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「感染対策期」への移行及び新型コロナウイルスの感染の確認(4月8日公表分)に関する記者発表の要旨について
日時:令和3年4月8日(木曜日)15時00分~15時58分
場所:知事会議室
- 新型コロナウイルスの感染の確認等(4月8日公表分)について[PDFファイル/157KB]
- 愛媛県内の状況等(令和3年4月8日9時現在)[PDFファイル/406KB]
- 「感染対策期」4月8日(木曜日)~4月21日(水曜日)[PDFファイル/1.05MB]
(NHK(幹事社))
それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、個別事例等に係る詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事よろしくお願いします。
(知事)
まず、全ての県民の皆さんに、心から私の方からお願いを申し上げたいと思います。3月の終わりに、松山市で、かつて経験したことのない200人規模のクラスターが短期間に発生をいたしました。その元になったクラスターについては、関係者の懸命な尽力により、ここ数日は、そこでの感染者は出ていない状況になっていますけれども、この事例は、感染力の極めて強い変異株でありました。その関係で派生した二次感染、三次感染、あるいは四次感染、こうしたかたちが拡大する中で、いまだに特に松山市においては新規の陽性確認が高止まりしている状況にあります。
また、それが、他の市町にも変異株の確認によって関連性があるのではないかというケースも見られます。変異株の感染力というのは、第3波のときの従来株とは全く異なる強さを持っていることを実感します。そして、あまりにも短期間、大規模であったが故に、何とか関係者、保健所、そしてまた、検査機関で既存事例も含めて、濃厚接触者の事例ごとの追い掛け作業はぎりぎり進んでいますけれども、問題は、それを受け入れる医療機関への負荷でございます。一度に大勢の方々を治療しなければならない、診なければならないという状況でございますから、これが今までのように徐々にということであれば、対応は可能なのですけれども、あまりの急激なスピードでありますから、今の段階というのは、本当に危機的な状況にあると言っても過言ではありません。特に感染が集中している中予圏域のコロナ関係の医療、これはもう本当にこのまま、もうしばらくしますと、一般医療に影響を及ぼす段階に入ってまいります。そして、それでも感染が止まらない場合には、医療崩壊ということが現実味を帯びる段階に入ってまいります。この状況というのを等しく県民の皆さんにご理解いただきたいと思います。
そして、これを回避するためには、ここ1、2週間、いわゆる新規の感染をどうやって抑えるか、ここに尽きます。ここさえ止めることができるならば、医療機関への負荷は徐々に低下していく道筋が見えてまいりますけれども、ここが高止まりが続いている以上は、さらなる悪化の道しか見えてきません。
そこで今日から感染対応の強化を図ることといたします。全県の皆さんに、そしてまた特に松山市の皆さん、大半の方がしっかりとした対応をする中で、生活や企業活動を行っておられます。それでも医療現場というのは人の命を預かる最後の砦でございます。そこを守るために、もう一段の要請というものを強くさせていただくことといたします。いろいろなご不満もあると思います。しかしその現状を直接お伝えすることによって、乗り切るということに全てを懸けて対応してまいりますので、2週間、この2週間ともかく今日これから発表する要請事項をしっかりと守っていただき、我慢していただき、この難局を乗り越えていきたいと思いますので、知事として全ての県民の皆さんにこの2週間我慢してくださいということを心からお願いを申し上げたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
今日説明するのは2点、感染対策期への移行について、そして昨日の検査結果についてでありますが、対策期への移行についてに重点を置きたいと思いますので、昨日の検査結果の報告は最小限にさせていただき、詳しいことは事務方からのレクで聞いていただけたらと思いますので、その点よろしくお願い申し上げたいと思います。
それでは、まず感染対策期への切り替えについてでございます。本日から感染対策期に移行する期間は4月21日までの2週間といたします。初めて感染対策を最優先する警戒レベルとなります。感染力の強い変異株の影響により、愛媛県は経験したことのない最大の危機を迎えています。そのことを念頭に、特に松山市は、臨時の PCR (検査)センター、繁華街の無症状者の検査は昨日は(陽性確認)ゼロでありましたけれども、そうしたことはある一方で、新規が幅広く止まらない状況を考えると、昨日までどんどんどんどんまん延、市中感染のまん延に近づきつつある、近づいている、こういった表現で警戒感を呼び掛けてまいりましたが、もはや、市中感染にあるという前提で依頼をいたします。
