本文
愛顔のえひめ(令和2年12月号)
メニュー
近い将来、必ずやってくる!
南海トラフ地震
~家庭の備えは万全ですか?~
12月21日(月曜日)は「えひめ防災の日」、12月17日(木曜日)~23日(水曜日)は「えひめ防災週間」
いつ起こってもおかしくない「南海トラフ地震」。その発生確率※は今後30年以内で70~80%、50年以内で約90%以上です。
今、まさに備えるとき! 自らの命、大切な人の命を守るため、家庭の防災力を見直しましょう。
※地震調査研究推進本部による
県民の皆さんを自然災害から守るための取り組みを推進しています。
被害を最小限に留めるには、日頃からの備えが大切です!
防災危機管理課
光田 大和(みつた ひろかず)
[1]家屋・家具類の倒壊で…
地震による死傷者の大半が、家屋や家具の倒壊によるもの。耐震化、家具の固定が重要です。
[2]耐震化していますか?
昭和56年5月以前に着工した木造住宅の場合、耐震診断・耐震改修・耐震シェルター設置工事などについて、補助があります。
- 問い合わせ:建築住宅課
- 電話:089-912-2757
[3]家具の固定をしましょう
- 家具の設置場所・方向は安全か?
- 家具は適切な器具・方法で固定されているか?
- ガラスには飛散防止フィルムを貼っているか?
[4]避難時の備えも大事! 備蓄・非常用持出品の準備を
家庭用備蓄として、飲料水や食料等は最低7日分、うち3日分は非常用持出しとして用意しましょう。
[5]「南海トラフ地震臨時情報」を知ってますか?
南海トラフ地震は一度で終わらないかも!?
南海トラフ地震は約100~150年間隔で繰り返し発生していますが、その発生の仕方はさまざまで、過去には東西に分かれて時間差で発生したこともあります。
「南海トラフ地震臨時情報」とは?
南海トラフ沿いの片側で大きな地震が発生した場合など、南海トラフ地震の発生確率が高まっていると判断された場合に、気象庁から発表される情報です。
臨時情報が出たらどうしたらいいの?
臨時情報が発表されたら、日頃からの地震への備えを再確認しましょう。地域によっては、避難が必要な場合があります。自治体からの呼びかけに従ってください。臨時情報は地震の前に必ず発表されるとは限りません。
大切なのは日頃からの地震への備えです。
手元で防災 愛媛県避難支援アプリ「ひめシェルター」
避難に関するさまざまな情報を入手でき、津波浸水深なども地図上で確認可能です。
※アプリは無料ですが、通信費は利用者のご負担となります。
- 1.地図で避難先がわかる
- 2.最新情報が自動で届く
- 3.避難計画をメモできる
イベント 1
地震防災訓練シェイクアウトえひめ
姿勢を低く、頭を守って、動かない参加者がいっせいに安全確保行動をとる訓練です
- 日時:12月17日(木曜日)11時00分~(1分間程度)
※ご都合に合わせ、12月23日(水曜日)までの期間内での実施も可能。 - 申し込み:県のHPやFaxにより参加登録
※避難訓練や備蓄物資の確認など「プラスワン」訓練もしてみましょう!
イベント 2
えひめ自助・共助推進フェア
- 基調講演「防災報道でみんなの命を守る!」日本テレビアナウンサー 矢島学氏
- パネルディスカッション「新型コロナ×防災」
- 事例発表 愛媛県歴史文化博物館 大本敬久氏/愛媛大学防災リーダークラブ 上岡伶奈氏
- 地震体験車
- 大雨体験装置
- 日時:12月23日(水曜日)13時00分~16時30分 体験展示ブース10時00分〜17時00分
- 開催場所:松山市総合コミュニティセンター
- 申し込み:防災危機管理課まで。事前申込み優先、ステージイベントの定員は先着900名
- 問い合わせ:防災危機管理課
- 電話:089-912-2335