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新型コロナウイルスの検査状況等に関する記者発表の要旨について
日時:令和2年9月17日(木曜日)15時00分~15時31分
場所:知事会議室
- 愛媛県内の状況等(令和2年9月17日13時現在)[PDFファイル/116KB]
- 中四国各県の検査状況(9月14日現在)[PDFファイル/838KB]
- イベントの開催要件について[PDFファイル/654KB]
- イベントの緩和に伴うリスク軽減措置(緩和要件)[PDFファイル/563KB]
- イベントの開催要件について(9月19日~)[PDFファイル/800KB]
- イベントの開催制限の緩和に係るフローチャート(当面11月末まで)[PDFファイル/454KB]
- 県民文化会館リニューアルオープン記念コンサート[PDFファイル/305KB]
- STOP!コロナ差別愛顔を守ろう[PDFファイル/400KB]
(知事)
臨時記者会見ですけども、新たに陽性者が確認されたものではございませんので、さまざまな新たな変更点であるとかそういったことが中心でございます。主に4点ございまして、まずは新型コロナの検査状況。二つ目はイベント等の開催要件の取り扱い。3点目は県民文化会館のリニューアルに伴う記念イベントの開催。そして4点目がSTOP!コロナ差別キャンペーンのご案内。この4点でございます。
まず、1番目の検査状況でございますが、昨日の検査は、医師から要請のありました新規11件ございましたが、全て陰性でございました。今の現状でございますが、もう既にほとんどの方が退院しておりまして、あと1名の方だけが入院中でございます。治療中でございますが、軽症でございまして、もう間もなく退院されるのではないかなという状況でございます。1名のみということでございます。一日も早いご回復をお祈り申し上げたいと思います。これにより、県内では8月22日が陽性確認された最後でございまして、25日間、陽性確認がございません。9月以降、陽性が確認されていないのは、愛媛県を含め全国では4県のみで、その中で25日間というのは最長の陽性確認ゼロの期間となっております。ちなみに愛媛が25日間、島根が22日間、青森が20日間、山形が18日間ということでございます。本県では長期間にわたって陽性確認がなされていない状況ですけども、これはもう本当に県民の皆さんが呼び掛けに応じていただきまして、注意深い生活上の感染回避活動を実施していただいていること、それから、お盆や夏休み期間も本当に気を付けながら行動をしていただいた結果でございます。あらためて感謝申し上げたいと思います。ただ一方で、ご案内のとおり、ピークよりは減りつつはあるといっても、1日当たり全国では600人近い陽性患者の方が依然として確認されております。収束に至っているわけではございません。県内でも今後、人の移動に伴って散発的な陽性確認が再び発生する恐れもございますので、油断することなく感染回避行動を継続してお願いを申し上げたいと思います。
それでは、これまでの検査状況でございますが、このパネルはですね、9月14日時点での中四国各県での検査状況を一覧にしたものでございまして、本県では、6月までの検査件数は2,613件と多かったんですが、7月以降は1,325件となっておりまして、近隣県と比較して少ない状況にあります。ただ、これはよく数字上の誤解があるんですけれども、医師から要請のあった検査は全て行っております。この点はご安心いただきたいと思います。ただ、近隣県と異なる点が2点ございまして、まず、陽性者数が全体的に少ないのが愛媛県でございますので、そこから派生して濃厚接触者、また関係者と広がっていく状況ではないので、そういう意味では必要な検査が少ないという状況にございます。これは本当に先ほど申し上げましたとおり、県民の皆さんが注意深く日々を送られている結果でございます。そしてもう一点はですね、施設のクラスター発生が少ない。その結果、大規模検査が必要とされるような状況が生まれていないということでございます。前半戦多かったのは、ご案内のとおり、愛媛県内でもクラスターがいくつか発生しましたので、クラスターが発生しますと、もう囲い込みのために可能な限り広くですね、一気に検査を行うということになりますので、1日、2日で数百件単位で検査数が伸びていきますが、8月の終わり以降ですね、クラスター全然発生しておりませんので、特に学校関係者や福祉・医療機関で陽性が確認された場合は、愛媛県でも全体的にやりましたとおりですね、そういうケースが発生した県においては、一気に検査数が増えるという傾向がございます。本当に早い段階で囲い込みをするというのが基本方針でありましたけれども、関係者のご努力によりまして、当日中にほぼ全ての検体を採取するなど、そういった医療機関、そしてまた保健所関係者の本当に総力を挙げた取り組みの結果ではなかろうかと思います。
