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新型コロナウイルスの感染の確認(9月24日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017444 更新日:2021年9月27日 印刷ページ表示

日時:令和3年9月24日(金曜日)15時00分~15時18分

場所:知事会議室

 

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 それでは会見を始めます。詳細については後ほどのレクの方で確認をお願いします。知事お願いします。

 

(知事)

 まん延防止等重点措置が解除されてから、その後はずっと減少傾向が見られていたんですけれども、ここ数日、松山市および新居浜市を中心に増加傾向にございます。昨日は松山市で新たなクラスターが確認されましたので、あらためて注意を呼び掛けるために臨時の記者会見をさせていただきます。

 昨日の検査結果は陽性者数16名でございまして、内訳は全部既存事例でございます。既存9事例で16名。おとといにかなり新規が出ていましたので、それからの調査が進んでいるということではございます。ただ、昨日は医療機関がお休みのところが多かったということもあって新規はゼロということですが、予断を許さない状況にあると思っていただけたらと思います。9事例16名の中には再検査の方が1名含まれています。そして、新規ゼロは7月14日公表以来、72日ぶりでございました。陽性が確認された方、心からお見舞いを申し上げさせていただきます。

 本日の公表は16名と、新規はゼロとはいえ3日連続で15名を超える陽性確認となりました。新規事例は、3日前は10名、一昨日は12名、今日はゼロですけども、その10名を超える追い掛け調査が行われているということでございます。ただ、10名以下が続いていた一時期よりは明らかに高い水準であるということはお分かりいただけると思います。特に昨日確認されたクラスターは約1カ月ぶりとなります「飲食店クラスター」でございます。松山市繁華街の接待を伴う飲食店、ホストクラブでのクラスターでございます。詳細は後ほど説明いたします。

 まず、昨日の検査結果ですけれども、10代から70代まで幅広い世代で確認されております。そして、今申し上げたホストクラブクラスターの影響もあって20代が多くなっております。男性は9名、女性は7名でございました。居住地、これもクラスターの関係で松山市が7名。そして、新居浜市は5名ですけれども、このうちの3名は家庭内でございます。新規は、昨日はゼロでございます。職業ですが、児童・生徒2名で、いずれも校内感染での広がりではございません。現在保健所による調査・検査が進められておりまして、この関係で本日は2校が臨時休業しております。感染経路は飲食店5名、このうち4名がクラスターでございます。ここ最近、松山市のみならず東予地域でも飲食店由来の感染の広がりが確認されております。

 入退院の状況ですが、医療機関に入院されている方は3名減少して39名。重症者はまだ回復された方はおいでません。4名のままでございます。宿泊療養施設は、出入りはございました。その関係でトータルで変わらず30名。自宅療養の方は、医師が丁寧に聞き取ってすぐに入院が必要な症状ではない方、家庭・ご自身の都合で自宅療養を強く希望される方、一部入院調整中の方含めて、9名増えて66名でございます。一方で、退院となった方は10名いらっしゃいました。ご回復でございます。ご覧のとおり、まだ医療現場では130名以上の方が治療中であるということでございますので、医療負荷は一時ほどではないにせよ、まだ下がっているわけではございません。

 次に、今日は金曜日ですので、民間医療機関から1週間分の検査の集計が上がってきております。全部で2,052件、1日平均に直しますとだいたい250件の検査が民間の方で順次行っていただいているということでございます。行政検査の方は、昨日は96件。この中から15件の陽性確認。協力機関の方からは1件の報告がございました。合わせて350件程度の検査が実施され、16件の陽性が確認されたということでございます。

 事例の状況ですが、こちらにある松山市保健所2、四国中央保健所1、西条保健所4、今治保健所1、合計八つの事例が濃厚接触者の健康観察期間が無事終了しましたので、それぞれの事例から感染の広がりの懸念がなくなりましたので、今日から8事例が封じ込め事例に入ります。そして、囲い込み事例は、松山市保健所のこちら2事例が現段階で必要な調査・検査が終了しましたので、残すところは濃厚接触者の健康観察期間。囲い込み事例の中では陽性確認は、昨日はございませんでした。

