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新型コロナウイルスの感染の確認(7月21日公表分)に関する記者発表の要旨について
日時:令和3年7月21日(水曜日)15時00分~15時32分
場所:知事会議室
(テレビ愛媛(幹事社))
それでは記者発表を始めます。会見終了後レクがありますので、個別事例等に係る詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。
(知事)
全国的にデルタ株の感染が拡大傾向にございます。昨日は1日の感染者数が10名を超えた都道府県が47中29都道府県に達しています。そしてまた、デルタ株が確認された県は47都道府県中既に45都道府県でございます。さらに東京都はご案内のとおり、昨日も1,400人近い感染が確認されて、その周辺の首都圏も400、500人というような感染になってきております。そういう状況に全国的になっているということをまず県民の皆さんに受け止めていただきたいと思います。
そういう中で、昨日は8名の陽性者が確認されました。内訳は既存の1事例で1名、新規が7事例で7名でございます。新規のこの7事例のうち感染経路が県外、これが分かっているのが2名、それ以外の事例でもまだ確定はしていないんですが、首都圏との往来があった行動歴、それからそういった地域の方々との接触も確認されているという状況にあります。陽性が確認された方に心からお見舞いを申し上げます。
本日説明するのは主に3点。検査結果、そしてもう1回、今こういう状況ですからあらためて夏休みの期間中の注意事項、そして、もう3回目になります松山市繁華街のモニタリング検査の実施についてでございます。
新規事例が5件を超えるのは5月27日公表の6件以降55日ぶりでございます。全国では第5波という声、あるいは第5波の入り口に立っているという声も聞こえてきます。先ほど冒頭申し上げましたような感染状況があります。愛媛県でも入り口に向かって近づいているというふうな状況ではなかろうかと認識しておいた方がいいんではないかと思います。まだまだこれ増加傾向に入ったというふうに判断するにはまだ早いかなと思いますが、心構えだけはしておく必要がございます。水面下で広がることを何としても抑えなければならない。それにはそれぞれの皆さんの注意深い行動が必要となってまいります。早期に探知をすれば広がりは抑えることができます。特に家庭や学校、職場など同一空間で過ごす中で、何らかの体調不良の人が見られるようになった場合、これは通勤、出勤、通学を控えまして、すぐに医療機関に相談して受診させるように、そういった方々にご自身も周辺からも強くお願い申し上げたいと思います。また、夏風邪が多くなる季節ですけれども、ご苦労を掛けますが医療機関の皆さんにおいても、引き続き積極的な検査をよろしくお願い申し上げます。
そして、明日から4連休に入ります。連休中は休診となる医療機関が多くなります。発症などの症状が出た方は連休中も受けられるようになっていますので、かかりつけ医にまず連絡を。そして、相談センター、こちらの方は開いていますので、24時間対応しておりますので、こちらの方でかかりつけ医の先生がお休みの場合はこちらにということをつなぎますので、ぜひ連絡をいただきたいと思います。そんな休診が多いということで、陽性確認数が日曜日と同じように減る可能性があります。ただ、あくまでもその医療機関の休診が多いということの連休でございますので、日々公表される数字だけを見て油断をしないようによろしくお願い申し上げたいと思います。
まず、昨日の検査結果ですけれども、年代は10代から50代まで(陽性)確認。そして、首都圏でも40代、50代が非常に多くなっているというニュースが流れていますが、本県でも同様の傾向が最近のここ数日の感染では見えております。ここは懸念材料でございます。男性・女性は4名・4名。居住地は松山市で5名。今日はこの5名のうち4名が新規でございます。そして、西条市、伊予市、四国中央市で各1名。南予は今のところ出ておりません。職業は会社員で4名確認されている他、公務員、福祉関係、学生、団体職員で各1名。このうち公務員1名は県職員で、保健福祉部に所属する40代の男性職員でございます。感染経路は調査中ですけれども、この職員が感染拡大地域へ行った往来の事実は、経歴はございません。行動歴ございません。また感染リスクの高い行動歴もないというふうに確認しております。職員は窓口業務の担当ではございませんので、不特定多数との接触はありませんが、一般県民の方で業務上、本当に軽度、濃厚接触者には当たらない軽度の接触があった方がごく少数いらっしゃるそうです。