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新型コロナウイルスの感染の確認(5月20日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017366 更新日:2021年5月21日 印刷ページ表示

日時:令和3年5月20日(木曜日)15時00分~15時28分

場所:知事会議室

 

 

 

(NHK(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、個別事例などに関わる詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。

 

(知事)

 昨日は5名の陽性者が確認されています。内訳は、既存で3事例3名、再検査の方はございません。新規2事例で2名でございます。陽性が確認された方に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。

 また、今日は残念ながら、昨日、新たに1名陽性者の方がお亡くなりになりましたことをご報告させていただきます。心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆さま方にお悔やみを申し上げさせていただきます。亡くなられた方は90歳以上の方でございます。コロナの重症例の方ではございません。それだけご報告させていただきます。

 本日説明するのは主に2点ありまして、松山市繁華街におけるモニタリング検査の開始について。そして二つ目に、昨日の検査結果でございます。

 まず、1番目の議題でございますが、ご案内のとおり、今回の第4波は3月に発生しました松山市繁華街の巨大クラスター、ここに端を発しています。これが変異株であったが故に大きな流れ、感染が全県下に広がってまいりました。以来2カ月経過をしておりますが、長期間にわたってこの戦いが続いているということでございます。ただ、ここへ来て陽性確認数は徐々に減少し始めておりまして、本当に県民の皆さんのしっかりとした対応、これが結果に結び付いてきております。また、検査・調査に当たる保健所、検査機関の事例ごとの追い掛け作業、そしてまた連携した医療機関の皆さん方のご協力、またいろんな施設の皆さんの本当に大変な思いの中での対応、こういったことが1桁台に結び付いてきたということでございます。何度でも申し上げます。あらためて感謝を申し上げたいと思います。

 ただ、入院患者数は今日の時点でもまだ57名、ステージ3の指標(を超えている状態)でございます。医療現場の負荷は依然として高止まり、近隣県ではご案内のとおり、感染が収まっていない、むしろ拡大傾向にある都道府県が多くなってきているのはご案内のとおりであります。少しでも気を緩めれば、この変異株の感染力を考えると、再び感染拡大モードにすぐさま突入する恐れもあります。そして、各地でポツポツと確認されているインド株のことについても警戒をしなければなりません。

 第4波の感染の拡大の流れ、もう一度、ここで今、少し落ち着いてきているからこそ思い返してほしいと思います。当初は県外から持ち込まれて、松山市繁華街の本当に一部の店舗において、水面下で、若い世代を中心に拡散した変異株が大きな感染回避対策を十分に取っていない中で大人数の会が催されたことによって、瞬く間に巨大クラスターが発生しました。そこから家庭、そして家庭から職場、学校、さらには重症化リスクの高い高齢者施設等にも拡大し、本県は全国でも相当早い段階で、イギリス型変異株の猛威にさらされてきた経緯がございます。

 そして、5月に入っても同じような職種の中で、特に複数のホストクラブで感染が相次ぐなど松山市繁華街の一部のところからウイルスが消え去ったわけではないというふうに考えなければなりません。大半の店が時短要請にご協力をいただいておりますが、それでもこの変異株のしぶとさ、また感染力の強さに対しては完全な防御というのは不可能だと思います。ですから、油断は禁物ということになるんではないかと思います。こういう状況の中でですね、今少し、本当に皆さんの努力によって1桁になってきた段階で、攻めの対策取っていく必要性があるというふうに判断いたします。