 次に、調査中事例はクラスターについて説明させていただきます。1643事例目「飲食店クラスター17・松山市」。冒頭でお伝えした松山市繁華街の接待を伴う飲食店、ホストクラブでのクラスターでございます。残念ながら懸念を繰り返し申し上げてまいりました一部の夜の街での接待を伴う飲食店での陽性確認が発生いたしました。このお店では、これまでに従業員3名の陽性が確認されておりました。昨日、従業員を含む11名の検査を行い、新たに従業員3名、利用客1名の陽性が確認され、「飲食店クラスター」として認定されました。この事例の陽性者は合計で7名となります。内訳は従業員が3名増えて6名、利用客が1名でございます。ただ、この店舗は、県の時短要請には応じていただいていたと聞いております。また、先日実施したモニタリング検査でも、全従業員が検査を行っていました。その時は全員の陰性が確認されていたということでございます。その後、従業員の体調に異変が見られたため、速やかに保健所に相談がありました。ある意味では早期の探知につながっております。感染の芽を早期に探知することが感染拡大を抑え込むための大きなアドバンテージになるということでございます。保健所の調査にも全面的に協力いただいております。その結果、全従業員の検査は昨日までに全て完了しております。そして、全ての利用客、これもそんなに多い人数ではありません。全員把握ができておりまして、店側から連絡がいっております。松山市保健所への相談を呼び掛けているということで、連絡があった方は必ず保健所に連絡をいただき、必要な検査を受けていただきたいと思います。他に調査中のクラスター事例はございません。

 次に、最近の県内の感染動向をもって注意喚起させていただきます。9月13日以降の状況、いわばまん延防止等重点措置の解除以降の状況でございます。棒グラフは新規・既存別の日々の陽性確認、こちら(オレンジ色)が新規、上のねずみ色、グレーが既存ということになります。そして、折れ線グラフは人口10万人当たりの陽性者数の1週間の累計でございます。棒グラフを見て傾向が読み取れると思いますけれども、12日のまん延防止等重点措置解除後、陽性者数は数名という日もありましたので、一進一退は繰り返しておったものの、緩やかに減少をずっと続けておりました。本当に県民の皆さん、注意深く行動している表れだと思います。しかし、ここ2、3日です。急激に上昇に転じてきております。だいぶたってからなんですけども、特にここの10名を超える新規、これが非常に懸念でございます。特に松山市と新居浜市周辺でございます。クラスターが発生した松山市のほか、新居浜市の飲食店で感染経路が飲食店由来の陽性者が複数確認されています。この他、松山市や今治市、四国中央市で会食由来、友人との交友関係での陽性が確認されているのが特色でございます。また、こちらは本当にここ3日間のデータでございます。3日間で確認されている陽性者の年代別のデータですけれども、行動力の高い10代、20代、30代、もうこれで7割を占めているということでございます。県内ではこれまで何度も若年層を起点として感染が拡大した経緯がございます。この年代の方々は、特に注意深い行動をお願いいたします。

 県内は9月30日まで感染対策期として最大の警戒レベルを維持しております。松山市内では、不要不急の外出自粛要請は継続中でございます。そして、東予4市でも外出の注意を継続して要請しております。さらに会食についてはルール、普段から顔を合わせている方と4人以下で、おおむね2時間以内、感染対策が徹底されている店で。そして、参加者の中に体調不良者がいないかどうか、直近にリスクの高い行動を取っていないかどうか、こういったことも含めて確認するということも大事でございますので、会食のルール、これは来週、時短が解除された後もこのルールは守り続けていただくというのが「感染対策期」、それ以降もひょっとしたら情勢次第では続く可能性がございますので、これはしっかりと守っていただきますようにお願いいたします。そして、体調異変がある方は医療機関にすぐに連絡をお願いいたします。

