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新型コロナウイルスの感染の確認(5月19日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017365 更新日:2021年5月21日 印刷ページ表示

日時:令和3年5月19日(水曜日)15時00分~15時30分

場所:知事会議室

 

 

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後にレクがありますので、個別事例などに係る詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事よろしくお願いします。

 

(知事)

 昨日は、5名の陽性者が確認されています。内訳は、既存2事例で2名、この中には再検査で確認された方が1名含まれます。そして、新規3事例で3名でございます。陽性が確認された方に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。

 変異株による巨大な松山市繁華街クラスターに端を発した第4波の感染拡大の対処は、まもなく2カ月を迎えることになります。しかしながら、これで4日間連続1桁台の陽性確認となりました。大型連休が終了して10日間が経過しましたが、現在のところ、再拡大の傾向を懸念しておりましたがこれは見られず、なんとか県内の感染状況、本当に県民の皆さんのご努力により、ようやく落ち着きつつある状況と評価できるんではないかと思います。本当に「コロナウイルスには感染しないぞ」と、「感染させないぞ」と、そして、「感染症を収束させて日常に戻りたい。」、そういう強い思いと行動を県民の皆さんが持っていただいたこと、また、事業者の皆さんも陽性者を出さない、それぞれ工夫しながら感染を広げないという努力が着実に結果として現れてきたものと思います。心から感謝申し上げたいと思います。ただし、繰り返しお伝えしているとおり、県外からの持ち込み、持ち帰りによる感染の再拡大リスク、変異株の感染力とそれから新たな変異株の確認が徐々に多くなってきている状況、引き続き警戒が必要でございます。

 昨日は、新たに愛知県でもインド型変異株による感染が確認されたそうでございます。この海外から持ち込まれるインド型変異株が増加傾向にあるということは本当に注意が必要だと感じております。また、本日の入院患者数は若干減少しましたが、58名が治療中でございます。依然として国が示すステージ3の水準から脱していない状況が続いていることになります。この高い医療負荷が継続することによる一般医療等への影響はもとより、長期にわたる途切れることのない緊張感の中で懸命に治療に当たっている医療従事者の皆さんの心身の負担、これを軽減しなければなりません。感染者が少なくなっていても、医療現場の緊張感は全くまだ軽減されていないということに、なかなか思いをはせにくいと思いますけども、あえて県民の皆さんにそこにぜひ思いを持っていただきたいとお願い申し上げたいと思います。そのため、今ここで感染をしっかりと抑え込むとともに、入院患者数をステージ3の指標を大幅に下回る水準にまで減少させるということ、これが次の波への備えにもなります。感染が落ち着きつつある今こそ大切な時でございます。長いトンネルをずっと走り続けていましたが、少し、ちらっと明るい光が見え始めていると、しかし、ここで油断すれば速やかにまた暗闇に戻るということでございます。ぜひここは踏ん張りどころということで、決して気を緩めることなく、引き続き、「完全にこれで第4波乗り越えるんだ。」ということを共通の目標におきながら、5月31日まで(感染)対策期、設定されておりますので、もう少し頑張って乗り越えるというふうなことに、しっかりとした道筋を付けることにご協力いただきたいと思います。

 本日説明するのは主に2点。高齢者へのワクチン接種について、そして、二つ目が昨日の検査結果でございます。

 高齢者へのワクチン接種の県内の現状についてお伝えをいたします。県内全ての市町が7月末の完了を目指して取り組むということを県にも伝えてきていただいております。また、それぞれの20の市町は国にも7月末を目指して取り組むと明確な回答を出しているということを聞いております。各市町にとって非常に高いハードルであることは間違いありません。危機感を持って市長、町長それぞれがリーダーシップをぜひ発揮していただきまして、接種計画の見直しと予約済みの住民への対応を速やかに行っていただくよう、先日来、県の方からもメッセージを発してまいりました。

