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エコえひめみかん生産者さんに聞きました
愛媛と聞くと真っ先にみかんを思い浮かべる人も多いのでは?しかし、ひとくちにみかんといっても、温州みかん・ポンカン・レモンなど、品種は様々。
化学肥料を使用しない、こだわりのみかん栽培に取り組む山下さんにお話を聞きました。
10品種のみかんを化学肥料を使わずに栽培
山下さんは約5.5ヘクタールの果樹園で栽培している、温州みかん、河内晩柑、レモンなど10品種でエコえひめ認証を取得しています。
山下さんが使っている肥料は、自家製のぼかし肥料。化学肥料を使わず、手間ひまかけて作られています。
消費者が望む、安全安心なみかんを作りたい
多くの品種を栽培している山下さんが、栽培管理の中で難しいというのが病害虫対策。品種によって、かかりやすい病気やつきやすい害虫が異なるため、毎年試行錯誤しながら、使用する農薬を最低限に厳選しています。
「除草剤を使わずに草刈り機で対応したり、病気を予防するために枯れ枝を丁寧に処理するなどして、農薬を極力使わずに栽培しています」と山下さん。この管理方法で、レモン・ブラッドオレンジ・ポンカン・不知火の4品種では、農薬を使用せずに栽培しています。
山下さんは、「近年、消費者の食の安全・安心への意識が高まっています。だからこそ、みなさんに安心して食べていただけるみかんを作り続けていきたいと思います」と話してくれました。