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菅首相就任及び新内閣発足に関する知事共同取材(令和2年9月16日)の要旨について

ページID:0011294 更新日:2020年9月17日 印刷ページ表示

日時:令和2年9月16日(水曜日)

 16時00分~16時06分

場所:知事会議室

 

 

(南海放送(幹事社))

 それでは、本日、菅新総理、新内閣が発足したことについて、率直に、新総理、新内閣が発足して、大臣の顔ぶれもほとんど出そろっているが、それについて知事の所感はどうか。

 

(知事)

 はい。菅官房長官の時代に、これはずっと、ありのままに記者会見で申し上げてきましたけれども、西日本豪雨災害の時の国としてのフォローを本当に親身になってやっていただいたこと。それから、今年に入ってコロナ対策に追われる中で、クラスターが発生した時に、どうしても瞬発力のある、例えば、医療器具等の手配等々の準備が必要だった時に、本当にこれもですね、直接指示をしてフォローしていただいたこと、そういった(点で)愛媛県としてお世話になったということもございましたし、そういったときの仕事ぶりを見てですね、有事の時には本当に頼りになる方だなというふうに、個人的にも思っていましたので、そういう意味では大変うれしく思っています。

 

(南海放送(幹事社))

 内閣の大臣の顔ぶれ等々を見て、そういったところはいかがか。

 

(知事)

 そうですね。安倍前首相が体調を崩されて、ここ1カ月ぐらいが、ちょっと公務に支障が出ていたような状況もありましたので、しかし、コロナが収まったわけでもないということで心配をしてたんですが、そういう意味では空白を作らないというふうな意味で、継続し、さらに大半の閣僚も再任ということでありますから、そういう意味では連続してコロナ対応を続けていただけるのではないかなというふうには思ってます。

 ただ、そういう意味では、継続、安定した無難なスタートというふうには思うんですけれども、おそらくは、徐々に「菅カラー」というんでしょうか、持ち味である実務型の政治、実績にこだわる政治の色彩というのが出てくるのではないかなというふうに思っています。

 

(あいテレビ)

 新しい内閣、まだできたばかりだが、課題自体は山積しているかと思う。地方として、国に特に取り組んでほしいこと、何かあれば。

 

(知事)

 はい。今回のコロナもそうなんですけれども、国会議員の立場になりますと、なかなか現場を知る機会がありません。ですから、どうしても考える政策が上から目線、画一的というようなところに入り込んでしまうんですね。しかし、コロナでも明らかなように、地域によって実情が全く異なりますから、そういう意味では地域を知る、地域の変化、それぞれの違いにきめ細かく対応する政治が必要になってくるというふうに思っています。そういう意味では地方議会も経験された、トップが菅総理でありますから、その点には大いに期待をしているところです。

 ともすれば、今まではですね、内閣の官僚の方もどちらかと言えば、振付師的な、安倍さんのやりたいことをどう伝えていくかというところに重きを置くようなところが見えていたんですけど、おそらくこれは変わっていくんじゃないかなと。むしろそういう振り付け型よりも実務型、仕事師というようなところの人材が活用されて、結果を出す政治というのがより一層濃くなっていくんじゃないかなというふうに思っています。

 

(テレビ愛媛)

 この発足した内閣をどのような内閣というふうに。いわゆる「お友達内閣」とかいろいろあったが。

 

(知事)

 そうですね。「実務型内閣」という感じじゃないですかね。大臣の顔ぶれでだけではなくて、内閣官僚も含めての話ですけども。

 

(NHK)

 菅総理大臣に期待すること、もしくは具体的にどんな政策を進めてもらいたいと考えているか。

 

(知事)

 そうですね。地域現場を知っている総理でありますから、その点、地方の違いというのに着目したきめ細かい対応については、あまり心配していません。むしろ期待感が非常に大きいです。と同時にですね、積み残しの課題がございますので、それはかねてから地方の立場で申し上げてきた社会保障制度改革、これに手が付けられていない状況になっていることと、それからコロナ後の財政問題、こういったことが非常に大きなテーマになってくると思います。それと、やはり国民に約束した継続事項である痛みを伴う国政の改革、こういったところには大いに手腕を発揮していただきたいなと期待したいと思っています。


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