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新型コロナウイルスの感染の確認(4月29日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017345 更新日:2021年5月6日 印刷ページ表示

日時:令和3年4月29日(木曜日)15時00分~15時36分

場所:知事会議室

 

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、個別事例などに係る詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事よろしくお願いします。

 

(知事)

 昨日は33名の陽性者が確認されています。内訳は既存13事例24名。この中にはいったん陰性が確認され、再検査で陽性になられた方が5名含まれています。新規は9事例で9名でございます。陽性が確認された方に心からお見舞い申し上げます。

 今日は後ほど説明いたしますが、この数日、今治市の出方が懸念されるということをお伝えしてまいりましたが、約半分が今治市での陽性確認でございます。特に今治市の皆さん、この連休中は本当に注意をしてください。今ここで、初期段階で頑張れば必ず乗り越えられますので要注意でございます。

 そして、残念なお知らせもしなければなりません。昨日3名、そして本日1名、4名の方がお亡くなりになりました。心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げさせていただきます。一度に4名ものお亡くなりになられた方のご報告をすることは本当に残念極まりありません。いずれの方もコロナの重症例の方ではなく、ご高齢の方でうち3名の方はかなりのご高齢の方でございます。後ほど、今日前からお伝えしたとおり、これまでの死亡例、ただしこの4名の方についてはまだいろんな調査が終わっておりませんので、その方々は含まれておりません。基礎疾患であるとかそういうデータ、調査が取れておりませんので、それを除いたこれまでの死亡例についての取りまとめた結果をご説明させていただきます。

 昨日も33名と多くの陽性確認となりました。新規事例の陽性者も9名、引き続き高い水準であります。そして先ほど申し上げましたとおり、特に今治市で15名と多くの陽性が確認されました。このうち8名は市内の複数の飲食店の従業員や利用者の方でございます。利用者の方の中には複数の店舗の利用、いわゆるはしごも確認されています。今治市は今回の15名を含め、この1週間で27名の陽性、そして新規も9事例確認されています。先ほど述べましたように、市内の複数の飲食店の従業員やその利用者が含まれています。現時点では保健所調査、懸命に今、追い掛けております。特定の飲食店を介して広がったものなのか、あるいは利用者が複数の店舗を利用する中で感染が広がったのか、現在調査を進めているところでございます。そして検査もどんどん行ってまいります。いずれにしましても、一度に多くの陽性者が確認されたことは事実でございます。今治市内、今後感染の広がりが非常に危惧される状況でございます。

 このことを受けて、これまでの4市に加え今治市の高齢者施設も一斉検査の対象に追加を致すこととしました。関係機関と協議、準備を行いますが、ただ、今現在ですね、先に感染の広がりが見えていた西条市、新居浜市、宇和島市、松山市、4市を対象にどんどん行っています。この4市につきましては第1グループ、第2グループ、第3グループと業態別に行っていますが、第1グループは全て完了し、第2グループの検査に今入っているところでございます。そんな中で県のこのスクリーニング検査は(総合)保健協会の協力をもって行っていますので、例えば宇和島市の場合も後で追加して行う場合、準備が整うまで約1週間かかりました。同様にですね今治もまず高齢者施設を、最初には特別養護老人ホームその次にグループホーム等とやっていきますけれども、キャパシティの関係がございます。今の宇和島の事例で協力を仰ぎ、キットを配り、唾液を採取し、いろんなことをやらなきゃいけませんので、そして、そこに4市の第2グループの検査がもう入っておりますので、今から今治をやっても、おそらく連休明け以降の開始とならざるを得ません。そこで、今治市内の高齢者施設の方々におかれましては、この一斉検査をぜひ待たずに県、そして今治市の上乗せの両方の補助がありますので、自主検査を早期に行うことを考えていただきたいと思います。このことにつきましては、今治市から各施設の方に連絡が行くと思いますので、ぜひご検討をいただきたいと思います。