3月下旬以降の2週間余りで陽性確認は500件を超えました。職場内や学校の課外活動、地域の集まりなど、日常生活に身近な場面での感染リスクが高まり、クラスターが松山市を中心に県内で多数発生しています。さらに昨日新たに既存事例の中で松山市の高齢者施設でもクラスターが発生、確認されました。また最近松山市内において、感染経路不明の新規感染事例が増加傾向にあり、松山市保健所も警戒を強めております。県内の感染、今日もほとんどが変異株でございました。感染の多くが変異株によるものであることを踏まえると、感染経路不明の新規事例の多くは、繁華街クラスターから派生したものと推測されます。これまでの陽性事例の中にはクラスターから多数に及ぶ感染リンクが推定できる事例も出ています。繁華街の一部店舗やその利用者から端を発し、松山市は地域の深いところまで拡散、浸透を考えて対処する必要があるというふうに思います。
そこで皆さんも市中感染まん延の状態であるという前提で、向き合っていただきたいと思います。連日の多数の陽性確認で医療機関の負荷は限界に達しております。特に中予圏域でございます。この状況が続けば、先ほど申し上げましたように、コロナ患者の治療を増やしていく必要性があり、それだけでなく、救急医療や一般医療の提供にも影響が出てまいります。そして、その先は医療崩壊でございます。保健医療関係者や感染症専門医、経済団体、そして議会などにも意見を伺いながら、感染対策期への移行を決断いたしました。県民や事業者の皆さんにおかれましては、県内の感染リスクと医療への負荷は最も深刻な状況にあるということを重ねて申し上げさせていただけたらと思います。そして、この2週間、感染回避、これを最優先とさせていただきます。そこで皆さんには夜の飲み会だけでなく、友人や親族との集まり、そして地域の集いなどを含め、人との接触を特に松山市はできるだけ避けていただくことをお願いいたします。
まず足下の感染状況の評価について、説明させていただきます。まずこの青のグラフでございます。これが「繁華街クラスター」、3月の終わりから一気に1日多い時で59名を数えた陽性者が確認された事例、そしてオレンジが繁華街クラスター事例のその他の市町、いわばこちらを起因として他の市町に広がったケース、これがオレンジのところでございます。そしてグレーのところは繁華街クラスター以外の松山市の陽性確認でございます。ただこれは派生、こちら(繁華街クラスター)からの派生であると思われます。大半がですね。そして黄色のところは繁華街クラスター以外のその他の市町の陽性者、こちらも関連があるケースは多いと見込まれます。3月末まではご覧のとおり、繁華街クラスター、青いところが大半を占めておりました。
しかし、それ以降それ以外が増えていることはここでもご覧いただけると思います。松山市そしてまた松山市のみならず、その他の市町の陽性者も増加傾向にあり、松山市繁華街から松山市の繁華街以外のエリア、そして松山市以外の地域に感染が広がり、県下全域に感染が広がっていく傾向が出ています。次に、こちらは先ほど申し上げました医療現場の状況、入院患者数でございます。3月後半以降、こちらですね、このグラフの上がり方を見てお分かりいただけると思います。これが第3波のときであります。第3波のときも急激に上がった時期はありましたが、今回ほどではありません。人数もそうであります。
ところが今回は、繁華街クラスターの関係で急激に上がったということで、どれだけ医療現場に負荷がかかっているかは、この図でお分かりいただけるのではなかろうかと思います。いわば第3波の時を大幅に上回る医療負荷がかかり始めている、かかっていると言ってもよいでしょう。入院、宿泊療養、自宅療養を全て合わせた療養者数は既にステージ4に入りました。現在の本県の状況でございますが、7指標でございます。ステージ3の7指標でありますが、この下にステージ4の指標も書かせていただいています。入院患者数は54名以上に対し、78名ステージ3、重症者はぎりぎり今7人以上ですから、6人になっていますが、今日も昨日まで4名ですから2人増えてきています。そして療養・入院者数は実は全部合わせますと500人、一気に陽性が確認されていますから、そのうちの200人がクラスターだということもあって、クラスターだけでもステージ3の数が数えられています。470人ですからステージ4に入っています。そして、陽性率は追い掛け作業が進められていることもあって、また検査の数もどんどん増やしていますので、なんとか6.1パーセントで収まっています。新規感染者数は1週間に207人、これはステージ3に入りました。そして先週より増加、これもそうであります。ただこれも各保健所の努力、追い掛け調査がこの数字に表れてきていますが、何とかまだ30.6パーセントで追い掛け、事例ごとの追い掛けが続いています。こうした状況で今、愛媛県の状態はステージ3であり、かつステージ4向かって近づいていっているというふうな状況ではなかろうかと思います。