 そこで、ウイルスの存在を水面下の段階で探知し、早期に感染の広がりを抑え込むため、愛媛県と松山市、愛媛県総合保健協会が主体となりまして、第4波で急所となった松山市繁華街の飲食店従業員の方々を対象に、無症状者の集中的検査を行う「モニタリングキット配布ステーション」、前回のPCR検査のステーションではありません。キットを配布するステーション。お渡しするということですね、キットを。前回は検査をその場でやっていましたけど、お渡しするというステーションを開設いたします。3月末から4月上旬に設置した臨時PCR検査センターと同じ場所、二番町になりますが、同じ場所に開設しますが、今回はその場での検査ではございません。検査キットを配布するという場所になります。念のため申し上げます。開設場所、松山市市営二番町駐車場跡地、前回と同じ場所でございます。対象者は、ここ気を付けてください。松山市繁華街の接待を伴う飲食店や深夜営業のバーの従業員。アルバイトの方も含みます。その中で無症状の方に限定をいたします。例えばこれはキャバクラ、ホストクラブ、ラウンジ、スナック、バー、ガールズバーなどでございます。検査費用は無料にいたします。申し込み方法は原則店舗単位、店舗単位で申し込んでいただくことといたします。前回は従業員さんご本人に来場いただいて、検体を採取する方式でありましたが、今回は原則店舗単位で申し込んでいただきまして、会場で代表者に検査キットをお渡しする。そして店舗や自宅で検体を採取して、後日回収する方法となります。従業員の方々全員が来場する必要もないため、よりプライバシーが守られて利便性も向上いたします。開設期間は、キット配布が5月24、25、26の3日間でございます。そしてお持ち帰りになって、その後検体回収の期間が5月25日から、この24日の翌日からですね。25、26、27、28の4日間。開設時間は15時からそれぞれ17時まで、1日2時間やります。このまま陽性者が減少傾向で続くならば、予定どおり5月末で時短営業要請を解除できる見通しも立ってまいります。そういう意味で、この一番のこの第4波の根っこになった感染の場所、芽を早期に探知することで、従業員や利用客への感染を回避できるということにつながりますので、この対象となる各店舗の責任者、代表者の方は、そのことを十分受け止めていただいて積極的に活用を願います。よろしくお願いいたします。

 第4波が県民生活や経済に与えたダメージは計り知れないものがあります。冒頭に申し上げましたとおり、元々感染防止対策が不十分な深夜営業の一部のお店で大規模なイベントが同時に開催されたことがきっかけと聞いております。ごく一部の店舗でありますが、その関係したお店の方も、そして利用者の方も、同じことはくれぐれも二度と繰り返さないでほしい。このことを心からお願い申し上げたいと思います。なお、6月中旬をめどに2回目の検査も予定しております。

 それでは続いて、昨日の検査結果を説明させていただきます。陽性者、昨日は5名でございました。20代が1名、50代4名。男性が4名、女性が1名。そして居住地は、松山市、四国中央市で、松山市と四国中央市が、これが新規になります。後は既存になります。また大阪在住の方も1名含まれております。感染経路は仕事関係が3名と多いのですが、新規事例のこの1名は県外由来ということでございます。引き続き、県内への持ち込み、県外への持ち出しを防ぐ注意深い行動が重要でございますのでよろしくお願いいたします。

 医療機関に入院されている方は1名減りまして57名。しかし、依然として54名のステージ3(の指標)を上回っている状況が続いています。重症の方は医療機関の懸命な治療が功を奏しまして1名ご回復されました。昨日より1名減って4名となっています。宿泊療養施設に入られている方は1名増えて22名。そして、自宅療養の方もだいぶ減少いたしました。医師が丁寧に聞き取ってすぐに入院の治療が必要のない症状の方、家族やご自身の都合で強く自宅療養を希望された方が中心、一部入院調整の方がいますが、14名減って57名。昨日は退院なされた方18名ご回復でございます。(累計で)2,444名の方が回復されているということでございます。

 次に進捗状況でございますが、昨日は(高齢者施設の)スクリーニング検査は行われておりません。昨日の検査でございますが、衛生環境研究所等の行政検査は44件。この中で3件の陽性が確認されております。囲い込みがどんどん進んできたことによって、こちらの衛生環境研究所の方での検査は減少傾向にあります。しかし一方で、民間のかかりつけ医の先生方が毎日PCRや抗原検査を行っていただいております。こちらは平日ですので、先週の平均が1日350件程度でありましたが、その辺に近い件数があるかもしれません。ということで、そちらの方から2件の陽性の報告がございました。先週のあくまでも平均でありますが、これをそのまま当てはめますと、昨日は390件ぐらいの検査が行われて、合計で5件の陽性確認ということでございます。