 今治市が、松山市の巨大繁華街クラスターからその後一気に広がった二の舞だけは避けるということで全力を尽くしますので、そのためには市民の皆さんの本当にこの連休中の過ごし方が鍵を握ってまいりますので、ぜひこのことを受け止めていただきたいと思います。

 あらためて県民の皆さんに注意を促させていただきます。これまでの県内の事例の中で県下全域に不要不急の呼び掛けを行って以降も、普段から顔を合わせていない方との集いや交流を続けたことで感染が広がったケースも確認されています。異業種の人達との交流会などもその一例でございます。毎日いろいろなお店で飲み歩いている人、さまざまな人との会食を重ねている人、特にマスクをしないで連日さまざまな人と会話をしている人、こういった方々は非常に感染リスクが高いと思っていただきたいと思います。

 変異株の猛威は、県内全域を覆っているまさに暴風雨でございます。災害級の事態であり、人の命を奪っていくウイルスでございます。自分だけは大丈夫だろう、今まで感染しなかったから平気だろう、自分がかかったとしても若いから治るだろう、そういう油断につけこんできます。こうした方々を起点にして、さらなる感染拡大につながることを最も危惧しております。この変異株という災害に、自宅を中心に過ごして守りを固める時期でございます。県内どの地域でも、今回の今治市のように、ちょっとした油断で一気に感染が広がり顕在化する可能性があると思っていただきたいと思います。

 本日から大型連休に入ります。県民の皆さんにはこの連休中、外出を少なくとも5割以上削減することを目標に、同居するご家族と自宅でゆっくり過ごしていただくことを要請しておりますが、特に今治市の皆さん、市内の感染リスクが急速に高まっているかもしれないということを受け止めていただきまして、感染回避行動の徹底をお願いしたいと思います。

 また、最近の新規の中では感染拡大地域、緊急事態宣言の所から帰ってきて、すぐに発症、そして陽性確認、続き始めています。これも呼び掛けました、今回のゴールデン連休は本当に帰省、そしてそういった地域への旅行を控えてください。非常に感染リスクがこういった地域に高まってきておりますので、くれぐれもよろしくお願い申し上げます。

 なお、大型連休中は、かかりつけ医等が休診されることも多くなります。症状等が現れてもかかりつけ医の先生のところで受診できないことが予想されます。だからといって、くれぐれも受診を控えたり、日をあらためたりするのではなく、必ず受診相談センター、こちらにご連絡いただきたいと思います。受診できる医療機関へつなぎますので相談して下さい。ぜひ、症状が出たらもう本当に外へ出ない、こちらに電話する、指示に従って受診・検査を行っていただく、これを徹底していただきたいと思います。

 本日、説明するのは主に3点でございます。まず1番目が死亡・重症例の概要について。二つ目は昨日の検査結果について。三つ目は愛媛看護職員応援ネットワーク等についてでございます。

 まず、死亡・重症例の概要ですが、第3波までの状況と第4波の比較を含めて説明させていただきます。まず、死亡例の概要でございます。県内では、これまで37名の方が亡くなっておりますが、本日公表した4名は除いております。33名の概要について説明させていただきます。

 表の左側、こちらは第3波まで、そして右側が変異株の中心の第4波の死亡例の概要です。第3波までと第4波の陽性者数はこれまで説明してきたとおりほぼ同数、ただし、期間は384日で1,081名、今回の第4波はたった40日で1,198名となっております。こうした中、第3波までに24名、そして第4波では9名で、うち変異株が6例でございます、お亡くなりになりました。一見すると陽性者数が同程度で、お亡くなりになった症例数は少ないように見えるんですが、期間が全然違います。第3波までと期間がここでこれだけ違いますから、単純な比較はできません。着目すべきは発症から死亡までの平均日数が全然異なっているということが着目していただきたいところでございます。第3波までは発症してからお亡くなりになるまで平均で約21日の月日でした。今、約11日でございます。約半分の日でお亡くなりになるということで、大幅に短くなっています。