次に80人規模の今入院者がいらっしゃいますが、その入院者数でなぜ医療が逼迫(ひっぱく)するのかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。これも常々申し上げてきましたが、病床は確保されていますけれども、病院のベッドは病院の経営もあります。空いたまま確保されているわけではありません。これはどこの県でもそうであります。他の入院患者の治療のため、普段使われている病床がいざという時にコロナにというふうなことで構えられています。そこでこれを活用するためには、ここが先ほどの一般医療への影響ということになります。既に別の疾患で入院している方の退院までこれは待たなければ空きません。これから入院や手術、新しいものは断って、一般医療への影響です。断ってベッドを空けていく、これが必要になってまいります。また必要な看護師等を配置するには、これだけの急速な感染でなければ十分な時間を取れるんですが、あまりにも急速であるが故に、これを配置するためには他病棟を閉鎖することも必要になります。そして普段感染症に関わっていない医療スタッフ、これも研修が必要になりますから、その研修の上でコロナ対応に回っていただくことになります。
これ以上の入院者の増加はコロナ患者の治療にとどまらず、医療を必要とする全ての県民に影響が生じる事態となります。特に陽性確認が集中している中予圏域の医療逼迫(ひっぱく)状況は極めて厳しい、南予、東予とはレベルが違う状況でございます。他の圏域もいつ出るか分からないコロナ患者のために(病床を)空けておく準備が必要でありますが、現在他の圏域への一部、広域搬送も進めております。これまで受診したことのない他の医療機関への転院にはそこはちょっとっていうような声が出ることもあって、本当に困難を伴うことでございます。見かけ上の用意されている病床と実態、そしてこれから高齢者が増えて施設等々の患者さんの入院がもし増えてくれば、介護等々が必要な状況になってまいりますので、それだけ看護師さんの負担、人数、割かなければならなくなるという、これはもう変動要因というものも常に存在しております。
次に、本県の4月2日の人口10万人当たりの新規陽性者数は15.09、ステージ3。いわば、全国でいえばこの位置にいると思います。ただ愛媛県の場合は少し状況が特殊で、松山市に集中していますから、松山市だけに限ってみればもっと上へいくという状況になっているということでございます。そこで松山市民の皆さんには特段の危機感をぜひ持っていただきたいというふうに思います。
こうした状況を踏まえまして、今日から感染対策期に移行いたします。2週間の勝負、みんなでコロナと戦うということであります。感染予防を最優先とした対策を打つことで、感染を何としても抑え込みたいと思います。社会経済活動に一定の影響も生じますが、短期間で感染を抑え切ることが最も効果的な経済対策とぜひ思っていただきたいと思います。2週間、さまざまな予定、人との接触の機会、見送ることができないかどうか、ぜひ強くそれぞれで検討をしていただきますようお願いいたします。
3月25日以降の特別警戒期間においては、松山市繁華街を中心とした局所的な感染の対策として、法律に基づく松山市繁華街の飲食店への営業時間短縮の要請をはじめ、飲食店利用や会食時の注意遵守、県外との往来注意の呼び掛け、こうしたことを中心に感染発生の急所を押さえるための対策に取り組んでまいりました。
感染対策期に移行するということは全ての対策を法律に基づく要請に格上げするとともに、松山市繁華街から松山市内に広がっている感染を抑え込む、松山市から松山市以外に感染を連鎖させない、松山市以外でも広がりつつ(ある)感染を抑え込む、こうしたことを最優先に一定の社会経済活動の制限も伴う措置に取り組むことといたします。
まず県民の皆さんへの要請として、生活の場面での周囲との接触を減らしていただきたいと思います。外出や人との接触、会合の機会、減らしてください。そしてこれは全県民の皆さんにでございます。松山市との不要不急の往来は自粛してください。そして感染拡大地域への不要不急の出張、往来も自粛してください。この三つを法律に基づいて要請させていただきます。そしてその中でも特に松山市においては、市中での感染リスクが非常に高まっていることを前提に、集中的に感染を抑えるため、松山市は不要不急の外出自粛を願いたいと思います。そしてまた事業者の皆さんへの要請として、感染防止対策をあらためて徹底いただきますように、もう既にいろいろとやっていただいていますが、あらためて徹底をいただきますようにお願いを申し上げます。
次に要請内容でございますが、全ての皆さんに外出や人との接触、会合の機会を減らすことを要請する。具体的には毎日顔を合わせている人間関係の中で、2週間過ごしていただきたいと思います。そして体調に異変を感じたら外出、人の接触は必ず避けてください。マスクは必ず着用してください。特にこれは医療の専門家の先生からぜひ皆さんに伝えて欲しいということでございました。鼻出しマスクなど不完全な着用は感染対策に効果がないので注意をしていただきたいということでございました。そして医療機関の皆さんから伝えて欲しいということでございます。手指消毒を徹底してほしい。医療機関では何回も何回もこまめに手指消毒をすることによって、院内の感染が抑えられているそうであります。感染対策に非常に大きな効果があるということでございます。この二つ、ぜひよろしくお願い申し上げます。
また、松山市から松山市以外の地域に感染を広げないため、松山市との不要不急の往来を自粛いただくとともに、県外に新たな、これも事例の中であります。何件か出ています。県外に新たな感染を持ち込まないために感染拡大地域への不要不急の出張、往来の自粛、また来られた方との接触も含めて、これはもう本当に気を付けていただきたいと思いますので、くれぐれもよろしくお願いいたします。
