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新型コロナウイルスの感染の確認(1月19日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017283 更新日:2021年1月20日 印刷ページ表示

日時:令和3年1月19日(火曜日)15時30分~15時53分

場所:知事会議室

 

 

(知事)

 昨日、県内で新たに22名の陽性者が確認されました。内訳は新規11事例で14名。そして、既存は3事例で8名となります。また、詳細は後ほど説明いたしますが、今治警察署の警察官、新たに2名の陽性が確認されました。うち1名は県外での確認でございまして、本県での陽性確認には含まれておりません。本県が公表する22名とは別に他県が公表しております。陽性が確認された方々に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。

 また、説明の前に、昨日、入院中の方がお一人お亡くなりになったことをご報告いたします。ご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、ご家族の皆さんにお悔やみを申し上げさせていただきます。個人の属性はご遺族、大変強い意向がございまして、これまで同様、特定を避け、統計的にまとめたかたちで後日公表することを考えたいと思います。ただし、私の方からは中高年の方であり、集中治療や人工呼吸が必要なコロナの重症者の方ではございません。

 本日は新規11事例で14名の陽性確認でございます。1月14日公表以降、新規事例の陽性者は2桁となっております。先週もお伝えしましたが、土日は休日のため、場合によってはかかりつけ医の先生、医療機関がお休みされている影響もあるんではないかと申し上げさせていただきました。そういったことで、昨日はその後でございますので、新規事例が増加しているような感じもします。今日、明日の検査結果で、そのあたりの傾向というのが見えてくるんではなかろうかと思いますので、注視をしたいと思います。また、全体の陽性確認も3日続いた10人台が、本日は再び20人を超えております。ただ、中身を見ていきますと、20代、30代の若い世代の割合が少しずつ低下しているような感じもいたします。これまでは年末年始の移動で広がった若い世代の感染が家庭や地域へ伝播しているというふうなことなのかもしれません。そういった点が危惧されるポイントではなかろうかと考えております。いずれにしましても、特別警戒期間の期限である1月26日までは残り1週間でございます。年末年始で高まった感染拡大リスクをこの期間に何としても抑え込むため、感染回避行動の徹底をあらためて残り1週間、強くお願いをさせていただきたいと思います。

 それでは昨日の検査結果でございますが、まず陽性者22名の概要でございます。10代から90代まで幅広い年代で陽性が確認されております。今回は40代や50代(が中心で)、20代や30代は抑えられて、こちらの世代がちょっと増えております。また、この70代以上の方が5名と、高齢者への感染でございますので、ここらあたりは心配な状況でございます。男性、女性は特に大きな変化はございません。地域別では、やはり松山市が中心となっておりますが、四国中央市で4名をはじめ、東予、南予、それぞれ散発的に確認がございます。感染経路でございますが、先ほどもちょっと触れましたが、家庭内感染、実は今日は、飲食関係は確認されておりません。その後の2次感染ということが言えるのかもしれません。家庭内感染は引き続き多いと。会食により持ち込まれた感染が家庭内で広がっているというような事例も確認されています。また、医療機関・社会福祉施設関係が6名と多くなっております。今のこの段階ではまだこういった施設でクラスターは確認されておりませんが、警戒すべきところも一部ございますので、速やかに調査、そして検査に現在着手をしているところでございます。迅速な囲い込みに向けて、しっかりと対応をしてまいりたいと思います。また、昨日、県の医師会長とお話をさせていただきまして、今のこのポイントが気になるということで意見が一致し、今日、県の医師会長から各医療機関の方にあらためて感染症対策の注意を喚起する通知がなされたと聞いております。医療機関の皆さん、そして全ての関係者の方々、ご苦労かけますが、使命感ある仕事をしつつ、感染にお気を付けいただけたらというふうに思います。

 さらに松山市以外でもこうして陽性確認が増えておりますので、それぞれの保健所の業務も増大しております。これを受けまして、市町との協定に基づく応援職員の派遣を受ける体制を構築しておりますが、本日より西予市から八幡浜保健所に保健師を派遣していただくこととなりました。ご協力に感謝を申し上げます。

 次に、入退院の状況でございますが、昨日の入院者は4名減りまして60人台になりました。69名。うち、ちょっと心配なのが、重症者がお一人増えて4名となっています。そして宿泊施設に入所している方は2名減って38名。自宅療養の方も13名減少しまして114名。そして昨日は退院者がご回復40名いらっしゃいましたので、こちらが613名になっております。

 次に、事例ごとの状況でございますが、昨日は196件の行政検査がなされています。その他に抗原検査がおそらく200件以上あると思います。そのうち174件が陰性、そして22件が陽性となっております。この22件の陽性のうち、休み明けだったということもあるんでしょうか、かかりつけ医の先生方の抗原検査で判明した分が多く、こちらの陽性だけは毎日報告がございますけども、多かったようで、そちらの抗原検査で9件、陽性が確認されたということでございます。

