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新型コロナウイルスの感染の確認(4月11日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017327 更新日:2021年4月13日 印刷ページ表示

日時:令和3年4月11日(日曜日)15時00分~15時18分

場所:知事会議室

 

 

(NHK(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、個別の事例等に関わる詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事よろしくお願いします。

 

(知事)

 昨日は24名の方の陽性が確認されています。内訳は既存11事例14名、このうち2名は再検査の方でございます。また新規が8事例で10名でございます。陽性が確認された方にお見舞いを申し上げさせていただきます。

 連日30名前後の陽性が確認されていますが、今日は24名となっていますけれども、昨日は土曜日でして、大半のかかりつけ医の先生は午前中のみ、午後休診の民間の医療機関が多いので、こうしたところからの抗原検査の陽性確認は少ないというふうに判断する必要があると思います。新規事例は引き続き10名と高い水準でもありますので、傾向は変わってないというふうなことで受け止めておく必要があろうかと思いますので、全く減ってきてるということではないということを申し上げさせていただきます。

 松山の「繁華街クラスター」に端を発した感染の第4波は、新居浜市、西条市へ飛び火した状況をお知らせしてきましたが、ここ数日、懸念をお伝えしてきた宇和島市で、新規クラスターが確認されました。後ほど説明しますが、松山市以外の地域、県内全域において感染回避行動のさらなる徹底をお願いいたします。

 法律に基づく感染対策期として、要請内容をあらためて簡潔に説明いたします。まず、全ての県民の皆さんに、外出や人との接触、会合の機会を減らし、毎日顔を合わせている人間関係の中でお過ごしいただきたいと思います。急激に陽性者が増加した松山市の皆さんには、日中も含めた不要不急の外出といった特に強いお願いをさせていただいておりますが、他市町にお住まいの方がこれまでと同じ生活行動で大丈夫という意味ではございません。感染対策期の間はできる限り外出を控え、普段会わない人との接触の機会を減らしていただきたいと思います。全ての県民の皆さんに、このことをぜひよろしくお願いいたします。また、マスクの正しい着用、お医者さんからの指摘がございました。鼻出しマスクは全く効果がないというので気を付けてほしいということでございます。正しい着用を。そして医療機関からの要請でございます、手指消毒をこまめにすることが効果ありということで、徹底を伝えてほしいということでございます。さらには松山市との不要不急の往来は自粛願いたいと思います。そして、全県内に今日もそうした事例がありますが、新たな感染を持ち帰らせないため全国の感染動向にも十分警戒して、感染拡大地域への不要不急の出張・往来は自粛願いたいと思います。そして、体調に異変を感じたら、もう速やかに対応を願いたいと思います。実は松山市以外で、自分の所にはまだ感染が広がっていないからという安心感もあるのかもしれません。そういう中で症状が多少あってもすぐには医療機関を受診せずに出勤したり、そして場合によっては、会食に参加している例が出てまいっております。松山市居住の方でも、症状があっても軽いからと考えて、職場への出勤を続けたり、ショッピングセンターなどの人ごみの多い場所へ外出するなどの行動歴が、陽性確認された方の中で確認をされています。症状の有無は、陽性が判明してから聞き取りの中で、「そういえばあの頃からちょっと具合が悪かったかな」というふうに申告される方が多いんですね。ですから、発熱以外でも、喉が痛い、だるいなど少しでも体調に異変を感じたら、もうその時点で外出は避けてください。そして連絡の上、医療機関を受診していただきたいと思います。症状があっても外出しているケースが多数確認されるということは、街中で感染のリスクがどんどん高まっていくということにつながります。うつらないよう自己防衛のために、不要不急の外出を避けることがいかに重要かを理解いただきたいと思います。

 続いて、昨日の検査結果を簡潔に説明させていただきます。昨日は今、申し上げましたように24名の(陽性)確認でございました。年代で見るとやはり幅広い世代に(陽性)確認者が出ております。そして男性・女性はこのぐらいでございました。居住地はやはり松山市が大半を占めておりますが、懸念している新居浜市、それから西条市が続いています。そして、上島町で3名、ただこの3名は別々ではなく、それぞれ接触のあった1事例の中で3名という段階でございます。今、追い掛けに入っております。そして懸念していた宇和島市が2名、こうしたような状況でクラスターにつながるという結果でございます。感染経路は家庭が5名、仕事が4名と多いんですが、家族や同僚へと広がっている感染が重症化リスクの高い高齢者、そして基礎疾患のある方々に広がることは絶対に防ぎたいと思います。注意深い感染回避行動、特にそうしたご家族がいらっしゃる家庭は要注意でございますので、くれぐれもよろしくお願いいたします。そして、ここですね、県外3名、3月の終わりから4月に入ってから感染拡大地域の往来が確認された方、そういった方々からの陽性確認が出ていますので、不要不急のこうした地域への出張・往来、これを呼び掛けているのはお分かりいただけると思います。

 次に、入退院の状況でございますが、医療機関に入院されている方は3名増えて82名、そして重症者、昨日1名ご回復されましたが、今日新たに1名加わりましたので、おとといと同じ7名でございます。ここが一番懸念しているところでございます。なお、重症者を受け入れる病床数については、昨日10床程度と報告しましたが、既に重症用病床の運用拡大に向けた調整を始めております。当然のことながら、他の一般療養を犠牲にして、こちらを増やしていくという作業に入っております。次に、宿泊療養施設の方は17名減少しまして31名。そして、おとといから国の専門家による知見が集約されて、全国一律に退所基準が変更になりました。従来株と変異株は同じ扱いにということが国から連絡・通達がありましたので、それに基づいて、自宅療養の方は昨日は101名ご回復ということになります。その他に、ご自身で自宅療養を、強制力がありませんので選択をされた方、また専門医の先生によって自宅療養で大丈夫だろうという判断をされた方、一部入院調整中の方、256名でございます。101名減って256名。そして退院になった方が139名で、昨日で1,319名の方がご回復されております。