マスク着用等の対応はしっかりと行っておりまして、今後、保健所において速やかに調査を行って、必要な方に検査を実施してまいります。また、現時点の調査では、職場内に濃厚接触者は確認されておりませんが、軽度の接触があった職員を含めて幅広く検査することとしております。県民サービスに支障が生じる状況ではないということもご報告させていただきます。そして、感染経路ですけども、既に分かっている県外も2名いらっしゃいます。調査中5名いますが、冒頭申し上げましたようにこの中に、5名の中には首都圏との往来、あるいは往来した方との接触があった方も含まれております。そして、今後、既存事例との関連も可能性としてありますので、確認された場合は事例が統合されるということになります。
次に入退院等の状況ですが、医療機関に入院されている方は5名増えて47名でございます。そして重症の方1人がご回復されました。かなり長期間治療を受けていた方ですけども、お一人ご回復されました。医療現場本当に全力で治療に当たっていただいております。(重症者は)2名となりました。宿泊療養施設の方は昨日から徐々に徐々に医師の判断でということを申し上げました。昨日は取りあえず1名が宿泊療養施設の方に移っていただいております。自宅療養、医師の方が丁寧に聞き取ってすぐに入院の必要がないと判断された方、ご自身の都合で自宅療養を希望される方は変わらずに3名。退院の方も出てまいりました。昨日2名退院されて累計で2,632名でございます。医療機関への入院者数は47名と先ほど申し上げました。これステージ3の指標は44名でございますのでそれを超えておりますが、ただですね、今第5波に備えて、コロナ病床については218床、万全の体制で維持し続けるというふうに申し上げてきましたとおり、その中での運用となっています。第4波で大幅に拡充した状態のままベッド数は維持されているという状況なんで、この人数になっても逼迫(ひっぱく)しているという状況ではまだありません。今の段階では陽性者にL452R変異株の可能性があることを踏まえまして、いったんは医療機関に入院対応をしています。現段階では一時的な増加、もちろんこれから繁華街クラスターのようなことが起こる可能性も想定して、毎日ハンドリングを専門医の先生方に懸命に行っていただいているところでございます。本日1名が先ほど申し上げましたように宿泊療養施設に移られました。今後もこれがたぶん増えてくる可能性は出てくるんではなかろうかと思っています。医療関係者と意見交換しても、現段階では病床の逼迫、一般医療への影響が懸念されるところには至っていないという状況でございます。
次に検査の状況ですが、昨日は衛生環境研究所等行政検査が34件行われて、その中で1件の陽性が確認されました。そして、民間の医療機関、先週は1日平均200件ぐらい、ちょっとこれ検査件数も増えているかもしれません。一応先週の平均200件とします。その中から7件の報告、陽性確認の報告がありました。ですから、昨日はだいたい230、240件、推定で(検査が)行われて8件の陽性確認ということになります。封じ込め事例は動きがございません。対処事例は1事例、松山市保健所の事例が現段階で必要な調査と検査が完了しましたので、残すは濃厚接触者の健康観察期間ということですので、今日から囲い込み事例に入ります。そして調査中事例ですけども、既存1事例で(1名)、新規7事例で7名(の陽性確認)ということでございます。こちらとここですね、計8名でございます。
続きまして夏休み期間中の注意事項ですが、本県はもう繰り返しでしつこいなと言われようが毎日言わせていただきます。感染警戒期でございます。今必要なこと、先ほどの全国の状況、そして本県のここ数日の状況、デルタ株の拡大、これを踏まえてですね、警戒期であると、警戒期はまず個人個人がこれまで同様、感染回避行動、特にさらに気を付けてください。そして体調不良時はもう休んでください。受診してください。そして首都圏等、緊急事態宣言等の地域、往来は可能な限り自粛を願いたいと思います。本当に県外由来、接触での感染の確認が増えておりますのでぜひお願いいたします。そして、繁華街クラスター起こさないためにも、当面はルールを守った会食を実施願います。参加者の把握や体調の確認、お店の状況。いろんなところがルールとしてあると思いますので、これまで申し上げてきたルールの中でやっていただけたらというふうにお願い申し上げます。
