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新型コロナウイルス感染症に関する知事共同取材の要旨について(令和2年9月23日)
日時:令和2年9月23日(水曜日)16時30分~16時35分
場所:知事会議室
(南海放送(幹事社))
本日、新型コロナの新規感染者ゼロが31日、1カ月連続で出ていないが、これに対して知事の所感はどうか。
(知事)
はい。本当に第2波と言われる(感染)拡大が全国でみられる中で、愛媛県でも注意喚起をずっと流させていただきました。特に、市町も同じようなメッセージを送ってほしいということで、「うつらないよう自己防衛」、「うつさないよう周りに配慮」、「習慣化しよう3密回避」、この感染回避行動を県民の皆さんが実生活の中でしっかりと励行していただいた結果だと思います。また、一部の「Go Toトラベルキャンペーン」、東京を除いていましたけれども、その来県に当たりましては、その受け入れとなる旅館・ホテルの関係者に徹底的な注意喚起対策を出してやっていただきたいということも、しっかりとやり尽くしていただいているようなことも結び付いているのではないかなというふうに思っていますので、そうした一人一人の行動に対して、心から感謝を申し上げたいと思います。
(南海放送(幹事社))
この31日間というのは(現在、感染者ゼロが続いている中では)全国でも最長ということで。
(知事)
はい。そうですね、お盆と夏休みのこの時が一番(感染)拡大の可能性があったと思いますけれども、本当に真面目な県民性とまた皆さんがその期間も細心の注意を払っていただいた結果ではないかなというふうに思っています。
(NHK)
県の取り組みとして功を奏したと知事が感じている点はあるか。
(知事)
そうですね。やっぱり丁寧に分かりやすくメッセージを出し続けるということに尽きるのではないかなというふうに思っています。それと、それをですね、地元のマスコミの皆さんがしっかりと県民の皆さんに、行政の方針はこうですよと届けていただいた結果ではないかなというふうに思います。市や町がバラバラにやるとですね、一体何を指針にしたらよいか分からなくなってしまうと思いますね。そういう意味では県下20市町が同じ言葉で県のお願いを受け止めていただいて、メッセージを出してくれたことも、分かりやすく伝えられたのではないかなというふうに思っています。
(テレビ愛媛)
この4連休はかなり行楽地で人出もみられたが、あらためて、今後についてどのように呼び掛けをするのか。
(知事)
はい。人の移動が激しくなれば、コロナの拡大は再び再燃する可能性はまだ十分に残っています。今後ともですね、散発的な陽性確認はあると思っています。そのために、現在、検査体制の充実や医療機関との連携を強化しているさなかでありますけども、特に、先日からイベントの緩和が全国的に発表されました。それから10月からはいよいよ東京都(も含めて)の「Go Toキャンペーン」も実施されることになります。さらに、4連休はかなり関西・関東からもお客さんが来ていたように思いますので、まずは当面、今後1週間から2週間、この影響が出るか出ないか、細心の緊張感を持って対応していきたいというふうに思っています。それから、10月以降については、東京が(対象に)入ってくるということは、まだ感染状況が収まっているとは到底思えませんので、再び、旅行関係の業界には細心の注意を払っていただくように徹底して呼び掛けていきたいと思っています。
(愛媛新聞)
県民の方へのあらためての呼び掛けとしてはどうか。
(知事)
そうですね。やっぱりコロナは難敵ですから、緩みが一番怖いと思っています。ですから、決して1カ月発生していないから収まっているわけではない。今後とも、散発的な発生は十分あり得るという前提で、これまで以上に感染回避行動を引き続き徹底していただきますようにお願い申し上げたいと思います。
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