加えて先ほど申し上げましたように、松山市の皆さんにおいては、夜だけでなく、日中も含めた不要不急の外出を2週間自粛していただきたいと思います。ただし、仕事や学校、そして家族との会食など、日常生活や事業活動を行う上で必要なものまで全ての外出を一律に自粛してくださいというものではございません。ルールを守っていただけたらと思います。あくまで友人や同僚など家族以外の方との集いや、趣味や文化・余暇活動、町内会等の地域の集い、不特定多数が集まるイベントや会合への参加などのための外出については、誰もが感染している可能性がある状況下で、家族以外の方との接触や会合など、感染リスクにつながる行動を自粛していただきたいということでございます。なお、既にこうした活動を予定されている方もいると思いますが、感染対策期のこの2週間は見送り・延期を検討していただくようぜひ強くお願いしたいと思います。
職場内クラスターも次々と発生しています。普段から顔を合わせている職場の人たちの間でも感染する可能性がゼロではございません。そうしたことを踏まえて、事業者の皆さんには歓迎会や職場全体での大人数での飲み会は、これから2週間自粛を願います。そして日常の執務室だけでなく、更衣室、休憩室等での感染も確認されています。こうしたところも含めた職場内の感染拡大の防止に努めていただきますようお願いします。そして毎日の検温の報告、従業員の体調管理の徹底、休暇取得の推奨、テレワークの推進など、改めて職場での感染防止対策を振り返り、やれるものは徹底していただくよう要請させていただきます。
会食については社会生活上必要なこともあり、一律に自粛を求めることはいたしませんが、必ずルール、4人以下、毎日顔を合わせ感染リスクの高い行動がない人と、席の間隔を十分空けて、大声を出さない、羽目を外さない、長時間の飲食は避けて2時間以内で、お店の感染対策を十分に見極める。こうしたことを遵守していただきたいと思います。
次に感染対策期における県主催のイベントについてでございます。県では確実な感染防止策を講じることができないイベントは開催いたしません。具体的には、イベント参加者の陽性が確認された場合に、濃厚接触者等の把握が難しいような、参加者が特定できない集客イベントは県下一円で延期または中止をいたします。なお聖火リレーに関しては、この状況が続けば、特に松山市内での計画どおりの実施は困難と考えます。対策期間中の感染状況の推移をぎりぎりまで注視し、実施の一定期間前の週に改めて判断をいたします。仮に実施をする場合でも、観客の密集を避ける。聖火到着イベント等の規模や内容を縮小する。こうした内容の変更を検討します。併せて事業の見直しで節減した費用をリレーやイベントの中で、コロナで大変なご苦労をされている医療・福祉関係者等へエールを送る取り組みに振り替えることを検討しており、市町も交えた県実行委員会で調整の上、これは主催者はわれわれではございませんので、東京オリパラ大会組織委員会と協議することといたします。
次に県管理施設の取り扱いでございます。県では、県管理施設のうち、不要不急の外出を誘発する可能性が高い松山市周辺の集客施設を閉館いたします。具体的にはとべ動物園とえひめこどもの城、いずれも4月9日、明日金曜日から閉館することといたします。なお、県管理施設で事業者が行うイベントについては、ガイドラインがしっかり遵守されているのかどうか、感染対策の徹底が図られているのかどうか、そしてイベント参加者全員の把握と、陽性者がもし発生した場合の連絡先が確保できているのかどうか、こうしたことを条件にして、その中で使用を許可するものといたします。
次に、県立学校の取り扱いについてでございます。昨年4月のような一斉休校は行わないことといたします。地域ごと、学校ごとに対応を行う方針を継続いたします。ただし、県内全ての県立学校で2週間、身体接触や発声等が伴う活動を休止するほか、教員による見守り活動を強化いたします。また、松山市とその周辺地域の学校で行っている練習試合等の対外交流の禁止措置を県内全域に拡大をいたします。なお、高校総体等の公式大会は実施いたしますが、無観客での開催を主催者に要望させていただきます。
なお、県内宿泊旅行代金割引の新規発行中止を継続するとともに、4月16日から予定していたGo To Eat食事券の追加販売は当面の間延期するよう食事券販売事業者に要請をさせていただきます。
さらに、今後の療養者数の増加も見据え、現在、宿泊療養施設の追加確保に向けて調整を進めています。この宿泊施設については、事業者の中にはいろんな考えの方がいらっしゃいます。そしてまた、その宿泊療養施設に対応する、例えば個室ごとになっているか、それぞれにシャワーが設置されているか、いろんな条件がございます。さらには、周辺の方々の理解も必要であります。すぐにというふうなことにはなりませんが、ずっと水面下で交渉を続けています。場合によっては、何とか実現できるかなというふうなところもありますので、なんとかご理解をいただけるよう粘り強く話を進めてまいります。
また、昨日の会見でお伝えしましたが、感染リスクの高まりを踏まえまして、高齢者施設の感染を早期に察知するため、クラスターが発生している3市、松山市、新居浜市、西条市の施設職員を対象とした一斉検査を実施することといたします。施設の種別ごとに段階的に実施する予定でございます。
