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新型コロナウイルスの感染の確認(7月31日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017395 更新日:2021年8月2日 印刷ページ表示

日時:令和3年7月31日(土曜日)15時00分~15時31分

場所:知事会議室

 

 

 

(あいテレビ(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、個別事例に係る詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。

 

(知事)

 昨日は19名の陽性者が確認されています。ただ、陽性者の内訳は既存事例が11名、いったん陰性が出た方の再検査での陽性が5名でございます。新規は8事例で8名でございます。陽性が確認された方に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。本日は、県内の状況、そして、昨日の検査結果の2点をお話しさせていただきます。

 まず、7月中旬以降、県内でもデルタ株やその可能性の高いL452R変異株の確認が続いておりまして、それに連動するかのように連日の陽性確認、増加傾向でございます。7月の中旬までは落ち着いていましたので、様相は一変しているという状況でございます。特に会見ごとにお知らせしてきましたとおり、(感染経路が)県外由来と推定される新規事例が数多く確認されておりまして、7月に入って確認されているのが63事例で171名なんですけども、この63事例のうち、県外由来と推定される事例は21事例と3割を超えております。また、その他の中にも感染経路が調査中である事例なんですけども、断定はできないけれども、県外の往来歴が確認された事例、こうした事例もその他に9事例ございますので、63事例の中で21プラス9事例、30事例、およそ半分が県外との何らかの関わり合いがあるということが分かっております。そして、県外から持ち込まれたウイルスがそれぞれの事例で濃厚接触者等へ感染を広げていると、これが今の愛媛県の7月の後半の状況でございます。

 もう皆さんもご案内のとおり、連日、東京では緊急事態宣言が発令されているにもかかわらず、3,000名を超える陽性者の確認が続いておりまして、いまだにピークは見えておりません。29日には全国の陽性者数が初めて1万人を超えたということも報道されました。その影響が全国に及んでおりまして、例えば、昨日ですかね、おとといか、47都道府県の中で感染者数が1桁の県は2県しかございませんでした。愛媛県がその時は11事例(人)で、おととい11事例だったと思いますけども、その事例でも全国で3番目に少ないことだったということを考えると、全国で大変な猛スピードで感染が拡大しているという状況はお分かりいただけるんではなかろうかと思います。8月2日には4府県、埼玉、千葉、神奈川、大阪府に緊急事態宣言が発令されまして、5道府県には、これは北海道、石川県、兵庫県、京都府、福岡県、こちらにはまん延防止等重点措置が再び適用される見込みでありますが、現在、国内で猛威を振るっているデルタ株の感染力の強さ、緊急事態宣言が発令されている中でも陽性者の増加に歯止めがきかない状況にある東京、首都圏だけでなく関西圏をはじめ、全国の多くの地域で新規感染者が大きく増加、これらを考慮しますと、緊急事態宣言等が発令、(対象地域が)拡大されても感染が直ちに縮小に向かうということは見込みにくい状況ではないかと思います。例えば、これまで本当に感染少なく抑えられていた、例えば鳥取県でも昨日過去最多となる47名の陽性が確認されたそうでありますけども、全国で一番、人口の問題もあるんですけども、陽性確認が少なかった鳥取では7月17日に29名、一時的に多数の陽性確認があったんですが、その後、平均して10名程度で推移しておりましたが、二つのクラスターが発生して、一昨日に28名、そして昨日は47名と急激な増加となったそうです。鳥取県の人口は約55万人、松山市の人口ほどの水準でありますから、一概に比較はできないんですが、47名を本県の人口に置き換えますと、110名という陽性確認となりますので大変な状況であると思います。もはやいつ愛媛県でも同様の状況になってもおかしくないと思った方がいいとわれわれも考えておりまして、大都市圏と離れた地方都市であっても油断ができないという状況でございます。県民の皆さんにはこうした県内外の状況を十分に理解いただきたいと思います。

