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新型コロナウイルスの感染の確認(5月14日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017360 更新日:2021年5月17日 印刷ページ表示

日時:令和3年5月14日(金曜日)15時00分~15時32分

場所:知事会議室

 

 

(NHK(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、個別事例などに係る詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。

 

(知事)

 昨日は14名の陽性者が確認されています。内訳は既存4事例で9名。この中には再検査で確認された方6名が含まれています。新規は4事例で5名でございます。陽性が確認された方に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。

 大型連休以降、10名から30名の間で一進一退を繰り返す状況が続いています。ただ、一時50名台、40名台が続いた時期がありましたので、その人数と比べると「減ったな」と思われてしまいがちでございます。しかし、3月の松山市の繁華街クラスターと変異株、これが発生するまでは、1日1名から多くても4名ぐらいでありました。その当時と比べると非常に高い水準であるということをもう一度、慣れというのは恐ろしいものでございますので、非常にまだまだ厳しい状況であるということを認識していただけたらと思います。特に、今日は今治市で新規が4名と心配しています。隣接する広島県では、今日午前中に(あさってから)緊急事態宣言が出され(る方針となり)ました。大規模な感染拡大が見られています。ちょっと気を緩めると感染力が強いですから、明日には急増するという可能性も十分にあるというふうなことで、安心できる状況ではないことをご理解いただきたいと思います。

 昨日、西村大臣と私、電話でやり取りを行わせていただきました。国としては愛媛の感染状況、数字を見ると改善しつつあるという見方もあるようですが、私の方からは今申し上げたようなこと、そしてまた医療の負荷は決してまだ低い水準まで下がったとは全く言えないというふうなこと、そしてまた大型連休の影響、これは専門家によりますと10日から2週間後がヤマだろうということを言われておりますので、まだその時期は来ていないと、決して油断ができないということ、そして、今申し上げたように近隣県、広島県で緊急事態宣言、そしてお隣の香川県や海を越えた大分県でも感染が拡大傾向にあると、周辺がそういう状況であるということもお伝えしておいたところでございます。本日開催された政府の分科会で、北海道、岡山県、広島県に緊急事態宣言が発令されるとともに、まん延防止等重点措置の対象区域に群馬県などさらに3県が追加される方針が了承されました。こうしたような全国的な状況もありますので、往来というものを通じて、持ち帰りや持ち込み、あるいは愛媛県もまん延防止等重点措置地域でありますから、愛媛から持ち出し、こういったことも考えられます。県独自の感染対策期と現在実施している対策は5月末まで継続ということでございますので、あらためて昨日申し上げたように、この第4波を乗り越えるチャンスが来てると、最終ラウンドの戦いが始まっていると、この2週間でこれを乗り越えるということで、県民の皆さんや事業者の皆さん、ぜひご理解をいただきたいと思います。

 本日説明させていただくのは2点。今申し上げたような裏付けは何なのかということも含めて、県内の感染状況の評価について。そして、二つ目は昨日の検査結果でございます。

 まず、国の示すステージ3等々の指標の現状でございます。まず、入院患者数はステージ3(の指標は)54人(以上)ですが、いまだに66人ですから、ステージ3は超えているのが今の愛媛県の状況でございます。入院率はですね、40パーセント以下がステージ3(の指標)ですが、本県はこれを見ると30.3パーセントになっていますから、ステージ3の数字になっていますが、実はこれ昨日も申し上げましたとおり、愛媛県の場合は入院が必要な方が発生届の翌日までに療養選別が決定されて、かつ入院が必要な者が同日までに入院している場合は適用されないという数値になっています。愛媛県の場合は入院調整中数名、翌日には全員入院できている状況でございますから、この数字下回っているんですが入院されていますので、適用はステージ3には該当しないということになります。重症者は(指標が)7人以上で今7人でございますので、これはステージ3の状況が続いております。そして、療養入院者数はステージ3を若干下回る状況になりました。陽性率もステージ3(の指標)は週に5パーセント以上、直近で愛媛県1.8パーセントですから、これもようやく下回る水準になりました。それから、新規感染者数も(指標は)週に201人以上でしたが、今132名と直近で1週間になりましたので、これもようやく下回ることになりました。そして、感染経路不明は(指標が)50パーセントになっていますが、愛媛県はこうしたように事例ごとの追い掛け調査、保健所、検査機関が頑張って進めていますので、今のところ17.6パーセントに落ちてきています。1週間前は23.6パーセントでしたが、10パーセント台に入りました。これは5月1日から7日の分でございます。これは下回ることになっています。