そして、本日から多くの学校が夏休み期間になります。またオリンピックの関連競技も本日から実施されます。例年より多くの人出、人の動きが想定されますので注意が必要です。まず緊急事態宣言地域との不要不急の往来自粛。東京では1,300人を超える陽性、特に周辺も含めた首都圏、感染再拡大の傾向、これはもう入り口ではなく顕著でございます。そして関西圏も増加傾向にございます。広がりつつあるところが増えてきていますので、ここ数日で確認された陽性者の中には、往来歴が先ほど申し上げましたようにかなりの事例で確認されています。デルタ株もほとんどの県でもう既に確認されていますので、十分に本当にそれが必要な行き来なのかどうか、今行かなければならないのかどうか、そして、もしやむを得ざる理由で行かれる場合は、その行かれる地域の状況を確認し、その地域での注意喚起を守っていただきますようお願いいたします。そして親族等の帰省にも要注意が必要であります。過去2週間に感染リスクの高い行動がなかったかどうか、ぜひ確認をいただきたいと思います。特に首都圏から、先ほどのような状況ですから、感染が落ち着いてから帰省しようということでずらせないかどうか、あるいはこの時期に本当に帰省が必要かどうか、家族と十分に話し合っていただきたいと思います。特にご家族に基礎疾患をお持ちの方、高齢者の方、あるいは福祉・病院施設、こういったところに勤務をされている方がいらっしゃる場合は、より一層相談をしっかりとしていただきたいというふうに思います。
次に久しぶりに会う親戚や友人との会食は特に注意をお願いします。会食は人数ではなく実施方法や先ほど申し上げた行動歴の把握、感染対策のしっかりとしたお店を利用するなどルールを守ってください。特に夏休み期間中はあり得ることですが、同窓会やルールを逸脱した会食、これはもうぜひ控えてください。今年の1月、帰省した親族間の恒例の会食、あるいは家庭で行われたバーベキュー、久しぶりの方との出会いでどうしても時間が長くなって、会話が弾んで、感染リスクが高まって、いくつもクラスターが発生したことは、皆さんも十分ご存知だと思います。ぜひ十分な注意をお願いしたいと思います。
最後に、「オリンピック・パラリンピックは自宅で観戦」をお願いします。できるだけ自宅で同居する家族など、普段一緒に過ごしている人とテレビ観戦でお楽しみいただきたいと思います。飲食店等で観戦する場合は、お店の感染対策がしっかりできているのか、換気なんかも含めて行われているのかどうか確認を願います。大人数や大声での応援は控えてください。特に、不特定多数が出入りするかたちでのお店等での大人数での応援感染は極めてリスクが高いと思っていただきたいと思います。有識者からは、「オリパラそのものよりも、オリパラが開催されるムードに合わせて、羽目を外すこと、そちらの方に感染リスクの高まりがある」という指摘もございますので、むしろ開催自治体でない愛媛県にとってはその言葉は重要でございます。お祭り気分で羽目を外さないように、十分に警戒をしてください。
そして、一昨日も申し上げましたが、異常に気温が高くなってきました。実は、本県の熱中症の救急搬送人数は、今年6月1日から7月18日までの期間、昨年137人でしたが、今年はもう既に167人と昨年を上回っております。全国でも昨年の1.5倍だそうでございます。こうしたことに注意を向ける必要もございます。そこで、マスクの着用が基本でございます。これはコロナ対策。しかし一方で熱中症対策もありますので、「屋外で人と2メーター以上離れているときは、臨機応変に外す」でも大丈夫でございます。そして、マスク着用時は体に負荷が掛かるような激しい運動や作業を避けるとともに、のどが渇いていなくても、こまめに水分補給をお願いします。スポーツをやられた方は、本当に、のどの渇き感じないんだけども、気が付いた時に脱水症状を起こす、熱中症になるという経験をお持ちの方も多いと思いますので、本当にこまめに補給するとことが大事でございます。こうした両立をぜひ取っていただきますようお願いいたします。また基本的な熱中症対策として、暑さを避ける、エアコン使用中もこまめに室内の換気をする、暑さに備えた体力づくりと日頃の体調管理を心掛ける、といった個人個人の対応にも気を配ってください。
最後にモニタリングのキット配布でございますが、松山市繁華街、第4波の再来を絶対に防ぐというふうなことで3回目開設を行います。開設場所は、県庁の西駐車場、キット配布は7月28日水曜日から30日金曜日、検体の回収は7月29日木曜日から30日金曜日および8月2日月曜日から3日火曜日となっています。開設時間は15時から17時までのそれぞれ2時間ということに集中させていただきます。明日から4連休でございますので、繁華街でも人流の増加が想定されます。首都圏などでの感染拡大が繁華街に持ち込まれないように、水面下で感染が拡大しないように、その感染の有無を早期に探知することが重要でございます。仮に陽性が出ても、最近の事例でもお分かりのとおり、早く検知できれば速やかに囲い込みの対処ができますので、従業員や利用客への感染も回避可能でございます。積極的に対象の方、お店の経営者の方、従業員の皆さん受けてください。二度と松山市の巨大繁華街クラスターは発生させないためにやるということでございますので、よろしくお願いいたします。
