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「坂本家住宅主屋」ほか3件が国の登録有形文化財(建造物)に登録されます
国の文化審議会は、7月17日(金曜日)に、東温市所在の「坂本家住宅主屋」ほか3件を登録有形文化財(建造物)に登録するよう文部科学大臣に答申しましたので、お知らせいたします。
坂本家住宅主屋、坂本家住宅新部屋、坂本家住宅離れ、坂本家住宅座敷門
1.建設年代
主 屋…江戸末期/明治中期増改築
新部屋…明治中期
離 れ…明治29(1896)年頃
座敷門…明治中期
2.登録基準
一、国土の歴史的景観に寄与しているもの(座敷門)
二、造形の規範となっているもの(主屋、新部屋、離れ)
3.特徴・評価
坂本家住宅は東温市南方の旧讃岐街道沿いに位置する住宅です。広大な敷地内に、江戸時代末期から明治時代までの建造物が複雑に接続し、一体となって残っています。
主屋は、敷地内で最も古い江戸末期の建築とされており、明治時代中期に正面に入母屋造2階建ての角屋を増築しています。内部は松丸太の豪快な架構をあらわす土間や、庭を臨む北列東端の座敷には床の間を設け、格式の高い造りとする点が特徴です。
新部屋は、1階を書院風、2階を遊び心のある数寄屋風に設えるなど、敷地内で最も華やかな建物です。各階の座敷飾りや欄間などの細部意匠にこだわりが見られます。
離れは、新部屋同様、座敷飾りに手の込んだ造りとなっています。2階に16畳の大広間を置く開放的な配置とし、1階座敷は洗練された平書院としており、明治時代としては先進的です。
座敷門は、本瓦葺の薬医門で、寺院の山門風に仕上げており、格式の高さを感じさせます。

(1)坂本家住宅主屋

(2)坂本家住宅新部屋

(3)坂本家住宅離れ

(4)坂本家住宅座敷門









