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平成27年度2月補正予算案(国補正対応分)に関する記者発表(平成28年2月12日)の冒頭要旨について

ページID:0011314 更新日:2016年2月12日 印刷ページ表示

日時:平成28年2月9日(火曜日)
 (冒頭知事発言)14時30分~14時32分
 (質疑部分) 14時43分~14時47分

場所:知事会議室

 

 

(知事)

 まず、報告させていただきます。本日、午前でありますけれども、東予地方局の職員が盗撮行為を行ったとして、県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されるという事案が発生いたしました。まず、何よりも、被害に遭われた方々に対して、本当に申し訳なく、心からおわび申し上げたいと思います。

 また、法令を遵守すべき県職員としてあるまじき行為であります。県政に対する信頼を損なうようなことになりました。このことに関しましては、県民の皆さんに深くおわび申し上げたいと思います。どうも誠に申し訳ありませんでした。

 このことを受けて、明日10時、副知事から部局長に対し、引き締めるための訓示を行うこととしております。なお、事案の内容につきましては、この後、16時から番町クラブで、東予地方局から記者会見をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。よろしいですか。

 

(NHK)

 冒頭の職員逮捕の事案に関してだが、知事が力を入れている自転車施策を担当している職員だったということについて、その辺の所見はどうか。

 

(知事)

 そうですね。僕も松山市長時代から県の仕事をいただいてますけども、まあ何というんですかね、そういう不祥事が出ないように一生懸命、皆で県民の信頼を得るために頑張っているんですよね。ほとんどの職員は、一生懸命頑張っていると思います。

 ただ、人間、数が多いですから、全員その方向を向いて、もう二度と不祥事は発生しないという状況がつくり出せるかといえば、それは難しいと思います。

 ですから、これまでもですね、これで二度と起こしませんと言い切ったことは、僕は一度もないんです。起こさないようにともかく最善は尽くしますということに尽きると思ってますので、考えられる手立ては、一生懸命打っていきたいと思います。

 とりあえず、明日、副知事のほうから訓示をしますけれども、より一層ですね、やっぱり仕事に生きがいを感じてもらえるような県政推進をすることが、それが結果的には不祥事の抑制にもつながるのではないかなと思っているので、より一層仕事に、自分自身先頭に立って頑張っていきたいと考えております。

 

(テレビ愛媛)

 今回の逮捕された事案は、これが初めてではなくて、多分、過去にもあるのではないかということで支局のほうにも捜索が入ったと聞いている。

 公務員の綱紀粛正というか、そういうことを心に留めるようにと指導をしてきたと思うが、この職員がずっと続けてきたという状況を聞いて、どのように思うか。

 

(知事)

 これは、何というんですかね。残念極まりないし、あってはならないこと、それに尽きると思います。

 それぞれの管理職が仕事を通じて、職場の中でですね、常に部下の管理をするという中からですね、ちょっとしたおかしな空気というのをつかんで、事件につながらないようにしていくのも管理職の大きな役割だと思いますけれども、とはいっても、私生活まで全て分かるかというと、それはできないことなんで、本当限界はあるんですけど、それでもなお、一層アンテナを張ってですね、それぞれのユニット単位でチームワークをより一層強くしていってもらいたいなというふうに思いますね。

 ただ、やっぱり公務員の仕事ですから、こうした事件が起こった場合は、全部オープンになりますし、また、それは自分自身の県政の方針でもあります。失敗したら積極的に公表すると。これはこうした事件も同じでありますから速やかに公表すると。そして、再発防止策をとる。その中には、厳正な処罰もあります。そういうものを通じて、ともかく大変なことになるんだということを浸透していくことも抑止効果につながるものではないかなというふうに思っています。


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