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落葉果樹班
異常気象に負けないキウイフルーツの生産技術開発
開花前から開花期の連続降雨は、花腐細菌病の多発や受粉不良を引き起こします。また、梅雨時期の連続降雨により根が衰弱し、その後の高温乾燥で根からの吸水が間に合わず立枯れ状態になってしまいます。キウイフルーツは近年多発する異常気象等の影響を受けやすく、それを克服する安定生産技術を開発します。
水田転換園で耐湿性台木の試験 大苗育苗の技術開発
簡易雨よけ栽培による降雨対策
キウイフルーツ花粉生産技術高度化試験
松野町にて、国内初の花粉の生産から精製までの体制が令和3年度に整いました。規模拡大のための収穫作業の分散化や花粉収量の増大に向けた技術開発を行い、花粉ビジネスの定着を支援します。
局所加温による早期開花試験 吊上げ誘引法による受光改善
Tバー仕立てによる簡易雨よけ
愛媛県オリジナルキウイフルーツ品種育成試験
県内の品種はヘイワードに偏る傾向にあり、他産地品種に負けないバラエティーに富んだ新品種の育成が望まれています。また、安心してキウイ栽培ができるよう、かいよう病に強い雌品種や開花が早く花粉量の多い雄品種を育成し、県内キウイ産業の活性化を支援します。
交雑系統の作出・優良系統の選抜 消費者嗜好に合う新品種の育成