域が同じようなリスクにあるという前提で各地域、全県で捉えていただきたいというふうに思います。県の取り組みに加えまして、事業者の皆さん、県民の皆さんの行動が鍵となります。第6波への対処に向けまして、この初期の段階からぜひぜひご協力をいただきたいと思います。

 一方で警戒レベルの判断でございますが、一応今の段階では昨日お伝えしたとおり、連休明け1月12日前後の感染状況を踏まえて警戒レベルの変更は検討してまいりますが、感染がこれ、他県の状況を見ると一気に来る可能性もありますので、その状況次第では連休明けを待たずに、早期に警戒レベルの引き上げを行うこともあり得るということは事前にお伝えをさせていただきたいと思います。

 次に第6波の対処準備期間でありますが、まず医療体制でございます。医療フェーズにつきましては先日お伝えしたとおり、コロナ患者を実際に受け入れる病床、これは病床だけではなく人の手配も全て完了し運用が可能な病床の数でございますが、39日間感染確認がない状況が続いていた段階ではフェーズ1、133床にしておりましたが、既にフェーズ2、167床へ引き上げられるよう医療機関と調整が始まっております。1月中旬にはこの運用が開始できると思います。さらに、今後感染が急増することも考えられますので、フェーズ3、263床まで引き上げる可能性があるので、その準備をしてほしいということは既に医療機関にお伝えをしております。ただし、一定の診療制限、ここまでフェーズ3まで上げますと診療制限が伴ってまいります。医療従事者のシフトの変更等、これ医療機関によってもう早くできる所もあれば少し時間がかかる所もある。一番時間がかかる所はたぶん1カ月ぐらいかかる病院も出てくると思いますので、263床全てが整うのは1カ月ぐらい、順次増えていきますけども、全てが整うのは1カ月ぐらい時間を要するのではないかと見込まれています。

 次に重点的な入院の運用開始に向けた準備でございます。昨日の会見で、現在本県が行っている陽性者全員を入院とする措置を変更して、デルタ株までの従来の方針に、医師の判断によって入院を聞き取って決めていただくという方針に切り替えるお話をいたしました。つまり、入院は専門の医師が丁寧に聞き取って、重症化リスクが高い方、入院が必要な症状の方に重点化をしてまいります。加えて、国もこれまでのオミクロン株の陽性者全員を入院させるという方針は変更いたしました。昨日、医師が入院の必要がないと判断した無症状者や軽症者については、宿泊療養、自宅療養として差し支えないという通知が正式に来ております。重点医療機関等と調整を進めて、感染力の強いオミクロン株による陽性確認状況や医師会等との調整にもよりますけれども、来週にも、先ほど申し上げましたように運用を開始できるように調整を現在進めております。併せて、宿泊療養施設を早急に稼働できるように、昨日も今日も医師会長、看護協会会長ともお話をさせていただきました。関係機関、急ピッチで現在調整を進めていただいております。

 また、国の通知でオミクロン株陽性者の濃厚接触者についても、デルタ株と同様、自宅等に滞在することとして差し支えないという通知が来ました。これを受けまして、これまで国の方針に基づき、宿泊施設等への滞在を求めてきた濃厚接触者についても、原則自宅待機とする方針に変更をいたします。

 次に自宅療養者のフォロー体制の強化でございます。第5波を超える感染拡大を想定して備えなければならないと考えます。それを考えた上で、これまで郡市医師会や薬剤師会の協力を得て、電話等オンライン受診や訪問診療、薬剤の配送等を行う体制の構築を進めてまいりました。今後、増加が見込まれます自宅療養者の健康管理、医療提供を的確に行うため、医療機関と運用開始に向けた調整を進めておりまして、これ保健所ごと、郡市医師会、医療資源もありますので、できる場所、タイミングがそれぞれ変わってくると思います。調整が整った保健所の管内から順次運用を開始してまいります。また、先月下旬に特例承認されました経口薬、飲み薬ですね、コロナ治療の飲み薬。これについても、現在医師会、薬剤師会等との間で、診断の当日ないし翌日に速やかに投与が可能な体制を整備するため調整を進めております。これについても、来週後半には運用が開始できるんではなかろうかと思います。

 次に、これまでも準備したということで呼び掛けさせていただきました無料検査についてでございます。無料検査の対象を拡大して、昨日から県下19カ所、東中南予、全てで運用を開始しております。昨日お伝えしたとおり、この無料検査は特措法に基づく知事の要請として、感染不安の解消と感染拡大防止の目的で実施するものでございます。昨日から始まりましたが、1日で、県下で132名の方が無料検査を受けていただいております。

