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首相指名選挙の結果に関する知事囲み取材の要旨ついて

ページID:0126129 更新日:2025年10月22日 印刷ページ表示

日時:令和7年10月21日(火曜日)16時00分~16時06分
場所:知事室前廊下

 

 

(NHK(幹事社))

 幹事社NHKと申します。先ほど高市さんが総理大臣に選出されました。その点、受け止めをお伺いできますでしょうか。

 

(知事)

 これは国会の中で決まった話でスタートを切るわけですから、新政権のもとで積み重なっている課題解決に向けて全力を尽くしてくれるということを心から期待をさせていただきたいと思います。

 

(NHK(幹事社))

 今回長く国会が開かれてないという状況もありました。これから発足する新内閣また国会議員への期待をお伺いできますでしょうか。

 

(知事)

 はい。参議院選挙が終わってから、政権の枠組みが変わるというですね。大きな動きがあって、そういった中でもですね、課題というのはどんどんどんどん積み重なってきています。この間、愛媛の知事としても、また知事会の総意でもうともかく早く経済対策や病院の経営問題や、またあるいは最低賃金の問題や、格差是正の問題や少子化対策、人口減少、もう早くやっていただきたいというふうなことを言い続けてきた経緯がございます。ですからもう過去を振り返っても仕方がないので、この空白をですね、1日も早く埋めていただくべく、アクセル全開で仕事をしていただきたいなというふうに思います。

 

(NHK(幹事社))

 今のご発言にもありましたけど、今回連立政権という形でですね、自民党と維新の会が連立を組みました。そのあたりの受け止めも伺いたいのと、あの特に議員定数の削減が地方にも影響を及ぼす大きなトピックだと思うんですけれども、そのあたりいかがでしょうか。

 

(知事)

 議員定数の削減は、当時の野田総理大臣と野党第一党の党首であった安倍晋三元総理との間で国民の前で、与野党合意の約束がなされた経緯があります。

 まずその、それからもう10年近く放置されていたという案件であったことを考えると、もう本当にやるのであれば速やかに、それよりも現在、政治とお金の問題が大きな課題になっていますから。今回よく見えないのが企業献金の問題だと思いますので、これについても議員定数というのは、もう本当に国政の運営に関わる大問題なので、ある意味ではお金の問題の方が早くできるのではないかなと思うので、ちょっとスピード感から見たら逆なのかなとは思うところもあるんですけれども、両方やればいいのではないかなというふうに思います。

 

(NHK(幹事社))

 すいません。連立の枠組みが変わったというところについては、いかがですか。

 

(知事)

 そうですね。これは分かりません。ただちょっと大阪(日本)維新の会の主たる政策の中に、これ悪いことではないんですけれども、大阪という都(副首都)構想というですね、固有の課題が前面に出てきているので、それに引っ張られすぎて、オールジャパンの政策がおろそかになることだけは懸念しているポイントになります。決してそのようなことのないようにお願いしたいと思っています。

 

(NHK(幹事社))

 副首都構想でいいですか。

 

(知事)

 はい。悪いというわけではなくて、そこに引っ張られすぎて他がおろそかになるということだけは無いようにお願いしたいと思います。

 

(NHK(幹事社))

 ありがとうございます。代表からは以上です。各社さんお願いします。

 

(愛媛新聞社)

 すいません。愛媛新聞です。繰り返しになると思うんですけど、期待というよりかはですね、地方への今後の影響というところを改めて教えて、受け止めを教えていただけますでしょうか。

 

(知事)

 はい。これはちょっとスタートしてみないと分からないんですけれども、前石破政権が地方創生に非常に重きを置いた、地方重視、オールジャパンの政策に大変こだわりを持たれていました。そのことにタッチする、した方も多かったと思うんですけれども、これは知事会でも総意で進めてほしいという課題でもあります。

 ただ、その熱量というものが政権が変わって、もし低下するようなことがあれば、これは大きな問題になりますので、ぜひぜひそれは受け止めて、あの丁寧な議論が積み重なっていますので、ぜひ高市新首相のもとでも、さらなるアクセルを踏んでいただきたいと心から願っています。

 

(テレビ愛媛)

 すいません。テレビ愛媛ですが、維新とは橋下徹さんの頃から、知事は政治改革などで連携されていたと思うんですけど。

 

(知事)

 あのですね。僕が維新の会というよりは橋下さんが弁護士時代からの個人的な付き合いがあったということであって、あの政治としての維新の会というふうなことでどうだということはないので、しかも、もう橋下さんも政界を離れている立場で、維新の会に対しても、外側からおかしいことはおかしいというふうな話もどんどんされていますので、それはそれ、これはこれというふうな関係だと思っていただいたらいいのではないかと思っています。

 

(NHK(幹事社))

 他にいかがでしょうか。

 

(NHK)

 すみません。NHKからなんですけど、初の女性総理に対しては知事どのように期待されてますでしょうか。

 

(知事)

 そうですね。ことさらそれを言うこともないのではないかなと、男性でも女性でも等しくチャンスがあるということが大事で、それを逆に言えば言うほど、男女の差というふうなことがクローズアップされてしまうのではないかなと思いますので、性差関係なく次の国のトップですから、その責任を担うというふうな立場では男女関係ありませんから、特に意識はしていません。ただあの、らしさというものを存分に出されたらいいのではないかなと。もう一点はですね、やっぱり非常にこの総裁選の議論を見ていると、私がなればこれを非課税にしますとか、給付がこうなりますとか、非常に昔の、ひとつ昔前の総裁選挙と比べると非常に小粒な議論が前面に出ていたので、やはり国全体の将来を切り開くような大胆な国家プロジェクトであるとか、そういったところを思い切って出していただきたいなと思います。

 

(NHK(幹事社))

 はい。他いかがでしょうか。

 

(知事)

 はい。どうもありがとうございました。

 

 

※議事録については、読みやすさや分かりやすさを考慮し、発言の趣旨等を損なわない程度に整理しております。

 


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