また、検査状況に関しては陽性率がポイントになります。陽性率が高いということは、感染拡大の恐れがあるということになります。また、もう一点、陽性率が高いということは検査数が不十分であって、感染状況の解明のためにさらなる検査が必要であるというふうな可能性を示すことにもなります。逆に陽性率が低いということは、感染状況が落ち着いているということ。また先ほど申し上げましたように、クラスターや学校関係関連などの事例がない、こういったことがあると、接触者などの大規模な検査が実施されることになります。このように、状況を踏まえて数字の意味を分析し、読み解いていく必要がある指標ではなかろうかと思います。本県の陽性率は7月以降の数字でも、全国平均が5%程度でありますけれども、これを下回り、6月末までと同水準となっています。かつ、近隣県と比較しても同水準でございますので、検査数は結果として先ほど申し上げた要因で少なくなっていますが、クラスターが発生する事態にも至らず、特に夏以降もお医者さんの要請(する検査)は全て行っていますが、県民の皆さんの本当に生活上の(感染回避行動の)実践が何よりもこの数字に結び付いているのではなかろうかと思います。
次に2点目、イベント等の取り扱いについてでございますが、先日、9月11日に政府で新型コロナ対策分科会が開催されまして、イベントの取り扱いについて新たな決定がなされました。国は今週末19日からイベント等の開催要件を緩和するという発表を行ったところでございます。このイベント等の開催につきましては、7月10日以降は参加者を5,000人以内かつ、定員50%以内とする等の要件が全国一律で国から示されていましたが、適切な換気のもとで、マスクを着用して声を出さなければ観客同士の感染リスクは低い。そして、感染防止には、入退場時の出入り口やトイレ等における3密回避が重要であるなど、これまでに得られた知見を踏まえまして、徹底した感染防止対策による安全なイベント開催を日常化するため、4連休が始まる9月19日から、当面は11月末までということになっています。開催要件を緩和するということになったところでございます。
関係者(にとって)もこの点、重要な情報でございますので、変更点について説明をさせていただきます。要件緩和に当たりましては、まず、イベント主催者および施設管理者は消毒の徹底、マスクの着用、検温等による入場制限、参加者の把握、密集の回避など、感染リスクの軽減措置を確実に行うということが求められます。それらの措置が業種別ガイドラインにより担保され、かつ、取り組みの内容が公表されていることが前提条件となっています。その上でこちらのパネル(「イベントの開催要件について」)で説明させていただきますが、収容人員がこちら(左側)が7月10日から今日まで、こちら(右側)が9月19日以降ということになります。収容人員が1万人を超えるプロ野球やJリーグなどの大規模イベント等は要件が緩和されることになります。人数制限はなく、定員の50%以内ということになるということでございます。そして、収容人員が1万人以下でコンサート、スポーツ、ライブハウスなど大声での歓声や声援等を伴うもの、こちらはこれまでと同様、人数5,000人以内かつ、定員の50%以内で開催することとされています。こちらは変更がございません。また、感染リスクの軽減措置が行えない、あるいは業種別ガイドラインにより担保されないイベント等についても、これまでと同様の扱いとなります。5,000人以内かつ、定員の50%以内ということでございます。