 なお、さらに本日付けで、今19カ所と申し上げましたが、さらにその他に5カ所で検査場が確保できました。今、開設の準備が順次進められておりますので、これにより検査場は合計24カ所、今日から開けられる所もあるかもしれませんし、ちょっと1日、2日掛かる所もあるかもしれません。しかし、近々24カ所の検査所に増えることになります。場所、詳細については県のホームページを確認していただきたいと思います。

 感染不安のある無症状の方、特に若い世代の方で年末年始に県外で長時間の会食や不特定多数が参加する3密の場合の出入りなど、感染リスクの高い場面に接した方は、ぜひぜひこれを活用して、積極的に検査を受けていただきたいと思います。自分の身を守るため、友人を守るため、家族を守るため、ぜひ思い当たる方は受けていただきたいと思います。

 次に学校の対策でございます。昨日お伝えしたとおり、年末年始の影響を見極めるため、今週末に予定していた17校の県立学校の始業式は、全て連休明け11日火曜日に繰り延べて実施することといたしました。これから入学試験を控えた大切な時期を迎えますけれども、各学校では十分な感染対策と事前準備を講じながら、受験シーズンを乗り切る体制を整えています。現場の先生方には引き続き緊張感を高めた対応をお願いすることになりますが、受験生や保護者の皆さんも学校や家庭にウイルスを持ち込まないよう、家族みんなで健康管理に留意をしていただくなどご協力をお願いいたします。なお、県立学校の入試等においては、オミクロン株陽性者の濃厚接触者となった受検者についても、従来株による濃厚接触者と同様に、PCR検査が陰性で当日無症状であるなどの要件を満たしていれば別室で受検できる体制を整備いたします。また、コロナ関係で当日受検できなかった方には、後日追試験を用意いたしますので、その点については安心して受検に臨んでもらいたいと思います。

 続きまして、経済関係、事業者の皆さんへの要請でございます。まず、感染拡大時にはテレワークや時差出勤の早期対応をお願いいたします。事業者の皆さん、今からぜひその準備を始めていただきたいと思いますので、テレワーク用機材の準備、テレワークに備えた勤務シフトの変更準備や確認等を進めていただきたいと思います。

 次に、従業員の体調確認の徹底でございます。特に体調不良の従業員さん、決して出勤をさせない、しない、医療機関を受診するよう経営者側からも強く呼び掛けていただきたいと思います。とりわけ年末年始に県外往来を行った従業員の方々には、特に注意を払っていただきたいと思います。

 次に認証取得の促進でございます。これも補助制度を立ち上げております。1月いっぱいまで活用できますので、飲食店におかれては、感染拡大時において安心して利用者の皆さん利用いただけるよう積極的な認証取得をお願いしたいと思います。これは、取得するということは、お客さんの安全・安心を考えているメッセージにもなると思いますので、お店の信用にも直結するんではなかろうかと思います。ぜひ取得をお願いしたいと思います。

 次にワクチン・検査パッケージの推奨でございます。イベントや飲み会、趣味の集まりなどの主催者は、このワクチン・検査パッケージを活用していただきたいと思います。

 次に県内宿泊旅行割引についてでありますが、一部隣接県における新規予約は停止をいたします。広島県と山口県、まん延防止(等重点措置)適用ということで協議をいたしました結果、明日7日金曜日からの新規予約につきましては、相互、愛媛、広島・山口、この割引制度の運用を停止することといたしました。他の隣接県、四国3県と大分県および県内については、当面割引は継続いたしますが、今後の感染状況、日々日々状況は変わっていくと思いますので、その状況を見極めながら、場所によっては急きょ停止することもあるということだけは事前に申し添えさせていただきます。

 なお、年明け以降、県内で確認された県外由来の感染事例において、保健所の調査では、本県との人の行き来が多い中国地方や関西圏域との往来が多く確認されております。必ずしも東京等首都圏が中心というわけではございません。今後、広島県や山口県、そして沖縄県にまん延防止等重点措置が適用された場合は、これらの県との往来自粛を要請させていただきます。それまでは法律に基づく要請ではありませんが、できれば、もう既に感染状況、この3県については非常に急ピッチで拡大していますので、特に感染が続く地域との往来は控えていただきたいと思います。