 29日から特別警戒期間に警戒レベルを引き上げまして、緊急事態宣言地域やまん延防止等重点措置地域に加え、新規感染者数がステージ3に相当する感染拡大地域への出張、往来自粛を要請させていただいておりますが、これらの地域だけでなく、県外への移動はその地域の感染状況を十分に確認して、今本当に必要なのかどうか、感染が落ち着いてからではいけないのか、十分に検討をいただき、慎重に対応していただけますようにお願いを申し上げたいと思います。特に心配するのは帰ってきたときに県民の皆さんと長時間にわたって接する機会が多くなってしまう帰省、これ旅行の場合はそんなに接点は多くはないんですけども、帰省の場合は本当に長い時間、県民の皆さんとの接点が生じますので、特にこの帰省についてはもう一度、これからの方は今なのかどうか検討、相談をしていただきたいというふうに思います。

 次に昨日の陽性者の概要でありますけれども、10代から70代まで19名の方、幅広くいますが、特に10代、20代、そして30代、これでもう大半を占めております。若い世代の陽性確認が連日目立っているのはご案内のとおりであります。男性は12名、女性は7名。そして、市町村別では西条市が9名、松山市が5名と多くなっておりますが、ただ、西条市の9名につきましては、このうちの7名が今追い掛けを毎日行っている「学校クラスター」でございます。ただ、東予、中予、南予と全域で、まだ散発的ではありますが確認されております。また、県外在住者も2名確認されております。職業は会社員の方が9名、そして、クラスターの追い掛けで児童・生徒7名も多く確認されています。感染経路も、こちらもクラスターを追い掛けていますから、学校が7名と多くなっています。新規事例は8名でありますけども、そのうち2名がもう既に県外由来が確認されまして、それ以外でもやはり同様の傾向です。確定までには至っていませんが、県外と往来歴の行動歴は確認されております。あるいは県外から来た方との接点も確認されております。

 次に入退院の状況等でございますが、医療機関に入院されている方は7名増えて71名となりました。幸いなことに重症者は3名で変わっておりません。宿泊療養施設も順調に開けております。8名増えて37名。この他に他県で陽性が確認・公表された方1名が宿泊療養施設に入所しておりまして、欄外に記載しております。そして、自宅療養、医師がすぐに入院の必要がないと判断された方、ご自身が自宅療養を強く希望された方、一部入院調整中の方は1名減って13名でございます。退院になった方は5名増えて(累計で)2,727名の方がご回復されております。

 次に事例ごとの状況でございます。昨日は検査からいきますと、衛生環境研究所等で行政検査が344件、この中には後ほど説明する繁華街のモニタリング検査156件が含まれております。344件が実施されまして、5件の陽性確認。そして、かかりつけ医の先生方の協力機関の検査で、だいたい先週は4連休があったにもかかわらず、先週は1週間1日平均210件、おそらく今週もっと増えていると思います。そちらの方からの陽性確認の連絡が14件ございました。すなわち、だいたい昨日は550件の検査が行われて、合計で19件の陽性確認ということになります。なお、昨日は18件の変異株PCR検査が実施されておりまして、17件がデルタ株の可能性のあるL452R変異株であることが確認されております。今、県外由来も含めてそれが広がっていますから、もう愛媛県内はデルタ株が大半を占めているというふうに受け止めていただけたらと思います。対処事例の状況ですが、まず封じ込め事例は松山市保健所の3事例と西条保健所の1事例、計4事例が必要な濃厚接触者の健康観察期間も終了しましたので、この4事例は感染が広がる懸念がなくなりましたので、今日から封じ込め事例に入ります。そして、昨日、囲い込み事例は松山市保健所の2事例が今日から囲い込みに入りますが、この(パネルの)上の863事例目、昨日既に囲い込みになったという事例、職場内の今治市のクラスター、これは囲い込みになりましたので、これらは濃厚接触者の健康観察期間に入りますので、この中から陽性が出る可能性はありますけども、広がりの懸念が極めて低くなってきたということでございます。

