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愛顔のえひめ(令和元年12月号)
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「いざ、そのとき」自分と家族を守るのは自助・共助の力
高めよう!防災力
全国各地で大きな災害に見舞われた令和元年。命を守る大きな力となったのは、地域住民の自助・共助の力でした。
皆さんも家族で、地域で防災対策を見直してみませんか。
防災危機管理課
山下 素也(やました もとや)
県民の皆さんを自然災害から守るための取り組みを推進しています!
災害の被害を軽減する3つの力
「自助・共助」で被害を最小限に
まず自分の身を守り、家族の安全を確保(自助)。その後、初期消火や被災した人の救出、負傷した人の手当てなど、地域ぐるみでの救助活動(共助)を行うことが大切です。
自主防災活動に参加しよう
共助で大切なのは、地域単位で結成する「自主防災組織」。平常時には防災知識の普及や啓発、地域内の安全や設備の点検、防災訓練などを行います。災害が発生した場合には、情報を収集して住民に迅速に伝え、初期消火活動、被災者の救出や避難誘導、避難所の運営などの役割を担います。
自主防災組織の活性化をサポート
県では、自主防災組織の活性化のために実施する事業について、市町が補助する経費に対し、補助金を交付しています。補助対象事業や補助率など、詳細は各市町までお問い合わせください。
自主防災組織の活動レポート
宇和島市「和霊校区自主防災会」
【11月6日(水曜日)、宇和島市立和霊小学校にて実施】
大人と子どもが一緒に地域を歩き、“生きた情報”を防災マップに盛り込む
和霊小学校4年生と和霊校区自主防災会が2組に分かれ、地域を歩き、大人と子ども双方の視点から防災スポットや危険箇所などをチェック。まち歩きで得た情報を防災マップに盛り込み、今年度中の完成を目指します。
シェイクアウトえひめに参加しよう
地震を想定し、参加者がいっせいに身を守る行動をとる訓練。参加者は訓練日に、その場で「3つの安全確保行動」を1分間とります。
- 日時:12月17日(火曜日)11時00分~1分間
※ご都合が合わない場合は11月23日(土曜日・祝日)~12月23日(月曜日)の期間内で実施できます - 申し込み:12月16日(月曜日)までに、県のHPやチラシにより参加登録
避難訓練や備蓄物資の確認など「プラスワン」訓練もしてみましょう!
えひめ自助・共助推進フェアに参加しよう
3月11日復興支援で学んだ“自助・共助”の知恵を、宮川大助&宮川さゆみ父娘が真面目に楽しく講演。起震車体験や降雨体験車による大雨体験、スタンプラリーなどにも参加できます。
- 日時:12月18日(水曜日)13時00分~16時30分、体験展示ブース10時00分~17時00分
- 開催場所:松山市総合コミュニティセンター キャメリアホール
- 申し込み:県防災危機管理課まで要事前申し込み、定員は先着900名
愛媛県避難支援アプリひめシェルターで備えよう
避難に関するさまざまな情報を入手でき、土砂災害警戒区域なども地図上で確認可能です。
※アプリは無料ですが、通信費は利用者のご負担となります。
- 地図で避難先がわかる
- 最新情報が自動で届く
- 避難計画をメモできる
- 問い合わせ:防災危機管理課
- 電話:089-912-2335