 松山市繁華街の巨大クラスターに端を発する変異株による県内全域の感染拡大により、4月の上旬には一部の指標はステージ4(の指標)を超えて、全体的にもそこに目前に迫る危機的な状況にございました。その後、県内全域に拡大強化した飲食店の営業時間短縮要請、そして最大限の外出自粛要請など、県の対策にも県民の皆さん、多くの皆さんがご協力いただきました。その結果が今の申し上げたステージ2も視野に入るような数値になってきていると思います。これからが最後の勝負どころでございます。今申し上げたように一部の指標はいまだにステージ3を超えています。医療機関の負担が今もなお高い状況が続いておりますので、5月末、残り約2週間、ぜひ皆さん、ご協力をお願いいたします。

 次に第3波と4波の陽性者数と入院患者数をグラフ化いたしました。こちらが第3波、こちらが第4波でございます。第3波のうち、12月後半から2月半ばまでの陽性者数の推移、そして入院患者数の推移でございます。このブルーのところが入院患者、このオレンジのグラフが陽性者数でございます。下のグラフは3月の後半、いわばこの繁華街クラスターが発生したところから現在に至るまでの状況でございます。

 まず、従来株の第3波でございますが、年末年始に人の移動によって感染が拡大し、1月8日、ここですね、ここで陽性確認のピーク38名、この数字ですね、38名がピークでした。その後、減少に転じまして、1月末にはほぼ感染を抑え込むことができました。約20日間でございます。そしてその結果、その後1桁台の感染に移っていきました。これが3月まで続きます。その後1桁台の陽性確認、これ2週間ぐらい続きまして、医療負荷、ここですね、ずっと感染者は減ってきても入院者はすぐ退院できませんから、高止まりが続いて、ここらあたりから2週間かけて医療負荷がステージ3、点線がステージ3ですけれども、これを下回る水準に落ち着いたというのが第3波の流れでございます。つまりは第3波では、感染が落ち着いてから2週間程度の日にちが必要でした。

 続いて変異株の第4波でございます。「松山市・繁華街クラスター」発生、そして変異株が幅広い世代にどんどん拡散していきまして、高止まりがずっと苦しい時期が続いていました。陽性者数、入院患者数、ともに第3波をはるかに超える高い水準でずーっと推移していたところでございます。特に入院患者数はステージ3の水準、この赤い点線ですね、この上、ずーっとこの入院患者数はステージ3を超える状況が続いてきています。今も下がってきているとはいえ、まだその状況から脱していないということがグラフでお分かりいただけると思います。患者の急激な増加に伴いまして重症者も増加しまして、限界に迫る水準に達しました。そして、今もまだ入院されている方、自宅療養の方、宿泊療養施設の方、全部で200名を超える感染者がいらっしゃいます。重症者はこの中から今後も増加する可能性も十分ありますので、これは懸念材料でございます。入院患者数は高止まりを続け、大型連休明け、ここですね、ここでようやく少し減少の兆しが見え始めました、ここです。ただし、現在でも入院患者数は、これ第3波の時の73人の入院患者数、ピーク時でございます、もうそことほぼ同じ、下がったとはいえ、今やっとその第3波のピークの状況にあるという状況でございますので、今後相当の期間にわたり徹底的に感染を抑え込むことが必要だというのはお分かりいただけると思います。

 ぜひこうした現状をデータで受け止めていただきまして、皆さんのご協力をさらにお願い申し上げたいと思います。現在の1日10名から20名の規模を何とか10名以下の水準に、そして新規を限りなくゼロに近づける、そういったところまで抑え込んで、初めて医療現場の逼迫(ひっぱく)状況が基本的に変わってくると思います。

 そしてまた今、新たな危惧も県内の状況を見ていますと感じております。このグラフは、今、愛媛県内には七つの保健所がございます。その保健所ごとの人口10万人当たりの1週間ごとの新規陽性者数、10万人当たりの新規陽性者数の推移をグラフ化しております。

 まず松山市保健所管内はこれですね。それから西条保健所管内、この二つでございます。まず松山市でございますが、この黄色ですね、黄色のところ。3月後半の繁華街クラスターの発生を受け、陽性者がボーンと上昇しました。ここが10万人当たりの新規陽性者数です。その後減少傾向は続いていますが下がり切っていないと。またちょっとこういうグラフになっていますので下がり切っていないということ。そして、連休明けに県外由来も複数発生していますので、ここは要注意がまだ継続でございます。