 次に封じ込め事例も多くなっております。新たに6事例。松山市保健所3、西条保健所1、今治保健所2。こちらは全て濃厚接触者の健康観察期間が無事終了。それぞれの事例から感染が広がる懸念がなくなりましたので、今日から全て封じ込め事例に入ります。

 囲い込み事例も増えております。こちらから赤いところですね。松山市保健所が2事例、四国中央保健所が1事例、今治保健所が3事例でございます。現段階で必要な調査・検査が終わっておりますので、残すところは濃厚接触者の健康観察期間と。昨日は囲い込み事例の中で陽性者も出ておりません。

 そして、調査中事例はこちらになります。だいぶ皆さんの努力によって事例が減ってはきております。クラスターはここからここまでで、昨日は陽性確認ございません。クラスター以外では769事例目、こちらですね、宇和島保健所。こちらは合計で5人、昨日は1名の陽性確認で5人になっておりますが、複数場面での接触が確認されておりまして、5人なんですが、現段階ではクラスターという認定はしておりません、ということでございます。

 最後に、一部の報道によりますと、明日にも国の分科会が開催されて、緊急事態措置等の検討がなされる見込みという報道がございました。ご案内のとおり、本県は全国的に見ても、昨日は47都道府県中46番目の感染者数ということになりますので、減少してきております。その中で場合によっては、まだ何の連絡もありません、決まったわけではありません。場合によっては、でございます。本県のまん延防止等重点措置の適用が前倒しで解除される可能性は先日も申し上げたとおり、あるというふうに思います。仮に解除されるとしても、その時期もそういう状況ですから全く分かりません。不明でございます。もし国の方針で、前倒しで解除された場合には松山市は措置区域でなくなるということになります。その場合、その場合ですね、あくまでも仮の話ですけど。その場合、飲食店に対する営業時間短縮要請については、これが松山市適用解除ですから、松山市以外の市町と同レベルに緩和する方向で考えております。具体的には時短要請の対象が、松山市内の全ての飲食店から酒類を提供する飲食店へ変更。そして、営業時間も20時から21時に変更するということを想定しております。これはまだ国が決定しているわけではありませんから、決定した段階で速やかにお知らせをしたいと思います。ただ、そういうふうな方向になりますということをあらかじめ申し上げておくことによって、お店等々の準備もあろうかと思いますので、あえて今日、もしそうなった場合ということでお知らせさせていただくことといたしました。以上です。

 

(NHK(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(あいテレビ)

 あいテレビです。先ほど最後に述べられた件で、前倒し解除の可能性について、国の方、西村大臣とかとやりとりというか、その可能性の言及というのはあったんでしょうか。

 

(知事)

 いや、全くまだ今のところないです。

 

(あいテレビ)

 万が一、前倒しで解除されたとしても、感染対策期は月末までということでしたけれども、この状況が続けば感染対策期から県の独自のレベルを、来月以降移行するというようなそういった考えは現時点ではどのような。

 

(知事)

 まだこの時点では判断していません。来週の後半あたりの状況ですね。というのはやっぱり、何が懸念材料かと言ったら、やっぱり周辺が、例えば今日も広島市(の陽性者数)が過去2番目か過去最高ぐらいになってきているんですね。そういう情報も入ってきていますので、やっぱり人流ということを考えると、本当にわれわれが先に変異株の猛威を体験していますから、油断は禁物という状況を踏まえて今の段階では何も考えてないです。

 

(テレビ愛媛)