また、もう一つ、全国的な増加傾向で気を付けなければいけないのが、リスクの高い施設、高齢者施設等々でございます。施設における感染の早期探知、これが遅れますとたちまちリスクの高い方々のクラスター、ワクチン接種が進んでいてもですね、念のためということもございますので、100パーセントをそれで感染しなくなるわけではありませんので、ぜひ気を付けていただきたいと思います。そして、そこで本人やご家族が県外と往来した場合などは、県と市町、共同で実施しています自主検査の補助制度、これを活用して必要な検査を行っていただきたいと思います。そして、今、意向調査を行っていますが、抗原検査キットを意向調査に従って各施設に順次配布をしていきますので、これも併せて活用してください。以上です
(テレビ愛媛(幹事社))
ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。
(南海放送)
すみません。南海放送です。現在の感染状況について、増加傾向の入り口にあるというような表現をされたかと思いますが。
(知事)
第5波の入り口に向かって少しずつ近づいている可能性があるんじゃないかなというふうに思っています。
(南海放送)
現在のところ、いわゆる第4波のように、飲食店での感染等々、目立った要因が見えない中で、こういった入り口に近づきつつあるというのは、何が要因と考えられるという。
(知事)
今回の特色はですね、やはりデルタ株が背景にあると思います。これまでのアルファ株よりもさらに感染力の強い株が日本全国的に置き換わりが進んでいるという状況にあると思います。昨日、愛媛県は昨日8名ですけども、昨日(公表)の一昨日の検査報告では、さっき申し上げたように29県で10名を超えるという状況になっていますから、(陽性確認が)もうゼロの県はなしでございました。そういう状況になっています。今回散発的に出ている事例は前の第4波の一気に来た繁華街クラスターとは全く異なる傾向で、やはり大半が多くの事例の中でですね、首都圏との往来、大阪も含めてですね、往来の確認、そして、こうしたリスクの高い状況になっている地域の方との会食等が確認されております。ですから、そこから散発的に今、確認が続いているという状況なんで、ともかく早く探知をするということが重要な時期ではないかと思っています。
(南海放送)
今日は新規で7人ということですけれども、市中での感染、どれを線にするとかっていうのはどのように受け止めていますか。
(知事)
まだそこまでには至っていないです。しっかりと保健所、検査機関も経験値を上げていますので、非常に速やかに追い掛け作業をしております。濃厚接触者はもちろんのこと、必要に応じて軽度の接触等々の方々の検査も幅広く行っておりますから、事例が追い掛けられているというふうな状況の中で今の段階があると。そして、医療現場も先ほど申し上げましたとおり、取りあえずまだそんなに多くない段階、初期段階ですから、(陽性者)全員に1回入っていただいていますけども、これからも増えていくという前提、そしてまた、場合によってはいくら注意喚起しても場所によって、一部の対策がおろそかになったお店でのクラスター発生なんかも想定しておかなければなりませんので、徐々に宿泊療養施設なんかもハンドリングしながらですね、対応していきたいというふうに思っています。
(あいテレビ)
あいテレビです。今日は居住地、松山市の5人の方の中で4人の方が新規事例ということですけれども、現段階で地域性と言いますか、感染状況の地域別の特性みたいなところは分析だったり、懸念されていることはありますでしょうか。
(知事)
地域ですか。南予は(7月以降、陽性確認が)全然まだ出ていない状況にございます。それから東予は比較的出張関係、会社のやむを得ざる仕事上の出張関係等々の傾向があるのかなと。松山はやっぱり帰省であるとか、そういったところも可能性としてあるのかなと。要はやっぱりリスクの高い首都圏や大阪との往来というのが原因の一番大きな、今の段階ですけども、事例の分析になっているんじゃないかなと思いますね。
(あいテレビ)