 このような中、内子町では先週末、具体的には5月13日までに、8月以降に予約された方々のみならず、65歳以上の全ての住民の皆さんに対して、7月末までの接種を呼び掛ける文書を郵送し、予約の変更手続きを現在進めているという報告が県の方に上がってきております。また、今治市でも市長自ら市民に謝罪をされた上で、集団接種の新設や7月までの予約枠を拡大し、7月末までの高齢者接種の完了を表明されたと聞いております。さらには、松前町では誤って8月に予約された方々について、個別に7月末までの予約取り直しを行うという連絡が入っております。住民の方々には予約の変更などお手間をお掛けすることになりますが、ご自身のためにも、そして、市町のこうした変更作業、全力で取り組んでおられると思いますのでご理解をいただき、国全体の目標、これはもう本当にコロナに打ち勝つために1日も早く早期の接種を行おうと、7月末までに行おうという全国的な取り組みの中で進んでおりますので、早期の接種にご協力をお願い申し上げたいと思います。

 また、松山市は8月分の、ちょっと気になっているんですが、新たな予約受け付けを停止したとの連絡はこの段階でございません。対応状況を非常に危惧をしております。この先ですね、松山市も国に対しては7月末を目指すと連絡していますので、当然のことながら予約変更が必要になってまいります。突如の予約変更通知は市民の混乱を招くことにつながりますので、一刻も早い対応を求めたいとあえて申し上げさせていただきます。

 また、本日午前中に松山市長および宇和島市長が来庁されまして、県に対して高齢者接種の7月完了に向けた正式な支援要請があったとの報告を受けました。県のワクチン接種推進班の調査では、現在のところ、20市町中12の市町は自らの努力で7月末の完了を見込んでいるという連絡が入っております。そして、残り8市町、今日の松山市、宇和島市を含め、現在八つの市町から集団接種に従事する医療従事者の派遣や集団接種会場となる県有施設の提供などについて県への支援要請が寄せられております。12の市町は自力でできるということ、八つの市町が県の応援依頼という状況でございます。

 特に危惧しているのが、医療従事者の派遣、全体で延べ5,000人規模の派遣要請がございますが、そのうち松山市が4,000人規模になっております。そんな簡単にできることではございません。市町により計画の熟度には大きな差が現段階であると見ておりまして、ぜひ、特に松山市、具体的な検討作業や関係機関との協力体制の構築が、申し訳ありませんが他の市町よりも大幅に遅れているというふうに判断しております。強い危機感を抱いております。今後、各市町の検討作業を丁寧に聞き取り、各市町が真に必要とする支援の範囲をしっかり精査した上で、県としてどの市町にどのようなかたちで応えることが可能か、速やかに検討を進めてまいります。

 今後の精査で数字は大きく変わる可能性があるものの、かなり大規模な医療従事者の派遣が必要となることは間違いないというふうに認識しています。県の方から既に医療関係のさまざまな機関、例えば医師会だけでなく、県の歯科医師会、県の薬剤師会、こちらにももう既に働き掛けを始めております。そういったところでこうした状況をご理解いただき、一人でも多くの医療従事者の方にご協力をお願いしたいと思います。個別にもお願いしておりますが、この記者会見からもぜひぜひよろしくということを申し上げさせていただきたいと思います。

 県においても派遣調整に向けて、複雑かつ大量の業務量の発生が見込まれますが、全庁挙げてできる限りの対応を取っていきたいと思います。何より重要なことは一日でも早く一人でも多くの高齢者に接種を進めることで、発症と重症化を予防するとともに、新規の陽性者と患者の発生を抑制することに結局のところ結び付きますので、これによって医療機関や保健所等の負荷を減らして、以前の暮らしを一日でも早く早期に取り戻すことを目指していきたいと思います。やるべきことを一つ一つクリアし、早期接種の完了に向けて、市町には本当にご苦労掛けますが、市町の、前も申し上げましたリーダーシップで、必ずや職員さん、期待に応えてくれると思います。ぜひ頑張って努力をしていただきますよう、われわれも精いっぱいサポートいたしますので、よろしくお願い申し上げます。

 昨日の検査結果についてご報告いたします。陽性者は5名でございます。年代は20、40、

 60代となっております。そして、男性が4名、女性が1名。居住地は、やはり今、警戒を中心的に呼び掛けている3市でございます。そして、新規事例は今治市で2名、四国中央市で1名でございます。特に今まだ少ないんですけども、今治市では感染経路不明の新規がポツポツ続いている状況がまだあります。引き続き警戒が必要でございますので、今治市民の皆さん、十分に気を付けていただきたいと思います。また、新規事例のうち2名は県外由来の感染、今日も確認されております。注意深い行動が必要でございます。職業でございますが、医療関係の1名、こちらですね、県立中央病院の職員でございます。ただし、この方は医療従事者でありますが、既存事例の濃厚接触者として連絡があり、速やかに自宅待機に入っております。そして、自宅待機中にいったん陰性が出て、再検査で陽性が確認されたものでありますので、職場内に濃厚接触者はおられません。病院内での感染の懸念はないケースでございます。