そしてまた、地域の行事やお祭り、こういった行事が出てまいりますが、こちらについては、参加者がおおよそ把握できるもの、人数等を管理できるものにつきましては、発熱者の参加の自粛、3密回避、十分な人と人との間隔の確保、おおむね1メートルと言われています。こうしたことなど必要な感染防止対策を講じた上で開催することは差し支えない、OKということになります。ただし、全国的または広域的な人の移動が見込まれるもの、参加者の把握が困難なもの、これについては、引き続き中止を含めて慎重に検討することとされています。こういった点が変更点になりますが、地域の行事、お祭り、今言ったような条件の下で(開催するのは)差し支えないということでございますので、その点をお知らせさせていただきます。なお、イベント主催者や施設管理者の皆さんには、まさにこのために提供しているのが「えひめコロナお知らせネット」でございます。参加者の連絡先等の把握、一つ一つ住所や名前を紙に書いてくださいというのは大変な作業になりますので、このコロナお知らせネットを活用すれば、スマホ(に二次元コード)をかざすだけで、もし、そこで何か陽性者が発生した場合は、そこで登録された方全員に速やかにお知らせが届くような仕組みになっておりますので、これを一層活用していただきますようお願い申し上げたいと思います。また、厚生労働省の接触確認アプリ「COCOA(ココア)」との同時活用によりまして、これ全く別物でございますから、迅速な関係者の特定やクラスター対策にもつながりますので、コロナ禍の社会においては必須ツールというふうな思いを持っていただきまして、本当に簡単にダウンロードできますので、両方とも併せてお使いをいただきますようお願い申し上げたいと思います。
例年秋は、行楽や観光で県内外に出掛けるニーズが高まる時期でもございます。全国的にも8月上旬のピーク時と比べ感染者数は減少しており、それを受けて国も10月から、これはまだどうなるか、最終的にはその時点での判断になると思いますが、今の段階では東京を「Go toトラベルキャンペーン」の対象に加えるとしている状況が出てきておりますが、あくまで東京の感染者数は一時期ピークでは450(名)ぐらいいっていましたでしょうか。それが今250(名)ぐらいということなので、縮小はしたとはいえ、連日100名から200名規模で陽性確認が続いていることにはやはり注意を向ける必要があるというふうに思います。東京が「Go toトラベル」の対象になったからといって、「もう大丈夫だ。どんどん行って構わないんだ。」ということでは決してない。これはぜひ県民の皆さん、受け止めていただきたいと思います。以前から申し上げておりますように、可能であれば旅行は近隣県、できれば愛媛県内を考えていただけたらというふうに思います。これはあくまでもお願いでございます。秋の行楽シーズン、そうしたことを受けまして、県民の皆さんの県内旅行を後押ししたいと思います。10月1日より県内の旅行会社を通じた、これはネットではありません。県の旅行会社を通じた県民限定でございます。県民向けの旅行代金の5,000円割引、別途新たに1万人泊分、追加をいたしたいと思います。行楽シーズン向け、県民向けの割引でございます。ぜひ、色鮮やかな紅葉、旬を迎える栗やブドウをはじめとする秋の味覚など、本当に食材の王国、灯台下暗しで実感が皆さんあるかどうか分かりませんけれども、本当に愛媛県は食材の王国であります。それをぜひ楽しんでいただきたいというふうに思います。
ただし、個別の事情によってはどうしても業務上、上京をしなければならない、ご家庭の都合で大都市圏に行かざるを得ない、こういったことは当然あると思います。例えばですね、大学受験や就職活動などもそうでしょう。それから、進学で愛媛を離れたものの、オンライン授業で友達と会って話をする機会がない、子どもが心配で愛媛に帰省させる、転勤で愛媛を離れたもの、あるいは進学で行ったもの、いろんなケースがあると思います。また、県外に住む家族に子どもが生まれた、5月の連休、夏休みも自粛して会えなかった、孫の顔を見たいというケースもあるでしょう。いろんなケースがあると思います。ですから、こうした必要な県をまたぐ移動については、現在、国の方針として制限されているわけではありません。県職員においても、一律に県外への出張や旅行を制限するというふうなことはしておりません。新型コロナと向き合っていくためには、行動制限や自粛一辺倒ではなく、知恵を絞って感染防止対策と社会経済活動を両立させていくことが重要でございます。県民や事業者の皆さんには、ともかく(県外に)行った場合ですね、こまめな手洗いやマスクの着用、人との距離を確保するなど基本的な感染防止対策を県外に出た時も徹底していただくということ。