 西条保健所、青色でございます。こちらは松山市に遅れて陽性者が増加に入りました。クラスターも発生し、一時市中への感染まん延も危惧されましたが、地域の皆さんの注意深い行動により、一部のクラスター事例での陽性は確認されておりますが、現在はおおむね減少傾向が続いております。最近は新規の確認もほぼなくなってきております。減少傾向が顕著になってきました。

 次に今治保健所、全く違う折れ線グラフになります。赤色。こちらはですね、4月の後半以降、それまでは落ち着いていたんですが、4月の後半以降に陽性者数が増加して、現在もステージ3を超える高止まりが続いています。また、今治の特色は、その他の地域で大半を占める「松山市・繁華街クラスター」の変異株ではない、E484Kというウイルスが主流になっております。それを踏まえると県外との往来が原因と、そこに起因するものが多いと推測されます。その感染が家庭内や職場内で連鎖し、現在の状況につながっている可能性があると。ということで、現在、今治市は市中感染まん延の入り口にいて、今後の展開次第でどうなるかという状況にあると。最も警戒が今、県内では必要なエリアというふうに思っております。

 また次に四国中央(保健所)なんですけども、こちらもちょっと感染の拡大の兆し、まだ兆しの段階ですが見えています。この四国中央市、今治市、この保健所の管内では、共通して感染が拡大している近隣県と接しているという共通項があります。香川県や徳島県と生活圏や通勤圏が重なっている四国中央市、そして広島県と生活上の交流が深い上島町、今治市など、近隣県と隣接する地域にお住まいの皆さんは、一体的な生活圏の中で日常的な往来、双方ともにあると思います。近隣県から感染を持ち込まない、持ち帰らない、そして近隣県に感染を持ち出さないという両方の視点に立って、往来にはくれぐれも注意をいただきたいと思います。なお、航路で結ばれている大分県でも感染が拡大しつつありますので、八幡浜市、伊方町もその点の注意をしていただきたいと思います。

 次に中予と宇和島保健所です。中予は緑色ですが、松山市にこちらも遅れて感染が増加しました。陽性者が増加しています。まさに繁華街から染み出した感染が周辺地域に、そして県内全域に遅れて広がっていった、これイギリス株が主流だと考えられます。これらの地域ではクラスターも発生し、実は宇和島市は一時市中への感染のまん延も危惧されましたが、もう前のグラフで示したとおり、宇和島エリアは人流の抑制が非常にうまくいっておりまして、その結果、一気に抑え込むことになりました。本当に地域の皆さんの注意深い行動の結果がここに現れていると思います。おおむね減少傾向ということです。八幡浜地域は航路の関係がありますけど、今のところ八幡浜保健所、大洲市であるとか西予市、八幡浜市は抑えられている状況が続いているということでございます。

 次に昨日の検査結果でございます。陽性者14名。10歳未満から90歳以上まで幅広い年齢で確認されています。男性6名、女性8名。居住地は、昨日は今治が4名、全てこれは新規でございます。そして松山市が2名、新居浜市が1名、そして西条市が1名、東温市が5名。これは全部既存事例の中で、調査・検査を進める中で陽性が確認されたものでございます。感染経路ですが、既存クラスターの関係で医療・福祉関係が多くなっています。また、引き続き県外由来の陽性が確認されています。この点が注意でございます。

 入退院・検査の状況でございますが、医療機関に入院されている方は3名減少して66名。重症者は1名ご回復されました。医療機関の頑張りに感謝を申し上げます。お一人ご回復で7名となりました。宿泊療養施設に入所されている方は4名減少して44名。自宅療養、医師が丁寧に聴き取りすぐに入院が必要な症状ではない方、そして家庭やご自身の都合で自宅療養を選択された方、そして一部入院調整中の方が2名減って108名。そして退院となった方は昨日23名ご回復でございます。合計で2,319名となりました。