感染対策期のおよそ2週間の間に、何としても感染拡大を抑え込まなければ、冒頭申し上げましたように医療、そして皆さんの生活や社会活動にさらに深刻な影響が出てまいります。2週間、2週間で絶対に乗り越える、これをぜひ、われわれ全力で頑張りますんで、県民の皆さんの協力、理解がなかったらそれは不可能でございます。ぜひ力を貸して、受け止めていただきまして、日々日々の生活、過ごしていただきますように心からお願いを申し上げたいと思います。
では、次に2点目、昨日の検査結果を簡単に説明させていただきます。昨日は32名の陽性が確認されています。内訳は既存12事例で17名、新規13事例で15名でございます。概要でございますが、年齢は20代、30代、50代、若い層と働き盛りの層、ここが中心でございます。そして男性、女性はこうした数字。依然として松山市が大半を占めております。他もポツポツと要注意ということで確認されています。そして経路は家庭内が多くなっています。
入退院の状況でございますけれども、医療機関に入院されている方は2名増えて78名。そして、重症者の方がやはり若い世代から感染が広がって、中堅世代、高齢者へと移ってきています。急激にこの5日間で6人、重症者が発生しています。医療の現場では最大限の力を注いで治療に当たっていただいています。本当にありがとうございます。宿泊療養施設(入所者)は2名増えて53名。そして、自宅療養、ご自身で、強制力ありませんから選択された方、そして後のことも考えて専門医の先生がこのケースは自宅でいける、療養していただけるだろうという判断の下に自宅療養していただいている方、一部入院調整の方含めて19名増えて339名でございます。退院の方、昨日は9名ご回復されました、1,133名になっております。
それでは事例ごとの検査数でありますが、昨日は行政検査が478件行われております。で、その中で21件の陽性が確認。そしてそれとは別に、11件、ここには出ていない検査が250件くらい民間でやっていただいている検査がございますので、明日集計が入ってまいります。毎週金曜日ですから、明日集計が入ってくる、だいたい先週は1日220件くらい、もっと増えていると思います。ですから昨日は700件くらいやって合計で32件の陽性が確認されました。また、昨日の臨時PCR(検査)センターでの検査は144件ございまして、陽性確認、先ほど連絡があってゼロでございました。いわば、ここ数日の状況を見ますと、この繁華街では皆さんそれぞれ気を付けられているので、ここでまん延という状況にはなっていないという数字にはなっています。検査センター、明日金曜日まで開設されています。松山市繁華街、対象となる飲食店、無症状の従業員の皆さん、積極的に検査に来てくださいますようお願い申し上げます。
次に事例ごとの進捗ですが、封じ込められた事例には変更はございません。各保健所の頑張りによって囲い込みは増えてきました。松山市の職場内クラスター1件を含めて17事例、現段階の調査・検査が完了したことで新たな囲い込みとなります。残すところは濃厚接触者の健康観察ということになります。ただし、ここで陰性が出て、(自宅)待機している人が後に発症して陽性になることはあり得ます。そこは申し添えておきます。そしてこの今のクラスターですけども、囲い込みに入ったクラスターは変異株、松山市の職場内クラスター(5)でございます。その他に松山市保健所が9事例、今治保健所が1事例、中予保健所が2事例、八幡浜保健所が1事例、宇和島保健所が3事例、これらが今日から囲い込みとなります。
次に、調査中事例はこちらになりますが、私の方からクラスターについてだけ説明させていただきます。新たなクラスター、青いこの441事例、こちらは数日前から、高齢者施設ということを申し上げてまいりました。この施設は公表されています。この施設でポツポツと感染が見えるということを申し上げましたが、昨日は一気に96件の検査を行いまして、その中で2名陽性が確認されました。この事例における陽性者は8名となります。保健所の調査の結果、施設内での接触が確認された陽性者が5名以上となりましたので、今回、「高齢者施設クラスター・7」と認定いたしました。内訳は施設職員が2名増えて4名、施設利用者が3名、それ以外の者が1名でございます。さらに幅広に施設職員および利用者の検査も進められておりまして、本日中には利用者も含めた全員の検査、終える予定でございます。現場、早期の囲い込みに向けて全力で取り組んでいるさなかでございます。
次に、対処中のクラスターでございます。まず、337事例目、これが繁華街クラスター、元のやつでございます。この事例とそれから389(事例目)、これは松山市の職場内クラスター、それから西条市の飲食店クラスターのこれは409-1事例目、昨日説明した事例でございます。そしてもう一つの西条市のクラスター、409事例目から枝分かれした409-2事例目。こちらについては全部陰性が確認されています。かなり多くの検査が行われています。