 次に、入退院の状況でございますが、医療機関に入院されている方は、昨日は7名退院されましたので、58名になりました。それでもまだステージ3は上回っております。重症者は変わらずに5名。そして、宿泊療養施設に入所している方は8名減少しまして21名。また、自宅療養、医師の判断ですぐに入院が必要な症状ではない方、そして、個人、ご家族の都合で自宅療養を強く希望された方、一部入院調整中の方でございますが、9名減りまして71名。そして、昨日は退院された方29名、合計で2,426名の方がご回復されています。

 次に、各事例の状況でございますが、高齢者施設の一斉検査でございます。昨日は、今治市、西条市の特別養護老人ホームや高齢者グループホームで21件の検査が実施され、全員陰性が確認されました。実はいつもより少ないですが、昨日は予備日として設けていた日でございまして、これまで一斉検査を行った施設で、検査日に不在であった職員さんをこの日にまとめて行っております。その関係で件数が少なくなっておりますが、そういう事情があることはお伝えさせていただきます。この21件を含め、昨日の検査状況でございますが、衛生環境研究所、行政検査は今のも含めて77件行われて、3件の陽性が確認されています。そして、民間のかかりつけ医の先生、協力機関、医療機関の検査等では、こちらでは大体、昨日も平日ですから350件ぐらい行われていると思いますが、その中で2件の陽性確認の報告がありました。合わせますと、大体昨日は420件ぐらいの検査が行われて5件の陽性確認というふうに受け止めていただけたらというふうに思います。

 次に、封じ込め事例は松山市保健所の1事例1件。濃厚接触者の健康観察が終了しましたので、この事例から感染が広がる懸念がなくなりましたので、今日から封じ込め事例に入ります。囲い込み事例は、松山市保健所の2件、西条保健所の2件、中予保健所の1件、この5事例が現時点で濃厚接触者の調査、そして必要な検査完了しましたので、今日から濃厚接触者の健康観察に入りますので、こちらに入ります。なお、この中で1件陽性が確認されておりますが、囲い込みの中での健康観察期間での陽性ですから、(新たな)濃厚接触者はおられません。感染が拡大する懸念のない事例、これが囲い込みでございます。

 次に、調査中事例もですね、昨日はクラスター関係は陽性確認ゼロでございます。そして、特に632事例目は、施設公表されている「高齢者施設クラスター10・東温市」でありますけども、2名の検査を行いまして2名陰性が確認されました。収まりつつあるかなという期待をしておりますが、注意深くしっかりと対応してまいります。それ以外では、既存2事例で2名、こことこちらですね。こちらと、それから新規で3名ということになります。

 次に、変異株の陽性ですけども、昨日は衛生環境研究所で変異株PCR検査6件実施されておりまして、4件が変異株イギリス型が確認されました。新たに変異株陽性が確認されたのは感染経路が県外で、居住地が国外の事例を含む3事例、内訳は既存の2事例、この青いところですね。青いところ2事例で、および新規の中にもう一つ含まれております。その他のこちらは今治市の関係のものがやはりイギリス型ではないということでございました。

 最後に、昨日、時短要請に応じない二つの飲食店に対して特措法(新型インフルエンザ等対策特別措置法)に基づく営業時間変更の命令を行ったことを公表させていただきましたが、昨日の夕方、そのうちの一つの飲食店から公表を受けて営業時間を変更する旨の申し出がございました。現地を確認した結果、20時以降は営業していないことも確認が取れましたので、県のホームページからも速やかに(本日)削除をいたしましたのでお知らせいたします。主旨を受け止めていただいたことに感謝申し上げます。残る1店舗「ぼん蔵」については、感染防止の観点から引き続き適切な営業時間の変更の命令、出ていますので遵守していただきたいと思います。

