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愛顔のえひめ(令和2年2月号)
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あなたにも起こりうる「もしも」のために
自転車保険に加入しましょう!
4月1日(水曜)より自転車保険への加入が義務化!
「愛媛県自転車の安全な利用の促進に関する条例」が改正され、県内では自転車保険への加入が義務化されます。
最近、増えている自転車による大事故。気軽に乗れるからこそ、「もしも」に備えましょう。
消防防災安全課
根來 友菜(ねごろ ゆうな)
交通安全推進から消防、保安まで、県民の安全な暮らしに関わる仕事に携わっています。
「もしも」が起きたら、高額賠償が命じられるかも
自転車で歩行者を死傷させた場合、数百万円〜5,000万円を超える高額賠償を命じる判決が相次いでいます。
自転車事故の損害賠償例
約1億円
小学生の自転車が下り坂を進行中、散歩中の女性と衝突。女性は意識不明の重体となる傷害を負いました。
約5,000万円
女子高生が無灯火で帰宅途中、携帯電話に気を取られ歩行中の女性に衝突。女性は歩行困難になり、生活保護を受けています。
約5,500万円・禁錮1年10カ月、実刑収監
信号無視した男性の自転車が、横断歩道を歩行中の女性と正面衝突。女性は意識不明の重体となり、数日後に死亡しました。
自転車事故に備える保険を確認しよう!
自転車事故の保険加入状況CHECKシート
自転車を利用されるならこの機会にチェックしてみましょう!
自転車保険の種類
自転車保険にはさまざまな種類があります。保険代理店や最寄りの自転車販売店に問い合わせましょう。
自転車の交通ルール・マナーを守ろう!
(1)自分自身を守るために
ヘルメットを着用しましょう
- 13歳未満の子どもには必ず着用させる
- 高校では、自転車通学時の完全着用
- 大人も着用の努力義務あり
(2)他人を傷つけないために
自転車利用中の違反行為をしない
- 飲酒運転厳禁(酒酔い運転) 自転車利用者へのお酒の提供や、お酒を飲んでいることを知っていて自転車を貸し出すことも禁止
- 二人乗り禁止(6歳未満の幼児を乗せる場合などは例外あり)
- 傘さし・ながら運転(スマホなど)禁止
- 夜間の無灯火禁止
(3)自転車は車の仲間
自転車は、道路交通法では「軽車両」=車の仲間です
- 自転車は車道の左端を一列で走りましょう(歩道は例外)
- 例外で歩道を走る場合は歩行者優先 道路左側、車道よりを走行。歩行者の通行が頻繁な道路では、自転車は押して歩く
- 車道では車両の信号に、歩道では歩道の信号に従いましょう
- 車道や歩道への急な進路変更は危険!
- 問い合わせ:消防防災安全課
- 電話:089-912-2321