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周産期死亡
妊娠満22週以後の死産と生後1週未満の早期新生児死亡を合わせて周産期死亡といいます。
令和元年中の周産期死亡数は、妊娠満22週以後の死産19胎、早期新生児死亡5人となっています。前年に比べて、前者、後者ともに3件増加しました。総数では24件で、前年に比べ6件増加しました。
周産期死亡率(出産千対)は、妊娠満22週以後の死産2.2、早期新生児死亡0.6で、全体では2.8となっており、前年に比べて0.9ポイント増加しました。
全体の周産期死亡率2.8は、全国平均に比べ0.6ポイント低く、四国内では最も低い率でした。
なお、平成7年からは、「国際疾病障害死因分類」(ICD)の改訂に伴い、周産期死亡における後期死産の定義も「妊娠満28週以降」から「同22週以降」の死産へと変更されました。本書では、平成6年以前にも遡って満22週以降で計算し直した数値を用いています。