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第4回愛媛県復興本部会議に係る知事共同取材(7月5日)の要旨について

ページID:0011290 更新日:2019年7月8日 印刷ページ表示

日時:令和元年7月5日(金曜日)11時10分~11時16分

場所:農林水産・建設委員会室

 

(NHK)

 豪雨から1年が経とうとしているが、この1年の所感、あるいは知事はどのような思いで取り組んできたのかについて聞きたい。

 

(知事)

 1年経過してあらためて犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げたいと思います。そして、また今なお復興に向けて試練に立ち向かっている皆さんに心からお見舞いを申し上げさせていただきたいと思います。大変、規模の大きな災害の傷痕でしたので、県としましては場当たり的な対応ではチーム力を発揮できないということで、人を守り、生活を守り、産業を守ってこそ初めて地域が守れるんだという基本方針の共有というものを重視して、組織の力を発揮できるような体制を整えてまいりました。

 もう一つは、やはりスピードの勝負だということで、スケジュール管理というものにこだわりながら、短期、中期、長期のスケジュール感というものを明確にして対応するよう進めてまいりました。

 ただ、今日もお話ししたんですけども、そこにあまりに重きを置くと新たな課題に対する柔軟性を失いかねませんので、そのあたりについては機動力を失わないよう指示をしたところです。いずれにしましても、本当に多岐にわたる対応になり、しかも期間も長くなりますから、チームワークによる組織力が鍵を握るんだろうと思っていますので、この点は今後ともしっかりと認識しながら進んでいきたいと思っています。

(NHK)

 あらためてこの1年間、県の取り組みの評価はどうか。あるいは、これからの課題どんなところになってくると思うか。

(知事)

 そうですね。全てができているわけではないですけども、考えられる限りの全力は、みんな発揮してくれているとは思ってます。もちろんそれで全て良しというわけではないですが、各部局とも一生懸命、真摯になって対応してくれているのではないかなとは思ってます。

 今後はその力を維持する緊張感、そして、先ほどの会議でも申し上げましたけれども、期限が迫ってきているものについては、それを成し遂げるという強い思い、今回でしたらごみの問題やグループ補助金の問題、再編復旧の問題、工事の発注の問題などについては、本当に成し遂げるんだという強い意気込みで各部署に臨んでもらいたいと思ってます。

(愛媛新聞)

 発災から1年が経ったが、復興のめどを大体どのぐらいまでにつけたいとかいう思いなどあるか。

(知事)

 これは何というんですかね。例えばいい例が肱川の河川整備であるとか、園地の再編復旧であるとか、これはもう本当に息の長い取り組みにならざるを得ないわけですよね。ですから、そういったものがある以上は、いつというめどというのはなかなか行政の側からは明確にすることはできないかなと思ってます。

 ただ先ほど申し上げたとおりですね、短期、中期、長期、要は県民の皆さんに県が何をしようとしているのか、それをいつまでにどういうスケジュール感でやろうとしているのかということを常に明確に伝えることが安心感につながっていくのではないかなと思いますので、そこにこだわっていきたいなと思っています。

(NHK)

 被災された方もこれまで1年間がんばってこられたと思うが、その中で知事からこれから先についてのメッセージ等があれば聞きたい。

(知事)

 そうですね。いろんな悩み等々もあると思いますけれども、人は決して一人ではないと。常に行政も含めて、あるいは隣近所も含めて、みんなが何とかしようという思いを持ちながら、支える力があるということをぜひ忘れずにがんばっていただきたいなと思います。


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