 次に、全体的な状況ですが、まず封じ込め事例はかなり多く完了した事例がございます。松山市保健所関係では8事例で、この中には念のため検査がありましたけど、陰性でございましたので問題ありませんでした。そして四国中央保健所が1事例、今治保健所が1事例と、合計で10事例が国の定める濃厚接触者の健康観察期間が無事終わりましたので封じ込め完了ということになります。

 次に、囲い込みの方でありますが、上二つ(150事例目と215事例目)は念のための検査が行われておりますが、問題ございません。こちらは陰性が確認されています。そして、この(松山市保健所の8事例の)うち、この中で7人の検査、こちらも全員陰性が確認されております。すなわち、松山市保健所の8事例、今治保健所の1事例、中予保健所の2事例、八幡浜保健所の2事例、合計で13事例が保健所の調査と関係者のPCR検査が終了し、濃厚接触者の自宅待機と健康観察を残すのみとなりましたので、13事例が今日から囲い込みの方に入っております。なお、214事例目、こちらの中に入っていますけども、こちらは松山市の「飲食(店)クラスター6」でございますが、現段階での囲い込みが終了をいたしました。

 次に、調査中の事例でございます。クラスターなどの進捗状況を中心に説明をさせていただきます。まず、125事例目の「医療機関クラスター2」でございます。松山市でございます。こちらは、再検査で2名、いったん陰性が出た方ですね。症状が出たので2名を検査し1名の陽性が確認されました。この方は、もうずっと自宅待機中でありましたことから新たな濃厚接触者はおられません。ここからの感染の広がりはないということでございます。この結果、このクラスターは職員が6名、患者さんが7名、医療機関以外の者が9名、合計22名の、それ以外はもうここに入ってますが、22名のクラスターとなっております。それプラス5名は、もう一つのクラスターの方ですね。22(名)の「医療機関クラスター(2)」プラス「会食クラスター3」が5(名)、これはもう囲い込みはほぼ完了してます。それで、(125事例目の合計は)27(名)ということでございます。

 次に、253事例でございますが、昨日は12名の濃厚接触者の検査を行われまして、5名の陽性が確認されました。この事例は合計で10名になっておりますが、本日公表した5名は、家庭内での感染でございます。家庭内の感染の場合は、クラスター扱いはしませんので、その他も1カ所(での感染)ではございません。若い方々の集いでございます。その関係で10名にはなっていますが、クラスターではございません。また、他の事例についても、こちらのように検査が行われておりますが、一つの事例を除いて、全て陰性が確認されています。こちらの方も今のところ、追い掛けている範囲の中での陽性というような段階でございますが、引き続き調査は進めております。

 今治警察署の警察官の陽性確認について、少し触れさせていただきます。2名の陽性、この方々は、今治警察署に勤務する40代と30代の男性警察官の方でございます。お一人目は今治警察署で勤務されておりますが、これまで173事例目、こちらは今治警察署「職場内クラスター3」としてくくっておりましたが、ここで陽性確認された職員とは、別の部署の方でございます。現段階の保健所の調査では、このクラスターの発生した部署との業務上の接触が確認できておりません。その結果、この段階では新規事例として扱わせていただきたいと思います。昨日のうちに、陽性者と接触のあった職員は、全員自宅待機に入っております。施設内の消毒は完了しました。今治署内で感染拡大防止の徹底を図っているところでございます。お二人目は、1月6日に今治警察署の初発の陽性者が確認された時点で、もう既に研修のため県外に行かれていて、そちらに滞在中でありました。今なお、その状況でございます。念のため、県外の施設でずっと待機されていたそうであります。接触者として検査を行った際には、陰性が確認されたそうなんですが、その後、症状が現れたため再検査し、昨日陽性が確認されたものでございます。これは、県外での検査でございます。ということで、県外での陽性確認として公表されるため、県内事例としてはここには出てきておりませんが、今治警察署の職員ということで、念のため県からも公表をさせていただきます。詳細については、県警の方にご確認をいただけたらと思います。

 特別警戒期間は、当初1月26日までと設定いたしました。残り1週間でございます。27日以降の取り扱いに関しては、これ、明日、あさっての状況というのが非常に大きいと思っておりますが、今週末を目途に判断をしたいと思います。そこで説明をさせていただきます。判断に当たりましては、この2週間の感染状況等の分析結果に加えまして、県医師会や感染症専門医などの医療機関、関係者、あるいは保健所、検査機関、基幹病院、各分野の方々からご意見を聞いた上で判断をしたいと思います。また、一方で社会経済活動と感染拡大防止とのバランスも考慮しなければなりません。ただし、全国でも感染拡大傾向は止まっておらず、どちらかと言えばというか今までもそうですけども、感染拡大防止に軸足を置いた慎重な分析と検討を行いたいと思います。以上です。

 

(愛媛朝日テレビ)

 今治署の件での県内で感染が確認された方について、クラスターの発生した部署と関わりがなかったということだが、今のところ考えられる感染経路というのは。

 

