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エコえひめレモン生産者さんに聞きました
瀬戸内海に浮かぶ島々は、愛媛県でも有数のレモンの産地。
今回は、大三島で農薬や化学肥料の使用を削減したエコえひめ栽培に取り組む、株式会社しまなみ楽農研究所の菊地代表にお話を聞きました。
瀬戸内の海に囲まれ、太陽をたっぷりと浴びて育った「神の島レモン」
大三島は、瀬戸内ならではの温暖な気候で、日当たりの良い傾斜地を利用したレモン栽培が行われています。
「大三島に来てから3年がたちますが、品質の高いレモンが栽培できると感じています」と菊地代表。
大山祇神社がある大三島が神の島とされていることにちなみ、「神の島レモン」というブランドを立ち上げたそうです。
大三島から世界に通用するレモンを発信したい
菊地代表の将来の目標は、大三島から世界へ通用するオーガニックレモンを生産すること。
この考えに賛同してくれた地元農家さんたちと協力して、栽培をスタートさせました。
菊地代表は、「いきなりオーガニック栽培をするのは難しい。まずは、農薬・化学肥料の使用量を5割減らすところから始めようと、エコえひめの認証を取得しました。農薬を使用しないレモンの需要が高まっているので、それに応えられるようなオーガニックな栽培技術の確立を目指したい」と話してくれました。