 昨日もお伝えしましたが、県民の皆さんには時短営業に応じていない飲食店の利用は本当あと少し頑張ってください。31日までが(感染)対策期、ここで乗り越えたいと思いますので、油断しないように。そういった飲食店、くれぐれも利用自粛していただくようにお願いいたします。このような店舗を利用して長時間の飲み会を行うなど感染リスクの高い行動をされた方は、自身の健康管理に注意すること、そして、少しでも体調に異変を感じた場合は速やかにかかりつけ医の先生方等々に連絡をし、受診をしていただきますよう、これを早期に抑えるということがこの期間大事ですので、くれぐれもよろしくお願い申し上げます。以上です。

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(愛媛新聞)

 すいません、愛媛新聞です。高齢者のワクチン接種に関して、松山市の状況に関して懸念を示されていたかと思います。突如の予約変更は市民の混乱につながるので一刻も早い対応を求めたいということでしたけども、具体的にはどういった対応をあらためて求めたいということなんでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、まず国に対しても県に対しても、7月末完了目指すという姿勢を明確にされていますので、だとするならば、もう既に予約をされて受け付けてしまっている8月分、もっと言えば7月10日以降に予約をされている市民の方々は、これはもう変更するという姿勢になるということですから、早く連絡をしてあげて、事前の準備ですかね、そういうふうにされた方がいいというふうに県は判断しています。ですからその作業が、今もまだ(7月10日以降の予約の受け付けが)止まっていないということと、その(変更)通知をどうするかということがまだ見えないということが、非常に後で一気にきた時に混乱が生じることにつながるので、早く他の市町のように連絡体制を構築するべきではないかなというふうに思います。

 

(愛媛新聞)

 今日の午前中、市長の方はですね、そのあたり県に関してですね、予約枠がまだ拡大できていない段階で通知した場合、ちょっとどうかというところで、予約枠の拡大のめどが立った段階で通知できたらみたいなお伺いをちょっと話されていたんですけども、そのあたりはどう受け取めていらっしゃる。

 

(知事)

 県としては早く、その状況も変更するということは決まっているわけですから、早く通知してあげて、その時に二重通知で手間になるかもしれないけども、そういった丁寧な対応をされた方がいいというふうに思っています。

 

(愛媛新聞)

 そしたら、最初の通知は変更しますよっていう通知だけでもしてほしいと。

 

(知事)

 そうですね。できればもう早くやれるんだったら、それも含めてやれたらいいですけども、おそらく今、大半の方はもう予約ができているということで、スケジュールも日程も決めてしまっている人たちが多いと思うんですね。変更される情報というのが実際に個人個人に届いていないということになると、それは知らないという状況の方が数多くいらっしゃるんではなかろうかと思いますので、そのあたりが非常に心配しています。

 

(愛媛新聞)

 あともう1点。4,000人の医療従事者の派遣要請を受けているということですけども、もうこの4,000ってのはもう少し減らせるんじゃないかという認識でいらっしゃるということでしょうか、松山市からですね。

 

(知事)

 というかですね、県に対してのペーパー上の要請には4,000というふうになっていましたので、それをそのままで受けていたんですが、どうもちょっと今日の午前中の話になると4,000そのものでなくて、この中でこれからいろんな機関と今話しているので、市独自で何人か確保をする、その残りをというふうなことなのかなというふうにも思うんだけども、そこがよくはまだ分からないんですね。だから早く作業をする必要があるというふうに思います。

 

(テレビ愛媛)

 テレビ愛媛ですが、その医療従事者の確保に向けて、歯科医師会、薬剤師会とも話を進めているということですが、現状どのような状況になっていますでしょうか。

 

(知事)

 ちょっとこれは現場から現状についてはお答えさせていただきますが、私の方からは、県の歯科医師会の会長に直接お話をさせていただきました。その後、薬剤師会の会長にも直接お話しさせていただきました。両会長ともですね、もう本当に、これはもうチームでやろうと、できる可能なことは全面的に協力するという、本当に両会長から心強い言葉をいただいております。それを原課に今下していますので、事務作業の中でですね、例えば研修が必要な場合もあるかもしれないし、神奈川県の大和市だったかな、実際歯科医の先生が接種を行うケースもあったり、あるいは歯科医の先生が同席をすれば看護師さんが接種できるとかいろんなパターンがあると思いますので、そういった中でどのパターンだったら何人ぐらいに先生がご協力いただけるのか、協力するためには研修が必要なのかどうか、こういった作業をしっかりと詰めてくれていると思いますので、進捗状況については事務レベルの方から後ほどお伝えさせていただきます。

