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愛媛県職員と加計学園関係者との面会(5月31日)に関する知事取材(6月1日)の要旨について

ページID:0011338 更新日:2018年6月1日 印刷ページ表示

日時:平成30年6月1日(金曜日)

 8時18分~8時25分

場所:台湾

 

 

(共同通信)

 昨日は詳細を把握していないということだったが、今日はどうか。

 

(知事)

 まずですね、今あの大事な台湾との友好都市交流を進めていくという会議に出席していますので、日台観光サミットの開催県としてのお礼も言いながら、その仕事に没頭したいというのが正直な話です。

 そういう中でですね、この台湾の地でですね、こういうふうなやり取りをするということを、まずものすごくこう残念に思っています。これだけは申し上げておきたいと思います。

 私がこちらに来ている間、先日、加計学園の関係の方が来られて、うちの職員と面会いたしました。まだ直接その詳細を聞いているわけではなく、あくまでも簡単な、簡単なと言ったら語弊がありますけれども、箇条書きまでいきませんけれど、お分かりいただけると思いますけれども、重要なポイントを示した報告を受けているだけなんで、そういう段階で、全部を把握できたとは言えないと思います。ですから、詳細な意見については、やっぱり帰ってから、直接担当者の話を聞いての話になると思います。

 ただ、その前提で、昨日の段階で皆さんが報道された内容をモニターで拝見させていただきましたけれども、県民の皆さん、愛媛県の皆さん、それから県議会の皆さんが、納得してもらえるかどうかは、私に分かりません。

 

(共同通信)

 そもそも、会ったのはうそだったということが、まず、信じられるのでしょうか。

 

(知事)

 それは分かりませんけれども、それは、もう帰ってから詳しい内容を確認しますが、それは私が判断することではないので。一つ言えることは、その他については、否定されなかったようなので、ある意味、愛媛県のあの文書が正しいということは、第三者によって証明していただいたのかなと、これは一つ言えることですね。

 

(共同通信)

 つまり、「総理からいいね」という反応があったことも含めて全部うそだったいうことなんですか。

 

(知事)

 いや、違います。そこだけ、そこだけ違うと。あとは全部オッケーですと。ですから、愛媛県がこれまで出してきたメモというは、私は最初から県の職員が改ざんする必然性は一切ないと最初から申し上げましたけれども、まあそれに疑義を唱える方もいらっしゃったんで、第三者がそうではないと証明していただいたということなんじゃないかなと思います。

 

(共同通信)

 事務局長さんが行かれたということで、もっと最高レベルの方が来られた方が良かったというご意見もあるんじゃないかと思うんですが。

 

(知事)

 昨日も申し上げたんですけれども、これは一般論ですよ、これは絶対に強調させていただきます。

 私、民間出身ですから、一般論として申し上げるのは、危機管理の問題だと思うんですね。僕はそう思っていますね。例えば、事案的に組織のために非常に重要なこと、組織の信頼を得るために欠かせないことです。

 例えば、県の職員にも、過ち、間違いがあった場合は速やかに出す。そして謝罪をする。そして対処をする。さらには分析をして、二度と同じことが起こらないようにする。これによって組織は成長していくんですね。

 そして、例えば、学園に当てはめると、学校現場を考えなければなりません。で、学校現場は、真面目な学生たちが、もうすでに勉学に励んでいる。教授の方、現場は、しっかりと運営されていると思います。でも問題になっているのは、経営のコンプライアンスです。でもここがしっかりしなければ、学校全体の信頼につながらないので、まず大前提として、真面目に勉強している学生たちのためにも、現場で一生懸命教鞭をとられている先生方のためにも、経営陣の皆さんは、その方々のためにしっかりとした対応をすべきだというふうに思います。

 ここでしっかりした対応をすることが、学園の信頼につながり、長い目で見て良い学校になっていくということに、そこにつながるのでは思いますので、ここまでが一般論です。

 その中で、仮に今回のようなことが起こった場合には、まず、今の段階で不思議に思っているのは、公的な機関に、例えば私がうそをついてしまったら自分はどうなるかとか、多分組織の中では、処分があると思います。で、二度と公的な機関と交渉できない立場に置かれると思います。そのあたりのことを今後どうされていくのかということが、まだ見えていない。

 もう一つは、やっぱりここまでナンバー2という方がその立場にあったのが、ナンバー1の方が、トップの方が、やっぱり丁寧に(対応)された方がコンプライアンス上もいいのではないかというふうに思います。そういうことではないかなと思いますね。

 

(NHK)

 すいませんあの、首相と学園側が親密だったというところが。

 

(知事)

 中身についてですか。これは私では、証明できる立場ではないですね。ただ、あくまでも学園の方が、あくまでおっしゃったことを、うちの職員が丁寧に書き留めたということは、間違いないということしかないですから。ただ、いろんなこう流れを見ていて、多分うそというのはうそを呼ぶんですよ、これは最初に申しあげましたが、うそを1回ついたら、またうそをつかなければならなくなる、これはよくあることなんで、例えば1カ所が崩れると、他とのつじつま・整合性というのが問題になるケースがあるかもしれないです。そこはまた、考える必要があると思います。

 

(NHK)

 あの、学園に対する補助金を13億円余り出しているんですが、それについてはどのように。

 

(知事)

 いや、今の段階では、まだ考えてないです。だから大事なことは、我々はその県民の皆さんからお預かりしている税金を、有効に活用するということをやる仕事、公僕でありますから、学園の皆さんにも、私だけではなくて、職員だけではなくて、その背景には、県議会の方々がいる、その後ろには、県民の皆さんがいるということを前提に向き合ってもらいたいというふうに思います。


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