 この2日、3日の状況だけを見て現段階で飲食店への時短要請の期日を変更する考えはございませんが、飲食店のみならず、シルバーウイークによる人流の増加等、リバウンドのリスクはさまざまな場面に潜んでいます。ウイルスは県内から消え去っていない。消え去るというのは、なかなか本当に治療の薬等々の開発を待たなければならないと思いますので、どれだけ抑え込んでいくかということでございます。いわば、県民の皆さんに最大限の注意を継続して払っていただき、感染回避行動を続けていただくということでございます。そして、それでも場合によっては感染する可能性がありますので、そのときには速やかに早期の探知にご協力いただくために、医療機関に電話をしていただくということでございます。それによって拡大が防げますので、この点はくれぐれもよろしくお願いいたします。

 そして今回、接待を伴う飲食店、松山市の繁華街でクラスターが発生しました。感染のリスクの種火がくすぶっている可能性をしっかり受け止めていただきまして、これまでも要請してきましたが、松山市においてはもうだいたいターゲットも見えていると思いますので、先手を打った繁華街対策、真面目にやっているお店がほとんどでございますので、しっかりと見極めて有効な手立てを打っていただくよう重ねて強くお願いしたいと思います。以上です。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 ただ今の発表に関して質問のある社はお願いします。

 

(テレビ愛媛)

 テレビ愛媛ですが、時短に変更ないということですが、これはもう26日で時短はいったん解除するということで。

 

(知事)

 そうですね。松山も今1カ月ぶりに1件だけのクラスターですから、しかも今回は割と早期に探知できているので、この一つをもって時短要請変更するということは考えていません。

 

(テレビ愛媛)

 ただ、会食のルールに関しては、対策期以降も継続の可能性というふうに言われていましたが。

 

(知事)

 そうですね、これは来週のやはり感染状況を見ながら考えていく必要があろうかと思います。その場合も、地域によって呼び掛けの仕方を変えるとか、いろんなことは考えられると思いますので、しっかりと来週の感染動向を見極めていきたいというふうに思っています。

 

(愛媛新聞)

 すいません、愛媛新聞です。ホストクラブのクラスターなんですが、割と早期に探知できたというふうにおっしゃられていましたが、広がるリスクというのは。

 

(知事)

 あとはですね、お店の方は今回全員もう検査終わっていますので、呼び掛けた、把握はできているお客さん、連絡はいっていますので、この方々がしっかりとそれに応じていただけるかどうか、ここにかかっていると思いますので、是が非でも保健所に連絡をいただきたいと思います。

 

(愛媛新聞)

 新居浜市の飲食店でも感染が出ているというお話でしたが、そちらはクラスター化の懸念などはいかがでしょうか。

 

(知事)

 可能性はあると思いますけども、こちらまだそんな大きなお店ではなくて、お客さんも非常に少ない、限られています、確認したところ、全員の把握ができているところで、保健所への協力も全面的にしていただいていますので、同様に、仮に人数が5人になる可能性はあるけれども、そう大きく広がる懸念は今回の事例ではないんではないかなというふうに思っています。ただ、そこから家庭等々の問題はまた別の広がりを懸念しなければなりませんので、こちらも速やかに対応していきたいというふうに思っています。

 

(テレビ愛媛)

 すいません、テレビ愛媛ですが、あらためてこの感染が増加傾向に転じつつあるという、この要因についてはどのように見てらっしゃいますか。

 

(知事)

 一概に重点措置が解除されたから緩みというわけではないと思うんですね。というのは、さっきのデータ見てもですね、解除後は、1週間以上はどんどん低下傾向にありましたので。ただどうしても一桁が続くと、その後に「あ、もう解除されて、もうどんどん減っている。大丈夫かな。」というところの緩みが若干あるかもしれないという点と、それからやっぱり連休のちょっとした油断の行動が感染につながるということがあるかもしれません。そこはもう明確なことは言えませんけれども。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 その他、各社さんいかがですか。ではこれで会見を終了します。

 

(知事)

 はい。どうもありがとうございました。

 

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