 次に検査状況でございますが、まず高齢者施設のスクリーニング検査でございます。昨日は松山市、西条市、今治市の特別養護老人ホームや認知症高齢者グループホームで合計492件の検査を県の方で実施いたしました。その中で、松山市および西条市は全て陰性でございましたが、今治市の2施設で3名の陽性が確認されました。この方々は全員無症状の方、もちろんスクリーニング検査ですから無症状の方でございます。その中で陽性が確認されました。現在、この両施設については保健所が迅速に施設の全面協力を得ながら調査・検査を進めている段階でございます。これらを含めて、昨日実施された検査の状況ですが、総検査数は行政検査で711件、今の一斉検査も492件含んで711件。その中から10件の陽性が確認されました。そして、協力医療機関の抗原検査の方で4件報告が上がってきておりますので、合計で14件となります。今日は金曜日でございますので1週間分の集計が上がってまいりました。この1週間、協力機関の検査、全て合わせて2,438件行っていただいております。PCR検査が937件、抗原検査が1,501件でございます。これを1日当たりに換算しますと、先週(発表時)は1日当たり300件でありましたが、先週は350件行っていただいております。大変、連休も含めての後の対応でございますが、精いっぱいの検査にご協力いただいておりますことを感謝申し上げたいと思います。すなわち、ここプラスここ、1,000件以上の検査が行われて14件の陽性確認ということになります。

 次に事例ごとの状況ですが、まず封じ込め事例、松山市の「高齢者施設クラスター9」を含めて10事例、(他に)松山市保健所3、西条保健所3、中予保健所1、宇和島保健所2、全て合わせて10事例が濃厚接触者の健康観察無事終了。これらの事例、個々に感染の拡大の心配がなくなりましたので、今日から封じ込め事例に入ります。

 次に囲い込みの事例でございますが、新居浜市の「高齢者施設クラスター8」を含めて5事例。(他に)松山市保健所3、西条保健所1、全て合わせて5事例が、この時点で必要な調査と検査が完了、残すところは濃厚接触者の健康観察ですので、今日からこちらの囲い込み事例に入ります。

 そして、こちらからが調査中事例で、ここまでがクラスターになりますが、ここは検査、四つ(の事例で)ありません。私の方から昨日動きがあったクラスター二つ。563事例目、「医療機関クラスター5・新居浜市」、施設公表済。昨日は2名の検査が行われまして、職員1名、患者1名、お二方に症状があったので検査を速やかに行って、陽性が確認されました。合計で48名のクラスターになっています。それから次に632事例目、「高齢者施設クラスター10・東温市」。こちらは施設公表済でございます。こちらは全員再検査、一斉にもう一度再検査行っています、76名。その中で、前回は陰性でしたけども、今回5名の方が陽性となられました。合計で43名でございます。その他は特に大きな問題は、(2事例で)1(名)、1(名)、そして新規(事例)ですからございません。以上でございます。

 

(NHK(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(あいテレビ)

 あいテレビです。冒頭にも触れてらっしゃいましたけれども、広島、岡山が緊急事態宣言の対象になりました。近隣県としてですね、やはり県内にもたらす影響、注意すべき点、あらためて教えていただけますか。

 

(知事)

 はい。やはり今、愛媛県は繁華街クラスターの影響があったので、3月20日から戦いが始まっています。しかもそれが変異株で、瞬く間に変異株の比率が8割以上になって、感染が拡大していきました。しばらくの間は、西日本はもう愛媛県が突出して陽性確認が多いという状況が続いていたことはご案内のとおりでございます。そして、同じような状況であったのが、関西の大阪府と兵庫県でありましたけれども、そこに隣接するところが、やはり人口が多いですから影響を受けて、さらにゴールデン連休中の人の移動の影響があったことも否定できないと思います。その結果、感染拡大が全国各地に染み出したというふうなことが言えるんではなかろうかと思います。その結果、現在、愛媛県の隣県、高知県は非常に落ち着いておりますが、香川県も感染者が増加傾向、そして広島県は緊急事態宣言、そして海を越えた大分県も70、80(名と)かなり多くの感染が続いています。周辺がそういう状況ですから、特に隣接する市町においては、日常生活の中での行き来、仕事の関係での行き来が他の地域よりは多いと思いますので、これはお互いです、こちらからも、こちらも今まん延防止等重点地域ですから、「持ち出さない」「持ち込まない」「持ち帰らない」、この意識が非常に特に隣接する市町では重要になってきていますので、くれぐれもよろしくお願い申し上げたいと思います。

 

(南海放送)