 次に調査中事例でございますが、クラスター中心に説明させていただきます。まず880事例目、小松高校のクラスター、西条市でございます。昨日は濃厚接触者39名の検査が実施されまして、8名の陽性が確認されています。これにより、この事例は当該校の生徒7名増えて18名、(その他)家族等が1名、合計19名となっています。陽性が確認された生徒7名はこれまでと同様でございます。全員が同じ部活動に所属しています。7名の生徒のうち4名は1度陰性が確認された後の再検査で陽性となったもので、ずっと(自宅)待機、隔離されていた生徒さんたちでございます。また、生徒以外の関係者も1名確認されております。現在、保健所が迅速に幅広の調査・検査を進めておりますが、まだこの時点では追い掛けのさなかでございます。学校は今夏休み中でありますが、小松高校では27日火曜日から部活動をはじめ全ての学校活動を休止、生徒さんなど学校関係者には自宅待機と健康観察をお願いしております。学校の安全が確認されるまでは、このことを全員がぜひぜひしっかりと守っていただきたいと思います。なお、県教育委員会に対しましては、今回のクラスター発生を踏まえまして、小松高校には部活動をはじめ、校内外での感染防止対策の徹底をあらためて強く求めていただくよう、そして、全ての県立学校に対しましても、夏休み中の生徒の部活動や生活上における感染防止対策に関する注意喚起、一層徹底するよう要請しておりまして、県教育委員会では今月29日付けで各県立学校に通知するとともに、市・町教育委員会、そして私立の学校にも参考送付したということで報告を受けております。

 夏休み期間中は久しぶりに会う友人、親族等との交流や会食の機会も増えてきますが、今年の夏はもうこの状況でございますから、大人数、長時間での会食やカラオケ等は行わない、バーベキューや海水浴など、自宅や屋外で行う会食やレジャーであっても、基本的な、「長時間は避ける」、「普段会っている人と行う」、「感染リスクの高い人、症状のある方は参加しない、させない」、こういったルールを守った上で行うということを徹底してください。体調、特に異常がある場合はしない、そしてさせないなど、デルタ株が中心になっていますので、それを踏まえた活動を十分注意しながら行ってください。

 次に867事例目、松山市の音楽イベント(クラスター)でございます。こちらについては、当初から申し上げましたとおり、ここの場合は主催者が参加者全員の把握をしており、連絡ができるようになっているというケースでございました。その結果、極めてスピーディーに呼び掛けがなされておりまして、昨日、参加者およびこれまでの陽性者の濃厚接触者等21名を検査し、全員の陰性が確認されました。引き続き保健所において陽性が確認されたイベント参加者周辺の調査も進めておりまして、現時点ではまだ囲い込みには至っておりませんが、イベント参加者には全員連絡を取り終えまして、必要な検査は全て完了いたしましたことを報告いたします。このように主催者が全ての参加者の連絡先を把握し、速やかに呼び掛けができる体制であれば、仮に感染が広がっても保健所による調査、検査が順調に進み、早期の囲い込みにつなげることができるという事例でもございます。どこだ、誰だと、不必要な、あおるようなことはやめていただきたいと思います。

 次に第3回目となる松山市繁華街のモニタリングキット配布ステーションでの検査についてでございます。28日から3日間かけて約500個の検査キットを配布いたしました。このうち、まだ全部ではありません。一昨日回収した156検体の検査は完了しまして、全員の陰性が確認されました。昨日も79検体回収しておりまして、週明けの月曜、火曜にも回収を行います。検査結果については順次お知らせしてまいります。今のところ、繁華街等々で広がっているということは確認できておりません。

 最後に、もはや県内の感染状況は一過性の散発的な陽性確認と呼べる段階は越え始めておりまして、「第5波の入り口に入った」というふうに言わざるを得ません。しばらくは7月上旬のような陽性確認が縮小傾向になり、1日ゼロや数件という状況になることはないと考えられます。人の移動も規制できるものではありません。あくまでも要請がこの国のルールでありますから、その中で動いていきます。注意喚起は徹底的に行ってまいりますけども、ゼロにすることはできません。そういう中で早期に探知をし、そして速やかに関係者が検査、調査を行うことによって最小限に食い止めるということを徹底してまいります。県民の皆さんには、もうそのためには協力がなかったら抑え込むことができませんので、いつも言っているとおりもう本当に何度でも言います。緊急事態宣言、感染拡大地域等との往来は自粛してください。今回はもうこれ徹底してください。そして、二つ目は感染回避行動、おろそかになりがちでございます。これを決して油断しないで徹底してください。そして、体調異変時はもう人と会わない。すぐに休んでかかりつけ医の先生方へ受診してください。そして、ルール、会食クラスター等はまだ確認、発生していませんけども、ともかくルールというものを思い起こしていただいて、確認をした上での会食ということを徹底してください。