そして新たなクラスター事例以外で、陽性が確認されたところが一つだけございます。これは416事例目、ここちょっと取り扱い気を付けていただきたいと思います。一応、一応です。松山市の「学校クラスター・3」の関係ではあります。ただし、ただしですね、21件の検査を行って2件の陽性が確認されていますけれども、この陽性者は2名ともクラスターが発生した学校に所属する方たちではございません。21名の方もその学校の関係者ではございません。学校内での調査・検査は全て完了をしております。消毒も終わっております。で、関係者の(自宅)待機も始まっています。とういうことで、取り扱いをちょっと気を付けていただきたいと思います。この学校は昨日から学校活動を再開して、本日も落ち着いて入学式も予定どおり実施しています。ですから、ここに出てきていますが、学校に影響がある陽性ではないということを念のためもう一度申し上げておきたいと思います。
最後に3月下旬以降、連日多くの陽性確認がございます。心配されている方々も多いんで、明日から県の公式SNS、Twitterによりまして、速報的、これは速報でございます。速報的に、実は今まで午前中に入ってきて、もうその後の調査・精査で若干数字が変わることがありましたので、そしてマスコミの皆さんとの記者会見の時期というのも定時に設定する方がいいということもありましたので、(午後)3時に公表していましたが、速報的に前日の検査結果をTwitter(ツイッター)でお知らせすることといたします。陽性確認の数でございます。ただこれは今申し上げたように、変わる可能性を前提に捉えていただきたいと思います。
以上で私からの説明とさせていただきます。これから2週間、コロナとの戦い、県民一丸となって私自身もやれることは全部やらせていただきますので、ぜひ皆さんご協力、そして実施をお願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
(NHK(幹事社))
ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。
(読売新聞)
読売新聞です。聖火リレーの関係なんですけれども、午前中の定例記者会見ではですね、時期的な、判断時期について、あさって、しあさってにも、というようなお話でしたけれども、もう少し後になるということですね。
(知事)
もう少し後ですね、ごめんなさい。要は、変更のタイムリミットというのが必然的に、例えば組織委員会とのやり取り、それから変更の対応等もあって、1週間前、だから14日ぐらいがもうぎりぎりのタイミングだと思ってます。はい。
(テレビ愛媛)
それに関連してなんですが、テレビ愛媛です。聖火リレーについて、大阪では公道を走るのを中止、今、決定されていますが、県でも同じような対応される可能性があるんでしょうか。
(知事)
もちろんあります。あらゆる選択肢があると思います。
(テレビ愛媛)
そのイベントについても、中止あるいは無観客などを検討されている。
(知事)
それも可能性があります。極めて関係者の人数を絞ったりですね、ともかく感染状況によって、その時点で、こういうやりかたがあるというのを俎上(そじょう)に載せて、そこから選択していくということになろうかと思います。
(愛媛朝日テレビ)
すいません、愛媛朝日テレビです。変異株についてちょっとお伺いします。先ほど、知事も具体的な危機感も示されましたが、県内の変異株、関西由来であるってのは以前、見解を示されていたと思います。それで今、大阪では非常に危機的な状況になっているかと思いますが、今やはり手を打っておかないと県内でも同様の状況になるという認識なんでしょうか。
(知事)
はい。さっき、県内の、各県の10万人当たりの感染者数の表がございました。愛媛県、今ここです。特に先ほど申し上げましたように、松山市だけを抽出してやったら、当然、これはドーンと上がりますから、このあたりにいくんじゃないかなと。大阪とそう変わらないというのが、松山市の状況と言ってもいいんじゃないかと思います。
(愛媛朝日テレビ)
はい。それだけ変異ウイルスというのは、恐るべきものなのでしょうか。
(知事)
そうですね。当初から申し上げてきたんですけど、全国知事会でも、これは従来株とは全く違うと。感染のスピードが速い。繁華街クラスターという特殊要因はあったとはいえ、ともかく早いと。だから、どこの県でも愛媛県で起こっていることが同じような感染スピードが、やがて来る可能性は十分にあるってことを、他県の知事にも申し上げたんですが、おそらくその傾向はより強まっているんじゃないかなというふうに思います。
(愛媛朝日テレビ)
最後に、そうした中、今日、松山市の高齢者施設でも、クラスターが出て認定されまして、そこも変異株になっているかと思うんですが、そこの懸念いかがでしょうか。
(知事)
はい。この高齢者施設がやっぱり一番重症化リスクが高い人が大勢出る可能性がありますので、一番気を付けなければいけないところで、既に県下の市町には、県はそういった施設が検査されるときに、補助制度を立ち上げているんですが、どんどん実施するべく、動いてくれています。既に複数の市町が、独自の補助も上乗せしてやるということになりました。ただ、今回、この3市については、これ、一応指定したところは優先的に、場合によってはスクリーニング検査実施というふうにしてありましたんで、やはりクラスターの発生した松山市、そして新居浜市、西条市はすぐにやる必要ありということで、実施に移すということにいたします。そのことによって何とか食い止めを図るということでございます。