 先日の医療関係者の会見でも、第4波では、患者の容態が急激に悪化するケースが多いと先生方が言われておりました。本県の死亡例でもこのことが裏付けられているのではなかろうかと思います。これが変異株の怖さでございます。なお、愛媛県では、亡くなった方の中には自宅療養中に容態が急変し、救急搬送された後に病院で治療中に亡くなった方、この方が1名いらっしゃいました。そして、施設療養中に亡くなった方も含まれておりますが、先生方のフォローで、必要な医療が間に合わずに亡くなった方はいらっしゃいません。

 既にお伝えしておるように、福祉施設等の場合、介護の継続、入所者の年齢、生活環境の維持といった観点から、医療機関に入院するよりも施設で療養することが適当なケースが多く、これはお医者さんが判断していただいています。それにより、施設療養が選択されるケースがございます。ただし、自宅療養、施設療養いずれの場合も、保健所による健康管理や医療関係者の方々のご尽力によりまして、全て医療が必要となった場合のアクセスは、しっかりと担保されていることはお伝えさせていただきます。

 続いて、重症例の概要でございます。第3波までで26名、これは重症になった方ですね。26名、うち変異株1例。そして第4波は22例、重症者。変異株は13例確認されております。この中で注目すべきは平均年齢でございます。第3波の重症者の平均年齢は69.2歳でございました。今回の第4波は59.2歳、10歳若い、低くなっています。

 これまで専門家の先生方からも重症化リスクは高齢の方や基礎疾患をお持ちの方と言われ、県でもそれをお伝えしてまいりました。しかし、今回のこの状況を見ますと、変異株の場合は中高齢、すなわちこれまで言っていた高齢者でなくても、重症化する可能性が十分にあるということが明らかになってまいりました。これは全ての世代の方々にぜひこのことをしっかり理解いただきまして、細心の注意を払って、感染回避行動を全ての年代で取っていただきますようお願い申し上げたいと思います。

 それでは昨日の検査結果でございます。まず陽性者33名の概要でありますが、年齢的には30代、40代が多いんですが、10歳未満から80代まで幅広い世代で確認されています。男性は20名、女性は13名でありました。居住地では先ほどから説明しているとおり、今治市で多く確認されました。15名のうち新規の方は2名でございます。松山市も7名でありまして、新規の方は2名、減少のように見えますが、松山市は減った後に増える、減った後に増える、を繰り返しておりますので、まだそう変わっていないというふうに考えていただきたいと思います。

 今治市の陽性確認、ここからの感染拡大を抑えられるか、ここ1、2、3日ぐらい重要でございます。松山市の巨大繁華街クラスターのように、爆発的に感染が拡大することだけは何としても避けなければなりません。会合の詳細や利用したお客の従業員の検査などを順次行ってまいります。なお、先ほど申し上げましたように、複数の事例で複数の飲食店や従業員の陽性が確認されております。お店は保健所への協力が得られておりますが、全て積極的に従業員さんの検査、お客さんの把握、呼び掛け行っていただいております。が、仮に保健所がさらに広く呼び掛ける必要があると判断した場合には、自主的、あるいは県からの公表という手段もあるということだけは前もってお知らせさせていただきます。

 また、東温市、こちらですね、東温市において3名陽性が今日確認されています。最近、東温市複数の陽性確認1名、2名続いています。この兆候がちょっと心配です。今治に続いて次の懸念地域、東温市でございます。東温市の皆さんも十分気を付けていただきたいと思います。

 次に、感染経路でありますが、今治の複数の飲食店や会食での確認の影響もありますので、ここが多くなっておりますが、先ほど申し上げましたように、今、調査の段階で店から広がったのか、利用者が広げていったのかは分かりません、まだこの段階では。昨日の今日でございますので、今、調査が続いております。

 次に、入退院の状況でございます。医療機関に入院されている方は5人増えまして、現在112名、過去最高でございます。医療機関、明日病床数の取りまとめを行いますけども、今の段階で公表している即時活用病床の約120床に迫っているという状況で、一般医療からの振り替えによる病床拡充を今進めていて、明日その状況をお知らせいたします。重症者は変わらず12名。宿泊療養者は7名増えて58名。そして自宅療養、無症状や軽症で医師が入院の必要ないと判断された方、および家庭の事情で自宅療養を選択された方、さらに入院調整中を一部含めて、7名減って208名となっています。そして退院等となった方は24名いらっしゃいました。1,897名がご回復でございます。

