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がん等で長期療養中の高校生を対象とした遠隔教育支援事業について
1 事業概要
県内の高等学校、中等教育学校後期課程及び特別支援学校高等部に在籍する生徒が、がん等で長期療養が必要となった場合でも学校とのつながりを保ちながら学び続けられるよう、テレプレゼンスロボット(※)等の遠隔授業支援機器を無料で貸し出します。
(※)教室に設置したロボットに映像・音声送受信用のタブレット端末を装着し、病室等から操作して自由に角度を調整することができます。病室や自宅に居ながらリアルな感覚で授業に参加したり、休み時間等も含めて先生や友人と円滑にコミュニケーションを取ることが可能になります。
事業チラシ [PDFファイル/523KB](本ページに掲載している内容をコンパクトにまとめたものです。)
2 対象者
次の要件を全て満たしている方が対象となります。
- 県内の高校(中等教育学校後期課程、特別支援学校高等部含む)に在籍していること。
- がん等で入院又は自宅療養中で、その期間が1か月以上にわたる見通しであること。
- 入院している場合は、病院から通信機器の利用許可を得ていること。
- 通信機器を使用した授業等を視聴することに耐え得る体調であることが見込まれること。
3 貸出機器
- テレプレゼンスロボット
- タブレット端末
- プリンタ(スキャン機能付き、モノクロ)
- モバイルWi-Fiルータ
4 費用
無料となります。※プリンタのインク等の消耗品に係る費用を除く。
5 利用の流れ・手続き
- 生徒・ご家族から在籍校に利用の相談
- 在籍校・病院の間で必要な調整を実施
- 在籍校から健康増進課に利用の申し込み
- 健康増進課から在籍校に機器の貸出し
- 在籍校から生徒に機器の引渡し(病室・自宅等での利用分)
※機器は県から在籍する学校に貸し出すこととなります。利用に当たっては、事前に学校や病院とよくご相談ください。
在籍校におかれては、以下の要綱、要領に定める貸出の対象や期間、条件等に合致していることを確認の上、「【様式第1号】物品利用申込書」を健康増進課に提出してください。また、機器を受け取った際には、「【様式第2号】物品受領書」をご提出ください。