 次に県民の皆さんへのお願いでございます。近隣地域で感染者が急増している状況を踏まえまして、今後当面1週間程度は、会食はこれまで以上に注意して行っていただきたいと思います。現時点では一律の人数制限は行いませんが、会食は認証店を利用していただくようにお願いいたします。そして実施方法、これについては大人数長時間は避けるという今までお願いしてきたこと、認証店など感染対策が徹底された店舗を利用するということ、年末年始に感染リスクの高い行動を取った方や体調不良の方は事前にチェックをして決して参加しない、させない。こうしたルールを守っていただきますように、あらためての徹底をお願いいたします。さらにイベント等で前問題がありました、参加者の連絡先の把握を徹底するということが極めて重要であります。第5波の感染事例ではフットサルなどの集まり、ネット上で募集してバーっと試合をやって、バーっと散会したので連絡がつかないというケース。こういったケースもありましたので、参加者全員の連絡先が把握できていなければ追い掛けができません。保健所の調査が難航してしまいます。陽性が確認された場合に保健所が迅速に調査・検査が進められるように、参加者の連絡先を一元的に管理いただくようお願いいたします。それが難しい場合は名簿を作成しておいていただきたいと思います。なお、年末年始に県外往来をした方や県外からの来県者と接触のあった方は自ら体調管理に気を配っていただき、3密の場や店舗への出入りは控えていただくということ、大声で騒がないということなど特に慎重な行動をお願いします。

 なお、県内で最も人口の多い松山市には、特にこれまで繰り返し発生してきた繁華街の一部の店舗の油断した行動によって大規模なクラスターが複数回にわたって発生しておりますので、松山市には繁華街等への独自の対策を含めて、しっかりと対策を講じていただきたいと思います。特にただ巡回するだけではなくて、換気など感染対策が十分ではない店舗での、例えば新年のイベントとかがあるかもしれません、あるいは年明けのパーティーへの注意など情報を本当にキャッチして、これまで感染拡大の端緒となった経緯を踏まえて、それを抑える具体的な取り組みを期待したいと思います。

 また、政府が沖縄県、山口県、広島県にまん延防止等重点措置の適用を決めた場合は、これらの地域との往来の自粛を法律に基づいて要請することとなります。ただし、もうこれは正式な決定を待たず、県民の皆さん、実は昨日感染が確認されていない県は2県だけでございます。それぐらいの状況になってきていますので、しかも、場所によっては急速に感染が拡大するようなところも出てきてますので、情報をキャッチして往来についてはくれぐれも慎重な対応をお願いしたいと思います。

 最後にワクチン接種でございます。まだ接種されていない方は、これからでも新規の予約をすることはまだ可能でございます。今月9日、もうあと3日でございます、9日までに1回目の接種をすれば、3回の接種が無料となりますので、お住まいの市町に接種希望される方は連絡をして、ぜひ受けていただきたいと思います。

 また、現在高齢者へのワクチンの、高齢者です、高齢者の3回目接種の前倒しに向けて、各市町、そして各郡市医師会、医療機関と連携して、各市町単位で準備が進められています。高齢者施設入所者に続き、早いところでは今月下旬から一般高齢者への接種が開始されるほか、多くの市町で来月から本格的に接種が行われる予定となっています。市町ごとにばらつきがあります。1月下旬は砥部、東温、鬼北、松前、新居浜がだいたいもう準備が整っています。あとはご覧のように、2月の上旬か中旬で準備が進められていると報告が入っております。開始時期、このように市町ごとにばらつきがございます。ただ、それぞれ一日でも早くということで現場は動いてくれていると思います。

 年明け以降に確認された陽性者、実は県内ワクチン2回接種済みの方が大半でございます。ワクチン効果が薄れている可能性もございます。2回接種した方も行動には十分注意を願いたいと思います。ただ(現時点で県内で陽性となっている方については)いずれも軽症や無症状でございますので、重症化の予防効果はワクチン接種によって継続している可能性はあるんではないかと考えられます。また、重症化リスクを避けるためにも、現時点では接種対象となっていない12歳未満の子供を守るためにも、感染状況や接種状況を見てから3回目の接種を考えようではなく、順番が来たら、ぜひ速やかに接種を受けていただきますようお願い申し上げたいと思います。以上です。

 

(南海放送(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(南海放送)

 南海放送です。オミクロン株の感染力、感染スピード、そして重症化率、このあたり愛媛県に何か入っている新しい情報はあるんでしょうか。

 