 次に、事例の進捗状況でありますが、昨日は行政検査で242件のPCR検査が実施されました。その中でこちらになります、22件の陽性がされております。そして民間の協力医療機関、1週間にいっぺんの集計ですが、先週1日平均300件、だいたい昨日もそれ以上行われていると思います。その中から11件の陽性確認があったという報告がありました。すなわち550件ぐらいの検査の中で33件の陽性確認ということでございます。

 封じ込め事例でございますが、今日から4事例、四国中央保健所の1事例と、西条保健所の3事例は濃厚接触者の健康観察期間も無事終了。事例からの感染拡大の心配がなくなりましたので今日から封じ込め事例に入ります。

 次に囲い込み事例でございますが、こちらも11事例が、濃厚接触者の健康観察を残すのみとなりました。西条保健所7事例、今治保健所2事例、宇和島保健所2事例でございます。この中に陽性お一人出ていますが、これはもう囲い込みの中ですから濃厚接触者がいらっしゃいません。感染が広がる懸念のない陽性確認と思っていただいたらと思います。

 (パネルの)ここから下のこちらまでが調査中事例になります。私からはクラスター事例について説明いたします。既存クラスターでは2事例で陽性が確認されております。この二つでございますが、いずれもいったん陰性が出て、その後の再検査で陽性が確認されたケースでございます。

 563事例目、こちらは新居浜市「医療機関クラスター5」、施設公表済みの事例でございます。職員1名が確認されまして、17名となりました。二つ目は東温市の「高齢者施設クラスター10」、こちらも施設公表済みでございます。利用者1名の陽性が確認されまして、合計で22名となりました。

 そしてあとはですね、クラスター陽性確認ありません。そしてこちらが1ないしは2、広がる懸念がまだ出ていない事例でございますが、その中で1個だけ642事例目、八幡浜保健所。こちらはですね、学校のケースでございます。学校内での感染の有無について、特にその後の経過を説明させていただきます。これは大洲市内の一つの学校で、これまでに5名の陽性者が確認されていた事例でございます。ただしこの5名の中には学校以外での接点が確認された方も含まれておりますので、1カ所学校だけではなく、その派生の確認が入っておりますので、クラスターとは認定していません。さらに昨日この事例で新たに2名の陽性者が確認されましたが、この2名の方ともこの学校の関係者ではありません。生活上の、外で接触のあった方でございます。この学校では昨日約50名の学校関係者の検査を一気に行いました。全員の陰性が確認されました。保健所では現段階で学校内での感染の広がりはないと判断しております。保護者や関係者の皆さんにも連絡が入っていると思いますが、その点は安心していただきたいと思います。なお学校は本日からゴールデンウィークに入ったこともあり、念のため、学校活動を休止し連休明けの5月6日木曜日から学校を再開することとしていると報告が入っております。

 また冒頭でもお伝えしましたが、653、654事例目、これが先ほど申し上げた、今治市の複数事例でございます。飲食店の従業員さんや利用者さんから陽性が確認されました。今後場合によっては、今いろんなところ動いていますから、認定までは行っていませんが両方とも可能性としてはクラスター認定することになるかもしれません。これから、昨日の今日ですから、今懸命に保健所の調査が続いております。特に653事例目は本日の公表で7人、全体で10人になっております。利用者同士が複数の店舗を利用する中で感染を広げたものなのか、飲食店を介して感染が広がったものなのか、ここの調査によってクラスターの認定につながるということでございます。

