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エコえひめ水稲生産者さんに聞きました

ページID:0011457 更新日:2023年3月1日 印刷ページ表示

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 松前町で栽培ができなくなった農家の田んぼを預かり、農薬・化学肥料不使用の米作りに取り組む農業生産法人あぐり。

 あぐりでは、約300枚の田んぼで、昔ながらの米作りとスマート農業を取り入れた、ハイブリッド型農業を実践しています。

昔ながらの人力の農業×スマート農業のハイブリッド

昔ながらの人力の農業×スマート農業のハイブリッドの画像1

昔ながらの人力の農業×スマート農業のハイブリッドの画像2

 「田んぼの中に入っての草取りやジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の駆除などは、人力で行う部分が多く大変です。また、大規模な水田で有機農業を行うには、工夫が必要でした」と担当者さん。

 そこで取り組んだのが、各田んぼの土壌調査を行う愛媛大学との共同研究。pHや炭素率をデータ化した科学的なアプローチを取り入れることで、田んぼの栄養状態を確認し、必要な量の肥料を調整することが可能となりました。昔ながらの米作りとスマート農業の融合により、おいしい米づくりに取り組んでいます。

米づくりで実現するサスティナビリティ

米づくりで実現するサスティナビリティの画像1

米づくりで実現するサスティナビリティの画像2

 あぐりが米づくりで使用している豚ぷん堆肥は、松前町内で出たせん定枝や刈草が使われています。「私たちが集めたせん定枝を養豚業者さんに渡して、豚ぷんと混ぜて堆肥を作ってもらっています。地域で連携して、お互いに足りないところを補い合い、有機農業を実現しています」と担当者さん。

 土地や資源の循環というサスティナビリティが、米づくりを通して実現されています。

取材動画

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