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平成27年度「狂犬病について」
愛媛県動物由来感染症予防体制整備事業の一環として、平成27年度は狂犬病に関するモニタリング調査を実施しました。
はじめに
狂犬病
狂犬病に感染した犬、猫、アライグマなどに咬まれるなど、唾液中の狂犬病ウイルスが体内に侵入することにより感染します。
狂犬病を発症すると、神経症状や呼吸麻痺が現れ、ほぼ、100%助かりません。ただし、咬まれた後すぐ狂犬病ワクチンを接種することで、発症を防ぐことができます。
日本では、1957年を最後に、人も動物も国内での感染はありませんが、今でも世界で毎年5万人以上の人が亡くなっており、日本に侵入する危険性が常に存在します。
調査および結果について
狂犬病に関するモニタリング調査結果について
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調査対象疾病
狂犬病(原因;狂犬病ウイルス)
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調査対象および検体数
愛媛県動物愛護センターに収容された犬18頭
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調査期間
平成27年9月から平成27年12月まで
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結果
18頭すべて、狂犬病ウイルス抗原は検出されませんでした。
予防について
狂犬病の予防について
日本への侵入を防ぐために、次のことを徹底しましょう。
- お住まいの市町の窓口に飼い犬の登録をすること
- 年1回の狂犬病予防注射を飼い犬に受けさせること
- 鑑札と注射済票を飼い犬につけること