それから、立ち寄り先では換気の確認をしていただいて、3密環境の回避を心掛け、特に混雑している飲食店、東京の場合、特に飲食店や繁華街、こちらはできるだけ立ち寄らないでいただいた方がいいんではないかなというふうに思います。また県外から愛媛へ戻った後、自宅待機までは必要とは思いませんが、具合が悪い場合はすぐに医療機関に相談をしていただく、あるいは体調管理を徹底する。念のため、多人数の集まりは避けていただくという一人一人の行動をぜひお願いしたいというふうに思います。これを徹底した上で出掛けることは全く差し支えないということでございます。感染回避を最優先に5月の連休、夏休み期間、中止・延期した帰省をもうそろそろいいかなと考えるご家庭もあるかもしれません。ただし、あえて申し上げます。首都圏や大都市へどんどん出掛けてください、全然大丈夫ですよ、帰省もそうですよ、そういう状況ではないということでございます。ぜひそれぞれの思いで行動していただけたらと思いますし、またそれぞれ今、言ったような事情がありますから、単に県外に行った、県外から帰ってきた、そういったことをですね、白い目で見たり、非難したりすることは絶対にやめていただきたいというふうに思います。
3点目、県民文化会館のリニューアルオープンでございます。今年4月にリニューアルオープンしましたけれども、利用が制限されておりますので、県民文化会館の本格的な再開に伴い、リニューアルオープンの記念コンサートを開催いたします。国内トップレベルの交響楽団「読売日本交響楽団」を招聘(しょうへい)しまして、11月8日日曜日に県民文化会館メインホールでコンサートを行うものでございます。このコンサートはコロナウイルスに立ち向かい、県民の命や健康を守っていただいている医療関係者の皆さんを、感謝の気持ちを込めて招待させていただきたいと思います。また、部活動の自粛や各種コンクールの中止などによりまして、活動機会を失った吹奏楽部に所属する高校生の皆さんを招待する機会にもしたいと思います。さらに、先着順とはなりますけれども、別枠で500名程度、県内在住の県民の皆さんにも国内トップレベルの質の高い音楽に触れていただけたらと考えております。コンサートの開催は先ほど申し上げましたように、9月19日以降でございますので、緩和された要件(で開催可能)になりますけれども、今回は医療関係者や高校生を中心に招待しますので、万全を期するため、総入場者数はメインホールの(約)半分、50%、1,200名で開催することといたします。
最後に、「STOP!コロナ差別~愛顔を守ろう~」キャンペーンの実施についてお知らせをいたします。コロナウイルスの差別や偏見につきましては、私自身も、これまで幾度となく注意喚起を行ってまいりました。感染者等に対する誹謗(ひぼう)中傷やSNSでの無責任な書き込みは、これまで感染した方のみならず、新たに感染が確認された方にとっても、大きな大きな心のプレッシャーになっており、心を痛めてきたところでございます。このため、県では10月1日から、松山地方法務局や市町、県内での感染者等への差別・偏見の解消を目指す「シトラス・リボン・プロジェクト」を展開しています民間団体、ここと連携して、啓発キャンペーンを実施いたしたいと思います。具体的には、お手元に配付のチラシのように、同プロジェクトのシンボルであるシトラス・リボンと、みきゃんを組み合わせたデザインを使った啓発やインターネット広告による人権啓発、「シトラス・リボン・プロジェクト」を表す黄緑色での県庁本館のライトアップのほか、ポスター、シールの配布等を行うことといたしております。詳細につきましては、準備が整い次第、後日お知らせしたいと思います。以上です。
(テレビ愛媛)
東京から来られる方だが、知事も最近、東京から来られた要人の方と会う機会もあるかと思うが、そのあたり、知事、今後東京等に積極的に出るだとかそういったことは考えているか。
(知事)
ゼロとは申し上げないんですが、どうしてもという場合に限定して、かつ、かなり感染防止対策をしながらという前提で可能性としてはあると思っています。で、来る方につきましても、お会いする事前段階でしっかりとした対策を取った上で来られているかどうかの確認をした上でお会いしてますので、この方針は何ら変えることはないというふうに思っています。
(あいテレビ)
