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新型コロナウイルスの感染の確認(8月4日公表分)に関する記者発表の要旨について
日時:令和3年8月4日(水曜日)15時00分~15時28分
場所:知事会議室
(テレビ愛媛(幹事社))
それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、個別事例等に係る詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。
(知事)
昨日は32名の陽性者が県内で確認されています。内訳は既存が9事例で、検査はどんどん進めていますので23名。そのうちいったん陰性が出て、他の方との接触はないんですけども、再検査で陽性が確認された方2名が含まれます。新規は、昨日は8事例で9名確認されています。陽性が確認された方に心からお見舞いを申し上げます。また連日となりますが昨日、新居浜市におきまして新たな仕事関係クラスターが確認されました。10日間で7件目のクラスター確認となりますが、詳細は後ほど説明させていただきます。
本日の説明は2点ございまして、昨日の検査結果および先ほど申し上げたクラスターの確認。それからワクチン接種についてであります。
まず、昨日の検査結果ですが、傾向同じでございます。幅広い世代で確認されておりまして、特にこの働く世代、ちょっと今回は50代が多くなってございますけども、20代から50代が大半を占めています。男性は17名、女性は15名。居住地は松山市がやはり圧倒的に多くなっていまして17名。既存14名、新規が3名。新居浜市が5名。5名ですけどもこちらは既存が4名、新規が1名でございます。西条市は6名ですが、こちらも既存が5名で新規は1名でございます。他にも今治市、八幡浜市、伊予市、それから県外の方もいらっしゃいますが、県内各地でまだ散発的ではありますが確認があります。松山市をはじめ一部地域での新規の発生から、これはデルタ株の可能性が高いケースがほとんどでございますので、感染力が強いんで面的に広がるということも可能性として視野に入れておかなければならない状況にあります。8月に入りまして県内各地、人の移動が盛んになります。これまで感染がなかった地域、今ゼロの地域でも十分に注意をしていただきたいと思います。
そして、職業でございますが、16名会社員、半数を占めております。なお、この会社員の16名のうち1名は伊方発電所に勤務する四国電力の社員の方であります。四国電力によりますと、本人は伊方発電所の運転等の重要な業務には従事していないということでありました。接触者は濃厚接触者以外もかなり広く自宅待機に入っておりまして、四国電力は保健所に全面的に協力し、発電所内関係者の調査を現在実施している段階でございます。この後、四国電力からも公表があると聞いております。
次に感染経路でございますが、家庭内が8名で、これはもう既存事例からの広がりというふうなことがここに現れてきているんではないかと思います。また、クラスターの関係で仕事関係者7名、こちらも多くなっています。それから今日あたりから会食、飲食店、こちらでも複数の陽性が確認されています。松山市に限らず確認されていること、それから接待を伴う飲食店でも新たに確認されていること、これは今日(第4波が収まった以降では)初めてでございます。かなり心配な状況になってきていると言わざるを得ません。それぞれのケースについては調査・検査を迅速に進めておりますが、呼び掛けは後ほど多少強めさせていただきたいと思います。
次に入退院の状況についてでありますが、入院されている方は2人減りまして79名、医療機関の方ですね。それから重症者の方は残念ながら1名増えまして4名となりました。宿泊療養施設、こちらは8名増えまして、どんどん開設していますので53名になっております。それから自宅療養、こちらは医師が聞き取ってすぐに入院の必要な症状ではない方、家庭やご自身の都合で自宅療養を選択される方、一部入院調整中の方も含めて、6名増えて28名でございます。そして、昨日は退院された方も多く出ておりまして、20名が回復されました。2,767人が累計でございます。
検査状況、事例の状況でございます。昨日は衛生環境研究所、実は昨日繁華街モニタリングの結果も出てまいりました。これが117件ありますけども、これと合わせて249件が行政検査等で行われておりまして、その中で13件の陽性の報告が上がってまいりました。そしてその他に、民間のかかりつけ医の先生方の抗原検査、PCR検査等で、先週の1日平均210件ぐらい、もっと増えていると思いますが、そこから19件の(陽性)報告が上がってきております。だいたい460件程度の検査が行われておりまして、その中で32件の陽性確認というのが昨日の報告でございます。PCR検査変異株、こちらは実施されておりません。
事例ごとの状況でございますが、松山市保健所の2事例は濃厚接触者の健康観察期間が無事終了しましたので、この二つの事例から感染が広がる懸念がなくなりましたので、今日から封じ込め事例に入ります。