(知事)

 そうですね。これはもう専門家の先生方でもまだ分析がしきれてないという状況で、全体的なことしか分かりません。明らかにこの年明け以降の全国都道府県の感染状況のスピードを見ると、デルタ株を上回る感染力を持っているというふうに考えられるんではなかろうかというふうに思います。この重症化うんぬんというのはまだちょっとデータが本当によく分析し切れていないという状況が世界的に見てもそれが現状だと思っていますけども、断片的に重症化率が既存の株よりは少ない、低いかもしれないけれども、(陽性者数の)分母が大きくなれば比率は少なくても人数は変わらない、あるいは多くなる可能性もありますので、そこだけもって油断することはできないと。それは分母が多ければ重症化比率は低くても、人数は多くなるかもしれない。そうすると、医療逼迫(ひっぱく)につながるということは何ら変わりませんから、そこはあまり考えずにしっかりと対応する必要があるんではないかと思っています。

 

(愛媛新聞)

 愛媛新聞です。「新みきゃん割」の新規予約停止、広島県と山口県で新規予約停止されるということですが、既に予約された方も中にはいらっしゃると思います。そういった方はどのような行動が必要になってくるんでしょうか。

 

(知事)

 明日からの新規予約が止まるということでございます。

 

(愛媛新聞)

 既に予約されている方は、どういった行動が必要になってくるでしょうか。

 

(知事)

 これはもうご自身で決めていただくしかないですね。キャンセルされる方も出てくるかもしれません。

 

(あいテレビ)

 あいテレビです。今日感染発表のあった6人のうち、感染経路調査中2名とありますけれども、これ2名とも県外の由来が可能性としては高いんではないかというような見方ということなんでしょうか。

 

(知事)

 これまで県外で確定しているのは、例えば、あちらの県の保健所から連絡があって向こうで先に陽性確認したので、その関係者がいるのですぐ調べてくださいというケースであるとか、あるいは行った先でもう感染が確認されていたケースであるとかいうことが大半なんで、ここはそこまでまだいっていません。ただし、行動歴をお聞きすると、県外に行かれたということははっきりしています。あるいは県外から来た方と接触したというのもはっきりしていますので、可能性はあるという段階だと思っています。

 

(テレビ愛媛)

 テレビ愛媛ですが、市中感染がいつ起こってもおかしくないということで、その前提になっているのが経路不明の方もいらっしゃるということですが、これオミクロン疑いの方で経路不明の方も多数いらっしゃるというような。

 

(知事)

 というか、年末年始、昨日人流データは出していないですけど分析はしていますので、やはり人流のデータ、あるいは公共交通機関、飛行機であるとかJRだとか船であるとかバスであるとか、やはり去年の今頃と比べると全然増えていますから、当然のことながら水面下で広がる可能性は高いというふうに捉えておくべきだと思いますので、市中感染は既に始まっているんではないだろうかという前提で、この段階から捉えて注意をしていくということを呼び掛ける必要があるんじゃないかと思っています。

 

(愛媛朝日テレビ)

 すいません、愛媛朝日テレビです。もし既に昨日の会見などでも言っていたら恐縮なんですが、市中感染のリスクがあるということでですね、あらためて今後、成人式なんかも週末控えてるかと思うんですけれども、そのあたりについては。

 

(知事)

 これ、今日の今からですね、夕方に市長さんや町長さんに呼び掛けて、連絡会議(県・20市町合同本部会議)をオンラインで開く予定にしています。その中で、それぞれ規模や対策も違いますから一概には言えないんですけど、主催者は市町になりますので、ぜひそのあたりをもう一度分析してリスクがあるのかないのか考えた上で、あるいは中身を考えた上で、どうするかを決めていただきたいというお話はしようかと思っています。

 

(愛媛朝日テレビ)

 その話に付随してなんですが、リスクがある場合はやはり控えるべきというような認識は。

 

(知事)

 それは、例えば県外の方との行動歴であるとか、人数規模であるとか、問題は注意喚起が重要になってくると思いますけど、おそらく成人式そのものの会場の中でのリスクというのはある程度抑えることができると思うんですけど、その後ですよね。そういったところまで呼び掛けることが重要であると思います。それが可能なのかどうかは、市町ぜひそれぞれ状況を見極めて判断していただきたいと思っています。

 

(南海放送(幹事社))

 その他、いかがでしょうか。ではこれで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

 

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