今、首都圏のお話も出ましたけれども、オリンピックの大会関係者の陽性確認も相次いでいる他、東京都のモニタリング会議だと2週間後には1日の感染者数が2,500人を超えるという予測も示されましたけれども、首都圏の感染状況の受け止めとあらためて県民に呼び掛ける注意とかありましたらお願いします。
(知事)
首都圏は今もうオリンピックの開催もあって、実際にその競技が行われるエリアですから、これは人流が増えるということは避けられない状況になっていると思います。それと長きにわたる緊急事態宣言の中で、呼び掛けてもなかなか全員の方が速やかに応じていただけない状況も生まれてきていると思います。そういう中で、最も違いがあるとするならば、規模が大きいですからそういったことも要因としてあると思いますけども、保健所の濃厚接触者の調査が事例ごとにきめ細かくできない状況になっています。保健所、例えば愛媛県の場合は患者さんの入院とか移動は専門医の先生、コーディネーターとして差配していただいているんですけども、おそらく東京都は保健所がこの業務をやっているんですね。ですからもう保健所満杯の状態ではないかなと。ということは追い掛け調査が十分にできなくなっているんで、そこにオリンピック選手の調査をある意味で優先せざるを得ない状況が生まれるかもしれません、大会運営ということで。そうなるとますます手薄になってくるとするならば、非常に感染リスクの高い空間にここしばらくなっていくということは容易に想像のつくことでございます。現に先日の学校の教職員が行かれたケースでも行動歴をいくら調べてもですね、十分な注意を払いながら東京に行って帰ってきていました。けれども感染しているという状況ですので、本当に、行き来は必要なのかどうなのかこの時期に、十分に考えていただきたいというふうに思います。やむを得ざる事由で行き来するときは、それでも100パーセントとは言えないんで、十分注意すると同時に帰ってきてからしばらくの間警戒をしていただきたい。このことをお願いしたいと思います。
(あいテレビ)
すみません、あいテレビです。よろしくお願いします。オリンピックでの首都圏の感染で懸念ということなんですけれども、現在、オリンピック関連で県内からも警察の方であったりとか選手の皆さんとかも派遣であったり、出向いていらっしゃいますが、そうした方が県内に戻ってくる際、何か対応というのは考えてらっしゃいますか。
(知事)
そうですね、特に警察官については、早い段階で愛媛県では、オリンピックはこれもう全都道府県からの派遣要請がありますから行ってもらっていますけども、ワクチン接種、優先して打つ方向にかじを切りました。その点は万全にやっているんですが、それでも感染リスクはゼロではありませんから、これは県警の方でちょっと考えていただくことになると思いますけども、帰県してからの注意深い健康観察等々はしっかりと行っていきたいというふうに思っています。
(テレビ愛媛)
すみません、一点。テレビ愛媛です。モニタリングキット配布、積極的なPCR検査をということなんですけれども、これはやはり前回の第4波の時の反省点、総括等を踏まえて集中的に効果的にやることが大事だというお話だったと思うんですが、今その時期だというふうな判断から実施ということでしょうか。
(知事)
そうですね、当初から定期的に何回かやるというふうに申し上げてまいりましたが、ともかく第3波も第4波も一部の飲食店から発生したクラスター、これが大きな感染につながりましたので、ともかく早期に探知をするということを徹底したいと思います。もう大半のお店はしっかりとしたルールを守ってやってくれています。本当に一部、構造上リスクのある業態がありますので、接待を伴う飲食店等々、そこの皆さんには、おそらくしっかりとしたお店はやってくれると思うんですが、心配しているのは今回それでも、呼び掛けても来ていただけないお店があります。そこが本当に心配です。
(テレビ愛媛)
それはやはりオリンピックでお店に集まって飲食するという可能性も、呼び掛けてはいるけれども、そういった事態も考えられることも想定されているということでしょうか。
(知事)
はい。それとそこの関係の方々が「東京ちょっと行こうか」と言って、パッと行ってパッと帰って、それでお客さんを呼ぶとかいうかたちが前回ありましたので、そういうことが起こらない可能性が無きにしもあらずなので、ともかく注意を言い続けるということが大事であります。
(テレビ愛媛(幹事社))
その他ございませんでしょうか。ではこれで終了します。ありがとうございました。
(知事)
はい、どうもありがとうございました。
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