そして、囲い込み事例では今治保健所が2事例、そして、宇和島保健所が1事例、こちらが今日から新たに現段階での必要な調査と検査が完了しましたので、残すところは濃厚接触者の健康観察に入りますので、3事例が今日から囲い込みに入ります。この898事例目は検査が1人行われましたけれども、既に囲い込まれている事例でございますが陰性でございました。そして867事例目、「音楽イベントクラスター」の関係ですが、こちらは囲い込みまでは持ち込めておりますが、ライブ参加者の家族関係者、この方の再検査、いったんもうこの方は陰性が出ておりました。そして、自宅待機で接触はありません。その方が遅れて発症し、検査で陽性が確認されたということで、新たな濃厚接触者はいないケースでございます。これにより、この事例の陽性確認はライブ参加者が12名、その他のご家族が今日1名増えて11名、計23名となりました。囲い込みの状況に変更はありません。
次に調査中の事例でございます。クラスターについて説明させていただきます。897事例目、この青いところでございますが新たなクラスターでございます。この事例は実はこれまで二つの事例で、陽性者897事例目で4名、905事例目で1名、別々に確認されておりました。この5名の方、4プラス1の5名の方は所属する企業は別でございます。ただ、保健所の調査で同じ場所で勤務されていることが分かりました。仕事上での接点が確認されたため、会社は二つに分かれておりますが、同じ職場ということで「仕事関係クラスター3」、統合しまして3といたします。こちらはですね、905事例目を897事例目に統合することといたします。また、昨日の検査で新たに仕事関係者2名、その他家族等関係者1名、計3名の陽性が確認され、この事例の陽性者は仕事関係者が7名、その他ご家族等が1名、合計で8名のクラスターとなりました。この職場、新居浜市ですが、仕事関係者以外の一般の方が利用するような職場ではございません。現在、早期の囲い込みに向けまして、保健所において事業所内や勤務時間外の接触も含めた調査を進めている段階でございます。なお、この企業は後ほど自ら公表する予定と聞いておりますのでお待ちいただきたいと思います。
続いて既存のクラスターでございます。880事例目、「西条市・学校(クラスター)5」、小松高校でございます。昨日は家族等1名の陽性が確認され、この方も濃厚接触者としていったん陰性が確認されていた方で、自宅待機中の再検査でございます。新たな濃厚接触者は発生しておりません。ですから、この方から1名確認されましたけど、接触ありませんから広がる懸念はございません。この結果、当該校の生徒は20名、その他ご家族が5名、合計で25名のクラスターとなっています。昨日もお伝えしたとおり、小松高校では濃厚接触者以外の生徒、教職員は時間がたちましたので、既に自宅待機は解除されておりますが、念のため、8月9日までは不要不急の外出を控えてなるべく人と接触しないなど、感染回避を意識した注意深い行動を取るとともに、健康観察をそれぞれが徹底するよう要請をしております。そこで関係者の方々には8月9日健康観察期間終了まで、この要請をぜひ守っていただきますようによろしくお願い申し上げます。そして、こちらのケースは今日、明日の検査結果によっては、もう最終段階でございます、囲い込みが見えてくる段階に入っております。
次に906事例目、こちらですね、「会食・職場クラスター・松山市」。会社は公表して幅広く呼び掛けをしております。昨日はこちらの関係では51名の検査を一気に行いまして、従業員4名の陽性が確認され、このクラスターの陽性者は合計で19名となりました。全員従業員の方でございます。なお、新たに陽性が確認された従業員4名はこれまでに陽性者が確認された6店舗のいずれかに勤務されている方々でございます。昨日もお知らせしましたが、この事業所は速やかに確認と同時に閉店をされ、(対象となる店舗)全店閉店をし、消毒も実施されて店名をホームページ、インターネット上、それから店頭で公表し、利用者への呼び掛けを速やかに行っていただきました。加えて、保健所の検査と並行して、企業側が独自に従業員の医療機関受診を促していただきました。かなり早いペースで調査、検査が進んでいます。引き続き、保健所と企業が連携して速やかに調査、検査を進めてまいります。
次に888事例目でございます。「西条市・職場内クラスター」でございます。昨日は2件の検査が行われまして、こちらは今、この2件については陰性でございました。保健所において幅広に調査・検査を行っておりますが、事業所自体、従業員もかなり多いところでございまして、家族や地域への染み出しも懸念されるケースではなかろうかと危惧しております。なお、企業側は公表をされましたので、準備していると申し上げてまいりましたが、公表されたそうでございますので参考にしてください。現在、保健所の調査・検査に並行して、自主的な検査の実施も大規模なんで、ぜひお願いできたらというふうに思います。
