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〈コラム1〉災害時の避難所を、安心拠点にするために
〈Point.1〉集団生活に適した環境づくり
大勢の人が集まる避難所では、少しでも安全で安心な空間づくりを行うことが求められます。動線を整え(通路の確保と区画整理は不可欠です。)、共用スペースを確保するために避難者や担当する自治体職員が話し合いを行い合意を図ります。
〈Point.2〉元気で過ごせる習慣づくり
心と身体の安定を保つため、衛生管理(消毒やうがいの徹底により大きな効果が得られます。)、食事管理(身体によい食事の確保を心がけ、必要に応じてボランティアとの連携などを検討します。)、健康管理(身体を動かす、話し相手を得るなどの誰でもできる取組みを続け、体調不良を防ぎます。)の3つの管理を継続させます。
〈Point.3〉情報共有化の徹底
出入りの激しい避難所では、マイクによる放送だけでは情報の共有化は難しくなります。情報掲示板の活用などにより、聴覚障害の方、外国人の方などにも配慮します。