 次に、愛媛看護職員応援ネットワークについてでございます。632事例目の東温市の「高齢者施設クラスター10」の関係で、施設から看護職員が不足しているため看護職員の応援派遣制度。愛媛看護職員応援ネットワーク、介護職員の場合はE-WEL(イーウエル)ネット。こちらはE-ナース(イーナース)ネットと呼んでおります。これを利用したいとの要請がございました。これを受けて、県から愛媛県看護協会へ派遣調整を依頼した結果、明日4月30日から県内4病院の7名の看護師さんを交代で派遣していただけることとなりました。調整いただいた愛媛県看護協会、また応援派遣を快く引き受けていただいた4病院の皆さんに代表して心から感謝を申し上げます。また応援職員を含め現場の皆さんの使命感に本当に敬意を表させていただきます。皆さんからもぜひエールを送ってあげていただけたらと思います。

 E-ナースネットを機能させるためには、より多くの医療機関に登録いただく必要がございます。医療機関の皆さんにおかれては、ぜひこのネットワークのさらなる参加協力をお願いしたいと思います。そして、そのことも含めて看護職員確保、呼び掛けをもう一度させていただきます。マンパワーが鍵を握っております。今お休みになられている看護師さん、准看護師の方、こういう状況で県を挙げてみんなの命を支えていこうと、力になれると思っていただける方、ぜひこちらの方に連絡ください。勤務条件も個別に丁寧に対応できると聞いておりますので、ぜひご協力をいただけたらというふうに思います。

 最後に時短要請の状況をお伝えいたします。特に松山市の「繁華街クラスター」、ここを抑えなければ、さらにまた次なるものが生まれてくる可能性があるということで、松山市は全市に(午後)8時までの時短要請をお願いしております。特にこの繁華街が本当に気を付けなければなりません。

 しかしぜひ皆さん(こちらを)知っていただきたいと思います。99パーセント以上のこの松山市繁華街のお店の皆さん、時短要請に協力いただいています。99パーセント以上の方、やはり事態の深刻さを受け止めていただいているものと本当に感謝申し上げます。

 ただ、今の現在、調査、これまでは松山市が管轄でしたが、このまん延防止(等重点措置)設定期間の間は県が直接管轄いたします。寛容な手段は取らないというように申し上げてまいりました。調査進めております。現時点でまず第1段階です。10店舗程度がご協力いただいていない(可能性がある)ということが確認されています。この段階では、まず業態を発表いたします。業態としてこの10店舗、ホストクラブ、キャバクラ、バー、居酒屋、それぞれ複数店舗を把握しています。またこの他にも、情報を得ている店舗もございます。今治市の状況のように、いつ大きな感染がもたらされるか分からない状況です。この状況で深夜まで営業を行うこと、そして一部のお店のみが利用客を集めることの感染リスクは重大でございます。特措法(新型インフルエンザ等対策特別措置法)に基づく次のステップを考えざるを得ません。まず法律に基づいた時短要請の再要請の働きかけも行い、そこで応じていただくことをこの段階では期待したいと思いますが、次のステップも想定し対応を行ってまいります。以上です。

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(テレビ愛媛)

 テレビ愛媛ですが、まず、今治市の感染状況を非常に危惧されるところだと思います。これ市内でまん延しているような状況だというような認識でしょうか。

 

(知事)

 まだ全く。昨日の今日ですから。しかも、いろいろと限られた方の移動での確認なんで、そこまではまだ分かりません。今それを把握するために囲い込みを(行っている。その)経験がありますので、全速力でみんな行ってくれています。

 

(テレビ愛媛)

 現在、時短要請も始まっているかと思いますが、こちらの対策の強化などは考えていらっしゃいますか。

 

(知事)

 先ほど申し上げましたように、まずは高齢者への広がりは一番、病床にも命にも直結しますので、それ(高齢者施設の一斉検査)を実施するということは即断したんですけれども、やっぱりキャパの問題でなかなかできないので、ここはもう今治市も連絡しまして、補助制度の活用でどんどんやってほしいという呼び掛けを、今治市の方からしていただけるということでございます。

 

(あいテレビ)

 あいテレビです。先ほど、松山市内の複数の店舗で時短要請に応じてもらえてないということでしたけれども、次のステップというのは、例えば店名の公表だったり、どのようにお考えでしょうか。

 

(知事)