次に新型コロナモニタリングキット配布ステーション、3回目となります。松山市繁華街の配布状況でございますが、一昨日回収した117検体の検査が全部完了し、全て陰性が確認されました。これを含め、これまでの3日間で松山市繁華街の実施された検査では352検体全て陰性が確認されております。そういう意味では広がっているというふうな兆候はまだ見られないんですが、ただ本日も会食や飲食店の感染経路がポツポツと確認されておりますので、今日から確認されましたので油断は禁物と。普段から危機管理意識の高い店舗を中心に検査を受けていただいているということも考えておかなければなりません。また、そういう意味で検査を受けていただいた店舗はしっかりとされておりますので、定期的に検査を受けているということを情報発信していただけたらと思います。お客さんにもそれが伝わると思いますし、安全・安心の店づくりの一助としていただけたらというふうに思います。なお、残りの検体の検査結果は本日判明する予定でございます。そして、飲食店でポツポツと確認が今日出ましたので、大人数を避け、長時間を避け、そして、感染リスクの高い行動を取った人を確認して、その方の参加を見合わせ、当日に体調不良等がある方は参加しない、させないということを徹底する。そして、連絡先の把握、利用するお店の対策の徹底の確認、こういったルールをぜひ考えた上で行っていただきたいと申し上げてまいりましたが、今日飲食店の(感染が)複数、まだ散発的ではありますが確認されましたので、警戒レベルを上げる必要があるんではないかと。ぜひ人数、具体的には言っていませんでしたけど、大人数は避けていただきたいということの中で、当面10名以内というものを念頭に考えていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。
次にワクチン接種でございますけども、まず、高齢者への接種状況でございます。7月の総括となりますが、市町からの報告を集計いたしますと、7月末までに2回目の接種を終えた高齢者は最終的に県全体で86.3%となりました。7月10日時点で発表した84.9%を上回っております。市町ごとには差がありますが、上島町では既に95.7%、これを筆頭に八つの市町では上島、鬼北、砥部、松前、東温、四国中央、伊予、今治、ここはもう全て9割を超える接種率となりました。その他も各市町からは希望する高齢者への接種の7月末完了は達成できたという報告が入っております。各市町はもとより各地の医療従事者の皆さん、また7市1町に対し、延べ1,965人にも達しました県からお願いした応援派遣の御協力、県歯科医師会、県薬剤師会、県看護協会、また愛媛大学医学部、県立医療技術大学、関係者の皆さんに、全員の方に本当に心からお礼を申し上げたいと思います。なお、いまだ接種を受けていない高齢者の方はこれからでも接種は受けられますので、感染時の重症化を防ぐためにも速やかにお申込みをいただけたらというふうに思います。
さらに、高齢者の集団接種の空き枠等を活用して進めてきた県警職員への接種は、希望する全ての者への2回目の接種が7月30日に終了をいたしました。また、県立学校の教職員もこの空き枠活用等による優先接種によりまして、順調に接種が進んでおります。県民や学校の安全・安心を守るという観点で優先接種に御協力をいただいた松山市をはじめ各自治体の方々に感謝を申し上げたいと思います。それぞれの自治体ごとに、「いや、うちで枠ありますからどうぞ」ということで、かなり多くの自治体から協力していただけましたこと、感謝を申し上げます。
次に一般接種への参加の呼び掛けでございます。本県においても首都圏などと同様に、陽性者に占める高齢者の割合は明らかにご覧のとおり減少してきております。やはり専門家が言うように、ワクチン接種の効果がこのあたりには出てきているんだろうと推測されます。このため今は申し訳ないんですが、国からの供給量、限定されている状況なんですけども、その枠の中でしかできませんが、各市町では進捗状況を注視しながら、順次接種券を送付し、予約を受け付ける年齢を段階的に拡大しております。皆さん、誤解していただきたくないんですが、各市町はできるだけ早くということで準備はしているんですが、肝心のワクチンそのものが来ないという状況でございますので、「何でまだ連絡がないのか」というのはその状況が原因で、それは供給がないということが原因になっているということは県民の皆さん受け止めていただきたいと思います。
ただこうした中で、SNS等でですね、本当に感染者探し、そして、不安をあおる無責任な投稿もありますが、さらにワクチンに関する誤った情報や悪意のあるうわさ等も流している方が一部おられるようです。特にその影響で、若年層においては接種を躊躇(ちゅうちょ)している方もおられるという報道もございます。厚労省をはじめ公の機関が発信する正しい情報をしっかりと受け止めていただけたらと思います。デメリットを大きく上回るメリットがあると専門家も指摘しているとおりでございまして、正しい判断を期待したいと思います。若者だからということではなく、属するコミュニティにより、接種が順調に進む例もあると聞いております。家族や周囲の大人と相談し、適切に判断をしていただきたいと思います。