 すみません。検査キットの配布についてなんですが、念のためのラストスパートに向けた検査だとは思うんですが、一番ここで危惧していることっていうのはどういったことがあるんでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、今回まん延防止(等重点)措置が適用されている間は、県の方で直接管理・監督することができますけども、これが切れるとまた松山市に(権限が)戻りますので、ぜひそういったルール違反のところについては厳しい対応をする必要をお願いしたいと思います。もう、今回を含めて、第4波はもちろんだったんですが、さかのぼるとやはり繁華街の皆さんのほとんどが真面目に頑張っていることは、PCR検査のステーションの設置によって、あの陽性率を見て明らかになったと思うんですね。ですから本当にごく一部、特に業態で言えば接待を伴う飲食店の中でもまた一部。そういうところから大きな感染拡大につながったというのをもう3回繰り返していますので、もう二度と起こしていただきたくないというふうなことを踏まえての措置と思っていただけたらと思います。

 

(愛媛新聞)

 すみません、愛媛新聞ですが、この検査キットの配布に関してなんですけれども、このタイミングでというのは、どのようなご判断と捉えたらいいんでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、非常に今、落ち着いているからこそ、ここが大きな感染拡大に結び付くという過去の経緯も踏まえて、今のところですね、31日までが(感染)対策期という設定で頑張っていただいていますので、その段階で1回やっておく必要性が出てきているというふうな判断です。

 

(愛媛新聞)

 今回この5月の末まで、下旬の検査というのは、もういわゆる5月中のその感染状況としてはこれで陰性の方ばかりならばいったん安心できるのではないかという。

 

(知事)

 いや、そこはまだ何とも言えません。他の要素が出てくるかもしれませんから。取りあえずこの4波、もう繰り返しになりますけども、全てはそこから始まっていますから。

 

(愛媛新聞)

 6月中旬に2回目をというのはまた同じ対象の方々にという。

 

(知事)

 そうですね、はい。

 

(愛媛新聞)

 それはそれぐらいの期間をおいて再度されるのはどういった考えに基づくもので。

 

(知事)

 (まん延防止等重点措置が)空けてからですね。これ(感染)対策期が延長されるかというのは別問題として、やっぱりここがまたおそらく、感染ゼロに抑えることは無理だと思います、いろんな人が動いていますから。でも早く発見して、早く囲い込みの作業をすれば、それはもう感染拡大を抑えられるんですけども、この業態に関してはこれまでの経験からするとなかなか調査が難しいということもあります。行動力が活発な世代ということもありますから、その後の感染の拡大が顕著に現れるということもありますので、やっぱり根っこを押さえおくということはすごく大事だと思うので、6月に入っても、もう一度念のためやっておく必要があるのではないかと思います。

 

(愛媛新聞)

 その後定期的に、このような検査をされるというお考えはあるのでしょうか。

 

(知事)

 今のところ考えてないです。本来はそういったことを自主的に、お客さんの安全、そして、地域の中で営業していく以上は、地域全体の状況を踏まえて、ワクチン接種が完了するまでは定期的に自らがやっていただくぐらいの気構えを経営陣の方には持っていただきたいと思っています。

 

(愛媛新聞)

 今回対象はいわゆる居酒屋のようなものは含んでおられないということでしょうか。

 

(知事)

 はい、これは含んでおりません。

 

(愛媛新聞)

 今回、時短の要請に応じておられないお店というのも居酒屋が2店舗だったかと思うのですけれども、そのあたりの線引きの考え方としては、これまでのクラスターに発展しているかどうかということでしょうか。

 

(知事)

 そうですね。クラスターの、はい。

 

(テレビ愛媛)

 テレビ愛媛です。松山市のワクチン接種の完了問題について、今日、市長の方が来週以降で予約の変更などの通知を開始して予約を受け付ける、というようなことを発表されました。これについてどのように評価されますでしょうか。

 

(知事)

 昨日、ちょっとかなり厳しい声を上げさせていただきましたけれども、対応を始められたと前向きに受け止めております。ともかく問題というのは早く手を付ける方が傷は浅いというふうなことだと思います。まだまだ、動きが始まったばかりですから、しっかりとアドバイスもしながらですね、連携するところは連携するということで、ともかく全力で一日でも早い接種へと結び付けていきたいというふうに思います。

 

(テレビ愛媛)