 

(あいテレビ)

 あいテレビです。ワクチン接種について、八つの市町から支援の要望があったということで、精査をしながら県の支援を考えていきたいということですけれども、具体的にその精査というのは、例えばどういったところを考えていらっしゃるんでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、元々はですね、接種事務は市町の事務なんですけども、国の大方針という中でハードル高いと思います。昨日も申し上げたんですが、例えば集団接種会場をというものについて、県というのはそういう経験も役割もないわけで、ノウハウも持ってないんですね。準備をするというお手伝いはできるけれども、実際にそうした、例えばインフルエンザなんかもそうなんですけども、接種の事務のノウハウ、経験を持っているのは市町になりますから、そこの役割分担はうまく噛み合わせることがスムーズにいくポイントになろうかと思います。ですから、その市町で独自にどこまで、「死に物狂いでこの7月やるんだ」というトップリーダーの思いを受けて、組織が動いて走り回って、できるところが見えてくると思いますから、その足らざるところをしっかりとカバーするということが県の役割になってくるんじゃないかなというふうに思っています。

 

(あいテレビ)

 話は変わるんですが、もうここ数日1桁が続いて減少傾向ということですけれども、まん延防止が今月末までということではありますが、これについて前倒しとか、あらためてそのあたりはいかがでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、正式にはいただいていませんが、例えば推測ではありますけども、全国的にはむしろ感染拡大の基調に入っている県も多くなってきています。昨日は沖縄県が非常にもう切迫した状況になっているので、愛媛県と同じでまん延防止等重点地区(措置区域)なんですが、緊急事態宣言への要請ということを正式にいたされました。それを受けて当初はおそらく予定していなかったと思うんですが、たぶん国もですね、そういった事態を受けて、他の県でも要請がありますので、急きょですね、手続きに入るんじゃないかなというふうなことを予測しています。それが今週なのかどうなのか。そうなってくると専門家会議も開催されるでしょうし、それから国会報告もなされるでしょうから、その時点で他のところも当然俎上(そじょう)に上がると思います。今の愛媛県の1桁の感染状況からすれば、当然その会議の中では、まん延防止解除してもいいんじゃないかっていう議論が出る可能性は十分あると思いますので、そこは今のうちから予測の中ですけれども構えておく必要があるかなと。ただし、愛媛県の場合は完全にこの第4波を抑え込むということを最大の今目標にしていますから、例えばまん延防止(等重点)措置が解除されても5月31日までの感染対策期、これはもう継続するということで、昨日、県議会議長、それから各会派の代表とも意見交換をする中で全員の意見の一致を見ましたので、その方向で準備はしていきたいと思います。ただ一部、松山市が指定地域から外れるということになりますから、協力金等々のパターンが変わりますので、そのあたりは松山市と協議をしていきたいと思っています。もしそうなった場合ですね。

 

(あいテレビ)

 知事のお考えとしては前倒し解除が決定されてもいいのかなというような、それぐらいのレベルまでは下がってきているというような認識ですか。

 

(知事)

 現場の皮膚感覚と机上の感覚、数字をメインにした議論というのは全然違うんですが、数字をメインにして見ると、もう解除という方向に行くことはやむを得ないのかなと。他県との比較で見ても、昨日の感染者数9名というのは、47都道府県中43番か4番目ぐらいなんで、そういう議論になるのは自然の成り行きなのかなというふうに思っています。

 

(愛媛新聞)

 すみません、先ほどの質問の関連で、まん延防止が解除されても感染対策期は続けるということで、時短要請もそのままかと思うんですけども、松山市は今8時までになっていますけども、これは9時になることもあり得る。

 

(知事)

 これはさっき申し上げたように、もし解除されたことになったらそのままいくのか、多少変えるのかということも含めて協議をします。ですから今は解除されていない前提で今ありますから、31日まで(午後)8時というのは変わらないという段階です。

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 各社さん、他に質問等よろしいでしょうか。ではこれで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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