(南海放送)
南海放送です。県有施設の使用等については感染対策を万全にするとか、利用者の連絡先等を把握する、そういった条件で使用許可するというお話ありました。今週末には愛媛FCレディースでありますとか、愛媛FCホームの戦いもありますけど、そういったプロスポーツ等の使用、このあたりについては。
(知事)
そうですね。こうしたところ、特にスポーツ関係は、例えば、愛媛FCだったら、Jリーグの基準に基づく対策というのも重ねてありますので、そしてまた確か、愛媛県のコロナお知らせネットも活用して、常に毎試合把握するようにされていますので、そして感染対策は、観客席との間であるとか、そういったものも万全、これは、Jリーグルールも含めてですね、やるというふうなことが確認できた場合は、これは許可ということになります。
(南海放送)
そういったことでしたら、愛媛県側と各チームと、今後調整であるとか打ち合わせを。
(知事)
施設側とですね。条件を満たした場合はです。
(南海放送)
ありがとうございます。
(NHK)
すいません、NHKです。病床であったりとか宿泊療養施設の確保についてお伺いします。県、これまでも病床数であったりとか、施設を増やして対策を進めてきたところだと思うんですが、それでもこう厳しい状況が続いていて、今回も追加で、水面下での交渉をしているっていうことですけど、この病床を確保することの難しさについて、あらためて知事の考え、お伺いできますか。
(知事)
そうですね。これは県内の主要な医療機関、特にコロナというのは、どのエリアで発生するかは誰も予測ができないので、医療圏域ごとに病床を構えるという必要性に応じて、六つの医療圏域ごとにコロナ病床を構えています。例えば、この松山だったら、県立中央病院であるとか、そういったところも含まれてきますけれども、最初の段階では、ほとんどが公立病院だったんですが、今は民間病院も若干構えていただくようになりましたので、病床は増えてはいるんですが、先ほど申し上げましたように、本当にいざという時に使う病床数、これが公式に打ち出されている数、これは全県どこでもそうであります。
ただ、その状態次第によって、すぐに使えるか使えないかというのは、これはまた別問題であります。特に本当に、これはここまで急速に短期間に200人規模のクラスターが発生するというのは正直言って全国でも初めてのケースだと思います。徐々にクラスターが多くなっていくというのはあるんですけども、一気に20というのは、これはもう経験したことがありません。ということは一気に対処が必要になるということですから、特にさっき言った圏域ごとの問題と、一気に大人数ということになると、その地域の医療はもうたちまち埋まっていくんですね。その象徴が今の中予圏域なんです。ですから、中予圏域の医療提供体制というのはもう危機的な状況にあると言っても過言ではないと思います。今の段階は、ぎりぎり救急医療も存続し、一般診療・医療に影響が出ない範囲でやりくりしているということはこれまでの会見でも申し上げてきたとおりなんですけども、これ以上新規(陽性者)がまた増え続けるならば、当然のことながら一般診療に使っている病床を欠いてきますから、このシフトによって生じるいろんな影響が出てきます。場合によっては、救急医療も県中で制限するというふうなことまで踏み込む可能性も出てくるかもしれません。そういったとこにどんどんしわ寄せがいくんで、だからこそ新規を減らす。これが医療負荷を和らげる最大のポイントになってきます。では新規を減らすにはどうしたらいいか。それはもういろんな呼び掛けが中心になります。それはいくら言われてもすべはそれしかありません。こういう事例があるからこういうこと気を付けていただきたいと。で、今の日本の法律では自粛といっても強制力があるわけではありませんから、もう皆さんに協力をお願いするしかないです。
ただし、これまでの知事要請とは違って法律に基づく要請ということだけは受け止めてほしい。そして、その皆さんの協力があれば新規は減らすことは十分可能であります。会食のルールを守る、人とできるだけ会わないようにする。(日程を)延ばせるような会はやめようとか、ちょっとしたことの積み重ね、これを皆さんがやっていただいたら必ず新規は減らせると思うんで。いつまでもというわけではなく2週間集中してくださいと。集中することによって効果が出てきますので、ともかくこの2週間だけは。もう知事として皆さんに心から協力をお願いしたいと思っています。特に医療の現場が逼迫(ひっぱく)している松山市、危機感を一段も二段も三段も高めていただきたいということをお願い申し上げたいと思います。
(愛媛新聞)
愛媛新聞です。ちょっと聖火リレーの話に戻って申し訳ないですけど、午前中は、通常通りに開催されるのはもう難しい段階なんじゃないかってご認識示されてましたけれども、予定どおりされる可能性もまだあるんでしょうか。それとも変更は基本的には間違いないという。
(知事)
これはやっぱり関係者と議論しなければいけませんが、僕個人の気持ちでは、通常どおりでは無理だと思います。あくまでも個人としてですね。
(愛媛新聞)