(知事)

 まだ分かりませんね。もう既に接触のあった方、これは署員以外も含めてですね、分かっている範囲の方は既に自宅待機に入って、今日どんどん検査が行われていきます。例えば、その中で判明する場合もあれば、難しいのは初発の方が感染、最初にというわけではないということ。これはこれまでもそうだったんですけど、この段階ではその経路はまだちょっと判明はしてないということでございます。もちろん、その今治署内のクラスターとの関連というのがゼロではないとは思います。ゼロとはいいません。

 

(南海放送)

 その今治警察署について、応援をもらいながら運営していたと思うのだが、今日から窓口業務が一部制限をされているが、それについて知事の受け止めはどうか。

 

(知事)

 そうですね、おととい県警本部長と話をしたんですが、その段階では業務に支障がないように手配ができているというふうに言われていました。その後に今回出ていますので、ちょっとその後の連絡は取っておりませんので、それが一昨日のことですから、これ昨日の夜に出た話なので、今どうするかいろいろと工夫されていると思います。また今日でも落ち着いた時間帯に確認をしてみたいと思います。今の段階ではちょっと分かりません。

 

(NHK)

 話変わって、最初の方に若者から地域にもしかしたら感染が広がっていること危惧されているということで、これまで市中感染のまん延の一歩手前というような発言もあったが、今の段階はどのように捉えられているのか。

 

(知事)

 状況は変わっていないと思います。もうそこら中に市中感染がまん延しているという段階ではないというふうな状況ですが、今日の分析では数字としての傾向から読み取っていくしかないんですけど、年末年始でいろんな会があった、成人式もあった、若者が中心に動いた、そういった影響が出たんでしょうか、20代、30代で非常に多く感染確認が見られました。その原因を突き詰めていくと、やっぱり少し大人数で会食したりですね、会食の場で広がった可能性があると。それはずっと続いていたと思うんですね。途中には「NEXAS(ネクサス)」 というお店のホストクラブの関係もあり、ここは正直言ってまだ追い掛け切れていないと思います。1月8日、9日にこのお店を利用された方はぜひ保健所に、引き続き連絡いただきますよう呼び掛けなければならないので、その点はくれぐれもよろしくお願いします。そういったような世代の方々の動きが、お店ではなくそれぞれのご家庭や友人、こういうところに感染が見られるというのが今ではないかなというふうに思っています。

 

(NHK)

 それは市中感染の前の一歩手前という状況と。

 

(知事)

 変わらないですね。一番危惧するのは、やはりご家族にその場合、高齢の方が、あるいは基礎疾患をお持ちの方がいらっしゃる場合、そして家族の中に医療機関や高齢者施設に勤められている方がいらっしゃる場合、そこへの広がりが今一番大きな懸念材料ではないかなというふうに思っています。

 

(読売新聞)

 スポーツ関係1人というのは、プロスポーツとかそういうものなのか。

 

(知事)

 そうですね。スポーツですね。

 

(読売新聞)

 具体的な説明は。

 

(知事)

 特定につながるので。

 

(愛媛新聞)

 話は変わるが、愛媛などは13道県が緊急事態宣言が出されていない地域でも、飲食店取引先に給付金を支払うよう国に求める要望書を今日提出するということだが、知事の所感はどうか。

 

(知事)

 結局、その時短要請はそれぞれの地域の状況を見て、これはやるべきという判断で行っています。それは確かに指標を機械的に見れば、ステージ4のところが緊急事態宣言の対象となり、そこには飲食店の取引先への助成というものをやるというふうに打ち出されていますけれども、今の段階では緊急事態宣言が出されている地域限定になっています。しかし、やっている行為は変わりません。中には休業されている方もいらっしゃいます。休業要請でも売り上げは取引先の方々は落ちる。飲食店が休業してしまったら、取引先は売り上げがゼロになってしまう。お店にはお正月でもそういったところにバックアップがないというのは何ら変わらないわけでありますから、感染拡大を止めるためのそれぞれの地域の分析に基づく行為、呼び掛けなので、これは等しく国の責任で対応していただきたいというふうに思っています。

 

(NHK)

 時短要請の件で、(期間が)2週間であれば折り返しだと思うが、今の現状いかがか。

 

(知事)

 これも分析の結果ですね、今日は特に飲食店での感染は見られてないんですよ。これたぶん(期間中では)初めてではないかなというふうに思います。そういうふうな取り組み(の効果)がここに表れてきているのではないかというふうに思いたいですし、そうなっていることを願っています。

 

(愛媛朝日テレビ)

 一つ前の質問に戻るが、給付金の国への要望というのはもう済まされたという認識か。

 

(知事)

 そうですね、はい。それと私の方からいろんなところに関係者に働き掛けを個々に行わせていただいています。

 

(愛媛朝日テレビ)

 国の感触というのは、何か。

 

(知事)

 分かりませんね。

 

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