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乳牛の夏バテ対策
乳牛の体感温度について
乳牛は人よりも低い温度から暑さを感じています。そのため、人の感覚で夏バテ対策を行うと手遅れになります!人に不快指数があるように牛の暑さの感覚を温度と湿度で表す方法として牛の体感温度があります。
- 乳牛の体感温度と乳牛の体感温度早見表について[PDFファイル/572KB]
- 乳牛体感温度早見表[PDFファイル/249KB]
- 暑熱環境が搾乳牛の乳生産及び生理機能に及ぼす影響1[PDFファイル/577KB](愛媛県畜産試験場研究報告、平成10年)
- 暑熱環境が搾乳牛の乳生産及び生理機能に及ぼす影響2[PDFファイル/509KB](愛媛県畜産試験場研究報告、平成11年)
ダクト細霧による乳牛の夏バテ対策
牛舎内全体の温度低下を目的として普及している細霧システムの場合、開放型牛舎では、冷却された空気が舎外の空気と短時間で入れ換わるため、牛舎内の低下温度が1~2℃といわれ、舎内温度が35℃を越える日が珍しくない夏期には、細霧による防暑効果が十分に発揮できない場合があります。愛媛県が四国の各県と連携して開発したとダクト細霧法は、牛体に直接気化冷却した風を当てるとともに、牛体に付着した細霧に直接風を当て牛体から熱を奪うため、開放型の牛舎でも十分な防暑効果が得られるシステムです。