今回、イベントの緩和ということで、直接どんなイベントができるのかっていうことはこれから見ていかなきゃいけないかなと思うが、これまで特に学校関係で、文化系の吹奏楽の発表会とかそのあたりで、だいぶ中断してきたところもあろうかと思うのだが、それもやっぱり徐々にやっていっても良くなるということか。
(知事)
そうですね。今申し上げたような条件付きになりますけれども、ですから学校関係者の確認作業というのは非常に重要になってくると思います。そこを踏まえた上での、前提条件付きでの開催ということになろうかと思います。本当にせっかく全国で一番長い期間、陽性確認ゼロが愛媛県続いてますので、これも本当に皆さんの努力の結果だと思いますから、コロナの怖いところは、場合によってはそれが一夜にして変わってしまうという怖さもありますので、やっぱり注意深く、それでも抑え切ることができるかどうか分かりません。でも、やれるだけのことはやるということが必要ではないかと思っています。
(あいテレビ)
関連して、やはりちょっと話がそれるが、コロナの付き合いというのはずっと長く続いてきている。これからもまだ収束見えないと思うが、少しずつイベントも緩和しつつあるが、やはりどういった気持ちの持ち方で生活をしていくべきなのかということで何かあれば。
(知事)
そうですね。まず、前提条件としてワクチンの開発が現実化するまでは、アフターコロナにはならないと。ウィズコロナの状態が続いていくと。どう向き合っていくかという前提で生活をしていく、経済活動していかざるを得ないと思います。しかし、この6カ月間でいろいろな課題も見えてきましたので、医療機関の充実、そしてこれは明らかに専門家の方が言われていたのが、今回の変異というのは毒性がちょっと弱くなってるというのも事実でありますから、その点も踏まえた医療体制というのをしっかりと構えるということ、ここはもう行政の責任だと思っていますので、県民の皆さんにおかれましては、やっぱり誤った情報に振り回されることなく正しく恐れて、さらにその上で、一人一人が感染回避行動をしていただくと。これが一番の対策ではなかろうかと思います。その上で日常の生活やそれから経済活動を行っていけば、ウィズコロナというリズムというのが常態化するのではなかろうかというふうに思います。
(テレビ愛媛)
今回「Go Toトラベル」の対象に東京が入ったこと、そもそもについてはどのように。
(知事)
そうですね。今のところ、9月の末の感染状況を踏まえて最終的には決めるのではなかろうかと思うんですが、東京の実態というのは私ども分かりません。本当に今、愛媛県は25日間感染者がゼロという状況が何かずっと続いていますけれども、東京は毎日200人近く出ている状況なんで全然違うんですよね。ですから、それらを分析した上で、国が決めたということなんで、専門家の間でもいろんな意見があるようですから、十分に気を付けながら受け入れていかなければいけないなというふうに思っています。そのためにはこれまでやってきたように、陸も空も海も玄関口での水際対策、啓発運動、それから受け入れる施設であるホテルや旅館、本当にここも一つ一つがしっかりやっていただいています検温、あるいは問診票(の記入)、あるいは啓発、そういった丁寧な取り組みが結果に結び付いていますので、今後とも気を引き締めて、引き続きお願いしたいなというふうに思っています。
(南海放送)
イベントの開催要件について、地域の行事、お祭りについても要件を満たせばというところだが、これから秋祭りシーズンを控えて、かなり行事というのも中止を決めた団体も多くある。そんな中で、例えばこういうことなら開催ができるんじゃないかというような何か具体的な一例というのはあるのか。
(知事)
イメージとしては、例えば町内会で、本当にその町内の人たちが気を付けながらやる行事であるとか、これはそう大きなリスクはないと思いますね。ただ大掛かりな、大規模で県外からも大勢のお客さんが来られるような、不特定多数(の方々の)把握もできないような大掛かりなものについてはちょっとどうかなというふうな感じ、イメージではないかなというふうに思います。
(南海放送)
秋祭りも本当に地域の中だけでというような。
(知事)
そうですね。秋祭りといっても、よく皆さんのニュースなんかに登場するのは大規模なものばかりだと思いますが、決してそれだけではありませんから。そういったものを一緒くたに考える必要はないんではないかなというふうには思いますけどね。
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