 それでは各事例の進捗を説明させていただきます。昨日実施された件数でございますが、臨時PCR(検査)センターの74件を含めまして、行政検査は294件実施されております。こちらの方から13件の陽性が確認されました。そしてかかりつけ医の先生の、午前中は大半が開いてますので、そういったところの検査で11件報告が上がってきております。そこで合計が24件ということでございます。

 次に、封じ込め事例とそれから囲い込み事例は新たに加わったものはありません。囲い込み事例は全て陰性が確認されておりますので変更がございません。

 調査中事例はクラスター中心に私の方から説明させていただきます。その他の事例、今のところ(陽性者は)1名、多くても2名ですから、大きな感染の拡大が見えない段階でございます。そこは事務レクの方で説明させていただきます。冒頭申し上げましたが、昨日、この青いところ483事例、宇和島市で「飲食店クラスター」が確認されました。ここ数日、この事例についてはクラスターになる可能性も十分あると、警戒が必要と申し上げてまいりましたが、昨日は6件の検査を行い、2件の陽性が確認されました。この結果が陽性者6名になり、事例の調査、昨日まで4名の陽性者でありましたけれども、保健所の調査が進む中で、飲食店の従業員および利用客で5名以上の陽性者を確認したことから、「飲食店クラスター・8」と認定をいたしました。内訳は従業員、そして利用者等で6名でございます。店舗はそんなに大きくないお店で、お客さんは全員把握できているということでございます。保健所にも全面的な協力をいただいております。利用客は顔なじみの方が中心でございます。既に連絡は取り始めています。感染の連鎖を断ち切るため調査・検査、全力で取り組みます。クラスターをはじめ、宇和島市で確認されている事例は、実は発症からしばらく経ってから受診等々、経過してから陽性が確認されているものが多い状況でございます。この事例からの広がりは囲い込みに向けて調査は進んでいますけれども、それとは別に発症日から考えますと、3月末や4月始めにはすでに一定の感染リスクが宇和島市内に浸透していた可能性は否定できません。ということで、宇和島市内の方々は感染対策期の要請に基づく感染回避行動、ある意味では西条市、新居浜市と同等の注意が必要になってきているということで、くれぐれも気を付けていただきたいと思います。また、先日の会見で高齢者施設の感染を早期に把握するため、クラスターが発生している3市、松山市と新居浜市と西条市の施設職員を対象とした一斉検査を実施する旨をお知らせいたしましたが、今回のクラスター発生も含めた地域の感染状況を考え、宇和島市においても同様の検査を実施することといたします。現在、市や関係施設と調整中でございます。

 次のケースです。学校については、今(累計陽性者が)17名となっています。で、この(新規陽性者の)2名というのは学校関係者ではないということでございます。すなわち学校には影響はないということでございます。

 次の441事例目、こちらは松山市の高齢者施設のクラスターでございますが、昨日12名の検査を行い、(陽性者)1名が確認されました。この事例における陽性者は13名となります。今回陽性が確認された方は施設関係者の方ではございません。昨日お知らせいたしましたとおり、既に施設職員および利用者の方は全員検査が333件行われて終了しております。そういうことでこの施設に広がるという陽性確認ではございません。

 連日お知らせしているとおり、松山市を中心に県内各地に感染が拡大している県は感染対策期として、県民・事業者の皆さんにご協力をお願いしておりますが、ぜひこうした地域への広がりという現状、それから今、全国でも急上昇し始めているのは、やはり変異株が原因である可能性が高くなっています。愛媛の場合はいち早く、どこよりも早く変異株の広がりが確認されているということでありますけれども、それぞれの地域にもあっという間にということも考えられますので、ぜひ自分のこととして考えて行動してください。そして繰り返しになりますが、発熱等の症状があるにもかかわらず、会食に参加したり、仕事に行かれているケースが散見されます。医療体制のことをぜひ考えていただきたいと思います。現在、病床の積み増し、コロナへのシフトを始めておりますが、何せスピードが早いので、ぜひそのあたりの医療負荷ということについてお考えをいただけたらというふうに思います。外出、人との接触、会合の機会、これを減らすしか新たな新規の感染を減らすすべはございません。感染対策期の間は毎日顔を合わせている方々との人間関係の中でお過ごしいただくことを徹底していただきますようによろしくお願い申し上げます。以上です。

 

(NHK(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。特に大丈夫ですかね。

 

(愛媛新聞)

 すみません、愛媛新聞ですが、宇和島市のクラスターの件なんですけれども、もう既に一定の感染リスクが市内に浸透している可能性もということでしたが、変異株の可能性があるということでしょうか。

 

(知事)

 まだ検査してませんね。

 

(愛媛新聞)

 宇和島関連では変異株は。

 

(八矢副知事)

 別の事例で。

 

(知事)

 このクラスターの変異株検査はまだ衛生環境研究所で連絡がありませんが、別の既に公表している事例の中で変異株が確認されております。ですから、可能性は十分あると思います。

 

(愛媛新聞)

 クラスターについても、また検査をされるということで。

 

(知事)

 はい。もちろんそうです、はい。

 

(NHK(幹事社))

 他に質問ございませんでしょうか。ではこれで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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