 法律の限界もあるんですけれども、次のステップは法律に基づく時短要請の再要請ということになるかと思います。

 

(あいテレビ)

 それでもまだ応じてもらえないとなると。

 

(知事)

 ただ、ぜひお店の皆さんもうこの段階で気付いてください。それはもう本当に期間限られていますから、もう医療現場、すなわち人の命がかかっているということ、そしてこの期間は県で行わせていただきますので、寛容にやるというつもりはありません。許される範囲で徹底的にやらせていただきます。

 

(読売新聞)

 読売新聞です。今のところの再要請のところでお伺いしたいんですけれども、今の段階では10店舗把握しているというのは、あくまで目視なりで確認したということでしょうか。

 

(知事)

 そうですね。

 

(読売新聞)

 直接まだお店さんと交渉しているわけではないということでしょうか。

 

(知事)

 もう交渉しています。

 

(読売新聞)

 一部交渉していると。再要請の際に、きちんと正当な理由があるかということを確認されると。

 

(知事)

 そうですね。非常に難しいのがですね、電気を消してやっているとかですね、巧妙なことをやっている所もちらほら情報として入ってきているんですよ。本当にこれなぜ今日、本気でやるよというメッセージでもあると思っていただいたらと思うんですが、業種の公表というのをあえてさせていただきました。しかも、ただ誤解していただきたくないのは、松山市繁華街の99パーセント以上の店はもうみんな、この状況を受け止めて、時短要請を行ってくれています。そこは皆さん分かっていただきたいと思います。

 

(読売新聞)

 その10店舗は見回り隊が確認したということでしょうか。それとも、それ以外のものなんでしょうか。

 

(知事)

 はい。県の調査で。

 

(読売新聞)

 県の調査で正式に認定したということでいいんですかね、それは。

 

(八矢副知事)

 可能性のある店舗。

 

(読売新聞)

 可能性のある店舗ということですか。分かりました。

 

(知事)

 例えばですけども、これ一般論ですけれども、この店がやっているよという(連絡だけ)のをうのみにできないんですよ。いろんな思惑なんかがある場合もあるので。そこはちゃんとこちらの県の方で確認した上で、こういう取り扱いをしています。

 

(読売新聞)

 分かりました。ありがとうございました。

 

(毎日新聞)

 毎日新聞です。先週の対策本部会議でお酒の提供自粛を要請するかもしれないという話があったと思います。1週間程度をめどにという話でしたけど、今の検討状況はいかがでしょうか。

 

(知事)

 今治のケースもですね、残念ながら注意を呼び掛けていたけど、正式に時短要請が始まる前であるということもあるので、今の段階ではそこまでのことは考えていません。今、他の市で飲食店をもって拠点にしたクラスターとかそういったものは発生していませんから。時短要請の中で皆さん気を付けながらやっていただいているという段階ではないかと思っています。

 

(毎日新聞)

 今治の事例は、松山市の繁華街のように接待を伴うようなお店で広がっているということでしょうか。

 

(知事)

 今まだそこまでは。今は調査中でございます。

 

(あいテレビ)

 すみません、あいテレビです。ゴールデンウィークが今日から始まるということで、初日の今日も、例えば交通機関で県外から来られている方ですとか、検査で陰性が確認されたから来たというような人も実際いるようなんですけれども、それについての受け止めというのはいかがでしょうか。

 

(知事)

 はい、これはもう止めようがないですよね。それぞれの県でも注意喚起、もう全国ニュースでもあれだけ放送されていますけれども、基本的に国が都道府県間の移動を制限している前回の緊急事態宣言の状況ではありませんから、止める根拠も何もないですね。ですから、注意喚起を促すしかないので、特に空港の方で注意喚起の呼び掛けを強化することといたしました。それはやっぱり県外から帰ってくる、旅行で来られる方に滞在中は人との接触を避けてください、それから正しいマスクの着用は必ず行ってください、これを重点的にメッセージとして送るというふうな指示を出しています。

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 各社さん、他に質問等よろしいでしょうか。ではこれで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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