最後に、昨日の公表に続きまして2日連続でクラスターが発生し、30名を超える陽性確認となりました。本県は第5波に足を踏み入れた状況にあるとお伝えしてまいりましたが、県内における感染拡大の兆候が明確に現れてきていると思います。これはもう全国全ての都道府県同様の状況になってまいりました。既に一定程度水面下で感染が広がっていることも否定できず、デルタ株の感染力を考えると先行して感染が拡大した首都圏、こういったような感染爆発が本県で油断すると起きても不思議ではないと思います。「これまでも感染しなかったから自分は大丈夫」という考え方が一番危険でございます。全ての県民の皆さんが自分のこととして受け止めていただき、特に首都圏等の感染状況のスピードを受け止めてください。そして、県内のここ1週間の状況を受け止めてください。自分を守るために、自分の大切な人、そしてまた地域の医療を守るために、これまで以上の感染回避行動の徹底をお願いしたいと思います。
なお、本日夜、県医師会の村上会長とコロナ治療に当たっている病院の院長、そして専門医の先生の皆さんが共同で記者会見を行っていただけることとなりました。県民の皆さんに医療現場を担う立場から注意を呼び掛けられると聞いております。ぜひマスコミの皆さんも、そして県民の皆さんも、この県内の医療関係者からのメッセージをお聞きいただけたらと思いますのでよろしくお願いいたします。以上です。
(テレビ愛媛(幹事社))
ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。
(あいテレビ)
あいテレビです。会食のルールなんですけれども、当面10人以内ということを考えてということですけれども、これは10人以内で長時間を避けてというような呼び掛けということでしょうか。
(知事)
もちろん今までのルールで、大人数は避けてくださいと。飲食店は出ていなかったので、そういう皆さんのご判断に任せていましたが、今日複数の飲食店でまだポツポツですけど確認されたので、取りあえず。繁華街の陰性結果は今日出ましたけれども、早めに依頼しておきたいというふうに思いまして、お願いしたいと思っています。
(あいテレビ)
その感染経路で会食や飲食店もポツポツということで増えてきているということですけれども、もしこれが続くこと、もしくは増えていくようなことがあれば、さらに強い要請というのも考えていらっしゃるということですか。
(知事)
そうですね、もう飲食店クラスターが発生し始めて広がったということを受けて、一部の地方では地域限定の時短要請を始めたところも出てまいりました。もちろんそういう状況が出てきたら、そうした対策も必要と判断する時が来る可能性はあります。
(テレビ愛媛)
すいません、テレビ愛媛です。先ほどワクチンの接種の話もありまして、今高齢者を中心にどんどんとワクチン接種が進んでおります。当時30人台の感染確認、数カ月前になりますけれども、当時とは全くワクチンの接種具合であったり、2回終えられている方の人数も違うと思うんですが、そういった面で、これからはもちろんワクチンを接種受けているからと楽観視はできないと思うんですが、やはり準備、受け止めというところも変わってくるとは思うんですが、今後どのように感染対策、ワクチン接種、受け止めて呼び掛けていきたいかお願いします。
(知事)
愛媛県に限ることではないんですが全国的な感染状況を見ますと、やはり今回デルタ株で感染は一気に広がってはいるんですが、やっぱりワクチン接種が進んでいる世代の確認は2割から3割程度にとどまっていると思います。専門家が指摘しているように100パーセントではない、ここが大事なところだと思いますけども、ワクチンを2回打って1週間たったらもう大丈夫だというわけではありません。効果としては専門家の意見を借りると、8割程度、ですから2割はやはり効かない場合もあるので感染リスクは残っています。そしてもう一つは重症化の確率が低下すると。これも今回のケースに全国でもそうですけども出てきていると思いますので、トータルで見ると、明らかにやはりワクチン接種というのは効果があるということはお分かりいただけると思います。ただ、先ほど申し上げましたように、今愛媛県では医療関係者の協力、看護関係、いろんな業界の関係者の協力を得て、1週間に5、6万人の接種ができる体制が作られているんだけれども、何せ送られてくるワクチンが2万5千から3万、6割ぐらいですから、その範囲の中でしか接種ができないというジレンマがあります。ですから、その範囲の中で最速で行っていくということを全力を尽くしていくということが一点。ただ、今申し上げたように、もう一点ですね、つけ加えるとするならば、接種が完了して効果が8割あって重症化率も低くなったとしても、まだ、ここがよく解明されてないんですけども、他人にうつす可能性というのは残っているという指摘もあります。ですから、打ったから安心ではないと、自分のためにも。そして感染ということの観点から言っても安心はできないということで、これからも感染回避行動の基本、これは重要であるということを訴え続けていかなければいけないというふうに思っています。
(テレビ愛媛(幹事社))
各社さん、その他よろしいでしょうか。ではこれで終わります。
(知事)
はい、どうもありがとうございました。
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