すみません、愛媛新聞ですが。変異株についてなんですけれども、今日も重症の方お二人増えていますが、その従来株と違ってその重症化率が高いであるとかは病態の変化というのはどうなんでしょうか。
(知事)
若い方のときはですね、これも1回記者会見で申し上げたことがあったと思うんですが、重症化には至らないものの従来株と比べると症状が重めに出ていると、それは何かというと、熱が高い傾向があると、翌日下がることもあるんですけども、従来株と比べると若干熱が高いような感じがするというのが医療現場から報告が上がっています。今それが中高齢層に移ってきています。で、ここ数日で一気に重症者が増え始めているのは、重症化率が高い可能性があるんではないか。これは僕は専門家でないですから無責任なことは言えませんけれども、そうした現場の状況ってのは常に専門医の先生や、医師会とは連絡取り合っていますから、最新の情報は入れてもらいながら、また皆さんにお伝えすべきはお伝えしていきたいと思っています。
(愛媛新聞)
やはり、中高齢層の方が重症化をしていっているという。
(知事)
これは従来株とは変わりないですね。ただその深刻度とスピードがどうなのかってはまだ分からないです。一般的には、従来株と比べると感染力が場合によっては1.7倍だとか、そういう事例もある。重症化の度合いも従来株よりは高い傾向が出ているという報告はあるんですが、それが確定されたものかどうかっていうのはまだわかりません。
(愛媛新聞)
自宅療養に関してなんですが、今300人を超える方がご自宅にいらっしゃるということですが、これだけ数が増えると、ご自宅にいらっしゃって1日1回健康観察をされても体調が急変されたりするケースも出てくるんではと思うんですが、そのあたりの懸念というのは。
(知事)
そこがまた一番大事なポイントだと思います。ですから、松山市保健所では筒いっぱいの状況だろうということで、県の保健師、それから医療技術大学からの保健師さん。そしてまた今回は他の市町からの保健師さん、どんどん送ってですね、いわばその健康チェック、人数増やしてこまめにこまめに体調どうですかというようなことを確認する作業をしています。で、今までもありますけど、ちょっと具合悪かったらすぐに搬送するというふうなかたちで対応しています。
(愛媛新聞)
1点、病床数についてなんですけれども、今270床を確保しておられるかと思うんですが、これが即応できる病床数ではないというお話だったかと思うんですけれども、現状その78人医療機関に入院されていて、すぐに受け入れが可能な病床数というのは、その270のうちの何床ぐらいだというふうなお考えなんでしょうか。
(八矢副知事)
近日中にお知らせします。
(知事)
一つ言えることはですね、さっきお話ししたように医療圏域ごとの問題があるんです。
だから、じゃあ例えばの話ですけども、ある一定エリアに、これは今回のケースとはあえて言いません。ある一定エリアに集中的に陽性確認者が増えた場合に、そのエリアの医療圏域の病院というのは当然限られていますから、瞬く間に埋まったとします。そうするとそこではできないから、こちらの医療圏域、こちらの医療圏域にもお願いをします。これ(270床)全体の数ですから、ここ空いているという状況だったら、そういうお願いはするわけなんですが、じゃあここで、このエリアでまた新しく発生した場合、じゃあ対応できなくなるのかということもあるんで、空いているからといって全員がそこに行くっていうことはできません。だからこそ、中予のエリアが非常に深刻となっているというのは、これはもうその原因というのは、これはやはり過去経験したことのない200人規模のクラスターが短期間に一気に出たということしか言えないんですね。これによって、今本当にいろんな所に専門医の先生も回りながらですね、どう調整していくかというのを日々日々頑張ってくれている状況です
(南海放送)
南海放送です。県有施設の大胆な思い切った閉館などの方針を打ち出されていますけれども、民間の観光施設でありますとか、大型ショッピングセンターであるとか、松山市は松前町とか隣接地域もありますけど、民間に対しては今回の知事の強いメッセージを受けて自分で考えて自主的に対応を取ってほしいと。そういったことなんでしょうか。
(知事)
というか要請どおりに。今言ったような状況を受けて県がこういうことをやるんで同じように考えて対応してくださいというふうなことですね。だから松山市の施設についてはわれわれは権限がありませんから県はこういう形でやりますということで、今松山市がどういう判断するかはまだ受けてないですけども発表があると思います。
(南海放送)
民間の事業者さんも同様だということですか。
(知事)
はい。で、そこの対策が、今言った一定のルール。県も全部閉めるわけではないですから、リスクがあるところは閉める。そうでないところは注意をしっかりやりながらやるということなんで、それが前提になることだけはどこでも同じだと思います。それができなかったら企業自体の信頼問題にもなってきますので、それは皆さんしっかりと考えられるんじゃないかというふうに思います。
(NHK(幹事社))
各社さん、他に質問よろしいでしょうか。ではこれで終わります。
(知事)
はい、どうもありがとうございました。
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