 そして、こういう状況の中で、残念ながらも繰り返しこれを申し上げます。不安をあおるような無責任な投稿、あるいは、どこだ、誰だと探し回るような投稿、情報発信、こういうことはもう本当に、ある意味では混乱させるための意図がある場合もありますので、多くの県民の皆さん、そういうものには絶対に惑わされないように、踊らされないように十分にお気を付けいただきたいと思います。以上です。

 

(あいテレビ(幹事社))

 ただ今の発表事項に質問のある社はお願いします。

 

(あいテレビ)

 すみません、あいテレビです。連日10人を超える感染者増加傾向にあるかと思うんですけど、今後、お盆を控えていて、そのあたり、人の行き来というところが懸念されるかなと思うんですけど、あらためて水際対策の強化であったり、そのあたりの考えをお聞かせください。

 

(知事)

 可能な限りのことは、手は打っているんですけど、例えば、この前申し上げた空港、それからJR特急停車駅、それから港、こうした入り口のところについては注意喚起のチラシ、音声による案内、注意喚起の度合いを高めています。それから、旅館とホテル協会には直接私の方からも連絡しまして、今しっかり行っていただいていますので、その関係で感染は確認されていませんから、さらに徹底をするようにお願いをしたところでございます。そして、よく考えてみたらお分かりいただけると思うんですが、旅行は止めることはできませんから、その中で、来た方、その接点の場となる宿泊施設のしっかりとした対応、それから、行かれる飲食店やお土産屋さんでのしっかりとした対応、そんなに長時間、県民の皆さんと接点があるわけではありません。むしろ、さっき申し上げたように、帰省というのは帰ってきますから、今回は、今首都圏の状況を考えますと、非常に感染の可能性が高くなっていますので、これはちょっと、今回は見つめ直していただきたいということをずっとお願いしてまいりました。同窓会もしかりでございます。そういう意味で、明日知事会がありますので、おそらく同じようなことは各地方でも知事も言っているとは思うんですが、問題はやっぱり、首都圏の方で今回は、帰省は自粛してほしいというのを強めに言っていただく、ないしは国全体でそういう呼び掛けをしていただくということをしないと、この首都圏での感染状況の波というものが必ず地方に来てしまうということは容易に想像がつきますので、明日はそのあたりもちょっと触れたいなというふうに思っています。

 

(あいテレビ)

 あと、今繁華街への感染確認、広がりというのはないというふうな話があったかと思うんですけど、今後また増加傾向を見込まれたときに、飲食関係のその人数制限があったりとか。

 

(知事)

 もちろん、状況次第では速やかに対応していきたいと思っています。

 

(南海放送)

 南海放送です。29日から特別警戒期間、ランク上がりまして3日目、初の週末を迎えておりますけれども、知事の目で見ていて、例えば街中の人流であったり、松山市の集客施設での混雑具合とか、そういったところどうお感じになられておられますか。

 

(知事)

 そうですね、私もちょっと今は県庁の中でいろんなデータの分析とかそれに没頭していますので、外に出ていないので自分の目で見ているわけではございません。それから、もう一点はまだ各地域の人流の動向データが私の手元にまだ入ってきていませんので、今の段階では又聞きの話しかないんで、それはちょっと間違っているかもしれませんのでちょっとコメントは控えたいと思います。

 

(愛媛朝日テレビ)

 愛媛朝日テレビです。先ほど知事の発言の中で第5波の入り口に立ったと言わざるを得ないという発言があったと思うんですが、それについて、県民に対してあらためて注意喚起等々あればお願いします。

 

(知事)