 併せてですね、確保できる医療従事者について、4,000人のうち2,000人は確保できると、市として。こういうことも発表されたんですが。

 

(知事)

 これも1日で2,000人とポンと出てくるというのは、どういう積み上げをした上での根拠のある数字なのかがまだ把握できておりません。ですから、ちゃんとした裏付けというのは、県の方でも精査させていただきたいというふうに思っております。そういう意味では、市町によってはですね、かなり綿密な積み上げ作業を行っているケースがありますので、松山市さんもそういうところを同じ市町の仲間として、参考にされたらいいんではないかなというふうに思います。

 

(あいテレビ)

 すいません、あいテレビです。感染対策期のことに話が戻って恐縮なんですけれども、今はまだ何も考えていないということでしたけれども、6月以降の件に関しては、いつ頃、どういう指標、状況をもって、その判断のめどというのはお考えになりますでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、まず、その時点での一番大きな点は感染状況になりますので、新規も含めた1日の感染者数、それから地域状況、あるいは新規の人数、さらには今までいろんな経験をしていますから、事例ごとに広がるケースか、抑えられるケースか。その月末に近いところでの状況を鳥瞰図的に見極めながら判断していくというのが一点。それからもう一点は医療現場の状況。この特に医療機関の入院患者数とそれから病床、重症病床の状況、こういったところの状況がその時点でどうなっているのか。なぜそこにこだわるかといいますと、これもなければいいんですが、さらなる感染力を持ったインド株が襲ってきた時に十分な医療体制の状況が整っていないとこれを抱えたまま突入するとですね、すぐさま医療現場が逼迫(ひっぱく)しますので、何とかここをしっかりと回復させるというふうなことにこだわりたいと思っています。

 

(愛媛新聞)

 医療体制のことに関してなんですが、第4波ではかなりの患者さんの数が増えて、病床、ある程度拡大してこられたと思うんですが、今、少し感染者数落ち着いてくる中で、確保された病床というのは、現在、即時対応可能な状態で置いておられるということなのでしょうか。

 

(知事)

 そうです。これは置いていただきます。というのは前も申し上げましたように、月末までにはもう例の145プラス重症病床19というのは、これはもう5月に入った段階で確保されています。月末までにこれを165、中等症(病床)。そして19の重症病床を確保すると、合計約185。これはなぜここにこだわっているかっていうと、この数であるならば、一般診療と救急医療に何とか両方、バランスを取りながらできるというぎりぎりだと思いますので、ここでぜひとどめたいなと。もちろん無理をすれば病床は増やすことはできますけども、そのために一般診療にも影響が出る、もっとやれば救急医療にも影響が出ますから、ただその中でもう少しできないかということで、185に何もこだわっているわけではなくて、さらに積み上げができるならばどうでしょうかというお願いもしていますので、場合によってはそれを超える、5月末には病床の確保は準備できている状況になるかもしれません。最低でも180。

 

(愛媛新聞)

 インド株への懸念というのも知事も言及されていますが、今後、新規の感染者数が減ってきたとしても、いつ爆発的に増えるか分からない中で、病床をある程度の即時対応可能な状態で空けておくというのは、バランスの取り方はどういうふうに今回考えていくんでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、今回実は繰り返しになりますが、本当に第4波の場合は特殊要因でした。繁華街クラスター200名突如襲ってきた、これでもう突如、病床がふさがれる、というような、正直言ってどこも経験したことのないような、あんまり好きな言葉じゃないですけど、想定外でございました。でもそれも考えると、先ほど言ったようなスクリーニング(検査)で抑える手立ては打ちますけども、それでもということを考えて、今回5月末に用意する病床については、県立中央病院の場合は3割一般診療を削減しています。その他の重点医療機関でも1割ないし2割削減していただいています。でもこれだと何とか回せるという状況ですから、この状態でワクチンの接種が拡大するまで踏ん張っていきたいなというふうに思っています。

 

(NHK(幹事社))

 各社さん、他に質問よろしいでしょうか。では会見終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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