 すいません、南海放送です。今治市で新規のみで4名ということですけれども、昨日までの会見とかだと、いわゆる感染リスクの高い行動が見られたとかという説明があるケースもあったと思うんですけれども、この新規の方々についてはいかがですか。

 

(知事)

 今回はですね、大半がスクリーニング検査での感染確認なんですね。特別養護老人ホームですから、非常にこれまでの例から見ても感染があまり確認されていなかった事例で、皆さん、これはもう今治の施設の皆さんも同じようにですね、注意深い生活を送られていると思います。今調査していますけども、その中で無症状ですから、スクリーニングで分かったんですけども、早く捕まえられたかなと、症状が出る前に。その段階で、場合によっては感染力が非常に弱い段階で、ということも考えられますので、これはもう今日、明日でフルに検査していきますのでまだ状況は分かりません。そういう職種の方でございますので、やっぱり何らかのご家族とかお知り合いの中で、既存の、例えばクラスターと接点があるとか、そういう可能性はあるかもしれませんね。

 

(八矢副知事)

 1名の方は県外との往来が確認されております。

 

(愛媛新聞)

 すいません、愛媛新聞ですが、ワクチンの接種に関してなんですけども、全国的に自治体の首長などが先に接種をしていたという事例が確認されていると思うんですけども、そういった対応に関する知事としての所感とですね、実際、知事ご自身ですとか、県幹部の皆さんがすでに接種をされているのか、またはどのタイミングで接種されるご予定かというところをお願いします。

 

(知事)

 そうですね、すごい難しい課題なんだろうと思いますね。例えば、首長さんの中には65歳以上の方もいらっしゃる場合とそうでない場合で対応もまた違ってくるんでしょうし、それと仕事柄というふうなこともあるのかもしれませんが、その明確な基準がないんですね。ですから、そのあたりをどうするかというのは何か明確な基準があればいいのになというふうに個人的には思います。私はまだ打っていません。まだその年齢に達してないですから、そういう状況でございます。県の場合はやっぱり、職場によっては、医療従事者の方もいらっしゃいますし、また、どうしてもコロナの対応ということを考えると、僕は打たない以上は、全員がバタバタと、もし、もしものことがあった場合は(県庁が)機能しなくなりますので、そういったことも含めてポイントになる人は打っておく必要があるんじゃないかなというふうに思っています。ちょっとそこの確認はできていません。

 

(愛媛新聞)

 知事ご自身については、もうその年齢に応じて、一般の住民のタイミングと合わせると。

 

(知事)

 そうですね。基準に従ってはやるつもりなんですが、ただもう一点難しいのは、うち(本県)はまだ分かんないんですけど、例えば、医療従事者向けにワクチンが配付されていて、余ってしまう場合があるようですね、今日ニュースなんか聞いていると。ではそれをどうするのかといった時の、何か明確なルールがあればいいんじゃないかなというふうには思うんですけどね。それがないと、今回みたいなことにもなる可能性も今後もあるでしょうし、場合によっては、では「そこが全部ダメだって言うんだったら、もう捨てるしかないのか」というようなことにもなりかねないので、何かルール、こういう問題が起こってきた以上、共通のルールがあればいいなと本当に思いますね。

 

(愛媛新聞)

 実際、これまで県内でキャンセルされた分であるとか、余ったワクチンに関しての運用はどういうふうになっていたかというのは。

 

(知事)

 ちょっと僕はそこまで分かりません。

 

(愛媛新聞)

 もう一点、別に「Go To Eat」なんですけれども、延長がされるということを今日発表がありましたが、知事としての受け止めと、県民にどのように活用してもらいたいかということをお願いします。

 

(知事)

 そうですね、二つあると思うんですが、今、県内の飲食業者の方々は、特に時短営業にご協力いただいている方はその中で頑張ろうということで、今までやっていなかったランチを始めたり、テークアウトに挑戦したり頑張っています。そういうところでも使えますので、できればそういうところで今の期間でも活用していただけたらいいんではないかなというふうに思います。それでもという場合は延長をちゃんと考えますので、この5月で何とか乗り切ってですね、もちろんコロナ対策をウィズコロナの対応をしながらという前提にはなると思いますけども、日常に近いかたちを取り戻していく過程で、県内の経済を回していく段階に入った時に大いに活用していただきたいなと。その活用ができるように延長はしっかりと対応していきたいというふうに思っています。

 

(NHK(幹事社))

 各社さん、他に質問よろしいでしょうか。ではこれで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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