災害時要援護者とは、災害発生時に一人で避難することが難しい人、避難生活などが困難な人のことです。水害や地震の被災地では、高齢者が亡くなる割合が高く、また、避難所生活における関連死・入院に至る事例では、障害のある人や乳幼児などが報告されています。このようなことから、自分の力だけでは災害対応を行うことが難しい人たちへの対策が不可欠であることから、災害時要援護者支援に力が注がれています。
「災害時要援護者避難支援ガイドライン」における災害時要援護者の定義は以下の通りです。
『高齢者、障害者、外国人、乳幼児、妊婦など災害時の一連の行動をとるのに支援を必要とする人々』