 そうですね、本当に県民の皆さん、第4波を乗り越えるためにしっかりと要請を受け止めていただきまして、本当に生活あるいは経済活動、対応していただきました。そのことによって乗り越えることができて、そして、7月に入ってからは確認ゼロの日が続くというような全国でも一番落ち着いているような状況になったのは県民の皆さんの努力のたまものだと思います。ただ今回は、それだけでは抑えられない要因、言わば東京、首都圏を中心とする感染の急増、デルタ株の感染力の強さが伴った急増というものが人流を介して入り込んでくるという、そして、そこから広がってくるという要因に向き合っていかなければなりません。そういう意味では、やはり一番懸念するのが帰省や出張でございます。もう繰り返し申し上げますが、東京の場合や神奈川の場合は保健所が濃厚接触者の追い掛けはもう(十分には)できなくなっています。ということは、かなり広範に感染のリスクが高いフィールドになっているということを前提に見つめた方がいいと思います。であるが故に、そこから持ち込まれることをどれだけ抑えるか、特に帰省や出張というのはこちらの県民の皆さんとの接点が長時間にわたるということを考えると、感染リスクが非常に大きいというふうに考えておく必要があると思いますので、今回のこのデルタ株、そして特に首都圏の状況というものだけは県民の皆さんでしっかりと受け止めて、今どうなのかというのを、今この時点でもう一回お考えいただきたいということをお願い申し上げたいと思います。

 

(愛媛新聞)

 愛媛新聞です。先ほどの県民の皆さんの呼び掛けに関連しまして、現在の医療体制の状況と今後心配されるようなことがありましたら教えてください。

 

(知事)

 医療については、第4波の時に多くの関係機関にご協力をお願いしまして、現在は万全の体制で、スタッフですね、人員をしっかりと確保した上で、かつ救急医療に支障のない範囲、そして一般医療にも若干、ゼロとは言えませんけど若干の影響を及ぼす範囲で218床のコロナ専用ベッドが常設で今構えていただいています。現在、今日(軽症病床に)68名入られていますけども、これは急増するという前提で考えなければなりませんから、毎日毎日警戒しています。場合によっては、ある程度の段階でさらに急増した場合は255床まで、これは一般診療にはある程度影響出ますけど、救急に支障がない範囲での病床までもっていけるという打ち合わせは医療関係機関とは終わっておりますので、まずこれが1点ございます。このコロナ病床の負荷を最小限に食い留めるためには、宿泊療養施設の確保が重要でありましたので、これも第4波を超えたあたりからずっと交渉して、新居浜市で1棟借り上げることができましたので、現在、松山市で3カ所、新居浜市で1カ所、合計で約260室を確保しています。全て順次稼働体制に入っておりますので、ここ数日は(感染状況を)見越しながら宿泊療養施設も37人、260室のうち37人入っていただいております。こういったコロナ専用ベッドと宿泊療養施設の状況があるということ。そして、もう一点は自宅療養の方、選択される方の対応も考えておかなければなりませんので、自宅療養をしている時に急激に体調の異変が生じた場合に、すぐに診察、受診ができる体制の強化を図っております。当初は県内で2カ所しかコロナの専用外来は構えられなかったんですが、現在は六つの医療圏域に最低は1カ所で、今14医療機関が外来に備えて立ち上がっていただきました。そして、今さらにそれを充実させるべく全ての医療圏域に複数の外来ができるようにお願いをしているところでありまして、かなり前向きに皆さん考えていただいておりますので、近々それが発表できるんではなかろうかと思います。いわばコロナ専用病棟、そしてまた宿泊療養施設、そして自宅療養の皆さんのための速やかに受診ができるコロナの外来、これをしっかり整備して乗り越えていきたいと思っています。

 

(愛媛朝日テレビ)

 再度確認です。朝日テレビです。第5波の入り口に立ったという発言なんですけど、県内としては第5波の中に実際に入っているという認識でいいのかどうか。

 

(知事)

 今ですか。

 

(愛媛朝日テレビ)

 はい。

 

(知事)

 ご覧のとおりですね、全く(陽性確認が)出ていない市町も、特に町はまだほとんどゼロですから、ゼロの場所に第5波ですよと言っても実感もないと思います。まさに入り口に立っているって言うのは、いつ、これから帰省という問題がありますから、入り口に立っているという前提で考えなきゃいけない。ただ、もう既に確認が続いている特に空港、それから港、JR駅が集中する松山市はもう入り口に入ったと言ってもいいんではないかと思っています。

 

(あいテレビ(幹事社))

 各社さん、他に質問よろしいでしょうか。ではこれで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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